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>Webで見る(バックナンバー) ⇒ http://melma.com/mb/backnumber_108241/
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>□■■□──────────────────────────□■■□
> わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2862号
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> 2013(平成25)年1月29日(火)
>
>
>
> オバマは亡国の元祖となるか:Andy Chang
>
> 尖閣は日中で30年かけて「研究」せよ:杉浦正章
>
> 支持率独走の自民 共闘組めない野党:古澤 襄
>
> 「革ジャン」はどこへ行った:馬場伯明
>
> 作文に不可欠なリズム:渡部亮次郎
>
> 話 の 福 袋
> 反 響
> 身 辺 雑 記
>
>
>□■■□ ──────────────────────────□■■□
>第2862号
> 発行周期 不定期(原則日曜日発行)
>
> 御意見・御感想は:
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>━━━━━━━━━━━━━
>オバマは亡国の元祖となるか
>━━━━━━━━━━━━━
>
>
> Andy Chang
>
>前の記事で再選を果たしたオバマは強気になってサヨク発言と社会主義
>の主張を続けていると書いたが、アメリカではオバマをアメリカの史上
>最も有能な大統領と崇め、アメリカの憲法14条を改正してオバマ3選、
>4選を進言する議員まで出てきた。一方ではオバマ独裁に強力な反対も
>見かけるがオバマの強運はまだ終っていない。
>
>オバマの過去4年の業績は最悪に近く、経済破綻、財政赤字の崖、失業者
>増加など問題が続出しているのに、国民の半数以上がオバマを支持して
>いる理由はなぜだろう。しかもなおオバマ3選を推進する者さえ出てく
>る理由はどこにあるのか。
>
>簡単に結論を言えば、オバマ人気の原因はバラマキ政策にあり、バラマ
>キを可能にする運命的な原因はアメリカ大陸での石油と天然ガスの大発
>見である。
>
>短期的にはオバマ人気の原因だが、オバマがバラマキを止めず、パンと
>サーカスで赤字の増大を続ければ民主政治は愚衆政治となり、長期的に
>アメリカの衰退と滅亡となるだろう。古代アテネやローマの衰亡と同じ
>結果である。歴史はオバマをアメリカ亡国の元祖とするに違いない。
>
>●アメリカ国民は政府依存
>
>ブルッキングス研究所の調査によると、米国民の46.4%は所得税を納めて
>いない。これを元にロムニー候補者は?国民の47%は政府に依存し、自分
>を犠牲者と信じ、政府が面倒を見るのは義務だと思っている?と発言し、
>リベラルメディアが総攻撃して黙らせた。
>
>だが国民が政府に依存しているのは事実である。ロムニーが選挙で負け
>た原因の一つは国民の大半が政府に依存し、オバマのバラマキ政策を支
>持しているからである。
>
>このためオバマは就任演説でも強気のサヨク寄り演説をしたのだった。
>国が財政の崖と呼ばれる16.4兆ドルの赤字を突破してもオバマ政権は大
>統領が赤字財政を止めようとせず、ガイトナー財務長官は赤字制限を廃
>止することを議会に示唆した。
>
>財政の権利を握っているのは国会だが、ガイトナーは赤字制限の権利を
>国会から剥奪しようとしたのである。赤字に対する制限がなければオバ
>マは無制限に借款を続ける事が出来る。
>
>民主党優勢のアメリカ上院は下院の作成した国家予算を4年も審議拒否し、
>アメリカ政府は4年間の長きにわたって臨時予算で継続してきたのである。
>しかもオバマ政権は国防費を半減しただけで、あとは高所得者の増税、
>99%の国民は増税しないことで大多数国民の支持を得ている。国が破産寸
>前でも国民は政府依存をしている。国が滅ぶのは当然である。
>
>●オイルシェールの開発とオバマの幸運
>
>オバマのバラマキ政策に対する批判はかなり強いが、オバマは無視して
