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2011年8月6日土曜日

Fw: ▼菅直人は権力亡者)田英夫とジャーナリストの会「直言・極言」

>田英夫とジャーナリストの会「直言・極言」第76号
>===============================================================
>
>▼菅直人は権力亡者
>
>B 菅直人はおかしいね。ダボス会議での脱原発宣言の筋書きを書いたのは多摩大大学
>院教授の田坂広志内閣官房参与だという。この人物は原子力工学の専門家だが、頻繁に
>首相官邸を訪れて菅をおだて上げ信用させてしまったらしい。週刊新潮7月22日号が
>「言霊詩人」という見出しで取り上げている。
>
>E 田坂はダボス会議の日本代表という肩書も持っている。ニューサイエンスの複雑系
>にもかかわっている変わった学者だね。
>
>A とにかく菅は今や閣内でも民主党内でも孤立し、人の意見も聞かない、聞けないな
>のだ。側近たちまでが離れてしまっている。わずかに細野原発担当相が話をしている程
>度だ。
>
>D 閣議でも相談しないらしいじゃないか。
>
>F 定例閣議というのは各省庁から上がってくる案件に署名するだけでも忙しくて、ま
>ともな議論などしている暇は無いよ。自民・公明政権時代までは事務次官等会議があら
>かたこなしてから閣議に上げていたが、その機能が失われている。だからまともな対策
>が作れないのさ。
>
>C 大震災後の3月22日、「被災者支援各府省連絡会議」が設置されたが、これが事
>務次官会議の機能復活だとも言われている。
>
>B 民主党は政治優位と官僚支配の打破をとなえたものの、政治主導で官僚を使いこな
>す方法を学んでいなかった。大体、政治家は「金帰火来」で選挙のために頻繁に地元に
>帰らなければならず、政策の勉強なんかしている時間が無い。多くの国会議員の頭の中
>がスカスカなんだ。
>
>A 古賀茂明とかいう経済産業省の幹部官僚があらためて官僚主導体制に対する内部
>批判をぶち上げてメディアの人気者になっているけど、どうなのかね。
>
>D 自民・公明政権下で国家公務員制度改革を担当していたが、民主党政権になって突
>如、はずされた。元々、渡辺喜美に近い考え方で、去年の秋、「みんなの党」の参考人
>として国会審議に出て、仙谷から恫喝されたと話題になった。海江田から退職を迫られ
>て拒否しているんだ。
>
>E 外国人特派員協会などでの発言を聞くと、リバータリアンの規制緩和主義者だと思
>う。電力会社の政、財界支配についても言及しているよ。
>
>B 「国庫埋蔵金」を暴露した元財務官僚の高橋洋一と似ているね。彼は竹中平蔵の下
>で活躍したけど、窃盗スキャンダルで落ち目になった。古賀はいずれ政界に転じるので
>はないかな。
>
>C 古い話だが、中曽根政権の官房長官、宮沢政権の副総理を務めた自民党の長老、故
>後藤田正晴氏から、菅直人を全く評価できないとさんざん聞かされたよ。政治的信念が
>何も無くて、あるのは驚くべき権力欲だと言うのだ。自社さ連立の村山政権のころの印
>象だが、今になってみれば鋭いね。 
>
>F 社民連で同じ釜の飯を食った田英夫氏も、菅はオポチュニストで、政治家としての
>芯に欠けると辛辣だった。社民連の末期、菅はさっさと「さきがけ」に逃げ込んでしま
>った。
>
>D 大手メディアの論説幹部から聞いた話だが、菅の権力欲を共有しているのが伸子夫
>人だ。夫人は、私ががんがんいじめたので、それが菅のイラツキや権力への異常な執着
>心に影響したのかもしれないと首相に近い有力政治家に述懐したそうだ。
>
>E 衆議院議員を1期務めたじある女性の話だと、菅信子は昔から首相夫人になりたく
>てたまらなかったそうだ。
>
>A 菅を政治家として有名にしたのは橋本政権の厚相として薬害エイズ事件を政府と
>して謝罪したことだが、その決め手になった厚生省の内部文書、「郡司ファイル」の情
>報を入手したのは信子夫人だったという。首相になりたい夫婦の長い長い二人三脚だよ。
>
>E 先日、首相官邸の前を通ったら中から香の匂いがもれてきた。どうやら伸子夫人の
>趣味らしいが、ちょっと異常な感じがしたよ。
>
>B 伸子夫人は岡山県の神道系宗教団体、金光教の本拠、金光町の出身だが、宗教的背
>景があるとは思えない。町の有力者の家庭に育ち、菅とはいとこ関係だよ。
>
>▼次期の自民党総裁は誰?
