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>銀座新聞ニュース メールマガジン 2012年9月28日
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>9月から銀座新聞ニュースのアドレスが以下に変わりました。
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>依然として、涼しいというか、寒いというか、複雑な天候です。台風17号が首都圏を直撃するようで、こんどの日曜日が大変です。
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>■自民党の安倍総理でどうなる?
>自民党が安倍さんを総裁に選び、次の総選挙で与党に返りさきをねらっています。かつてわずか1年で首相を辞任するきっかけをつくってしまった安倍さんへの批判が強く、地方では自民党組織で反乱が起こっています。しかし、総選挙で自民党が与党に復帰すれば、すべて丸く収まることになるので、こんどの地方の反乱は一時的なものです。
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>ただ、単独過半数を確保できず、公明党でも過半数を得られず、日本維新の会や小沢新党などと連立を組むようなら、地方の怒りはさらにすごいでしょうね。安倍さんが地方の声も抑えて、本格的な政権をつくるには、過半数を確保するのが前提です。
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>公明党との連立過半数なら、選挙の段階から自民党と公明党は共闘しているので、問題ないですが、それでも過半数を確保できないとなると、予算をはじめ(総選挙の時期によりますが)、ありとあらゆる政策で妥協を強いられるので、今の野田政権と同じく、政権運営がうまくいかないでしょうね。
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>安倍さんと石破さんの体制で、こんごどれだけ自民党票を増やせるかがカギとなりそうです。あるいは、公明党のバックの創価学会の協力を得て、241人の当選まで確保できるかです。
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>公明党(創価学会)は大分前の選挙から比例区で当選し、小選挙区は自民党に譲る体制をとっており、創価学会の会員票を自民党候補者にあてています。前回の総選挙では、大きな逆風が吹いて、自民党と創価学会の選挙協力でも大敗してしまいましたが、今回は自民党単独過半数で、どこまで公明党が上乗せできるか、という流れになると、安倍政権にとってはいいですが。維新の会がどれだけ当選者を出すかにかかってくるようです。
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>■島をめぐる韓国と中国、日本の争い
>竹島、尖閣諸島をめぐる争いはそのまま国連総会にもちこまれ、激しく論争を繰り広げましたが、ほかの国からすると、どうでもいい話なので、「国際社会」がこの問題に関心を示すことはなさそうです。ただ、メディアはイギリスやフランスでも中国と日本の領土争いを取り上げるなど、関心を示しています。
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>中国はフィリピン相手にもやりたい放題なので、海外メディアはどちらかというと日本の自制的な対応を支援しているようですが、今のままでは解決策がないのも困ったものです。国際司法裁判所での決着をいう人もいますが、日本政府は竹島については韓国と裁判所で争う姿勢を示していますが、尖閣では「領土問題は存在しない」という立場なので、国際裁判所で争う気配はありません。
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>竹島に対する韓国の姿勢と、尖閣での日本の姿勢が似通っているところがなんとも皮肉で、もう少し知恵を使わないと、何も進展しませんね。例えば、台湾と尖閣での漁業権をめぐって話し合いをし、台湾に一定の漁獲量を認め、日本の沖縄の漁民にも漁業を認めるなど、漁業の話し合いで進展させてしまうことです。
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>これには中国は激怒するでしょうけど、台湾との実質的な話し合いをして、台湾に日本の領有権を認めさせて、代わりに漁業を容認することで、国際社会としては日本が尖閣を領有していることを容認するので、一歩前進します。
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>中国はそれこそ、解放軍を使って尖閣に攻めてくるかもしれませんが、これには前にかいたように、日本とアメリカ連合軍との戦いになり、中国が勝てるかどうか微妙ですし、もし、日米連合軍に負けようなら、中国の共産党1党独裁に対して、内乱が起こる可能性も出てくるので、そんな冒険を犯すことをしてくるのでしょうか。
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>中国にとっても今の「論争」が共産党独裁体制を維持するには好都合なので、日本を激しく攻撃して、自分たちの正当性を主張して、議論を続けていけば、少なくとも尖閣をめぐる共産党独裁の立場は確保できます。
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>中国はすぐに官製デモに頼る悪い習慣がありますが、これもいずれは共産党独裁反対への一歩となかねないので、諸刃の剣といえます。中国の共産党幹部の悪い点は日本の軍国主義さえ非難すれば、自分たちの足場は安定していると誤解してしまうことです。
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>今や、中国の生活は向上しており、大国で1党独裁の国は存在しないということは知っているでしょうから、中国のゆがんだ政治構造にはいずれ一般国民からノーを突きつけられるのは間違いなく、旧ソ連時代の最後の書記長、ゴルバチョフさんのような勇気をもって開放政策を打ち出せる人物がいつ中国に出てくるかですね。
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>●つぶやき
>阪神の城島選手が引退を表明しましたが、メジャーリーグにわたったのが失敗の原因ですね。ダイエー時代に大型捕手といわれ、捕手の中ではもっとも三冠王に近い存在とみられていましたが、2006年にマリナーズにわたって苦労して、2008年の最後のシーズンでは、マリナーズの投手から完全に敬遠されてしまい、城島選手が捕手をする場合は、投げたくないとまでいわれてしまい、契約期間を残して阪神に移籍しました。