>バラマキ政策を続ける。オバマにとって幸運なのはアメリカ大陸でオイ
>ルシェールから天然ガスと石油を採取するフラッキングと呼ぶ方法が開
>発され、これから数年を経ずしてアメリカは石油と天然ガスの輸入国か
>ら輸出国に変る事が予測されると報道している。しかもオイルシェール
>の埋蔵量は世界最大で将来50年以上も供給を続けることが出来ると報道
>されている。
>
>オバマの幸運はこの大発展にかかわる、天然ガスと石油の開発、生産と
>貯蔵、運輸と販売、輸出関係の港湾発展などで大統領の許可が必要とな
>るため、絶大な利権を手にすることができることになった。
>
>しかも国内だけでなく、アメリカから石油を輸入する国国もアメリカ大
>統領に頭を下げる必要が出てきて、米国大統領はこれまでに無かった世
>界的な権力も手に入る。世界の覇者である。
>
>オバマがこのような世界史になかった絶大な権力をみすみす4年後の任期
>が終ったときに放棄するわけがない。
>
>だから彼は財政赤字はほったらかして大規模なバラマキを実施して国民
>の支持で憲法改正に持ち込み、3選4選を果たそうとするに違いない。
>オバマ独裁の将来が見て取れる理由がここにある。
>
>●アメリカの発展と世界情勢の劇的転換
>
>また、アメリカが膨大な石油と天然ガスの資源を持つことで世界情勢に
>も大きな変転が起きるに違いない。まず、アメリカが中東の石油に頼る
>必要がなくなれば中東より撤退し、中東諸国ではアルカイーダ、タリバ
>ンなど過激派の勢力が増強し、サウジアラビアなど石油輸出国は石油が
>売れなくなって貧乏国となって没落するし、アメリカが中東の政治から
>離れればイスラエルが孤立し、自己生存のため大規模な戦争になる可能
>性も増すだろう。
>
>アメリカが中東の石油を買わなくなれば、中東の石油は輸入国である中
>国に向けられ、中国がアメリカに取り代って中東問題を背負う事になり、
>テロ攻撃はアメリカから中国に向けられることとなる。南シナ海や尖閣
>諸島などの石油問題は霞んでしまうかもしれない。世界情勢の劇的転換
>は計り知れない。
>
>●オバマのバラマキは亡国のもと
>
>オバマが権力を維持するため、国民の支持を得るためには石油資源から
>来る金で赤字削減をせず、福祉の名目でバラマキを続けるだろう。オバ
>マがバラマキを続ければ国民はどんどん怠惰になり反戦的になる。
>
>パンとサーカスで国民が外国に興味を持たなくなり、しかもオバマの移
>民政策と平等主義で人口が増える結果、人種差別問題がおきる。白人と
>黒人、黒人とラテンアメリカ人との摩擦が増える。
>
>移民の増加により白人は国内で過半数を割り、人種問題が複雑化すれば
>民主、平等を唱えるオバマ社会主義はどんどん衆愚政治となって、長期
>的にはアメリカ亡国の本となる。嘗てのアテネ、ローマの没落と同じ道
>を辿るのは確実である。
>
>ここまで没落するのはアメリカの石油資源が枯渇し始める50年後かもし
>れないが、世界史はオバマをアメリカの没落の元祖と書くことになるだ
>ろう。
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━
>尖閣は日中で30年かけて「研究」せよ
>━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>
> 杉浦 正章
>
>公明による打開の糸口はできた
>
>公明党代表・山口那津男の訪中は、72年の田中角栄による日中国交正
>常化に先立つ同党委員長・竹入義勝の訪中を彷彿とさせる。竹入は復交
>に突破口を開き、山口は日中危機に打開の糸口を見出した。「共に井戸
>を掘った人を忘れない」中国の公明党重視の現れだ。
>
>これを"活用"した田中に似て、首相・安倍晋三もフットワークは軽妙
>なものがある。今後は視野に入った日中首脳会談に向けて、共産党総書
>記・習近平が「ここに至る環境を整えることが重要」と述べている通り、
>数々の難関を通り越えなければならない。
>
>現在の日中間には「対話」 そのものが必要なのであり、まず政府はその
>対話を粘り強く、忍耐強くたとえ30年間でも持続させる。その中で、
>尖閣問題は「研究」対象にする方向で"妥協"することが望ましいので
>はないか。
>