>
>B ところでいつ辞めるのかな。
>
>C 補正予算の成立は8月25日ごろで、それが一応のメドだろう。
>
>F 補正予算の成立は首相のクビと引き換えにするほどの価値ではない。それと再生エ
>ネルギー買いとり法案だな。あれは震災直後の閣議決定だからね。
>
>D 竹下首相は消費税を成立させることでクビを差し出した。
>
>A いくつも重要法案が出て来た。これに原発のストレステスト(耐性試験)もくっつ
>けた。これは立法事項ではないが、済まないと原発の再起動ができないことになった。
>これも花道となる脱原発への道筋の一つなんてことになると、なかなか辞めないよ。
>
>E 菅の本音は何だろう。回りがなかなかやめないと騒いでいるだけかも。
>
>B 菅は脱小沢というムードの中で出て来た首相だ。小沢の裁判の成り行きについても
>観測しているのではないか。
>
>D 今は小沢の秘書たちの「陸山会」裁判がヤマ場に入っているが、今の情勢では無罪
>だろう。
>
>C 厚生省の村木元局長を調べた前田検事の証拠隠滅や強引な調書作りが検察側の弱
>みになって尾を引いている。全員無罪かどうかはわからないが、大久保隆規元秘書は無
>罪だろう。
>
>A 問題は政党助成金が土地購入に使われたかどうかだが、これに関する証拠がない。
>マスコミが騒いでいるだけでは、もし小沢が無罪になれば復活の可能性もある。
>
>F 検察審査会の強制起訴は確かに国民感情の現れだった。小沢は新進党、自由党時代
>に国から支給された助成金44億円を返還するどころか、勝手に使ったように思えたか
>らだ。しかし証拠がない。自由党解散のときのことは藤井裕久幹事長が処理をかぶった。
>ここいら辺の解明も進んでいないままでの裁判だ。
>
>D 内閣不信任案上程では小沢派が71人を集めた。不信任成立には足りないが、この
>数字の威力があって菅は民主党代議士会で退陣を表明せざるを得なくなった。
>
>F ここで鳩山のペテン師発言が出た。
>
>B 秘書2人が有罪になると、盛り返せるのかどうか。民主党代表、首相のポストまで
>はとても無理だろう。いずれにせよ小沢本人の起訴容疑は微罪だからすぐ判決が出る。
>しかし、菅を曲がりなりにも支えているのは反小沢グループだ。岡田、前原、枝野、あ
>るいは野田などに回っていくのではないか。
>
>A 誰が首班になっても、民主党はもう泥船だ。だからこそ政権は手放さない。解散も
>しない。
>
>D 衆議院の任期いっぱいというと2013年で、衆参ダブル選挙になる。
>
>F 政界再編がなければ小選挙区制だから民主党惨敗だ。自公政権の復活ということに
>なる。
>
>E 再編がないのでは国民はうんざりだ。しかし、変なフィクサーが出てきて永田町の
>中で有権者無視の野合が実現したりするのも実に嫌だね。出口なしだ。
>
>C 自民党が受け皿になれるのか。その場合の指導者は誰なのか。
>
>A 有力株とされる林芳正参議院議員(元防衛庁長官、現シャドーキャビネット財務相)
>が秋の総裁選立候補の色気をしめしている。
>
>F 林は胆力が足りない。安倍晋三と同じ山口県出身で、衆議院に出るとなれば長州戦
>争になるけど勝負しないのではないか。け落とすだけの体力がない。
>
>B 参議院議員が首相になれないということは法律上無いとか言ってるよ。
>
>その安倍も民族主義ムードの高まりの中、ポスト谷垣に向けて動き始めている。いずれ
>にせよ党内競争になれば活気が出て来るよ。
>
>
>
>▼一筋縄でいかない脱原発
>
>F 政権が替ったとしても脱原発の路線になるのではなかろうか。そういう方向には経
>済界は抵抗するだろうけどね。
>
>E 電力消費量が多い重厚長大の製造業はもちろん原発廃止に反対だが、一方で商社な
>どは新エネルギー開発にビジネスチャンスを見出したい。一枚岩ではないよ。
>
>C 脱原発でやれるというのは楽観的に過ぎる。自然エネルギーは太陽光発電パネルを
>どんどん増やせばいいというわけでない。開発のための強力な国家支援が必要になる。
>システム的には9電力会社の地域独占体制を打破し、発・送電分離を実現しないといけ
>ない。しかし電力会社の楽をして儲けている利権構造は強固だよ。東電批判の声が弱く、
>犬の遠吠えになっていること一つを観てもわかるではないか。
