2013年10月1日火曜日

Fw: Fw: [WNM 9/27]次の一手 英仏の歩調そろうか−シリア情勢

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>> 〓特派員レポート
>> ●次の一手 英仏の歩調そろうか−シリア情勢
>> ●社会問題化する"ハウス・プア"−韓国
>> ●ブラジル大統領 NSAの情報収集を厳しく批判
>> ●台湾与党、議長解任劇で混乱
>> 〓Krauthammer's Editorial
>> 〓セゲイルボを読む
>> 〓今週のビューポイント
>> ●五輪東京決定で勢いを呼べ
>> ●米国シリア政策失敗の余波
>> ●米国共和党再生の切り札
>> ●能力主義と三権分立を守れ
>> 〓ウィーン発「コンフィデンシャル」
>> ●中国の対アフリカ中・長期戦略
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>> 【特集】子宮頸がんワクチン被害
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>> ◆子宮頸がん、定期接種中止を−薬害会議/ワクチン効果、安全性に疑問
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>> ■子宮頸がんワクチン被害特集、Sunday版号外を無料配信中!
>> Sunday世界日報 5/26号外(PDF)
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>> 1面 被害者、即刻中止求める
>> 2面 痙攣、関節痛…副反応既に2000件
>> 3面 青木中央区議が指摘・リスクは予防効果の4倍
>> 4面 子宮頸がんワクチン導入の背景
>> 5面 文科相が実態調査約束
>> 6面 全面広告(電子新聞)
>> 7面 子宮頸がんワクチン被害の報告例
>> 8面 Q&A 疑問だらけの子宮頸がんワクチン
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>> 【社説】船長釈放3年/対中抑止向上で尖閣守り抜け
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>> 【金曜オピニオン】世界遺産騒動
>>  名寄市立大学教授 加藤隆
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/opi/op130920.html
>>
>> 【今週の永田町】動きない秋の政局 空しく拱手傍観する野党
>> http://www.worldtimes.co.jp/j/nagata/na130923.html
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>> 【メディアウォッチ/新聞】
>>  ◆韓国を左傾化させた従北勢力・偏向教育など小紙が伝える異常事態
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/media/mh130926.html
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>> 【メディアウォッチ/新聞】
>>  ◆戦時中に米占領軍が創刊した現琉球新報「創刊120年」の経歴詐称
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/media/mh130924.html
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>> 【メディアウォッチ/週刊誌】
>>  ◆「食の安全キャンペーン」で中国産食材の加工品混入を特集した文春
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/media/mh130923.html
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>> 【メディアウォッチ/テレビ】
>>  ◆関係者招き東京五輪開催勝ち取れた真相をえぐった新報道2001
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/media/mh130922.html
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>> 【沖縄のページ】
>>  ◆沖縄を第二のウイグルにするな/「侵略国家中国」テーマに講演会−浦添
>> http://www.worldtimes.co.jp/j/okinawa/kr/kr130925.html
>>
>> 【データを読む】
>>  ◆婚外子割合が2%の日本 欧米と大きく異なる背景
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>> 【教育トピックス】
>>  ◆伝道師の夫と幼児教育に尽力/女性教育者・高田ナカの生涯
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/education/130923/130923.html