>竹入は98年に朝日新聞に寄せた回顧録で「周恩来首相との秘密会談で一
>番驚いたのは賠償放棄の申し出であった」と述べている。野党党首とし
>ては戦後まれに見る重要な外交努力であったことを物語る。
>
>また周恩来が「田中さんに恥をかかせませんから、安心して中国に来て
>ください」と田中訪中の受け入を表明したことも明らかにした。
>
>一方41年後、尖閣を巡る偶発戦争も予感される中での山口との会談で
>習近平は、安倍の親書を受け取って「2006年の第1次安倍内閣の時に中
>日関係の改善、発展に積極的な貢献をしたことを高く評価している。
>
>再び首相になられ、新たな貢献を期待している」と述べた。また安倍が
>中国政府と確認した戦略的互恵関係について「推進したい」と関係改善
>に意欲を見せた。習は明らかに野田政権と安倍政権を分けた対応を示し
>たのだ。
>
>れにより日中関係は戦略的互恵関係の原点に向けて回帰の一歩を踏み出
>したことになる。この中国側の対応には国内経済、対米、対東南アジア
>外交を見据えた習の戦略上の選択が感知される。野田の尖閣国有化で内
>外に向けて拳を振り上げたものの、これを"そろり"と降ろさざるを得
>なくなったのだ。
>
>第1の背景に経済上の問題がある。下がり続けている国内総生産(GD
>P)が13年ぶりに8%を下回った。危機ゾーンとされる6%を上回ら
>なければ中国経済は構造的に成り立たないとされている。尖閣を巡る暴
>動で極めて厳しい状況に追い込まれている。日本には打撃であったが、
>それに劣らぬ打撃を被ったのだ。
>
>対米関係も中国にとってクリントンの「日本の施政権を損なういかなる
>行為にも反対する」発言は予想外の強さであり、日米安保体制の固さを
>感じ取ったのだ。領空・領海侵犯を繰り返した事実上の「軍事偵察」も、
>日米連携の強さを認識せざるを得なかったのであろう。同時に米国は中
>国に対しても外交ルートを通じて「対話」の必要を促していた。
>
>さらに安倍政権の東南アジア外交は成功裏に展開し、南シナ海で中国の
>海洋進出にさらされる国々と日本の連携は一層の深まりを見せた。また
>習にしてみれば、国有化を断行した野田が続いていれば関係改善は困難
>であったであろうが、安倍政権の実現は渡りに船であった。
>
>その安倍は筆者が前々から明らかにしているように駐日大使・程永華と
>首相就任前から秘密裏に会談、対中対話に向けた水面下の動きを展開し
>た。これが山口訪中の下準備として奏功したことは言うまでもない。
>
>中国側は、メディアの挑発的な報道を抑制するように新聞・テレビなど
>報道機関に指示している。"軟化"を象徴させる動きだ。
>
>今後の日中対話の焦点は、尖閣を巡る話し合いをどのような形で実現さ
>せるかだ。尖閣問題はいくら日本が「領土問題は存在しない」という立
>場を変えなくても、何らかの対話を実現させるしか選択肢はないのが現
>状だ。「存在しない」と「存在する」の180度の違いを埋めてゆかざるを
>得ない状況になりつつあるのだ。
>
>ここは知恵の出しどころだ。日本の実効支配を前提として、話し合いの
>接点を探るにはどうすればよいかだ。かつて日米間には「日米貿易経済
>合同委員会」があった。年に1度首相や閣僚が相互訪問して大局を話し
>合う場だ。
>
>そのために事務当局が懸案事項を事前調整して積み上げた。これと同様
>に日中間にも「日中外交・経済合同委員会」を設置して、大局を話し合
>うべきではないか。
>
>その大局協議の中で尖閣問題を取り上げればよいのだ。もちろん普段の
>接触は下部機関が行い、積み上げる。尖閣は日本が実効支配しているが、
>外交上の懸案としては間違いなく存在している。
>
>その事務レベル外交協議の中で尖閣問題は「研究」すればよい。国際政
>治の駆け引きではなく、純粋学術的に研究するのだ。冒頭掲げたように
>30年かけても半世紀かけても研究をし続けるのだ。
>
>もちろん日本による実効支配の構図は変えない。前防衛相・森本敏が
>「自衛隊は尖閣の実効支配を確実なものにする態勢はとっている。そこ
>は全く心配いらない」と述べている。
>
>自衛隊は中国軍の侵攻を想定したあらゆる事態に即応する態勢を確立し
>ているといわれる。普段は公船や航空機が侵入すれば排除し続ける状態
>を維持し、戦略上絶対に挑発や先制攻撃は避ける。この態勢を話し合い
