2013年7月31日水曜日

Fw: ≪≪Global E-net Osaka ≫≫

>≪≪Global E-net Osaka ≫≫
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> e-mail newsletter from Osaka NO.41 2013.7.31
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>目次
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>■ 「大阪の今月のイベント/大阪、風土風俗めぐり」
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>■ 「大阪の今月の花/大阪、季節の花めぐり」
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>■ シリーズ1「大阪の国宝/国宝から見えてくる大阪」
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>■ シリーズ2「大阪のツボ/大阪を徹底的に楽しむ」
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>■ ピースおおさかより夏の企画のお知らせ:「クールスポット」に出かけて、家のエアコンオフしよう!
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>■ 「大阪の今月のイベント/大阪、風土風俗めぐり」
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>8月のイベント
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>◆海水浴/大阪府各地の海水浴場
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>大阪府の海岸線の総延長は約230キロといいます。
>新大阪、名古屋間の新幹線の長さが200キロ足らずといえば、大阪の海岸線の長さを実感していただけるかと思います。
>この海岸線に、漁港も含めますと20を超える大小さまざまな港がひしめいています。普段は案外気づかないかもしれませんが、大阪は立派な港町でもあり海洋都市でもあるわけです。
>昔、大阪の海岸線には、美しい白砂青松の浜辺が多く、夏にもなりますと、たくさんの海水浴客で賑わったといいます。それが60年代以降の経済高度成長期になりますと埋立て造成が進み、大方が工業用地や港湾用地に変わってしまいました。府民からみれば、「海」そのものがすっかりと遠い存在になってしまったわけです。
>ところが、80年代になりますと、それまでの経済一辺倒の成長路線に対する猛烈な反省が出てきます。それが「生活のゆとり」や「豊かで美しい環境」を求める大きな社会的な動きとなり、大阪の海岸線にも大きな変化をもたらすことになります。
>その具体的な事例のひとつが、大阪府南部の「二色」「樽井」「箱作」「淡輪」の4か所の海岸で新たに進められた人工海水浴場の造成でした。
>美しい空と海、そして白い白浜・・・それは一旦は失いながら、再び取り戻すことのできた大切な自然であったわけです。
>4つの海水浴場のうち、二色の除く3つの海水浴場にはそれぞれにユニークな通称名がつけられています。樽井は「サザンビーチ」、箱作は「ピチピチビーチ」、淡輪は「ときめきビーチ」といいます。いずれも大阪らしい大胆で斬新な通称名といえましょう。
>夏になると、これらの浜辺には海水浴を楽しむ何十万の人々が押しかけてきます。
>夏の最大イベントは、やはり海水浴・・・今夏、皆さんも大阪の美しい海水浴場に出かけてみませんか。
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>■「大阪の今月の花/大阪、季節の花めぐり」
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>8月の花
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>◆蓮の花/長野公園「延命寺地区」(河内長野市)
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>延命寺にある小さな蓮池について書こうとしています。
>ところが、この池に関する資料がほとんど見当たらず、それですっかり頭を抱え込んでしまいました。お寺の人に聞くというところまでは、なかなか踏み切れない、そこでここでは、筆者の見たまま感じたままを書くことにしました。
>延命寺の裏手にこんもりとした小さな山があります。
>裾野から頂上まで、道幅の狭い遊歩路がくねくねと続いており、そこに一定の間隔をおいて様々な石仏が祀られています。
>石仏には、千手観音、如意輪観音等と思しき色々な菩薩様のお姿が刻まれています。この道は、こうした石仏を拝みながら頂上に至る「巡礼の道」なのかも知れません。
>この山腹にひっそりと息を潜めるようにして在るのが「蓮池」です。
