>響林社 朗読メールマガジン
> 2012/12/3≪Vol.4≫
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> 朗読オーディオブック出版社の響林社がお贈りする朗読メールマガジン
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>≪VOL.4≫ ─真珠夫人/道草/それから/終戦秘史 各第4回
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> 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
> 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0001582604.html
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>◆第4回配信
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><しみじみ朗読文庫> 朗読:響林せいじ
>※ 肉声を元にした高性能合成音声で、発音、抑揚等は調整済みです。
>◎菊池寛の『真珠夫人』奇禍7、返すべき時計1
>◎夏目漱石の『道草』8−9
>◎下村海南の『終戦秘史』第26章 聖断を仰ぎし先例
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><声を便りに>オーディオブック 朗読:wis(ウィス)
> ◎ 夏目漱石「それから」二(2)
>
> 朗読とテキストはこちらから ↓
> http://kyorinsya-mailmaga.seesaa.net/article/304927990.html
>※ ストリーミングにて配信しています。
>※ 近々、ID、PWを設定して定期的に変更する予定です。
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><第4回配信内容紹介>
> 朗読オーディオブック出版社の響林社がお送りする朗読メールマガジンの
>第4回配信です。
>◆ 『真珠夫人』第4回(奇禍七、返すべき時計一)
> 菊池寛の大衆小説の傑作『真珠夫人』。湯河原に向かう車は、速度をあげて突
>っ走った。そこに軽便鉄道が近づいてきて慌てた運転手は、それを避けた勢い
>で今度は海への断崖から転落寸前となった。車中の信一郎と同乗の帝大生とは
>激しく身体が揉またが、信一郎は無事だった。しかし、帝大生の方は、口から
>赤紫色の内臓から出血したと思われる血を口から流して、苦悶の呻きをするば
>かりだった。信一郎は、茫然としている運転手を叱責し、医者や警察を呼びにや
>るとともに、彼に比したわが身の幸運を感謝せざるを得なかった。
>
>◆『道草』第4回(八〜九)
>漱石の初の自伝的小説といわれる『道草』。結局姉の家では、島田の居場所は
>わからずじまいで帰ってきた。家では、妻との関係はあまりよくない。健三は
>書斎に閉じこもっているので、妻は子供の相手と外出をもっぱらにして、健三
>に対しては、食事、見送り等、形式的な対応しかしないように感じられていた。
>健三は、風呂から戻って転寝をして風邪をひいてしまった様子だが、妻は気遣
>う様子もみせないのが、健三には不満だった。妻は妻で、健三が自分にはあまり
>語らず細君らしく任せるということをしない夫に不満を持っていた。
>
>◆『それから』第4回(二の(2))
> 久しぶりに会った平岡と深夜まで飲んだ。上野の夜桜を見ながら会話が進む。
>平岡は、就職して多忙となる。支店長とぎくしゃくしていたが、やがて可愛い
>がってもらうようになり、付き合いも広がり勉強する暇もなくなっていく。その
>ような平岡に対して、代助は、食うに困らないのであれば、処世にあくせくする
>のは愚で、それでは人生本来の楽しみ、世の美しさを知らずに過ごすことになる、
>という。パンを離れた贅沢な経験の貴重さを述べ立てる代助に対して、平岡は
>不快の色を閃かせ、「いつまでのそういう世界に住んでいられれば結構だ」と呪
>詛するようにつぶやいた。
>
>◆『終戦秘録(抄)』第4回(第25章)
> 下村情報相がまとめた超一級の『終戦秘史』。陸相、陸海両総長が徹底抗戦を
>譲らない中、異例の御前会議による御聖断により、ポツダム宣言を受諾するこ
>ととなった。帝国憲法下では、天皇は臣下の輔弼により行動することとなって
>いたために、自らの意思や判断で動くことはできない仕組みとなっていた。しか
>し、これまで御聖断らしき先例としては3つあった。ひとつは満州事変の際
>に、田中義一総理の具状の矛盾に対する指摘。2つ目は、二二六事件の際に、閣
>僚らを殺害されて憤った陛下が「朕、自ら鎮撫する」とし、討伐を陸相らに指示
>したこと。3つ目は、満州事変で無断越境した林銑十郎朝鮮軍司令官の行動を大
>権干犯であると侍従長だった鈴木翁の批判を受けて辞表提出したこことに対して
>その儀に及ばずとしたこと。しかし、これらは御前会議における聖断とは異なる。
>真の御聖断は今回の終戦の聖断が初めてであった。本来、国家危急存亡のときに
>こそ仰がれるべきで、日米開戦の際には、近衛首相は反対であるなら総辞職では
>なく、御聖断を仰ぐべきであった。
>