>が続く限り維持するのだ。
>
>つまり30年でも半世紀でも忍耐強く続けるのだ。問題の決着は日本がよ
>り繁栄して国力を維持できるか、衰退路線を辿るかによっても決まって
>くる。また中国共産党独裁体制が崩壊して、価値観を共有する民主主義
>政権が誕生するかによっても左右される。
>
>題を歴史の判断に委ねるのだ。その意味で共産党対外連絡部長・王家瑞
>が山口に「今の指導者に知恵がなく解決できないとすれば、後々の世代
>に解決を託すということもある」と述べたのは傾聴に値する。大局にお
>いてトウ小平の判断と同じだからだ。(政治評論家)
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━
>支持率独走の自民 共闘組めない野党
>━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>
> 古澤 襄
>
>各メデイアの世論調査は、自民党が支持率で独走の傾向が顕著となる一
>方で、野党は民主・維新・みんな・生活の共闘態勢がなかなか確立でき
>そうもない事情を浮き彫りにしている。
>
>さらには野党共闘の核となるべき民主党が政党支持率で低迷し、産経新
>聞社とFNN合同世論調査では、日本維新の会が10・2%で野党のトップ、
>次いでみんなの党(6・4%)が、民主党(6・3%)を抜いた。もは
>や野党の中心勢力は民主党ではなく、維新とみんなの党に移った感があ
>る。
>
><産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査で
>は、内閣支持率と同じく自民党の支持率も36・1%に上昇した。
>
>第2次安倍政権発足直後の前回調査から2・4ポイント増え、2位の日
>本維新の会(10・2%)の3倍以上に上る。一方、環太平洋戦略的経済連
>携協定(TPP)、在外邦人の救出要件を緩和する自衛隊法改正などを
>めぐっては、自民、公明両党の各支持層と所属国会議員の間に意識の
>「乖離(かいり)」がみられ、支持率上昇を喜んでばかりもいられない
>状況だ。
>
>自民党は、夏の参院選の比例投票先としても36・4%とトップを独走。参
>院選で期待する結果については「自民単独で過半数」が30・3%、「自公
>で過半数」の34・7%と合わせ計65・0%が自公政権による衆参両院の「ね
>じれ」解消に期待している。
>
>それでも、今後の政権運営のアキレス腱(けん)になりそうな要素はあ
>る。石破茂幹事長が参院選までに自民党としての方針を決めると明言し
>ているTPPへの交渉参加の是非だ。
>
>全体では参加表明に賛成が45・5%、反対が38・1%。同党支持層でも賛成
>44 ・6%、反対36・3%で賛成の方がやや多い。だが、同党国会議員による
>「TPP参加の即時撤回を求める会」には203人が参加。所属議員の約54
>%にあたり、世論調査と対照的だ。
>
>石破氏は28日の記者会見で「『例外なき関税撤廃を前提とする交渉には
>反対』との党の方針をいささかも変えるものではない」と従来の見解を
>繰り返したが、首相が参加表明にアクセルを踏む決断を、党内世論が阻
>みかねない。
>
>一方、アルジェリア人質事件を受けて喫緊の課題に浮上した自衛隊法改
>正は、全体で賛成が71・8%に達した。改正に慎重とされる公明党の支持
>層でも賛成が74・4%で、世論の理解は得られているといえる。
>
>だが、同党の山口那津男代表は28日、記者団に「憲法の範囲内でしっか
>り対応していくのが基本だ」と慎重な立場を強調しており、支持層と議
>員間の意識の乖離は明らかだ。
>
>自民党の小泉進次郎青年局長は28日、記者団に対し、首相の所信表明
>演説を評価した上で、注文を付けることも忘れなかった。「安全運転だ
>けではなく、攻めなきゃ勝てない。大胆、果敢な首相の政権運営を期待
>する」>
>
><産経新聞社とFNNの合同世論調査で、野党各党の政党支持率をみる
>と、日本維新の会が10・2%でトップ。次いでみんなの党(6・4%)が
>民主党(6・3%)を抜き、2位に躍り出た。もはや野党の中心勢力と
>なった感のある維新とみんなだが、与党に対する共闘態勢はなかなか確
>立できそうにない。
>