>池面はテニスコート二面ぐらいの大きさでしょうか、その中央に石の五重塔をおいた小島が浮かんでいます。この塔、一見、六層に見えるのですが、一番下は台座と思われますので、「五重塔」としておきます。その一層目に小さな仏様が鎮座しておられます。
>塔とは、もともとお釈迦様の舎利(骨)をお祀りするものです。仏骨を埋めた「土盛り」をサンスクリット語で「ストーバー」と呼んでいました。それが中国語で「卒塔婆」と音訳され、「塔」の語源になったと言われています。
>この石塔はその仏塔のようでもあり、また仏様を祀る金堂のようでもあります。何れにしても何らかの仏性を示すものです。
>蓮は、泥の中から出て清らかな蜂巣の花を咲かすことから、煩悩から解脱して悟りに至る仏教の世界観を象徴するものといわれています。
>また蓮池は、阿弥陀如来のおわす西方極楽浄土を象徴するものと思われます。そうなると塔内の仏様は阿弥陀如来ということになります。
>「蓮池」を中心とした区域は、明らかに「極楽浄土」を模したものといえます。
>その極楽浄土が最も完全な形になって現れるのが言うまでもなく蓮の花が咲くときです。
>極楽に往生することができた人は蓮の花の上で楽しく暮らすことができるといいます。
>また蓮の花が咲くときはポンという音がするそうです。その音を聞いた人は地獄に堕ちることなく成仏できるといわれています。
> 本当にそんな音がするのでしょうか。
>皆さんも一度、その音を聞きに蓮池までお出かけになられませんか。
>※今年、蓮の花はザリガニの被害を被っています。公園事務所の話によりますと、時期を見て別に採っておいた蓮の花を移植する予定をされているそうです。移植時期等につきましては長野公園事務所の方にお問い合わせ下さい。
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>■ シリーズ1「大阪の国宝/国宝から見えてくる大阪」
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>◆大阪の国宝(4)/飛青磁花生/大阪市立東洋陶磁美術館
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>大阪市の中心部、中之島の一角に2階建ての小さな美術館がひっそりと木立の中に建っています。東洋陶磁器を専門に展示している「大阪市立東洋陶磁美術館」です。
>この美術館には国宝の陶磁器が2点、収蔵されています。「飛青磁花生」と「油滴天目茶碗」といわれる中国陶磁器の名品がそれです。今回はまず「飛青磁花生」をご紹介します。
>高さは27センチ強。
>ふっくらとした胴部、胴部から口部にかけて緩やかに細くなっていく頸部、唇を窄めたような口部・・・その姿は限りなく繊細で優美です。
>このような形には「玉壺春(ぎょっこしゅん)」という優雅な名称がつけられています。
>器肌は青磁特有の吸い込まれるような粉青色を呈しています。
>この前の青磁花生のときにも説明しましたとおり、この色は、古代中国人が珍重した翡翠の色を人工的に作り上げようとしたもので、鉄分を含んだ釉薬を発色させたものです。この深い青緑色に発色させるためには、青磁を焼くときに窯の中の酸素を出来るだけ少なくして、釉薬の中の酸素を燃焼させる必要があるといいます。
>器表には、さらに赤褐色の鉄斑がリズミカルに入っていて、それがこの花生独特の「景色」になっています。「景色」とは陶磁器の世界でよく使う専門用語です。簡単にいえばその焼き物がもつ「味わい」のことです。「景色がよい」といえば「味わい深い、味わいがある」という意味になります。
>器表全体に鉄班を飛ばしたことから、「飛青磁」という名がつけられました。ですから、青磁に鉄班文様が入った焼き物はすべて「飛青磁」若しくは「青磁鉄班」といいます。
>その中でも東洋陶磁美術館の飛青磁は、そのずば抜けた完成度から、「飛青磁」を代表する名品として世界中に知られています。                    
> (次号に続く)
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>■ シリーズ2「大阪のツボ/大阪を徹底的に楽しむ」
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>◆大阪のツボ(4)/大阪の食は路地裏の名店にあり 
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>路地裏の小さなお寿司屋さん・・・「鮨一」 (※先号のつづき)
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>ここで私なりに「寿司」のことについて触れてみたいと思います。
>寿司をごく大雑把に分けますと、「発酵寿司」と「早寿司」の二種類に分けることができます。両者の違いは、少し乱暴な決めつけ方になるかも知れませんが、寿司の特徴である酸味が、何に由来するかです。前者の発酵寿司は米飯の発酵によって、後者の「早寿司」は「酢」によって、それぞれ酸味を得ています。
>本文でアプローチを試みようとしている「江戸前寿司」も「大阪寿司」も、酢を使っていますので、後者の「早寿司」に分類されます。