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><作品解説>
>
>◆『真珠夫人』は、「男爵令嬢、唐澤瑠璃子は敵の罠にはめられた父を救う為、
>泣く泣く卑しい高利貸しの荘田勝平の妻となるが、同じ貴族で恋人の直也の
>為に処女を貫きながら生きていく女の愛憎劇」(ウィキペディア)。大衆小説
>の大家、菊池寛が大正9年から新聞に連載し人気を博したもので、映画化もた
>びたびされ、最近では2002年にフジテレビが連続ドラマ化し一大ブームを巻
>き起こしました。大正デモクラシー隆盛の時代とはいえ、きわどい表現もあり
>、その自由奔放な設定に驚かされます。菊池寛の筆致は、初回の出だしから、
>読者を作品世界に惹き込みます。
>
>◆漱石の『道草』は、その自伝的小説と言われていて、漱石が書いた最後から
>二番目の作品です。あらすじは、「留学から帰った健三は大学教師になり、忙し
>い毎日を送っている。だがその妻お住は、夫を世間渡りの下手な偏屈者と見て
>いる。そんな折、かつて健三夫婦と縁を切ったはずの養父島田が現れ金を無心
>する。さらに妹や妻の父までが現れ、金銭等を要求する。健三はなんとか工面
>して区切りをつけるが、最後に「世の中に片付くなんてものは殆どない」と吐き
>出す。」(ウィキペディア)幼少の頃、塩原家に養子に出されたこと、英国留学
>から帰国して神経衰弱となったことなどが反映され、他の作品とは異なり私小
>説的色彩が濃いものとなっています。
>
>◆下村海南の『終戦秘史』は、1945年(昭和20年)8月、大東亜戦争(太
>平洋戦争)の終戦に至るまでの「日本の一番長い日」といわれる日々の息詰ま
>る動きを、当時の情報相自身が描いた第一級のドキュメンタリーです。いわゆる
>戦況が日々に悪化し、日本本土各地への空襲が相次ぐ中、枢密院議長だった鈴
>木貫太郎に組閣の大命が降下します。軍部の抗戦論が激しい中、如何にして終
>戦に持っていくのかが鈴木内閣の暗黙の目的でした。連合国側から降伏を求め
>るポツダム宣言が発せられ、広島、長崎に原子爆弾が投下されて、いよいよ後
>がない緊迫した状況となりました。そのような状況下、閣僚の意見が激しく対
>立しましたが、二回にわたる異例中の異例の御前会議によってボツダム宣言受
>諾が決まります。しかし、軍部内ではこれに反発する中堅将校が中心となって
>クーデターを起こし、近衛部隊の師団長を殺害して、宮城内を占拠します。国
>民に直接呼びかけるために天皇自らが読み上げた詔勅を録音したレコード盤の
>奪取のため、反乱軍は血眼になって探し回ります。最終的には、このクーデタ
>ーは鎮圧され、玉音放送によって終戦を迎えましたが、そこに至るまでには、
>数多くの偶然と僥倖、そして鈴木貫太郎首相をはじめとした人々の身命を賭し
>た尋常ならぬ努力と犠牲とがあったのでした。
> 朗読では、本書から抜粋し、ポツダム宣言の受諾を可否をめぐり激論となる
>終戦の閣議の前後からスタートします。
>
>◆夏目漱石の『それから』は、『三四郎』『それから』『門』と続く初期三部
>作の一つです。「定職に就かず、毎月1回、本家にもらいに行く金で裕福な生活
>を送る長井代助が、友人平岡常次郎の妻である三千代とともに生きる決意をす
>るまでを描く」(ウィキペディア)というものです。高等遊民として暮らして
>いる代助は、友人の妹である三千代が好きなのに、平岡に先に打ち明けられて、
>二人の結婚を取り持ちます。ところが、三千代の結婚は決して幸せなものでは
>なく、平岡の就職のあっせんやお金の融通などをしているうちに、代助は改め
>て三千代を愛していることに気が付き、それを告白したのです。それ以降、物
>語は息詰まるような緊張感をもって展開していきます。透明感のある落ち着い
>た声の朗読で親しまれているwis氏の朗読でお楽しみ下さい。
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>【響林社の朗読メールマガジンについて】
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>響林社は、近現代の文藝作品を中心とした朗読オーディオブックを販売する
>出版社です。既存のオーディオブックにはあまりない作品群を多く揃えるこ
>とを目指しています。名作なのにあまり朗読されないもの、朗読あまり広く
>は知られていないけれど隠れた名作であるもの、評論やノンフィクション
>・・・それらの作品群を発掘しながら、リスナーの皆さんにお届けしていま
>す。既に、かなりの数の朗読オーディオブック作品を販売していますが、今
>回、試験的に長編の作品を中心に、少しずつメールマガジンの形でご提供す
>ることに致しました。いずれ有償版に切り替える予定ですが、当分の間はト
>ライアル期間ということで、無償で提供させていただきます。幾つかの作品を
>同時並行で、テキスト+朗読で、概ね週1回程度の頻度でお送りする予定で
>す。いろいろと雰囲気が異なる作品を取り混ぜてお届けしてまいりますので、
>どうぞご期待下さい。
>※ なお、作品の朗読が完結した段階で、有償販売に切り替えるため、ファイ
>ルを削除することがありますが、その点はあらかじめご了承下さい。
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