>□◆□◆□◆□ 第100号『ふるさとの薫り・七尾情報』 □◆□◆□◆□
>
> 平成24年9月29日
>
> 近頃は、肌寒さを感じる朝もあり、秋の深まりを実感しています。朝晩の気
>温の変化が大きいこの時期は、体調を崩しやすいので、健康管理にお気をつけ
>ください。
>
> 11月18日(日)に行われる【七尾検定2012】は、今年で4回目を迎
>えます。最近、中級試験の過去問題を試してみると80点を取ることができま
>した。中級・上級は、80点以上で合格となります。今年は、初めて受験し上
>級合格を目指そうと思います。試験は七尾の歴史や最近の出来事が出題されま
>す。
> ふるさと七尾の魅力を再発見するための機会として、参加してはいかがです
>か。
>
> それでは、「第100号」をお届けします。
>
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>
>七尾市は、市政を身近に感じ、たくさんの人に"ななおファン"になっていた
>だくきっかけづくりとして、七尾市公式『facebook(フェイスブック)』と
>『Twitter(ツイッター)』を運用しています。
>
>これまで以上に新鮮な情報を皆さんにお届けしますので、「いいね!」や「フ
>ォロー」をよろしくお願いします。
>
>
>■フェイスブック(表示名「七尾市役所」)
>
>■ツイッター(表示名「七尾市」「@nanaocity」)
>
>詳しくは↓
>
>http://www3.city.nanao.ishikawa.jp/guide/svGuideDtl.aspx?servno=3014
>
>----------------------------------------------------------------------
>
> ご意見、ご要望などは下記まで
>
> ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
> 発行:石川県七尾市袖ケ江町イ部25番地
> 七尾市企画経営部広報広聴課
> 電話 0767−53−8423
> ファクス 0767−52−2812
> E-mail koho@city.nanao.lg.jp
> ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
>
>〜〜〜●第100号メニュー●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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>1.能登和倉万葉の里マラソン2013 まもなく受付開始
> 【10月1日(月)】
>
>2.島のクラフトマーケット のとじま手まつり2012
> 【10月13日(土)・14日(日)】
>
>3.住職が熱く語る・・七尾『山の寺学』
> 【10月13日(土)・11月10日(土)】
>
>4.七尾検定2012 締め切り間近
> 【10月19日(金)】
>
>5.第7回 のとじまおつけ祭り
> 【11月3日(土)】
>
>※ 市内各施設のイベントについて
>☆ 北國新聞「七尾ニュース」
>
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>☆★☆ 1.能登和倉万葉の里マラソン2013 まもなく受付開始 ☆★☆
>
> 今年で5回目を迎える「能登和倉万葉の里マラソン2013」の参加申し込
>みを10月1日(月)から開始します。
>
> 波穏やかな「七尾湾」や渚のいで湯「和倉温泉」、冬の風物詩「能登かき」
>と、魅力がたっぷりの大会です。
> 一人でも多くの皆さんにご参加いただけるよう今回から、どなたでも参加で
>きる10kmと5kmのウオークを設けました。ご参加お待ちしております。
>
>■日時 平成25年3月10日(日)
> 10:00スタート(マラソンの部)