>通常国会召集日の28日、維新の橋下徹代表代行とみんなの渡辺喜美代表
>が"舌戦"を繰り広げた。橋下氏「渡辺氏は少し大人の政治家になって
>もらいたい」。渡辺氏「その言葉をそっくりそのままお返しする」。
>
>橋下氏はこの日、維新とみんなの合流を渡辺氏が拒否したのを受けて、
>大阪市役所で記者団に「自民、公明両党のチェック機能を果たすため
>(合流して)対抗勢力をつくるべきだ」と強調。その上で「まだまだ合
>流を模索し続けていく」と述べ、夏の参院選前に維新とみんなに加え、
>民主党の一部も含めた新党結成を目指す考えも示した。
>
>これに対し、渡辺氏は国会内で記者団に「選挙の間際に新党をつくり国
>民をだますようなことはやめた方がいい」と合流を改めて否定。さらに
>「大人になるということは、きちんと(選挙区候補者の)すみ分けをす
>ることだ」とも語った。
>
>「支持率を維持し、夏の参院選を戦いたい」−。両党幹部の思いは一緒
>だが、今回の世論調査で維新、みんなとも政党支持率が前回(昨年12月
>26、27両日)からわずかに下落。維新、みんなに民主を足しても支持率
>は自民党の36・1%に遠く及ばない。
>
>そうした中での橋下、渡辺両氏の応酬は、参院選に向けた両党の連携協
>議をめぐる主導権争いと映るだけに、再び与党を利する結果にもつなが
>りかねない。(産経)>
>
>2013.01.29 Tuesday name : kajikablog
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━━
>「革ジャン」はどこへ行った
>━━━━━━━━━━━━━
>
>
> 馬場 伯明
>
>「革ジャン」は革製のジャンパー(jumper)やジャケット(jacket)を
>総称する。ジャンパーは仏語ではブルゾン(blouson)。日本では「ジャ
>ンバー」と俗称されることもある。
>
>2013/1/24大阪へ出張した。薄青のシャツに赤いネクタイを締め、濃紺の
>ダブルの背広に黒の革ジャン(ジャケット)を羽織った。
>
>早朝7:00、JR稲毛駅で微妙な違和感があった。改札からホームへ向かう
>途中、若い女性が急に前を横切った。いや、意識的に逃げたような気が
>した。革ジャン(姿)の私を「何者」だと思ったのか・・・。
>
>総武線(快速)の稲毛東京間の車内では私以外に革ジャンは見えなかった。
>新幹線3号車に革ジャンは私と中年の女性が一人だけ。彼女は薄手の細身
>の黒い革ジャン(ジャケット)だった。
>
>新大阪から大阪梅田へ向かう。平日ではあるが大阪の街にも革ジャンは
>まず見あたらなかった。革ジャンはどこへ行ったのか!
>
>私の革ジャンは羊皮で伝統的なデザインだ。肩幅は広く垂れ袖は大きい。
>丈は背広が隠れるほど。古いが品質は標準だ。ボタン穴、ファスナー、
>襟や袖口等も丁寧な仕上げ。渋い光沢の黒の革は滑らかで手触りがよい。
>
>仕様。《 URBAN EXPRESS DESIGNED BY ATZ LARGE No.20022 表
>地:羊皮(ムートン(Mouton) 裏地:ポリエステル100% 中綿:ポリエ
>ステル100%(←高級なダウンフェザーではない)SI-95-OB C-TK-3509
> )
>
>でも、今の季節、革ジャンの基本は防寒性に優れていることである。こ
>の革ジャンは背中の辺りからほかほかしてくる。一般のロングコートや
>フード付ダウンジャケット(以下「ダウン」という)よりあたたかい。
>
>それでも、革ジャンは街から消えどこかへ行ってしまった。各家庭のク
>ロゼットの片隅や箪笥の奥に隠れているのだろうか。
>
>さて、大阪梅田へもどる。革ジャンの私は周りから浮いているように感
>じられた。阪急グランドビルの19階、会議場所である「会員制関西文化
>サロン」の入口で、少し気が引けたので、革ジャンを脱ぎ手に持った。
>
>革ジャンはなぜ消えたのか。革ジャンの流行低迷はどうしてなのか。そ
>の理由を素人となりに想像してみた。
>
>たとえば、資源(皮革材料)の減少。製造・加工が困難。雨や水分に弱
>い。摩擦に弱い。手入れが面倒。袖口や襟などの修理が難物。重いので
>肩がこる。天然素材のため機能性に特有の限界がある。
>
>また、華やかなファッション性に欠ける。デザインが古い。時代遅れ気
