> ■□■◇(特活)BHNテレコム支援協議会 ◇■□■
> メールマガジン 第90号
> 発行 2011年08月01日
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> ┏━┫ < (特活)BHNテレコム支援協議会は、情報通信技術を活用して国際
> ┃□┃ 協力活動を行うNGOです。
> ┃88┃ 本メールマガジンは当会の会員、当会関係者が名刺を交換した方
> ┃88┃ これまでにご協力頂いた皆様に発行しています。
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>┏ 目┃次┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ …oo○oo○oo○┓
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> 1. <新事業>福島県飯館村『までぃかえるネット』構築事業開始
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> 2. 東北災害FMラジオ放送局支援
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> 3. ハイチ事業進捗状況
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> 4. 第13回後期BHN人材育成プログラム
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> 5. APT J-4 人材育成プログラム
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> 【寄稿】思い出の筐(こばこ) (4)上 ─季刊誌の誕生─
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>【 1 】 <新事業>福島県飯舘村『までいかえるネット』構築事業開始
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> 飯舘村は原発事故による計画的避難区域となっているが、避難先仮設住宅をまとまって
>確保することは難しいく、高齢者の避難対策や、さらには将来村に戻りたいとする村民の
>意向などを踏まえた避難後の村民との連帯維持が、重要かつ緊急の課題とされている。
>
> こうした背景のもと、当会はジャパン・プラット・フォームからの支援を受け、老若男
>女を問わず離れた状況にある村民同士を結ぶことのできる情報ネットワーク『飯舘村まで
>いかえるネットワーク』構築事業への取り組みを開始した。当事業は、新飯舘村役場(福
>島市飯野支所)や、総合的な健康への配慮から村内に残る特別養護老人ホーム、将来の村
>の復活を支えるために残る企業、そして広範に存在する仮設避難所の間をインターネット
>で結び、テレビ会議機能、テレビ電話機能、遠隔健康相談システムや村民SNSを提供し、
>さらに携帯電話による情報提供にも配慮したネットワークを構築するというものだ。
>
> 6月27日に、計画的避難実施後の新飯舘村役場(旧飯野庁舎)を訪問し、菅野村長、門
>馬副村長、総務課長及び関係各課の参集を得て今回の被災者支援事業を開始した。その後、
>距離的に離れた場所をつなぐ会議システム、体調にあわせた介護予防のための体操を紹介
>する介護予防システム、遠隔健康相談システム、村長と村民、また村民間の横のつながり
>を確保する村民SNS等の課題を把握し、実施に向け準備を行っている。
>
> 現在は避難仮設住宅の整備も進み、一次避難場所から二次避難場所へと移行しつつある
>が、これら仮設住宅は新飯舘村役場から遠く離れていることから、役場職員の方々が仮設
>住宅間の移動に多大な時間を割いている状況にある。このため本システムの利用は、職員
>の方々にとっても移動時間の軽減と、役場職員の皆様が一人ひとりの村民にかかわる時間
>の確保にも貢献するものとして多様な用途が期待されている。これらのサービスを実現す
>るためには、インターネット回線の開通が不可欠であり、現在は避難所仮設住宅の建設と
>相俟って、回線開通のための準備作業を行っており、今後回線開通によって順次サービス
>を開始する予定である。
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>※『までいかえるネット』の名前の由来は、「丁寧にかつ心をこめて」の意味を持つ飯舘
> 村のキャッチコピー「までぃ」の心と、健康な農村生活を演出する田畑のあちこちから
> 聞こえるカエルの声からきている。あちらこちらの「かえる」の声をつなぎ、本村を離
> れることなく、までぃに「かえる」為にと、しばしの雨宿りを少しでも心安く過ごせる
> ようにとの願いが込められている。
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>【 2 】 東北 災害FMラジオ放送局支援
