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2011年8月26日金曜日

Fw: 「身辺整理」 「東日本大震災をどう受け止めるべきか(10)」他

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>┗■ 民主党 参議院議員 やまねりゅうじメールマガジン
> ▼ 2011年 8月25日発行号
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>◇代表・総理の選択(8月21日)
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> 「床の間を背にして似合う人は自ずから決まってくる」とテレビで後藤田正晴さんが語っていたのを今でもはっきり憶えている。これは、中曽根総理のことを指した言葉だ。旧内務省の後輩に当たる中曽根総理に官房長官として仕えることの心境を聞かれての答えであった。
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> 今、民主党の代表を誰に選ぶかで私自身も汗を流しているが、求められる総理としての資質は、単に論客であったり政策に強いことだけでは足りないだろう。長年、政治運動をしてきて、今、体調を崩し特養に入っている大先輩を先般、お見舞いさせて頂いた折、こんな話を聞かされてきた。「山根君、総理になる者には徳が
>ないとな」と。
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>体力、気力、先見性、政策能力、統率力、パフォーマンス、風格、忍耐力、推進力・・・。数え上げればキリがない総理としての求められる資質だが、完璧な人などいつの時代にもいないだろう。
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> 限られた候補者の中での総理(代表)選出となるが、国民の暮らしを守り、日本の繁栄と安定の為、という究極の基準で我々は難しい選択をしなければならない。
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>◇恐い話(8月22日)
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> 結局、お盆休みは取れなかった。二度の海水浴場への家族旅行計画を立てたのだが、いずれも私に重要な仕事が入り、断念することとなった。これに腹を立てたのが小学一年生の孫、ハナである。国会の事務所から電話で急遽、取り止めとしたことを簡単に事情説明したが、もう怒り心頭で大変な剣幕だった。
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> 「もう、二度目だよ、ジジ君の嘘つき!」電話越しにあらゆる罵詈雑言を浴びせられた。「ジジ君は行けないけど、皆で行ってきて」と言ったが、「家族6人皆で行かなきゃダメ。6人で家族なんだから」ときた。まだ孫達が起きているうちに、と国会をいつもより早めに出て帰宅したが、ハナは依然としてプリプリしていた。
>私からの電話を切ると、私のセカンドバッグを床にたたきつけて踏みつけるなど、大変な騒ぎだったようだ。
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> 『大きくなったらスターになるの』などと夢見ている孫の気取ったハナからは想像できない所業だ。普段の泣き虫でオシャマなハナからは考えられない激しさだったようだ。
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> 先日、ディズニーシーへ娘(母親)と下の妹アカリの三人で行ってきて、一応、気持ちの整理はついたようだが、あと一週間、余計な発言は控え、ドタキャンのことは早く忘れてほしいと思う。
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>◇身辺整理(8月23日)
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> 政府に入っている大臣、副大臣、政務官、数人の同僚議員から「もう片付けは済ませた」といった話を聞いた。最初『何のことかな』と思ったが、もう直ぐお役ご免となるので、それぞれ役所で自分の机など身辺整理のことだと、そう間を置かずに気づいた。
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> ほとんど菅内閣の発足時からの要職だから、凡そ皆、一年のお勤めだったことになる。長いようで短いという感じなのか、ホッとした感じなのか、残念な感じなのか、人それぞれの思いがあるだろう。
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> 私の場合は、党務の方で代表(総理)が代われば、企業・団体対策委員長はこれで解任ということになるが、特に党本部で事務仕事をしていた訳ではないので片付けの必要は生じない。今、国会の事務所にはインターンの学生さんが来てくれていて、政府からの政策資料の整理をしてもらっている。もう半年以上も前からやりたかった事だったが、自分では全く手をつけられなかったので、大いに助かっている。数日後にももう一人来てもらえるので、同様の仕事をお願いしようと思っている。