>味。上流階級風に見えない。年寄りくさい。中韓・東南アジア系の人間
>に間違われる。そして、最後に、革ジャンは高価である。
>
>今後、革ジャンは生き残ることができるのだろうか。
>
>この季節、多くの人が、高級(!)羽毛(ダウンフェザー)入り、また
>は廉価なポリエステル中綿入りの(いわゆる)ダウンジャケット(ダウ
>ン)を着ている。だが、違和感があり、私の好みではない。
>
>キルティング方法がダウンに似ている形状のものがある。(1)工事用
>の蛇腹管(フレキシブルチューブ)。(2)蛇腹式の小田原提灯。(3)
>三段腹の蚕(カイコ)やアゲハ蝶の幼虫、つまり「芋虫」類である。
>
>芋虫は這い回る。ダウンを着た人の動きは芋虫が立って歩いているよう
>にも見える。その一種滑稽な形態の眺めに思わず笑いがこみ上げてくる。
>
>ダウンのキルティングにはなぜ三段腹のデザインが多いのだろう。効果
>的に羽毛等を封入するためと思われるが、風采はよくはない。
>
>廉価版ダウンの表裏の生地や中綿はポリエステルが多い。でも、軽くて、
>あたたかく、撥水加工もされ、耐久性もある。着色は自在で、機能性・
>デザイン性にも優れている。しかも、安い。(高級ダウンは高価である)。
>
>古い友人は、昔デパートで買った高級革ジャンを「流石にこの年になっ
>て着るのが恥ずかしく・・」ということで娘婿に譲ったという。
>
>防寒着としての機能性だけならダウンに軍配が上がるのかもしれない。
>しかし、革ジャンの皮革は自然の素材である。手触りや風合いは捨てが
>たい。使い込まれた革ジャンには伝統と文化の価値が備わっている。
>
>俳優の石原裕次郎、松田優作、高倉健らの革ジャンは眩しかった。マイ
>ケルジャクソンの革ジャンは別格だろうが、日本のロックバンドの横浜
>銀蝿や元気な矢沢永吉などは、革ジャンとともに一時代の文化を創った。
>
>革ジャンには独特の魅力がある。革ジャンにサングラスでジャジャ〜〜
>ンと変身。日常の喧騒や瑣事とは無縁になる。「・・こよひ逢ふ人みな
>美くしき(与謝野晶子)」のようにおおらかな気分になれる。
>
>ともあれ、ダウンは防寒着の市場を席巻した。防寒着は(廉価の)ダウ
>ンで十分という人が多い。しかし、ちょっと立ち止まってほしい。
>
>ダウンを着た(王様の)あなたには子供らの声が聞こえますか。「芋虫
>姉ちゃん、提灯兄ちゃん、フレキおじちゃん、お蚕(かいこ)おばちゃ
>ん!おもしろか〜〜ね」。
>
>芋虫ダウンを脱ぎ捨て、しゃきっとしたカッコいい革ジャンによるファッ
>ション文化の再興を図りたいものである。
>
>さあ、老人よ、壮年よ、そして若者よ!革ジャンを着て家を出よう。背
>筋を伸ばし肩で風を切り、野山や街角を颯爽と闊歩しようではないか。
>
>革ジャンで、世界はきっと変わる。(2013/1/27 千葉市在住)
>
>
>
>━━━━━━━━━━
>作文に不可欠なリズム
>━━━━━━━━━━
>
>
> 渡部 亮次郎
>
>私が記者生活を本格的に始めたのは秋田県大館市での通信員生活、1958年
>の春だった。放送の文章は誰にも教わらなかった。地方ではラジオだけ
>のNHKだった。
>
>毎日4時に起き、近くの大館警察署を訪れる。火事と交通事故の報告書を
>見せてもらって、大きいニュースは秋田放送局経由で仙台中央放送局に
>送ってもらった。
>
>NHK広しといえども朝4時から起きている地方記者は居ない。私だけだ。
>だから私の原稿は次第に全国に有名になった。なぜなら宿直の「デスク」
>は、早朝、「昨日」のニュースにうんざりしている。
>
>早朝に入ってくる「今日の」ニュースに飢えているから優先的に扱われ
>る。
>
>次第に「大館のワタナベ」が有名になり、翌年の記者採用試験に合格し
>た。その更に5年後、政治部記者に発令された。そこでは誰もが毛嫌いし
>た実力者河野一郎さんに気にいられて毎日曜日、競馬に連れて行かれた。
>
>そんなわけで私の文章は行儀ばかりいいNHK的では無い。はじめから売れ
>るか売れないか、売れない文章は書かない、という文章になってしまっ
>た。今から35年ぐらい前は1字10円で雑誌に売れたし、最近は25円だ。
>
>私の文章には一つとして無いものがある。それは「そして」だ。そして
>程、邪魔になるものは無い。私の文章にはリズムがある。聞いている人