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>【宮城県 南三陸町】
> 5月に開局した宮城県南三陸町の災害FM放送局では、放送は始まったもののこれまで
>沿岸部の歌津地区に電波が届かないという課題が残っていた。この難聴地域を解消するた
>めに当会の野村正規参与が中心となって進めてきた山の上への送信所の移設工事が7月中
>旬に完了した。7月21日に放送の切り替えが行われ、サービス開始から2ヶ月遅れたものの、
>歌津地区でも災害FM放送の受信が可能となった。
>
>【岩手県 大槌町】
> 震災で町長をはじめ多くの町職員が犠牲になった岩手県大槌町は、これまで必要性を痛
>感しながらも手が回らなかった、災害FM放送局の立ち上げに取り組むことを決定した。
>当会を含む支援団体と町役場との間で話し合いが行われてきており、8月2日のキックオフ
>ミーティングを皮切りに本格的な準備作業が始まる。
> 何もないところからの出発となるため、当会は必要な人材の派遣と機材一式の提供を行
>う。スタッフの訓練にかかる経費や運営費については日本財団からの助成金を充てる予定
>である。
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> ※当事業は、米国慈善団体であるグローバル・ギビングの資金により実施している。
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>【 3 】 ハイチ事業進捗状況
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> ハイチ・レオガン郡でのCAシステム設置事業もいよいよ最終段階に入っている。これ
>までシステムの設置箇所の事前調査や住民への説明を行ってきた結果、23のコミュニテイ
>に合計28基のシステムを設置することが決まり、7月末には責任者を集めたシステムのオ
>ペレーションに関するトレーニングも実施された。住民はシステムが設置されるのを待つ
>ばかりとなり期待も高まっている。
> しかし、現地工事会社が発注したアンプやラジオ、スピーカーなど肝心の機材が税関で
>止まってしまっていて受け取れない状態が続いている。ポールと外灯だけを先行して設置
>したが、システム全体の完成時期はまだ確定できない状況にある。なお、BHNの志村直
>茂エンジニアが7月25日から事業完了に向けた作業を始めており、現地工事会社に対して
>も通関の促進について督励しているが、打開のめどはまだ立っていない。
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>【 4 】 第13回後期BHN人材育成プログラム
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> 当会は例年5月から6月にかけ、東京で後期BHN人材育成プログラムを実施してきた。今
>年は東日本大震災の影響で実施が危ぶまれたが、研修施設(海外技術者研修協会:AOTS)も
>使用できることになり、また昨年11月から12月にかけてマレーシアで実施された、『第13
>回前期BHN人材育成プログラム』に参加した研修生からも、東京での研修参加への強い希
>望があったため、開始時期は大幅に遅れるが8月24日から研修を開始する運びとなった。
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> 予定として、8月24日から9月1日までAOTSによる一般研修を実施し、9月2日から9月16日
>まで当会による個別研修に加え、情報通信の講義や施設見学を実施する。参加者はアフガ
>ニスタン、インドネシア、カンボジア、スリランカ、フィリッピン、ラオスから1名ずつ
>計6名で、技術部門より3名、管理部門より3名という構成である。東日本大震災の直後、
>励ましのメールをくれた研修生6名に対して、有意義な研修を行いたい。
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>【 5 】 APT J-4 人材育成プログラム
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> 今年5月末に当会がAPT(Asia Pacific Telecommunity: アジア太平洋電気通信共同体)
>に提案した人材育成プログラムが、7月22日に正式にAPTにより採択された。研修時期は11
>月5日から11月26日の3週間で、ICTの利活用を中心テーマとし研修を行う。医療、防災、
>農業、漁業、教育等の分野において、如何にICTが活用されているかといった内容の講義
>や、施設見学を実施する。主にアジアのAPT 加盟国から10名の研修生が参加する予定であ
>る。今回の実績を布石とし、今後は毎年この人材育成プログラムを提案し、将来の国際協
>力プロジェクトに結びつけていきたい。