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> 野党時代と違い、与党議員の一日は文字通り、朝から夜まで目一杯の仕事があり、書類の整理もままならない。代表選を済ませ、国会が終われば次の臨時国会までがフリーの時間を少しは取れると思うので、身辺の書類整理はこの間にしっかり済ませようと決意している。
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>◇自分へのプレゼント(8月24日)
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> 夜明けを待つようにして、未だ明けきらない払暁(フツギョウ)、東京の玉川上水にある霊園に息子と二人でわが山根家の墓参を済ませた。帰宅してから孫達も含め家族全員で直ぐに折り返すように秩父の女房方の墓参に車を走らせた。息子は、本体の山根家に比べ人数にバランスに欠けるのでは、と指摘したが、先に山根家へ、という筋は通しているので良いんじゃないの、と答えておいた。そう言われると少し気にはなったが、秩父の方は山の中だが、家もあり、庭でゆっくり食事をしたりする余裕もあるのだから仕方ない。更には孫も川遊びさせられるのだからと、自分に言い聞かせた。
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> 往路は娘の史子が、復路は息子がハンドルを握り、私は一切、運転はせずに済んで、日帰りの墓参の旅を終えた訳だが、秩父へ家族で行って私が運転をしなかったのは初めてのことであった。親類の人とアルコールを共にできて楽しいひとときを過ごせたので、短い時間だったが夏休みの気分だけは味わえたような気がする。
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> 土曜日には3年半ぶりにテニスのゲームを1セットだけ楽しんでみた。もう少しやりたかったが、怪我上がりで、不安もあったので自分のやりたい心を抑え込んだ。結果オーライで、膝の痛みも生じず、筋肉の疲労もなく翌日を迎えられた。一週間に一度位は、これからもご褒美で40分間の1セットゲームを自身にプレゼン
>トしてやりたい。
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>◇東日本大震災をどう受け止めるべきか(10)(8月25日)
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> 川越駅から、JR埼京線で15分程走ったところに陸上自衛隊の大宮駐屯地があり、第32普通科連隊他でそれぞれ9,800名の自衛隊員が、福島、宮城、茨城県において輸送、給食、衛生支援、更には、道路啓開、瓦礫除去等を行なって現地の人々から、大変高く評価されていると聞く。又、中央特殊武器防護隊他は、原子力災害派遣にも加わっている。
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> 同じく川越駅から東武東上線で池袋に向かい、20数分走ったところに朝霞駐屯地にある東部方面広報支援隊他でも被災地へ2,200名の隊員が派遣されている。更にやはり埼玉県西部にある航空自衛隊入間基地からは、中部航空警戒管制団、第2輸送航空隊、入間ヘリコプター空輸隊他からは24,000名が派遣され、福島第1原発への放水、第2原発への給水活動、又、松島基地への応援活動、人員、物資の輸送活動も展開してきた。
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> この他、熊谷基地の第4術科学校他からも延べ4,400名が人員、物資の輸送に参加。所沢の防衛医科大学校からも医官、看護師等が派遣されている。延べ人員にすると膨大な数の自衛隊員が埼玉から被災地に派遣されていることは、県民にあまり知られていないが、同じ埼玉県人としても、私は誇らしい思いだ。
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> 埼玉からは自衛隊員ばかりでなく消防職員も被災地に出動している。埼玉県隊は、陸前高田市へ。さいたま市消防局の指揮支援隊は南相馬市や本宮市へ派遣され、人命検索救助活動や救急活動・巡回診療に伴う活動を展開してきている。又、県の防災航空隊も岩手県や茨城県で被害調査や消火活動、転院搬送などをしている。
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> 埼玉県警察の活動も眼を見張るものがあった。派遣延べ人員は約2万人となり、避難所等のパトロールを中心とした治安対策活動、交通規則活動、ご遺体の身元確認や遺族支援には被災者の多くの皆さんから謝意を表されている。
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> 石巻警察署に派遣された職員は、「女川町総合体育館で60歳代の女性に呼び止められ、女川交番の警察官の"安否"について質問を受けた。確認したところ、警察官は無事であり、その女性と会うことができ、女性は涙を流して喜んでいた。地域とすごい信頼関係があり、また、石巻署員のこれまでの活動に感動した」との感想を寄せている。
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