>
>■場所 和倉温泉周辺
>
>■種目 マラソン、10km、5km、親子ペア(1.2km)、ウオーク
>
>■参加賞 スポーツタオル、かき鍋、殻付かき
>
>■申込方法 インターネットから大会エントリーページの指示に従ってお申し
> 込みください。
>
>■宿泊のお問い合わせ
> トップツアー�七尾支店 電話0767-52-3526
>
>(問)能登和倉万葉の里マラソン大会組織委員会
> (七尾市観光交流課内) 電話0767-53-8436
>
> 能登和倉万葉の里マラソン2013ホームページ
> http://www.city.nanao.lg.jp/marathon/index.html
>
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>
>☆★☆ 2.島のクラフトマーケット のとじま手まつり2012 ☆★☆
>
> 能登半島と穏やかな七尾北湾を見下ろす、自然豊かな最高のロケーションで
>行われるクラフトマーケットです。県内外からさまざまなジャンルの作家が集
>まり、それぞれの作品を展示・販売します。
>
> 能登の味覚ブース、体験コーナーなどもあります。能登島で素敵な秋の休日
>をお過ごしください。
>
>■日時 10月13日(土)・14日(日) 10:00〜16:00
> ※雨天決行
>
>■場所 能登島家族旅行村Weランド(のとじま水族館隣)
>
>■出店物 ガラス、陶芸、木工、アクセサリーなど
>
>■飲食ブース 能登島バーガー、能登豚サンド、いしり焼き鳥など
>
>■体験コーナー 整体、タイ式マッサージ、竹細工、手編み唐辛子など
>
>(問)のとじま手まつり実行委員会 電話0767-84-1173
> http://www.tematsuri.com
>
>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
>
>☆★☆ 3.住職が熱く語る・・七尾『山の寺学』 ☆★☆
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> アッと驚きの寺宝。
> 満員御礼!寺の歴史と重文仏画・一級書面を公開します。
>
>■西念寺編
>
> 日時 10月13日(土)14:00〜
>
> 場所 宝幢寺(七尾市小島町)
>
> 講演 『極楽と地獄』と浄土信仰など
>
>■龍門寺編
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> 日時 11月10日(土)14:00〜
>
> 場所 龍門寺(七尾市小島町)
>
> 講演 達磨図から長谷川等伯の世界など
>
>■入場券 1回 500円
>
>※申し込みは不要です。
>
>(問) 七尾山の寺地域振興会(西湊公民館内)電話0767-52-2623
>
>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
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>☆★☆ 4.七尾検定2012 締め切り間近 ☆★☆
>
> ふるさとを知り、地域の魅力を再発見するための機会として、今年も七尾
>検定を行います。
>
>■日 時 11月18日(日)10:00〜12:00
>
>■場 所 七尾サンライフプラザ、七尾市役所など
>
>■受験資格 どなたでも受験できます。
>
>■検定料 無料
>
>■試験方法 四者択一・マークシート
>
>■試験項目
> 初級 50問 制限時間45分(基本的な知識) 合格点70点以上
> 中級 100問 制限時間90分(応用もきく知識)合格点80点以上
> 上級 100問 制限時間90分(かなりの知識) 合格点80点以上
> ※上級95点以上の方は、七尾マイスターに認定します。
>
>■出題範囲 最近の七尾の出来事、歴史、生活、料理、芸能、産業など
>
>■申込期限 10月19日(金)まで