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>> 〓特派員レポート
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>> ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>> ◆ 次の一手 英仏の歩調そろうか−シリア情勢 ◆
>> ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>> ●シリア反体制派に武器供与へ
>>
>>  シリアへの米仏による限定攻撃が、ロシアの仲介で回避されたことから、フラ
>> ンスのオランド大統領は英国と協調しながら、シリアの反体制派への武器供給を
>> 開始する考えを示唆した。シリアへの軍事攻撃では英国が否決し、イタリアなど
>> も不参加を表明し、欧州連合(EU)の足並みは乱れた。今後、英仏は対シリア
>> でどのような外交政策が取れるのか試される時が来ている。
>> (パリ・安倍雅信)
>> ────────────────────────────────────
>> ●内戦激化で難民流出増加
>>
>>  オランド仏大統領は19日、シリアの反体制派・主要武装組織「自由シリア
>> 軍」に対して、武器供与を開始する方針を明らかにした。シリア政府が化学兵器
>> を使用したとして、いち早くオバマ米大統領に同調し、限定的軍事介入の意思を
>> 示したオランド大統領だが、軍事介入回避で、アサド政権打倒の新たな外交政策
>> を表明した形だ。
>>
>>  ロシアが提案したシリア政府が所有する化学兵器を完全廃棄するための確認作
>> 業をどう進めるかが議論される中、「軍事介入が回避されても、シリアの内戦終
>> 結にはつながらないというのが国際社会の共通認識だ」(ファビウス仏外相)と
>> の見解に変化はない。
>>
>>  仏メディアは一貫してロシアの提案には懐疑的で、仏国営TVフランス2は化
>> 学兵器の専門家の意見として「シリアが所有する化学兵器の保管場所は、これま
>> でも移動を繰り返しており、シリア政府がその全貌を全て明らかにすることは考
>> えにくい上、物理的にも完全廃棄には10年間は要する」との指摘を紹介している。
>>
>>  一方、反体制派組織への武器供与には、アサド政権打倒のため武力紛争に内戦
>> 勃発当初から参加しているイスラム過激派の存在が無視できない。自由シリア軍
>> は一方でシリア政府軍と対峙しながら、一方でイスラム過激派の参戦で外部から
>> の武器供給を困難にし、内部対立も抱えている。
>>
>>  そのためフランスはこれまで、イスラム過激派に武器が渡る危険性を懸念し、
>> 武器供与を控えてきた。しかし、米仏を中心とした軍事攻撃が回避される中、内
>> 戦は激化の一途をたどり、犠牲者が増え、隣国レバノンやトルコへの難民流出が
>> 続く中、アサド政権打倒に効果のある外交政策が求められている。
>>
>>  特に、増え続ける難民の受け入れでは、国連難民高等弁務官事務所
>> (UNHCR)によれば、戦火を逃れて国外に脱出したシリア国民は、既に人口
>> の1割に当たる200万人を超えたとしている。今月13、14日には船で地中
>> 海を渡ってイタリアの港に合わせて530人が上陸した。
>>
>>  UNHCRによると、レバノンなどの受け入れが限界に達する中、この1カ月
>> 余りで自国を脱出したシリア国民、3300人がイタリアに到着している。ギリ
>> シャにも既に難民が流入しており、EU域内での難民受け入れ態勢の整備が急務
>> となる状況だ。
>>
>>  長距離の避難を強いられる難民たちは、渡航費用の捻出のため、臓器移植まで
>> 行っていると言われ、彼らの移動に国際犯罪組織も関与していることが指摘され
>> ている。そのため、シリアでの内戦激化で急増する難民問題は、ヨーロッパ各国
>> の課題になっている。
>>
>>  シリア問題で腰が引ける英国と違い、フランスにとっては、1946年にシリ
>> アが独立するまで、26年間、委任統治領だった経緯がある。そのため内戦で外
>> 交関係は断絶している一方、現在もフランスとの関係は深く、アサド政権支持派
>> のフランス人がダマスカス周辺に多く住んでいる。
>>
>>  一方、シリア政府が化学兵器を使用した問題では、オランド大統領がいち早く
>> 軍事介入でオバマ大統領と歩調を合わせることを表明した。2003年のイラク
>> 武力攻撃では、当時のシラク仏大統領が、国連を舞台に強力に反対した時とは正
>> 反対の姿勢を見せた。
>>
>>  フランスは過去、政権が変わっても外交政策に大きな変更を加えないのが常
>> だったが、今回は人道主義色の強い左派のオランド大統領が、たとえ国連安全保
>> 障理事会で否決されても軍事介入するという強い意思を示していたことは注目に
>> 値することだった。
>>
>>  それだけにロシアの介入で軍事行動が回避されたことはオランド政権に複雑な
>> 影響を与えている。ファビウス外相は今月17日、ロシアのラブロフ外相とモス
>> クワで会談し、シリアでの化学兵器使用を証明した国連調査団の報告書を受け、
>> 「アサド政権による関与は間違いない」と主張した。
>>