>
>A 原発維持にかかるコストは膨大だし、事故が起きたら大変なことはすでに証明され
>た。こうしたカネを新エネルギー開発に振り向けることが国民の願いだろう。政治が大
>方向を示すべきなのに、議論が曖昧で、合理的な結論が出そうもない。
>
>B 確かに日本はレベル7の大事故を起こしたが、原子炉に関する技術は世界のトップ
>クラスだ。米GE、ウェスティングハウス社なども東芝の技術協力が無ければ原発建設
>プロジェクトを引き受けることが難しいという話もある。
>
>E 道理で米国務副長官が日本政府の真意を正すはずだ。原発を核の平和利用として単
>純に捉えるのでは国際政治音痴だよ。
>
>D 日本の原発導入は米国の世界核政策の一環として構想され、これにCIAと読売の
>ドンだった正力松太郎が動いたという曰くつきだ。中曽根の「日本は不沈空母だ」とい
>う発言も歴史に残っている。青森県六ケ所村にある核燃料再処理施設は核兵器用のウラ
>ン、プルトニウムを生産するための隠れ工場という意味すら持っている。日本にはプル
>トニウムが有り余っているというわけだ。密約が少なくない日米安保体制の核心部をな
>していることすら菅は気付かないのだろうか。甘いよ。
>
>B 米国の原発技術は遅れていないという見方もある。原子力空母の建造などでノウハ
>ウの蓄積が圧倒的だ。
>
>A 中国は原発の国内増設ばかりか、海外輸出も自粛の気配は無い。日本はベトナムに
>売り込んだが、その約束を果たさなければどうなるのか。ドイツが決めたからといって
>すぐに便乗できるような情勢ではあるまい。脱原発は望ましいが、実現のためには総合
>的な戦略が必要だ。
>
>F 舞台裏の利害関係が輻輳していて、政治家が見栄をきれる時機では無いのさ。菅が
>延命のために脱原発を持ち出して、すぐ腰砕けになったのはそれだけの理由があるよ。
>
>A どの政治家にも迫力がない。菅だって本当にやる気があれば、まず閣内をまとめて
>から発言するのだがそれもやらない。せめて原発への依存度を減らすくらいで閣内合意
>すればよいものを、個人のつぶやきで終わっていてはだめだ。
>
>B ある大手重電メーカーの役員と話をしたら、その会社はニュージーランドの地熱発
>電プロジェクトを請け負っているそうだ。地熱発電は全国で温泉が湧く日本ではすぐで
>きる。ところがこれまで温泉地の観光業界が反対してきたし、所管は環境庁だ。なかな
>かむりだろうと。再生可能エネルギーの開発だって利害関係の調整一つとっても大変な
>話だ。
>
>
>
>▼メディアと政治の狎れ合い
>
>D はっきり言って戦後の日本は政治不在だった。自民党の長期政権は外交、安全保障
>では冷戦構造に依存し、高度経済成長に支えられてばらまき財政を続けていればよかっ
>た。つまり行政は役人に任せて、利害調整していれば良かったのだ。そのうちに冷戦構
>造が崩れ、バブル崩壊でグローバルな金融システムからはみ出し、赤字財政が肥大化す
>る中で、どうして良いのかわからなくなった。小泉政権がアメリカの世界政策に盲従し
>て規制緩和路線を突っ走り、国内に貧富格差が広がった。こんなことなら役人政治でよ
>かったはずが、民主党政権の官僚いじめで行政も機能しなくなった。
>
>A 自民政権時代は官僚が政治家の思惑をきちんと引き受けて、なんとかやってきた。
>池田、佐藤、田中角栄らは有能な官僚を利用し、その上に乗ってあたかも自ら決断した
>かのように振る舞った。このため党人政治家の間に緻密な政策能力が育たなかった。野
>党まで官僚に注文して国会質問を作ってもらっていたのだから。
>
>D 官僚を操縦するには、事務次官がOBに囲まれて握ってきた人事権を取り上げるこ
>とが重要で、それが実質的にできなければ政治優位なんて絵に描いたモチだよ。回転ド
>アー方式で民間との交流を深めるとか、時間をかけなければ戦前からの天皇の官僚とい
>う独善的な選良意識でやってきた連中を懐柔することは難しい。
>
>F 経産官僚の中にも、エネルギーコスト軽減の発想から発・送電分離を実現させよう
>とした人物がいた。今は「新エネルギー・産業機構総合開発機構(NEDO)の理事長
>におさまっている村田成二元事務次官で2000年代に仕掛けたが、東京電力や自民党