>にわかりやすいよう、書きながら心の中で歌っているからだ。
>
>リズムの無い文章は読んでいて疲れる。読者を疲れさせる文章を悪文と
>いう。
>
>いかに論理が通っていても、リズムが無くて、素直に読み進めない文章は
>悪文だ。悪文は書いていないのと同様だ。注釈の多い文章,言い訳の目立
>つ文章は悪文の最たるものだ。
>
>正しいことを主張していながら、反駁を予期して注釈、言い訳の多い文章
>を見ると吐き気がする。反駁など、この世に生きている限り茶飯事であ
>る。恐るに足るものではない。
>
>「そして」を多用するのはきるべきでないところで文章を切るからであ
>る。歌っていないから、息を吸うべきところで吐き、吐くべきところで吸
>うから、どうしても、そしてでつながざるを得ない事になる。
>
>読む方もリズムが乱されるから、息が苦しくなってしまって読むのを止
>めてしまう。新聞や雑誌と違って、目ではなく耳で聞く文章を書き続け
>ているうちにできた習慣である。
>
>「そして」は使わないが「かくて」とか「然(しか)るに」とか文語文
>の用語が時々使われる。自然に出てくる。高校で唯一満点が漢文だった
>からだろう。
>
>欠点は論理的でないこと。或いは箇条書きをしないことだ。NHK政治部の
>先輩に上級国家公務員試験(当時)を2番で通りながら敢て入社してきた
>秀才がいた。厚生省(当時)を担当していた。
>
>健康保険の改正法案の説明原稿。あるデスクがこぼしていた。彼の原稿
>はレンガ積みみたいになっているから、長くても削れない。削ると全体
>が崩れてしまって収拾がつかなくなる。
>
>しかし、そういう文章を耳だけで聞かせる文章としては悪文というべき
>だろう。デスクは納得させられるが聞いている人たちに理解できるわけ
>が無い。高級官僚のポストを敢て棄ててきた彼だったが、労組にクビを
>突っ込んで、いわゆる出世はせずに終わった。
>
>メルマガの文章はエッセイだから起承転結も論理性も統一されている必
>要は無い。読者に訴えて一定の結論を得ようというものではないはずだ
>からだ。
>
>いくら書いても文章が上手くならないと嘆く人が居るが、そんな事は絶
>対にない。書けば書くほど進歩している。自分で気がつかないだけだ。
>進歩している。
>
>だから書け、書け。
>
>
>
>━━━━━━━
>話 の 福 袋
>━━━━━━━
>
>
> ◎海中から弾道ミサイル発射成功 インド、核攻撃能力が向上 実験
>映像を初めて公開
>
>【ニューデリー=岩田智雄】インド政府は27日、東部ベンガル湾海中か
>ら核弾頭搭載可能な弾道ミサイルK15を発射する実験に成功し、実験映
>像を初めて公開した。
>
>開発中の国産原子力潜水艦「アリハント」に搭載すれば、同国初の潜水
>艦発射弾道ミサイル(SLBM)が完成する。同様にSLBM開発を進
>める中国や、カシミール問題などで対立するパキスタンに対抗するため
>の核戦力が整うことになる。
>
>SLBMの開発を進めているインド当局の高官は昨年7月、ミサイル自
>体の開発はすでに成功していると明らかにしていた。PTI通信によれ
>ば、発射実験はこれまで10回以上に及び、今回が開発段階では最後の
>実験になるという。
>
>28日付のインド各紙は、ミサイルの射程は短距離型に相当する700〜750
>キロと伝えている。
>
>インド政府はまた、共和国記念日の26日にニューデリーで行ったパレー
>ドで、北京、上海など主要都市を含む中国全土を射程に収める、核弾頭
>搭載可能な長距離弾道ミサイル、アグニ5(射程約5千キロ)の実物を
>初公開し、中国を強く牽制した。インドは昨年4月にアグニ5の発射実
>験に成功している。【産経ニュース】 2013.1.28 21:49
>
>〔情報収録 − 坂元 誠〕
>
>
>
> ◎資産家夫婦遺体か、さいたまの農地に埋められる
>
>先月上旬から行方不明になっている東京都中央区銀座在住の金融業の男
>性(51)と40歳代の妻とみられる男女の遺体を、警視庁がさいたま
>市中央区内で発見したことが捜査関係者への取材でわかった。
>
>近くでは失踪直前に夫婦が乗り込んだとみられる車も見つかった。同庁
>はDNA型鑑定で2遺体の身元を確認するとともに、遺体を遺棄した人
>物の割り出しを進めている。
>