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>【寄稿】思い出の筐(こばこ) (4)上 ───季刊誌の誕生───
> 名誉顧問 信澤健夫
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> 「BASIC通信─復刊第一号─'94.9.1」と言う資料が手元にある。94年7月、私が初め
>て理事としてお付き合いを始めた頃に頂いた、BHNの機関紙だ。機関紙といってもB4版の
>使用済みの紙の裏を使った3枚とじの粗末なものだった。しかし内容はチェルノブイリ支
>援プロジェクト(MASCOT計画)の進行状況や収支予算、決算などがぎっしりと詰まってい
>る。
>
> 「復刊の記」として冒頭に書かれた浅原理事長(当時)の文によれば、「92年9月に設
>立して直ちに復刊し4号まで出したけれど、以後休刊の止むなきに至りました。これから
>『BASIC通信』は会員皆様への報告として定期発行に努力します。」と書かれている。し
>かし機関紙発行を含め、活動の一切を引き受けていた栗木常務理事(当時)が93年に突然
>倒れ、退院後も症状が改善されず、止むなく再び休刊となった。
>
> 96年7月、栗木さんが療養に専念されることとなり退職され、新しい体制で活動を続け
>ることとなった。97年で5周年を迎えるのを機会に、きちんとした季刊誌と広報用のパン
>フレットを作り広く社会にBHNの活動を周知しようと言う方針が決まり、広報活動費も始
>めて予算に計上した。新たな機関紙をどの様な体裁にするか、縦書きか横書きか、カラー
>が白黒か、名称は変えるか等議論された。何度か議論した結果、「BASIC通信」は横書き
>だったが、「新聞や主要雑誌等が縦書きであるうちは縦で行こう」「興味を持って貰うた
>めには少し費用はかかってもカラーにしよう」という結論になった。
>
> 丁度篠原さんが貰ってきたナターリヤの人形が話題となり、その写真をマスコットとし
>て表紙に使うことにした。機関紙の名称についても議論されたが「BASIC通信」では魅力
>が感じられない、広く世界を相手に活動を展開するテレコム版のシルクロードだ、と言う
>意味を込めて「クロスロード」が良い、となった。実は2号を発行してからJICAが「クロ
>スロード」と言う名の資料を発行していることが分って3号からは「TELECOM」を頭に付け
>ることにしている。
>
> 縦書きの紙面は9号まで続いたが、やはり数字や英語が多いのに事務方も苦労して遂に2
>001年の10号から横書き左とじのスタイルに変更して今日に至っている。広報活動用のパ
>ンフレットも97年の夏にでき上がった。ブルーを基調としたA4版の三つ折り横書きで浅原
>事長(当時)の挨拶文の横にナターリヤが作った「太陽の人形」が微笑んでいる。
> (次号「思い出の筐(こばこ) (4)下」へ続く)
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>☆ :事:務:局:か:ら:の:お:知:ら:せ: ☆
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>●ポイントご寄附御礼
> 東北で震災発生後、これまで以上に皆様からポイント寄附のご協力をいただいておりま
> す。ポイントをご寄附いただいた皆様には、この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
> 皆様のご寄附は、震災の被災者支援に有効に使わせていただいております。
> 今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
>
>●ポイント寄附にご協力ください
> 以下のポイント・マイル交換システムについては、それぞれの会社のご厚意により、ポ
> イント・マイルを当会へのご寄付に交換できることになっております。貯まったポイン
> ト・マイルを交換される際は是非当会社会貢献活動へのご寄付をご検討ください
> ・ NTTコミュニケーションズのポイントークプログラム
> http://506506.ntt.com/pointalk/index2.html
> ・ NTTグループカード(NTTファイナンス)
> http://www.ntt-card.com/
> ・ NTドコモプレミアムクラブ
> http://www.mydocomo.com/web/pointyutai/index.html
> ・ デルタ航空のマイル
> http://ja.delta.com/
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> ■特定非営利活動法人 BHNテレコム支援協議会(認定NPO法人)
>
> ─┌──┐ 〒110-0005 東京都台東区上野5−24−11 NTT上野ビル旧棟6F
> ─│\/│ TEL: 03-6803-2110 FAX: 03-6803-2134
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