>>  同外相は、報告書による有毒な化学物質の量や質、ミサイルの性質などの分析
>> から、政権側でしか製造できない性能であることを指摘した。これに対し、ラブ
>> ロフ氏は「国連報告は、政権側の使用の根拠にはならない」と強く反論した。
>>
>>  また、ファビウス外相は、化学兵器廃棄に対して「義務を履行させる」強制力
>> が必要との認識を繰り返した。米英仏外相は16日の会談で、アサド政権が合意
>> を履行しない場合、軍事介入も辞さないとする国連安全保障理事会決議を目指す
>> 方針で一致している。
>>
>>  シリア政府は、ロシアが主張する米露の枠組み合意に基づく化学兵器禁止機関
>> (OPCW)の決定を優先する考えに沿い、OPCWに同国が所有する化学兵器
>> に関する申告書を提出し、同機関は20日に審査に着手したと伝えた。
>>
>>  シリア内戦は、反体制派に加わる国際テロ組織アルカイダなどイスラム過激派
>> が存在感を増している。アサド政権崩壊後のイスラム国家建設を目指し、体制づ
>> くりを進めており、自由シリア軍やクルド人組織との主導権をめぐる衝突も起
>> き、内戦の構図は複雑化している。
>>
>>  フランスや英国が、どのように武器供与を管理できるのかも不透明で、内戦終
>> 結への道は困難を極めている。
>>
>> ────────────────────────────────────
>> ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>> ◆ 社会問題化する"ハウス・プア"−韓国 ◆
>> ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>> ●30・40代中心に32万世帯
>>
>>  融資を受けて住宅を購入したものの、ローン返済が追い付かずに家計が極度に
>> 圧迫されるいわゆる"ハウス・プア"が韓国で急増している。価格の右肩上がりに
>> 支えられてきた不動産神話が崩れ始めたことに原因があるとされ、内需萎縮など
>> 経済全般への影響も憂慮されている。
>> (ソウル・上田勇実)
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/kr130925.html
>> ────────────────────────────────────
>> ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
>> ◆ ブラジル大統領 NSAの情報収集を厳しく批判 ◆
>> ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
>> ●国賓待遇としての訪米を延期
>>
>>  米国家安全保障局(NSA)による、通信傍受問題を受けて、ブラジル政府が
>> 米政府に対して非常に厳しい態度を突きつけている。ルセフ大統領は、訪米中止
>> にとどまらず、国連においても、米国の通信傍受に対して非常に厳しい姿勢を貫
>> き、両国の関係改善には時間がかかりそうだ。
>> (サンパウロ・綾村 悟)
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/usa/usa2/kr130926.html
>> ────────────────────────────────────
>> ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
>> ◆ 台湾与党、議長解任劇で混乱 ◆
>> ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
>> ●次期総統選めぐり主導権争い/馬政権、レームダック化も
>>
>>  台湾の馬英九総統(与党・国民党主席)と国民党重鎮で競合関係にある王金平
>> 立法院長(国会議長)の対立が党内外に亀裂を生じさせ、来年の首長選や
>> 2016年の総統選に影響を与えかねない。馬氏は王氏の司法介入を理由に議席
>> 剥奪に動き、王氏は地位保全を求めて抗議。党内外から馬氏批判が高まり、馬総
>> 統の支持率は過去最低まで低迷、議会の審議も混乱している。
>> (香港・深川耕治)
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/asia/asia2/kr130922.html
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> 〓Krauthammer's Editorial
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> ┏━━━━━━━━━━━━━━━┓
>> ◇ 首都銃撃の原因は犯人の気質 ◇
>> ┗━━━━━━━━━━━━━━━┛
>> ●米コラムニスト Charles Krauthammer(チャールズ・クラウトハマー)
>>
>> ●槍玉に挙げられる銃/精神病患者に適切なケアを
>>
>>  まるで映画「カサブランカ」のリベラル版だ。警部が銃撃シーンに登場し、部
>> 下らに「通常の兵器をすべて押収しろ」と命じるのだ。
>>
>>  いつも、撃った犯人ではなく、武器ばかりが槍玉に挙げられる。12人が、ワ