>
>■申込方法 申込書に必要事項を記入し郵送やファクス、持参
> 申込書は、インターネットから『七尾検定2012(第4回)』
> と検索してください。
>
>(問)七尾検定実行委員会(七尾市文化課内)電話0767−53−8437
>
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>
>☆★☆ 5.第7回 のとじまおつけ祭り ☆★☆
>
> 海に囲まれた、自然いっぱいの能登島にお誘い合わせの上、お越し
>ください。
>
>■日時 11月3日(土) 9:00〜14:00
>
>■場所 淀k棔覆┐里瓠傍〓繊兵携〓塲重佚逞〓楪〓ヒ
>
>■内容 ・直売 おつけ(海鮮、山菜)、鮮魚市場、浜焼きコーナーなど
> ・体験 魚つり体験(釣竿づくり、補修体験含む)、足湯体験など
> ・アトラクション 保育園児による踊りなど
> ・移動水族館(のとじま水族館)ペンギン登場
>
>■■■お得な前売り券10月上旬販売■■■
>
>11枚綴り1,000円(1枚100円)
>
>(問) のとじまおつけ祭り開催委員会(能登島観光対策室内)
> 電話0767-84-1113
> http://www.notojima.org/information/6358.html
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>
>★★★ 市内各施設のイベントはこちら ★★★
>
>◎ 能登島ガラス美術館 電話 0767−84−1175
> → http://www.city.nanao.lg.jp/glass/index.html
>
>◎ 七尾美術館 電話 0767−53−1500
> → http://nanao-art-museum.jp/
>
>◎ 七尾フラワーパーク のと蘭ノ国 電話0767−54−0300
> → http://www.notorannokuni.com/
>
>◎ 能登演劇堂 電話 0767−66−2323
> → http://www.engekido.com/schedule2008.html
>
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>————————————————————————————————————
>01:山水図襖、表裏入れ替え/等伯展、後期展が開幕
>02:休暇取得に配慮を/お熊甲祭で神社が初の依頼文「国の文化財守る」
>03:七尾城跡の魅力知って/有志結集し誘客へ知恵/29日に七尾講師の会
>04:高校生カフェがオープン/七尾東雲高、校内では全国初
>05:匠の町照らす明かり/田鶴浜であかりまつり/藤舎さん横笛披露
>06:天鳴覇6連覇/YOSAKOIソーラン日本海のと会場
>07:七尾の竹内さん、思い出の中世板碑を安置/自宅前にほこら
>08:七尾と入善、有磯同士で白球交流/初対戦は1勝1敗
>09:サケの「帰り道」整備/崎山川河口/鵜浦町の住民が砂掘り
>10:豪快島田くずし/中島でお熊甲祭
>————————————————————————————————————
>
>〈01〉2012/09/02付朝刊——————————————☆
>◎山水図襖、表裏入れ替え/等伯展、後期展が開幕
>
> 七尾市の県七尾美術館の「長谷川等伯展〜圓徳院(えんとくいん)の『山水図
>襖(さんすいずふすま)』を中心に〜」の後期展は1日開幕し、等伯ファンや家
>族連れらが、表裏が入れ替えられた国重要文化財「山水図襖」16枚に目を奪わ
>れ、画聖の筆遣いに見入った。
> 新たに展示された山水図襖には、人家や漁村、山などが描かれ、来館者が墨だ
>けで表現された風情を楽しんだ。前期展と合わせ、山水図襖32面が公開された
>ことになる。
> 等伯没後400年を記念した「長谷川等伯ふるさと調査」で確認された「涅槃
>(ねはん)図」など3点や、「月夜松林図屏風」、同美術館所蔵の「複製松林図
