>読者の皆様ごきげんよう。
>
>今日のテーマは、
>「安倍政権の行方はいかに−『勝兵塾』」
>
>先月、メルマガでご紹介させて頂きました「勝兵塾」。
>
>これは、アパグル—プ代表元谷外志雄氏が、
>これからの日本を再興するために開設した人材の
>育成の場です。
>
>前回取り上げたテーマ「憲法と教育」に関して、
>読者の皆様からたくさんのご意見やコメントを頂戴し、
>どうも有難うございました。
>今回も、安倍政権の今後の見通しについて、
>軍事、医療、社会保障問題などの視点から
>鋭い見解を伺うことが出来ました。
>また、各国大使によるお話もグローバルな視野を
>広げることができ、この会の魅力の一つです。
>
>今回も、私の新たな気づきや発見を
>皆様にご紹介させて頂き、共有できればと思います。
>
>冒頭の挨拶をされたアパグループ代表、
>元谷外志雄塾長は、安倍首相の取る戦略と
>今後の見通しについて語られました。
>元谷氏の見る安倍首相の戦略は、今は
>『寝たふり』をして衆参同時選挙を行い、
>憲法改正を実現しようとするもの。
>
>衆参同時選挙を行えば、民主党も維新の会も惨敗し、
>この先自民一強となって、自民党による
>長期政権が見込まれ、自民党政権内で派閥による
>擬似政権交代を行いながら、日本が黄金時代を
>迎えることになると予想されておりました。
>
>そして、日本の強みはソフトパワーと経済力であり、
>軍事費がGDPの1%であったとしても、
>先端科学技術立国と観光立国を目指し
>経済成長を続ければ防衛費を増やすことができ、
>その予算を無駄遣いせず、攻撃兵器に集中して
>予算を使えば、これが戦争抑止力となるとも
>語っておられました。
>
>参議院議員の中山恭子氏も、講師として
>檀上に立たれました。
>中山氏は、中央アジアの特命全権大使を
>されていた経験から、日本人がいかに
>世界中の人々から感謝されているかについて
>述べられました。
>
>国際社会では『自らの国の国境を守る』、
>『国民は自分の国を守る』といった国の意識が
>しっかりしていないと、
>うまく付き合っていけないのです。
>
>中山氏は、ウズベキスタンの
>ナヴォイ劇場の壁面に記された
>『日本国民が建設に貢献した』という
>プレートの話を例にあげ、
>「当時ロシアの捕虜となっていた日本人は、
>皆で助け合いながら、監視がいなくてもお行儀よく、
>また良いものを造ろうと協力し合い、嘘をつかず、
>物をもらったらできることで返そうとする
>律儀な人々であった」という現地の方の話を
>聞かせくださいました。
>
>若くして捕虜となった何百、何千という日本兵。
>日本へ生きたまま帰ることもかなわず
>ウズベキスタン(元ロシア領)で
>亡くなった方達のお墓の数々。
>未だにウズベキスタンの方達から尊敬の念で語られ、
>手厚く葬られています。
>
>軍事力や経済力も大事ではありますが、
>その元にある文化は必ず理解されるものであり、
>世界では未だに日本人を尊敬してくれる人々が
>いるのだということを伺い、私は、
>日本人として誇りを感じました。
>
>公益社団法人国際経済交流協会代表理事の米田建三氏は
>日本の安全保障体制の問題点について
>国際法の観点から指摘されました。
>
>米田氏は、
>「政治家や専門家は真実の議論を避けおり、
>国際社会において敵地を攻撃する力がなけれ
>ば発言権はない」と提言。
>
>国家を守るために「憲法9条の改正」は必要だが、
>それだけでは間に合わず、
>「憲法9条は国連憲章の精神を謳ったものであるという
>理論もあり、政治家は勇気を持って、
>国家を守る必要性において、解釈を変えるべきである。」
>と強い見解を示されておられました。
>
>そして、重要な同盟国であるアメリカが、
>尖閣、北朝鮮問題でブレ続けていることを指摘し、
>自国を守るためには日米同盟に加えて自前の攻撃力を
>保持すべきであるということも付け加えられました。
>
>元航空幕僚長(旧空軍大将)田母神俊雄氏も、米田氏の
>「アメリカは、日本が考えているほど
>日本のことを考えていない」という話に同調され、
>日米安保は日本が攻撃を受けたらアメリカが
>自動的に参戦するわけではなく、アメリカの
>自由意志によって決まるということを
>説明してくださいました。
>
>日本が独立自衛の国を目指す必要性と、
>そのための武器輸出解禁の必要性を
>強く訴えられておりました。
>
>私も、連日のようにマスコミに取り上げられ、
>日本国内外を賑わせている橋下大阪市長の
>『従軍慰安婦』に関する発言、
>そして、少し前になりますが、川口順子氏が
>中国からの帰国を1日延ばしたことで環境委員長を
>解任されたことをもとに意見を述べさせて頂きました。
>
>私は、橋下氏の発言に対して、
>日本のメディアも政治家も、まずは日本の面子を
>守ることをすべきであると思います。
>しかしながら、両者は、中国や韓国と一緒になって
>橋下氏を非難しており、日本の立場、正当性を
>もっと主張すべきではないかと
>憤りを感じているほどです。
>
>また、日本の政治家は小さなことばかり問題にしており、
>これからの日本のあるべき姿を
>きちんと描き行動している政治家が
>どれほどいるのか不安を感じています。
>
>マッカーサー元帥が、
>「日本が戦争をしたのは自衛のためだった」
>と証言しているにも拘らず、『村山談話』を
>安倍首相が踏襲するのは、とても残念なことです。
>靖国神社は日本人の心、伝統、文化です。
>参拝を非難する中国や韓国に対して、
>「内政干渉するな」と大きな声で言える政治家が
>出てきてほしいものです。
>
>私は、日本の正当性、歴史認識の誤りを
>正していくために、もっとネットなどを活用して
>情報を発信していくべきであると思います。
>
>そして、先に中山恭子参議院議員が、日本人が
>未だ世界から尊敬されているということを
>お話しくださいましたように、日本人は自国に対し、
>もっと誇りを持つべきだと思います。
>
>今回の講師の一人である
>駐日アルメニア共和国大使館特命全権大使の
>グラント・ポゴシャン氏も、アルメニアと日本が
>山国で火山があり、地震が多いこと、
>また、資源がないという両国の共通点を上げ、
>それ故に勤勉であるという日本人の素晴らしさを
>語っておられました。
>
>日本は、あらゆる面で他国から高い評価を受け、
>美しい素晴らしい国なのです。
>私は、日本が強い国になるために、
>国民一人ひとりが日本国民としての誇りと自信を持ち、
>確固とした姿勢を示していくことが
>必要なのではないかと改めて思いました。
>
>皆様はどう思われますか?
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