>> シントン海軍工廠で起きた銃撃で死亡した。日没前にはファインスタイン上院議
>> 員が銃犯罪に関する審議を再度行うよう求めた。非難の的になったのは、ニュー
>> タウンでの銃撃に使われたセミオートマチック銃AR15だ。
>>
>>  海軍工廠で使われたのはAR15ではない。使われたのは合法的に入手した
>> ショットガンだ。購入したアーロン・アレクシスは、州と連邦の身元調査を受け
>> ている。
>>
>>  ツーソンの銃撃事件はすぐに銃規制へと政治問題化され、ティーパーティーは
>> 暴力を支持する風潮があるというデマが流れた。この事件と同様、海軍工廠での
>> 事件も原因は、政治的に都合のいい外的要因ではなく、銃撃犯の気質だ。
>>
>>  8月7日、アレクシスはロードアイランド州ニューポートのマリオットホテル
>> から警察に電話をかけ、声が聞こえ、3人に跡をつけられていると言っていた。
>> 壁の向こうから高周波が送られ、そのせいで皮膚が震え、眠れないと訴えた。尾
>> 行、高周波、声から逃れるために2度、ホテルを変えていた。
>>
>>  妄想、妄想様観念、幻聴、幻覚、これらは統合失調症の典型的な症状だ。
>>
>>  つまり、恐怖にとらわれ、精神的に異常で、極度の苦難を抱えていた。これに
>> 対して現代の警察はどう対応するか。警官はアレクシスに「尾行している人たち
>> から離れなさい」と言っただけだった。
>>
>>  この「3人」は実際には存在しないのにだ。文明社会は恐怖に取りつかれた人
>> にこのような接し方をするのだ。
>>
>>  これがボストンで35年前に起きていたら、アレクシスは、マサチューセッツ
>> 総合病院の外来で精神科医として働いていた私のところに連れてこられていただ
>> ろう。警察への通報時のように、興奮し、動揺していれば、恐らく、当時最も強
>> 力で即効性のある抗精神病薬ハルドールをすぐに投与していただろう。
>>
>>  普通ならこれで、幻覚や妄想は止まる。いいことはそれだけではない。意識が
>> 清明になり、精神医学的病歴、家族歴、経歴、病歴など診断に必要で重要な細か
>> な情報を得ることができる。家族か友人が十分にケアし、定期的に経口薬を飲
>> み、心理療法と経過観察を受けことができると思えば、帰宅させる。それができ
>> なければ、入院させる。入院を拒否した場合は、14日間の措置入院を命じる。
>>
>>  残酷に聞こえるだろうか。その逆だ。公園のベンチに寝泊まりする人たちに
>> とって、精神科への入院は、温かいベッド、雨露をしのげる場所、1日3度の温
>> かい食事を意味する。アレクシスにとっては、本来の自分に戻るための治療計画
>> の始まりであり、気がおかしくなるほど「電波」を受けていた以前の世界に戻る
>> ことを意味する。
>>
>>  これが思いやりのある社会のすることだ。この社会なら、何とか乗り越えよう
>> としていたアレクシスを見捨てることはなかった。発作を起こした人を見捨てる
>> ことがないのと同じだ。職場に侵入し、無関係の12人を殺害するようなことが
>> 万が一あったとしても、その思いやりのおかげで、アレクシスの精神病の犠牲者
>> となる可能性があった他の人たちが救われていたかもしれない。
>>
>>  実際には何が起きただろう。ニューポート警察の報告は近くの海軍基地に送ら
>> れ、すぐに忘れられてしまった。アレクシスはその後2度、バージニア州の病院
>> の外来で受診しているが、精神病の兆候は一切見られず、ただ不眠の症状だけを
>> 訴えたため、正しい診断ができず、睡眠剤を投与された。こうして、アレクシス
>> は再び放り出された。
>>
>>  確かに精神科は資金不足で、治療も十分に行われていない。しかし、アレクシ
>> スは退役軍人省の全施設への出入りが認められていた。問題は予算ではなく、政
>> 治にあり、モラルにある。
>>
>>  市民的自由の擁護者らの言い分は分かる。措置入院が、パターナリズム(医療
>> 父権主義)であることは間違いない。パターナリズムは、理性が十分に育ってい
>> ない子供にとっては必要なものだ。あの夜のニューポートでのアレクシスは、自
>> 身の意思で動いていたと言えるだろうか。
>>
>>  もちろん、措置入院に対して無頓着であることは許されない。何層もの検査が
>> なされるべきであり、それも短時間でなければならない。アレクシスのように、
>> 危害を加える可能性があるだけでなく、動揺し、深く病んだ人々を放っておくの
>> は残酷であり、無責任だ。
>>
>>  路上で寝ている人々の半分以上は精神病を患っている。これは米国全体にとっ
>> て恥ずべきことだ。精神的に病んだ人々が面倒を見られないまま死んでいくのを
>> 許す今日の風潮を変えるべき時が来ている。12人もの命を奪うことはめったに
>> ないことだが、絶対にあってはいけないことだ。
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> 〓セゲイルボを読む
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> ●社説:「内乱陰謀」李議員の資格剥奪をなぜためらうか
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/il130926-1.html
>>