>屏風」にも来館者の関心が集まった。
>
>〈02〉2012/09/07付朝刊——————————————☆
>◎休暇取得に配慮を/お熊甲祭で神社が初の依頼文「国の文化財守る」
>
> 七尾市中島町宮前の久麻加夫都阿良加志比古(くまかぶとあらかしひこ)神社
>は6日、国重要無形民俗文化財「お熊甲祭(くまかぶとまつり)」を取り仕切る
>壮年団長19人の勤務先に休暇取得への配慮を求める依頼文を初めて出した。今
>年は17、22日が祝日であるため、団長を務めると最長9日間、勤務先を休む
>ことになる。「国の文化財を守るため」と神社側は理解を求めている。
> お熊甲祭は毎年9月20日の奉幣式(枠旗行事)を中心に営まれる。壮年団長
>は6日から本格的な準備を始め、奉幣式前後の18〜21日は各日とも丸一日、
>祭礼に奉仕する。そのため、今年は暦の関係で、週休2日の職場に務める壮年団
>長の場合、9日連続で出勤しないことになる。
> 壮年団長を務めるのは30〜40代の働き盛りの男性で、職場の理解が得られ
>ないのではと懸念する声が上がったことから清水宣義(のぶよし)宮司が宮司名
>で依頼文をしたためた。
> 依頼文には「各地区の壮年団団長が、大祭の準備・進行に重要な役割を担う」
>などと記され、休暇取得や勤務の早退への「ご配慮」を求めた。19人が近日中
>に職場へ届ける。
> 清水宮司は「1千年以上の伝統があるお熊甲祭を受け継ぐ若手の気持ちに応え
>て依頼文を出した。必要とあれば、職場に直接要請することも考えたい」と話し
>た。
>
>〈03〉2012/09/08付朝刊——————————————☆
>◎七尾城跡の魅力知って/有志結集し誘客へ知恵/29日に七尾講師の会
>
> 七尾市内の文化教室講師でつくる「七尾講師の会」は今秋、力を合わせて国史
>跡七尾城跡への誘客を図る活動に乗り出す。29日、県七尾美術館で「七尾城賛
>歌の集い」を開き、日本五大山城(やまじろ)の一つである七尾城の観光地とし
>ての魅力を学んで観光客をもてなす体制づくりの第一歩とする。
> 集いでは、北陸城郭研究会研究員の佐伯哲也さん=富山市=が「七尾城址の概
>要」と題して講演する。講演後、歴史的に価値が高いとされる七尾城跡石垣群の
>観光資源としての生かし方などを話し合う。集い後も七尾城址文化事業団に協力
>し、訪問客に七尾城跡の魅力を伝える。
> 同会有志は、上杉謙信が七尾城を落城させた際に詠んだとされる漢詩「九月十
>三夜陣中作」の詩吟を集いの席上、披露する。
> 1934(昭和9)年に国史跡に指定された七尾城は、国内最大級の規模の中
>世の山城で、2006年に日本城郭協会の「日本100名城」に選ばれた。能登
>畠山家による能登統治の拠点であり、上杉謙信、前田利家ら戦国武将がしのぎを
>削った場である。
> 集いを企画した同会代表の半田昭也さん(85)は、今年度末の能越自動車道
>「七尾城山インターチェンジ」供用が、七尾城の知名度向上のきっかけになると
>期待している。「歴史があり、素晴らしい眺望を楽しめる七尾城の観光名所とし
>ての地位を協力して高めたい」と意気込んだ。
>
>〈04〉2012/09/08付朝刊——————————————☆
>◎高校生カフェがオープン/七尾東雲高、校内では全国初
>
> 七尾東雲高の生徒が運営するカフェ「高校生カフェ・レスしののめ夢パーク」
>は7日、同校でオープンした。校内で生徒が運営するカフェは、同校によると全
>国初。えんじ色の帽子とエプロンを身に着けた生徒は、金糸瓜など能登産食材で
>手作りしたケーキを来賓にすすめるなど笑顔できびきびと働いた。
> カフェは同校中庭と談話スペースを改装して設けられ、屋外でも飲食できる。
>家庭部員やビジネス研究部員20人が中心となって運営する。同校の前身・中島
>高卒業生のパティシェ辻口博啓さんがアドバイスした生徒手作りの菓子や飲み物
>を提供するほか、生徒が栽培した農作物も販売する。