>ここで皆さんに予め承知しておいていただきたいことは、今日、寿司と言えば、私達はすぐに「江戸前寿司(にぎり寿司)」のことを思い浮かべがちですが、長い寿司の歴史から見れば、江戸前寿司は最も新しいスタイルの寿司であり、寿司全体の系図の枝葉末節に過ぎないと言うことです。いわば江戸前寿司は東京(江戸)の郷土料理であり、それが戦後あたりから日本全国だけでなく世界各地に伝わり、今の大隆盛を見ている訳です。
>それでは寿司の原型はどのようなものだったのでしょうか。
>最も古いタイプの寿司は、「ホンナレ(本熟れ)」と言われるものです。そのルーツは東南アジアで、日本には稲作とともに伝わったと言われています。
>魚肉を塩漬けして、それを更に米飯の中に漬け込み発酵させたもので、元々は魚肉を長期保存するためのものだったと言われています。米飯は漬け床として使われるだけで、食べるのは魚肉だけでした。ホンナレの「ホン」とは本格的、「ナレ」とは発酵と言う意味になりますので、「本格的に発酵させたもの」と言うことになります。
>これに近い例として滋賀県名産の「フナずし」のことがよく挙げられます。
>この寿司の材料は主には琵琶湖で獲れる大きな「子持ちブナ」です。最初にエラから中の内臓を抜き、丸ごと三月ほど塩漬けにします。次に塩漬けしたフナの塩出しをして、それを米飯の中に半年以上漬け込み十分に発酵させます。このように大変な手間暇と時間をかけて、ようやくフナずしが完成する訳です。
>フナずしは、米飯は食べることが出来ませんので、魚肉から米飯をこそげ落とし、あとに残った魚肉だけを薄切りにして食べます。お皿に並べたフナずしは、腹に抱いた魚卵がオレンジ色に輝いており、見た目も実に鮮やかで美味しそうです。
>ところが、このフナずしが全然駄目だと言う人もたくさん存在します。人によって好き嫌いが極端に分れると言うのが、このフナずしの大きな特徴でもあります。原因は、その鼻がひん曲がるような強烈な臭いにあるようです。発酵と言っても、要は「ものが腐る」と言うことですので、それなりに悪臭がする訳です。しかし、その臭さに何とか打ち勝ち、ひと度、その魚肉の一片を口にすれば、芳醇で上品な味が口一杯に広がり、それだけで何杯でも酒が飲めるとか言います。もし機会があれば、これに挑戦してみるだけの値打ちは十分にありそうです。
>ちなみに、このフナずしは一年ものより二年もの、二年ものより三年ものと言うように、長く寝かしたものの方が、味が優れていると言います。これは「ホンナレ」の保存食としての特徴の一つを示すものと考えていいと思います。
>やがてホンナレに比べ、漬け込み期間が遙かに短く、米飯も一緒に食べる「ナマナレ」と言う寿司が登場します。「ナマナレ」の「ナマ」とは中途半端、不十分という意味だと考えられますので、ナマナレとは「発酵が不十分なもの」と言うことになります。
>次号では、この「ナマナレ」から始めたいと思います。
>  (次号に続く)
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>■ ピースおおさかより夏の企画のお知らせ:「クールスポット」に出かけて、家のエアコンオフしよう!
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>平和の情報発信基地「ピースおおさか」では、大阪府の「節電キャンペーン」に参加し、入館料の割引サービスをします。
>日本語と英語の展示解説文に加え、韓国語と中国語(簡体字)の展示ガイドブックの貸出しも行っています。
>いろいろなイベントを開催しますので、みなさんどうぞお越しください。
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>【平和祈念事業1「講演会と歌で検証する戦争と平和」】
>講演「日本とベトナムの文化交流の過去と現在を学ぶ」
>歌のステージ「ベトナムのポピュラー音楽とオリジナル曲」
>8/4(日)13時30分〜16時。定員250名、要予約。
>
>【平和祈念事業2 戦争犠牲者追悼式と平和コンサート】
>平和紙芝居や平和コンサートの後、献花と平和への想いを折鶴に託して天に届ける「昇鶴祭(しょうかくさい)」
>8/15(木)14時〜15時30分。定員250名、要予約。
>
>【「夏休み親子映画まつり」ほか】
>夏休み期間中の特別企画として、親子でご覧いただける戦争や平和に関するアニメやドラマ映画を上映します。
>8/6(火)〜8/30(金)14時から。
>また、毎週土曜日は14時から「ウィークエンドシネマ」と題して、所蔵している映像資料を月替わりで上映しています。いずれも各回定員250名、当日先着順。
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>「お申込み・お問い合わせ」
>ピースおおさか(財団法人大阪国際平和センター)
>〒540−0002大阪市中央区大阪城2−1 電話06−6947−7208
>詳しくはホームページで http://www.peace-osaka.or.jp
> (日本語、英語、韓国・朝鮮語、中国語のパンフレットを掲載しています。)
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