>>  内乱陰謀疑惑で拘束されている統合進歩党の李石基(イソッキ)議員の資格剥
>> 奪を議論するための国会の資格審査と懲戒案処理が不透明になっている。野党が
>> 消極的なためだ。国会倫理特別委は22日、統進党の李石基・金在妍(キムジェ
>> ヨン)議員比例代表不正選挙戦と関連した資格審査案を上程した。セヌリ党が6
>> 日に提出した李議員除名要求案処理に先立って成立する措置だ。
>> ────────────────────────────────────
>> ●説往説来:平壌の太極旗
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/se130926.html
>>
>>  太極旗(韓国国旗)は分断以前、南北が共に使用した。1945年10月14
>> 日、金日成が平壌市民の前に初めて登場した時、壇上にソ連の国旗と共に太極旗
>> が掲げられた。46年、光復(解放)1周年を記念した北朝鮮の切手や北朝鮮人
>> 民委員会の投票場にも太極旗が登場し、47年7月10日、人民委員会の第5回
>> 会議でも太極旗が掲揚された。48年にも2月の人民軍創設、4月19日の南北
>> 連席会議、5月1日のメーデー記念式で太極旗はきっちりと壇上を守った。とこ
>> ろが同年7月8日、北朝鮮人民委員会が愛国歌(現在の韓国国歌)と太極旗の廃
>> 止を公式決定し、同月24日に初めて人共旗(北朝鮮国旗の韓国での呼び方、北
>> 朝鮮では共和国国旗)を掲揚して以来、太極旗は北朝鮮で姿を消した。
>> ────────────────────────────────────
>> ●警戒すべき北の偽装平和攻勢
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/il130926-2.html
>>
>>  今年に入って、北朝鮮は多様な対南戦術を駆使している。3次の核実験や戦争
>> 危機をあおるなどの危機造成戦術と、開城工業団地閉鎖で見せた瀬戸際戦術だけ
>> でなく、開城工団正常化合意、平壌での愛国歌演奏許容(アジア重量挙げ選手権
>> 大会)、離散家族対面行事合意などの融和戦術まで、対南戦術の"フルセット"と
>> いうほどの措置を見せた。
>> ────────────────────────────────────
>> ●形式にこだわり失望だけ残した3者会談
>> http://www.worldtimes.co.jp/w/korea/korea2/il130926-3.html
>>
>>  政界は"ひょっとして"と思っていた国民の期待を"やはり"に変えてしまった。
>> 16日に行われた朴槿恵大統領と黄祐呂セヌリ党代表、金ハンギル民主党代表間
>> の3者会談は失敗に終わった。合意文もなかった。鋭い非難の応酬だけで、失敗
>> の責任を相手側になすりつけ、状況は一層悪くなった。
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> 〓今週のビューポイント
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> ●五輪東京決定で勢いを呼べ
>> (英霊にこたえる会会長 中條高?)
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/vp/vi130926.html
>>
>>  2020年のオリンピック東京開催が決まった。「未来をつかもう(Discover
>> Tomorrow)」を掲げての立候補であった。久し振りに日本中が湧き立った。官も
>> 民も、老いも若きも、富める者も貧しき者も等しく「東京開催」をめざし一丸と
>> なっての決定が素晴らしかった。
>> ────────────────────────────────────
>> ●米国シリア政策失敗の余波
>> (アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬みき)
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/vp/vi130924.html
>>
>>  シリアのアサド政権が、世界のトップ・スリーに入る大量の化学兵器を放棄す
>> るのかはまだ分からない。ましてやシリアの内戦がいつ治まるのか、死者、難民
>> の数がどこまで増えるのかは全く不明である。
>> ────────────────────────────────────
>> ●米国共和党再生の切り札
>> (獨協大学教授 佐藤唯行)
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/vp/vi130923.html
>>
>>  2012年の大統領選と連邦議員選に都合1億500万ドルもの選挙資金を共
>> 和党に提供したカジノ王のシェルドン・アデルソン。彼は共和党を支持するユダ
>> ヤ人脈のトップで、世界第15位の大富豪だが、その目論見は見事なまでに失敗
>> してしまった。大統領に推したロムニーが敗れただけでなく、応援した6人の共
>> 和党の連邦議員候補も、ひとりを残して皆落選してしまったからだ。
>> ────────────────────────────────────