>の電力族などの激しい抵抗に出会って失敗した。ちょうど東電の事故隠しばれた時期だ
>ったのだがダメだった。
>
>E カリフォルニア大停電とエンロンの不祥事があってがあって、発・送電分離はその
>ネガティブキャンペーンでつぶれた。
>
>D 実際、東電は政財界、メディアに隠然たる勢力を持っているね。国土の大きな部分
>を放射能で汚染してしまったというのに、正面切った責任論が出て来ない。東電首脳は
>政界も財界もおれたちにかなわないと思っているのだろう。
>
>C メディアも東電に毒を飲まされている。企業としては広告料、一人ひとりの記者た
>ちは便宜供与や供応で骨抜きになっている。政治家への対応はもっとすさまじいものが
>あるに違いない。
>
>B 英国では大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」(NOW)の携帯電話盗聴(電
>話ハッキング)事件をきっかけに、世界のメディア王、ルパート・マードックの経営す
>る「ニューズ・コーポレーション」が歴代の政権を丸めこみ、警察を抱き込んでいたこ
>とが明るみに出た。欧米では英国での大スキャンダルを「腐敗となれ合い」(Coru
>ption and Collusion)と呼んでいるが、日本の支配体制もまさに
>腐敗となれ合いの巣窟になり、誰も国民のことなど真剣に考えていない。
>
>F マードックはオーストラリア出身で今の国籍はアメリカだ。1960年年代に英国
>に上陸、168年の歴史を持つ「NOW」と「サン」紙を買収、徹底的な有名人のスキ
>ャンダル報道で紙数を大幅に増やした。80年代には高級紙「タイムズ」と日曜版、「サ
>ンデー・タイムズ」を買収してメディア企業としての格を高め、サッチャー、メジャー
>両保守党政権との間に良好な関係を築いた。アメリカにも進出、経済紙「ウォールスト
>リート・ジャーナル」を発行するダウ・ジョーンズ社や衛星テレビのフォックス・ニュ
>ースを買収、衛星テレビのSskySの事実上の経営権も握っている。斜陽のメディア
>産業では一人勝ちに等しい人物だ。マードックはブレアー労働党政権になると世論誘導
>力を誇示して接近、人気の無かったイラク戦争への参戦を支持するなど政権維持に貢献
>した。キャメロン現首相は野党時代からマードックの腹心だったNC社のレベッカ・ブ
>ルックスCEOと親交を結び、NOW元編集局長のアンディ・クールソンを広報担当補
>佐官に任命、首相就任後は官邸広報官に任命していた。アンディは2006年、記者の
>盗聴にからんでNOTWを退社していたのを知っku椏「里海箸澄・・w)w)D NOW
>の記者盗聴は組織的だったことが明らかになっているが、マードックは記者個人の違法
>行為と言い張り、被害者には新聞社として示談金を支払ってごまかしてきた。高級紙ガ
>ーディアンがこの大規模盗聴行為を報道し続けたが、ロンドン警視庁などは再捜査を渋
>り続けた。孤軍奮闘のガーディアンは米ニューヨーク・タイムズに共同キャンペーンを
>頼み、ついにマードックを窮地に追い詰めた。7月初め、NOWが拉致殺人事件の被害
>者が持っていた携帯電話ボイスメールに侵入、しかも満杯になったメールボックスから
>一部の記録を削除していたことが決め手になった。2002年の事件だが、被害者の遺
>族はメールボックスの変化から一時、生きているとヌカ喜びするなど、ひどい人権侵害
>になった。
>
>A ニューズ・コーポレーションの幹部たちが相次いで辞職したり、逮捕されたりする
>中で、警視総監も辞任した。彼は盗聴事件にからんだNOTWの元編集幹部を広報コン
>サルタントに任命していた。もちろんクールソンも逮捕された。NOBの内情を告発し
>た元記者は不審死を遂げたが、彼は警察しかできない携帯の交信から使用者の居場所を
>特定する方法まで使っていたことをばらしたんだ。
>
>E マードックは下院公聴会に召喚されるなど名声は地に落ちた。しかし、英国二大政
>党の指導者たちはマードック王国の世論誘導と引き換えにマードックのメディア支配
>を容認したばかりか、手を貸していた疑いが濃厚だ。国民そっちのけのなれ合い関係が
>成立していた。
>
>B マードックはイエロージャーナリズムの手法を電波メディアに持ち込んで、報道の