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>とにかく、2007年から2008年のメジャーでの選手生活は最悪で、投手からは相手にされず、そのことに本人も不快感を感じていたし、そのことを外の人にまで漏らすほどでした。もし、メジャーに行かずに、今もソフトバンクにいたら、おそらく日本を代表する捕手として活躍していたことでしょうね。本当にすばらしい捕手で、とくに肩の強さは圧巻で、盗塁を阻止するのに小さな動作で投げられるので、盗塁する側が投手だけでなく、城島選手の動きも見ないといけないほどでした。
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>バッティングも魅力で、2003年にはホームランを34本もうち、打点も119、打率も330とあとわずかで三冠王というところまで活躍しました。これだけの選手がメジャーへ行くことで、野球人生を短くしてしまいました。捕手は言葉の問題が大きく、きちんと英語が話せないと役割を果たせないポジションで、コミュニケーションがうまくいかないと、投手にいい投球をさせることができません。
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>この言葉の問題を乗り越えられずに、結局、マリナーズの投手から干されてしまい、メジャー生活を終えました。おそらく、そのときの心痛や体を強くしたのが膝への負担になり、阪神に入ってもあんまり活躍できませんでした。
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>会見では今のケガを乗り越えられないと表現していましたが、プロ選手にケガはつきもので、それをいかにコントロールするかがプロとして重要なはずで、おそらくは城島選手の中で、もはやケガをコントロールできなくなっているということなんでしょうね。メジャーへの挑戦で、野球人生を消耗したということでしょうか。まだ36歳なので、大変惜しい選手です。
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>●レコードチャイナはおそらくアクセスが殺到してサーバーがダウンしたのではないでしょうか。今、見られません。
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>銀座新聞ニュースの最新ニュースをお届けいたします。当分の間、週1、2回程度でお送りします。また、記事、コラムの見出しだけを掲載し、URLは省略します。見出しを検索エンジンに入れると、その記事が見られます。
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>立川銀座で京都造形大OBが染・織展、井上彰、山岸千代ら28人
>ヤマトが11月閉店のナミキで絵画展、米光太平の弟子・関光輪ら
>丸善丸の内で弓岡勝美、福川澄代ら11人古布展、講習会も
>「方舟」のセオリーが銀座にフラッグシップ店を開業、酒の日に
>「くろねこルーシー」塚地武雅、安めぐみら舞台挨拶、黒猫も
>丸の内でガーデンニング、大野忍監修園芸、上田奈美の寄植え指導も
>山野楽器で山下達郎ベストアルバム発売記念展、Tシャツも
>銀座シネパトスで東宝特撮記念でゴジラ映画上映、川北紘一らも
>浜離宮朝日で青柳いづみこがドビュッシー、影絵の上映も(2)
>丸善丸の内で「人・形」展、秋山まほこ、戸田和子ら
>浜離宮朝日で青柳いづみこがドビュッシーと黒猫(1)
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>レポート
>【ケイシーの映画冗報】
>多面的な仕上がりに好感のもてる「デンジャラス・ラン」(92)
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>■「野田さんちの台所」
>就任387日目の9月25日(ニューヨーク9月24日)は午後に政府専用機で米ニューヨークのケネディ空港に着いて、夜にニューヨーク総領事公邸で在留邦人との夕食懇談に出て、インターコンチネンタルホテルで泊まりました。
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>日本の首相がインターコンチに宿泊するのは初めてではないでしょうか。通常はニューヨークでもっとも高いウォルドルフアストリアに宿泊するのが慣例で、インターコンチがビジネスマンが宿泊するところです。
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>筆者も過去に宿泊したことがありますが、部屋が広くてベッドも大きいのがいいところで、窓から見える景色はニューヨークの町風景なので、たいしたことがありません。また、ここでは毎朝、朝食の際に利用するレストランでは、目の前でアジア系の料理人がオムレツを作ってくれるのが売りで、玉子を2個とか3個とか選べ、入れる材料もたまねぎ、ハム、チーズなど何種類もある中から選べるのがうれしいところです。
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>目の前でオムレツをつくるので、つい作り方を見て、帰国後、自宅で何度もオムレツつくりに挑んだものです。フライパンの動かし方、玉子の入れどき、玉子のかき混ぜ方など、こうすれば、誰でも簡単にオムレツが作れるのだよと無言で説明してくれているので、何度も見て、覚えました。しかし、なかなか玉子をうまく丸めるのが難しく、そのうちにやめてしまいましたが。
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>388日目の9月26日(ニューヨーク)は(現地9月25日)午前、国連本部でギラード・オーストラリア首相と会談し、午後に国連本部でユドヨノ・インドネシア大統領と会談、ミレニアムUNプラザホテルでエルベグドルジ・モンゴル大統領と会談、インターコンチネンタルホテルでサントス・コロンビア大統領と会談、夕方にジャパン・ソサエティーで首相主催レセプションに出席し、夜、インターコンチネンタルホテルに泊まりました。
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>389日目の9月27日(ニューヨーク)は午前、モルシ・エジプト大統領と国連本部で会談、イェレミッチ国連総会議長と懇談、潘基文国連事務総長と会談、午後に国連総会で一般討論演説、インターコンチネンタルホテルで内外記者会見、その後、政府専用機でケネディ空港を発ち、19時35分に羽田空港に着きました。20時5分に公邸に帰りました。
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>■本日はこのあたりでとめます。台風には気をつけてくださいね。
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