>捜査関係者によると、同庁は、夫婦が先月7日に自宅マンションから乗
>り込んだ車の所有者の男性を特定し、この男性が銀座から約30キロ離れ
>たさいたま市中央区に農地を所有していることを突き止めた。さらに、
>この農地を調べたところ、近くで車が見つかり、今月28日の日中に2遺
>体が埋められた状態で見つかった。
>
>同庁で関係者から事情を聞いたところ、車は所有者の男性が知人に貸し
>ていたものと判明。夫婦が失踪した先月上旬、この知人を含む数人が農
>地に無断で深い穴を掘っていたことも分かった。
>
>読売新聞 1月29日(火)3時11分配信
>
>
>
> ◎<維新の会>橋下氏 連携めぐりみんなの党・渡辺代表と応酬
>
>日本維新の会の橋下徹共同代表とみんなの党の渡辺喜美代表が28日、参
>院選に向けた両党の連携をめぐり批判の応酬を繰り広げた。
>
>衆院選で両党の候補者が競合したことについて、渡辺氏が27日のみんな
>の党大会で「自民党を利した。猛省を促したい」と維新を批判したのが
>発端だ。
>
>これに対し橋下氏が28日、大阪市役所で記者団に「(渡辺氏は)もう少
>し大人の政治家になってもらいたい」と語って反撃。「こういう発信を
>続けたら、また(参院選でも候補が)バッティングしてしまう。自分の
>組織でなく国のための言動をしてもらいたい」と注文を付けた。
>
>これを聞いた渡辺氏は国会内で記者団に「その言葉をそっくりそのまま
>お返しする」。さらに「最近も勝手に『合流する』と話しているようだ
>が、私は全く相談にあずかっていない。その点も猛省を促したい」と畳
>みかけた。
>
>衆院選直前に旧「太陽の党」と合流した維新に対するみんな側の不信感
>が背景にあり、渡辺氏は「選挙の間際に新党を作って国民をだますよう
>なことは、もうやめた方がいい」と当てこすった。
>
>毎日新聞 1月28日(月)20時7分配信
>
>
>
>━━━━━━━
>反 響
>━━━━━━━
>
>
>
> 1)茨城県産のキャビアを食す:平井修一
>
>世界三大珍味などと言う。トリュフ、キャビア、フォアグラだそうで、
>トリュフ以外は食べたことがあるが、別に感動はしなかった。日本の三
>大珍味はウニ、コノワタ、カラスミで、海水でさっと洗った獲りたての
>ウニはうまかったが、いずれにしても珍味というのはそれほど大騒ぎす
>るほどのものではないだろう。
>
>長女の連れ合いの実家は茨城県だが、長女が茨城県産のキャビアをお土
>産にいただいた。そのおすそ分けが我が家にも来たが、キャビアの味な
>んてとっくの昔に忘れているから、いかなるものかと試食してみた。
>
>ぷりぷりしているのかと思っていたが、やわらかでクリーミーな甘みの
>食感だった。たった20粒ほどだから、これが大騒ぎするほどのものかど
>うかは分からない。
>
>キャビアはチョウザメの卵の塩漬けで、チョウザメの漁獲高が激減して
>おり、キャビアの価格は高騰している。1グラム100円、50グラムで5000
>円とかする。高いから有難いのだ。
>
>それにしても「茨城県産」というのはケゲンである。日本では輸入キャ
>ビアが一般的だが、近年ではチョウザメの養殖がはじまり、国産キャビ
>アの生産も行われているという。
>
>「ノギボタニカル」のサイトによれば、日本でも古くは北海道の石狩川、
>天塩川などで多数のチョウザメが捕獲されていた。ただし魚卵(キャビ
>ア)を食す文化についての報告や文献は少ないようで、日本には、いく
>ら、数の子、たらこ、とびっ子、ぼらっこ(からすみ)など、多様な魚
>卵を食す伝統文化があるために、キャビアへの関心は薄かったのだろう。
>
>ところが海外渡航が自由化された1960年代ごろからは、海外でキャビア
>に接する人が増え始め、バブルの絶頂期には日本はキャビア主要輸入国
>ともなった。
>
>国連食糧農業機関(FAO)が各国の報告をもとに集計した野生チョウザメ
>の世界総漁獲量によると、1990年には1万8192tであったが、2007年には
>835tと17年間で約4.5%にまで激減している。
>
>一方、2003年以降、養殖による生産量が急増。1990年には323tだった養
>殖生産量は、その
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