> 同校中庭で行われたオープニングセレモニーでは、山本正弘校長や生徒会長の
>上田楓さん(3年)があいさつし、テープカットで開店を祝った。運営メンバー
>のリーダー泉唯奈さん(2年)は、「地域の方との交流の場にしていきたい」と
>笑顔で接客した。
> 開店時間は火、木、金曜午後3時半〜同5時。
>
>〈05〉2012/09/09付朝刊——————————————☆
>◎匠の町照らす明かり/田鶴浜であかりまつり/藤舎さん横笛披露
>
> 能登鹿北商工会の田鶴浜あかりまつりは8日、七尾市田鶴浜町の曹洞宗東嶺寺
>や同市健康福祉プラザさつき苑などで行われ、特産の田鶴浜建具や児童が作った
>あんどん、キャンドルタワーなど約2千基の明かりが、夜の匠(たくみ)の町を
>照らした。
> ろうそくで彩られ、本堂に曳山人形が並んだ東嶺寺では、横笛奏者の藤舎眞衣
>さん=金沢市=が「鶴」などを披露。古刹に響く篠笛や能管の音が来場者を魅了
>した。マリンバや胡弓も演奏された。
> さつき苑では、あんどんの点灯セレモニーをはじめ、太鼓やバンド演奏などが
>繰り広げられた。東嶺寺の裏山で切り出された木を使ったチェーンソーアートも
>実演され、観光客を楽しませた。田鶴浜建具の職人技を披露する「能登行灯市」
>も人気を集めた。藤舎さんの演奏は、同町の池亀本店でも行われた。
>
>〈06〉2012/09/11付朝刊——————————————☆
>◎天鳴覇6連覇/YOSAKOIソーラン日本海のと会場
>
> 第12回YOSAKOIソーラン日本海のと会場の最終日は9日、七尾市の七
>尾マリンパークを主会場に行われ、天鳴覇(七尾)が6年連続で大賞を獲得し、
>のと支部大賞とのダブル受賞も達成した。17チーム約500人の演舞が観客を
>魅了し、残暑を吹き飛ばした。
> 出場チームは、JR七尾駅前ミナ・クルでの演舞に続き、七尾マリンパークで
>パレード審査に臨んだ。
> ファイナル出場の10チームは、七尾湾を背景にした特設舞台で躍動。天鳴覇
>は「絆〜霜白き能州の景」と題し、七尾城からやりを振りかざして戦に繰り出す
>男性の勇猛さと、希望を胸に抱く女性の美しさや強さを表現した。
> 「The日本海&北國新聞」と「The旗」がゲスト演舞で会場を沸かせ、総
>踊り「絆」「踊れ日本海」の大演舞で締めくくった。
>
>〈07〉2012/09/13付朝刊——————————————☆
>◎七尾の竹内さん、思い出の中世板碑を安置/自宅前にほこら
>
> 七尾市石崎町の大工竹内義男さん(62)は12日までに、祖父母が同市国分
>町の民家で保管していた中世の板碑(いたひ)2基を安置するため、自宅前でほ
>こらの建築を始めた。同市教委によると、国分町を含む徳田地区は、県内でも珍
>しい中世板碑の集中地帯で、竹内さんへ13日に板碑の種類名などを記した木札
>を贈り、大切にしてもらう。
> 竹内さん所有の板碑はともに石製で、1基が高さ69センチ、最大幅59セン
>チ、厚さ最大21センチの胎臓界大日如来板碑、別の1基は高さ84センチ、最
>大幅29センチ、厚さ17センチの五輪塔陽刻板碑であることが、12日までの
>市教委の調べで判明。刻まれた梵字の形態などからそれぞれ14世紀と、16世
>紀初頭〜前半に作られたとみられる。
> 板碑は、竹内さんの祖父が水田から見つけ、祖父母が毎週花を手向けて祈って
>いた。竹内さんは中学3年まで同居し、その姿を覚えていた。3年前、地元の寺
>院に供養を相談した際、市教委の調査に委ねることになった。
> 市教委によると、徳田地区には鎌倉、南北朝時代の板碑が多く残り、210基
>が確認され、紀年銘のある市内の7基が市指定文化財となっている。竹内さんの
>板碑には紀年名銘はない。
> 調査結果を聞いた竹内さんは先月末に板碑を引き取った。ほこらは今月中に完
>成する予定で「祖父母をいたみ、町の人にも見てもらいたい」と話した。
>★〔中世の板碑(ちゅうせいのいたひ)〕
> 領主らの供養塔として使われる石碑の一種。板状の石で造られたものが中心で