>ショー化を広めた。米国での衛星テレビ、FOXニュースがそれで、超保守的なティー
>パーティー運動の基盤を生み出した。メディアの中立性など吹っ飛んでしまった。
>
>A 日本でも大新聞のドンが大連立工作で暗躍するなど、メディアの中立性を自らぶち
>こわす動きがある。そもそもは読売の憲法改正案発表あたりからだ。今回も震災報道は
>全般的に及び腰が目立ち、しかも菅追い落としのお先棒をかつぐような報道が目立って
>いる。国民は次第にメディアを信用しなくなっている。
>
>G たまたまロンドンに滞在していた7月下旬、連日マードック親子やR・ブルックス
>(ニューズ・インターナショナルの前CEO、既逮捕)
>
>の下院特別委員会召喚の模様をテレビ中継で見ていた。R・マードックに「反省のいろ」
>はうかがえたが、責任回避の主張は見え透いていて、下院自体が父子が提供する「正し
>い情報」の少なさを非難したほか、BBCや新聞各紙も真相究明にはほど遠いとの論調
>で足並みをそろえていた。何よりマードックの「老醜」には目を覆いたくなった。
>
>
>
>▼ポピュリズムの変質が怖い
>
>E 国民は強力な指導者を求める気持ちになっており、ポピュリズムが変質して全体主
>義への動きが出て来る危険がある。関東大震災当時のアナロジーで、ファッシズムが再
>来するという予測も生まれている。
>
>D 「新しい教科書をつくる会」初代会長を務めた右派の論客、西尾幹二が反原発を唱
>えている。
>
>といっても彼の主張は憲法第9条で戦争の準備を封じられている状態で、原発の安全は
>保障されないから、原発より前に憲法改正せよというのだ。もちろん使用済燃料を再処
>理して核兵器用のプルトニウムやウラニウムを備蓄することをアメリカによって禁じ
>られている状況も打破せよとも主張しており、脱原発と核武装が表裏をなしている。
>
>B この理屈の先には核拡散防止条約(NPT)からの脱退がある。インドみたいに核
>武装の既成事実にして、アメリカなどに認めさせようというわけだ。事実、アメリカに
>は日本の核武装があり得るという見方がずっと存在する。
>
>F 事はそう簡単にいかない。米中のはざまという地政学的な環境を考えると、日本は
>インドやパキスタンとは違う。
>
>A いずれにせよ中国の台頭もあって、日米関係を根本から見直す議論が必要になって
>きたことは確かだろう。日本に政治が無かったという話に戻れば、アメリカの言うこと
>に従うというのが内政・外交の基本だった。従属的な関係だが、もはやそれだけではや
>っていけない時代になっているのだ。
>
>E 世界中で日本だけが対米従属だったわけではない。例えばカナダだが、アフガニス
>タン派兵などでアメリカの要請を拒否したら、大変なしっぺ返しを受ける。対米関係で
>そういう苦労をしている国は他にもあるよ。それにしても力関係を無視するわけにはい
>かないが、自国の利害に照らして言うべきことははきり言う、論争も辞さないという姿
>勢は必要だ。
>
>B 果たして、そんな政治家や外務官僚がいるのだろうか。鳩山前首相の普天間発言み
>たいに、蓋を開けてみたら何もなかったというようなことでは、世界中からバカにされ
>る。
>
>D とにかく国民不在、国益無視の政治家や政党に国が補助金を出すなどもってのほか
>だ。政党助成金差し止めの行政訴訟を起こすような動きが必要だ。メディアがへなへな
>になっている現状では、市民が行動を起こす他ないのではないか。
>
>C 最近、若い世代の中には市議会や区議会など地方自治体の議員になることを就職の
>一つとみなすような風潮が広がっている。自治体の議員を一種のサービス業のように認
>識して、選挙に立候補するらしい。政治家が世襲化するより職業化する方が良いのかも
>知れないが、このままでは政治がますます幼稚化してしまう気がするよ。
>
>F 自分の頭で考えて、行動する人間をつくり出さないようにしてきた教育の積み重ね
>があってのことだ。復興を言うなら、教育のあり方を考え直さねばだめだ。
>
>(2011年7月30日まとめ)
>◎田英夫「直言・極言」
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