>> ●能力主義と三権分立を守れ
>> (筑波大学名誉教授 加藤栄一)
>> http://www.worldtimes.co.jp/newworld/vp/vi130922.html
>>
>>  官僚の人事について菅義偉官房長官の構想に反対する論を述べる。菅官房長官
>> は、安倍首相の信任厚く、マスコミの受けも良いようで順風満帆。得意になって
>> 「官僚の人事は俺がやる」と言い出した。さすがは貧困から叩き上げた苦労人、
>> 権力のツボをよく察している。
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> 〓ウィーン発『コンフィデンシャル』 http://blog.livedoor.jp/wien2006/
>> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>> ○中国の対アフリカ中・長期戦略
>>
>>  「アフリカであんな大きな大使館を見たことがなかったからビックリしたよ」
>>
>>  知人のドイツ人化学者ヤン・ガヨヴスキ氏が言った。同氏は中部アフリカのル
>> ワンダを仕事で頻繁に訪問してきた。その彼が首都キガリで中国大使館を見た時
>> の印象だ。
>>
>>  「中国はどうしてあんな大きな大使館をルワンダで建築したのか考えたよ。中
>> 国はアフリカで資源確保に専心していることは周知の事実だ。ルワンダにはタン
>> グステンやスズが少し採掘されるが、同国の経済は農業を中心としたものだ。に
>> もかかわらず、中国は大きな大使館を作り、多数の職員を派遣している。
>>
>>  キガリ駐在の西側外交官の話によると、中国人の狙いは隣国コンゴ民主共和国
>> だという。あの国はダイヤモンドなど地下資源が豊富だ。ただし、対ルワンダ国
>> 境周辺は政治的に不安定だ。だから中国側はルワンダに拠点を置き、隣国進出を
>> 模索しているということだったよ」と説明してくれた。
>>
>>  アフリカ通の知人は「中国人はとにかく大きな建物が好きだね。ルワンダの中
>> 国大使館と比較すれば、米国大使館は小さな借家のようなものだ」という。中国
>> はエチオピアの首都アディスアべバのアフリカ連合(AU)の本部建物を建設し
>> て無償で贈呈しているが、その建物も大きい。ちなみに、エチオピア政府は国家
>> の命運をかけて巨大な「グランド・ルネッサンス・ダム」(総工費42億ドル)
>> を建設中だが、そこにも中国が関与している。とにかく、中国は大きな建物、大
>> きなダムといったように、大きなものを好む。アフリカには既に100万人以上
>> の中国人労働者が働いている。
>>
>>  ルワンダといえば、1994年4月にジュベナール・ハビャリマナが暗殺され
>> た事件を発端に、推定80万人が犠牲となった'ルワンダ大虐殺'が起きたことを
>> 想起する読者も多いだろうが、現在のルワンダの国民経済は回復し、「アフリカ
>> の奇跡」と呼ばれるほどだ。
>>
>>  ルワンダ通のガヨヴスキ氏によると、「中部アフリカで目下、政治的に安定し
>> ている国はエチオピアとルワンダだ」という。実際、ルワンダの首都キガリには
>> 「考えられないほどの銀行がある。街を歩けば、どの通りにも銀行の看板を見つ
>> けることができる。どうしてそんなに多くの銀行があるのかと現地人に聞くと、
>> ルワンダは政治的に安定し、社会インフラも完備されてきたから、世界の金が集
>> まってくるからだという。キガリはアフリカ版フランクフルト市(ドイツの金融
>> 都市)のような都市だ」というのだ。もちろん、「マネーロンダリング(不法資
>> 金洗浄)に悪用されている疑いは払拭できないがね」と付け加えることを忘れな
>> かった。
>>
>>  そのような国ルワンダに中国は中央アフリカの拠点を構築し、アフリカの資源
>> 獲得に乗り出しているわけだ。中国は共産党政権だから中・長期計画に基づいて
>> 経済活動ができる。短期間に成果を期待される資本主義経済国ではできないこと
>> ができる。その一つは、採算を無視した巨大な建物建設ではないか。巨大で最新
>> 施設を備えた建物をAU本部に提供し、アフリカ諸国との関係を深めている。中
>> 国の戦略は欧米諸国には絶対に真似のできないものだ。
>>
>>
>> ♪ブログでコメント
>> http://blog.livedoor.jp/wien2006/archives/52047706.html#comments
>>
>>
>> ◆====================================================================◆
>> ■編集後記
>> ▼韓国で最近、旧日本軍の従軍慰安婦の全体像を知った上で、早急に問題解決を
>> 図ろうと呼び掛ける本が出版され話題になっています。統治時代を経験したお年
>> 寄りを統治時代を知らない世代が否定して殴り殺すというひどい事件が起こるほ
>> ど「反日教育」が成果を上げている同国ですが、こうした冷静に歴史を見直す動
>> きに期待したいところです。どうか不当な圧力で潰されないように。。(M)
>>
>> 【声の投稿・質問】  wnm@worldtimes.co.jp
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