>碑面に梵字などが刻まれている。七尾市教委によると、七尾、羽咋、中能登で見
>つかった板碑の表面には文字が記されておらず、家族の供養に使われたケースが
>多い。
>
>〈08〉2012/09/17付朝刊——————————————☆
>◎七尾と入善、有磯同士で白球交流/初対戦は1勝1敗
>
> 七尾市の学童野球チーム「有磯(ありそ)クラブ」は16日、同市有磯小で、
>富山県入善町の「有磯野球スポーツ少年団」と初めて対戦した。富山湾を挟んで
>向かい同士の地に暮らす同名チームの球児が、残暑の中、はつらつプレーで白球
>を追い、交流を深めた。
> 入善側の父母会長を務める関原良二さん(49)が偶然、インターネット上で
>七尾の同名チームの存在を知って親近感を覚え、6月に七尾側へ交流と対戦を申
>し入れた。
> 初の交流会場となった有磯小には、入善から選手や監督、保護者ら34人が訪
>れた。七尾側6年生4人の引退試合を兼ねて行われた第1試合では、レギュラー
>チーム同士が対戦し、入善が9対2で勝利。ジュニアチーム同士による第2試合
>は逆に七尾が9対3で入善を破り、初の交流は1勝1敗の五分で終わった。
> 関原さんの連絡で初めて入善の「有磯」チームを知った七尾の戸澗辰徳監督
>(28)は、「初めて連絡をもらった時にはまさかと思った。これからも交流し
>たい」と初の有磯対決に手応えを感じた。前主将の勝木杜郎君(6年)は「引退
>試合で負けて少し悔いが残るけど、最後に対戦できて良かった」と話した。
> 入善の亀田大洋監督(36)は「県外での試合はめったに機会がない。楽しい
>思い出ができた」と笑顔を見せた。
>
>〈09〉2012/09/17付朝刊——————————————☆
>◎サケの「帰り道」整備/崎山川河口/鵜浦町の住民が砂掘り
>
> 七尾市鵜浦町の住民は16日、町内に河口がある崎山川で産卵するサケのため
>の魚道整備に乗り出した。河口では小雨で水位が下がっており、住民は河口の砂
>を手作業で掘りサケが通れる水深を確保する考えで「今年もサケをふるさとに迎
>えたい」と意気込んでいる。
> 河口近くに住む主婦寺岡百合枝さん(62)は15日午後1時ごろ、砂で埋ま
>った河口付近の海中でサケ3匹が泳ぎ回っているのを見つけた。
> 行き場を失ったサケをふびんに思った寺岡さんは、近くの住民に呼び掛け、1
>6日朝から河口付近の砂を掘り、約10メートルの魚道づくりを開始。作業後、
>自宅で休憩するうちに、河口付近の海にいたサケは川を遡(そ)上したらしい。
>数時間後には波が運んだ砂で魚道が埋まったことから、寺岡さんらは再度砂を掘
>る作業に汗を流した。
> 崎山川では毎年、近くの北星小児童がサケの稚魚を放流し、毎秋には大きくな
>ったサケが遡上している。寺岡さんは「子どもたちのためにも、大きなサケが川
>を上れるようにしたい」と話した。
>
>〈10〉2012/09/21付朝刊——————————————☆
>◎豪快島田くずし/中島でお熊甲祭
>
> 国指定重要無形民俗文化財「お熊甲祭(くまかぶとまつり)」は20日、七尾
>市中島町宮前の久麻加夫都阿良加志比古(くまかぶとあらかしひこ)神社などで
>行われ、深紅の枠旗が秋空に映えた。男衆が枠旗を地面すれすれに倒す妙技「島
>田くずし」を豪快に披露すると、見物客が歓声を上げ、大きな拍手を送った。
> 同神社境内には早朝から、欠席の3社を除く16の末社の祭り行列が天狗(て
>んぐ)面をかぶった猿田彦に導かれ、次々と到着した。枠旗や神輿(みこし)を
>担いだ若衆が拝殿に向かって勢いよく駆け込んだ。奉幣(ほうへい)式では各末
>社の猿田彦が集い軽妙な舞を繰り広げた。
> 引き続き、各末社の行列はお旅所「加茂原」に渡御。枠旗や神輿が広場を所狭
>しと動き回り、男衆が島田くずしを披露すると、祭りは最高潮に達した。
>
>
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