>ご了承ください。
>
>■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
>
>【情熱通信メルマガ版 としろう奮闘記】 2012年3月第2版 通巻第72号
>
>■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
>
>≪3/31長妻元厚労大臣、4/7野田総理が西宮にやってきます≫
>
> 春もすぐそこまでやってきましたね。これで花粉がなくなれば完璧です。
>さて、まずお知らせですが、明日(31日)、長妻昭元厚生労働大臣が西宮に
>やってきます。午後2時から西宮市民会館で「医療福祉ネットワーク構想に
>ついて」と題し、講演と意見交換をさせていただきます。もちろん、「社会
>保障と税の一体改革」についてのご意見も大歓迎です。お申込みいただかず
>に、直接、会場にお越しください。
>
> それから、野田佳彦総理大臣が4月7日、西宮に来られます。これは私や党
>の行事でなく、政府の行事です。政府が各地で開催している「社会保障と税
>の一体改革 車座集会」を担当大臣が分担して全国行脚しておりますが、総
>理自身が出席するのは今回が初めてです。午後2時から西宮北口にある甲南
>大学CUBEキャンパスにて開催されます。こちらは諸々の都合上、完全申込制
>ですから、恐縮ですが官邸ホームページからそれぞれお申込みください。
>
>http://www.gov-online.go.jp/spt/szs/
>
> なぜ西宮が総理入りの一発目になったか、私の地元であるということと関
>係なくはないのですが、センバツ高校野球もやっていることだし、というこ
>とにしておいてください。
>
> 4月1日からは、福島県の視察にも行ってきます。またその模様は報告しま
>す。それと、収支報告をホームページに掲載することにしました。こちらも
>皆さんの目で若手代議士の実情をお感じいただければ幸いです。
>
>http://www.toshiro.jp
>
> それでは今号もおつきあいください!
>
>■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□
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>
>≪深海地層探査船「ちきゅう」視察しました≫
>
> 29日、静岡県清水港に出向き、海洋研究開発機構の「ちきゅう」号を視察し
>ました。これは2005年に総額600億円をかけて建造された、世界で最先端の海
>底地層探査能力のある大型船です。海底一万メートルまでパイプをつないで実
>際の地層の物質を採取することができる、すごい船です。つい先日まで、愛知
>・三重県沖でメタンハイドレード層の試掘を行い、ちょうど帰ってきた機会に
>行ってまいりました。
>
> 海底探査のミッションは、多岐に渡ります。資源探査以外にも地震の原因を
>突き止める探査や、環境への寄与が期待される二酸化炭素の海底下隔離の可能
>性を探ること等々、実に多彩です。話を聞くだけと、実際に見るのとでは大違
>いで、私自身、かなり知的好奇心が掻き立てられ、海底の可能性を実感するこ
>とが出来ました。その一方で、政治がしかと対応しなくてはならない大きな問
>題提起をいただいてきました。それは、"予算"です。
>
> 海洋研究開発機構の予算は年間450億円程度、そのうち350億円が国費で賄わ
>れています。それ以外(100億円程度)は「ちきゅう」やその他の船を使い、
>いわゆるアルバイトをして稼いでいます。昨年の夏には「ちきゅう」がスリラ
>ンカ沖のガス田探査に出向いていたそうで、それだけで数十億円稼いだそうで
>すけども、別の見方をすればわざわざ「ちきゅう」でなくともできる海外事案
>に費やす時間があれば、我が国の国内まわりで資源探査や地震調査などをどん
>どんできたはずです。これこそ国益にかなうもので、政治の意志で変えていか
>ねばなりません。宇宙も夢があっていいですが、海底の方が我が国の状況に合
>っていますし、可能性は高いと感じました。また自分自身の宿題を増やしたこ
>とになりますが、しっかり頑張りたいと思います。
>
>■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□
>■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□
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>【情熱通信:消費税法改正を含む、社会保障と税の一体改革について】
>
>≪国民との対話に重点を≫
> 消費増税を含む、社会保障と税の一体改革に関する一連の法案審査が終了し
>ました。どうも党内のゴタゴタ感ばかりがイメージとして強調された感はあり
>ますが、ともかく国民理解がなければ成立しない話ですから、これからはあら
>ゆるメディア・対話を通じて、皆さんと認識・見解・方向性の共有について図
>っていきたいと思います。本稿では、私の「政治的」意思を皆さんに共有する
>べく、消費税論を語りたいと思います。
>
>≪最後は「決める」党であるべき≫
> 今週は、これまでの50時間近い全議員討議が終了しました。すべての議員が
>完全に納得できたわけでもなく、どこまで行っても相容れない溝があったため
>に、最後は満場の拍手で了承、というわけではありませんでしたが、民主主義
>のルールに基づき、「決められない政治」の誹りを免れるためにも、強引であ
>ったかもしれませんが議論終了を決めた前原政調会長の判断には理解を示しま
>す。そして、本案に対する私の立場ですが、熟慮いたしましたが「賛成」であ
>るということ、このことをまずは示したいと思います。
>
>≪「慎重派」の意見も一聴に値するものは多かった≫
> 党内の論議において、いわゆる「慎重派」と言われる議員の発言は説得力が
>あったものも事実です。二十年以上デフレ状態が続く中で増税をしても税収が
>増えない、東日本大震災の復興に水を差す、高所得者からもっと徴税すべきだ、
>行革・政治改革・予算の総見直しなどの無駄削減なくして増税などあり得ない
>等々、時にデータに基づき、時に地域の声をベースに主張されました。特に、
>現下の経済が厳しいこと、皆さんに対して総選挙時にお約束したマニフェスト
>には消費税増税の文字はないこと、そして"増税の前にやるべきことがある"
>という国民の大きな声があることも、慎重派の主張に説得力を増す大きな材料
>でした。こうした議論が延々と続き、一人でも多くの議員が納得感を得られる
>ように修文に修文を重ね、これだけの時間が費やされました。
>
>≪現行福祉水準の維持が前提≫
> そもそも、なぜここで消費税増税を含む今回の措置が必要なのか。それは、
>一言で表せば「今の福祉は借金によって成り立っている」からです。年金・医
>療・介護のいわゆる高齢者三経費に関して言えば、2011年度の総額17.2兆円中
>10兆円が赤字公債発行によって賄われています。こうした場合、収入を増やす
>(=増税)か、支出を減らす(=施策見直し)ことになりますが、私たちの政
>権では、現状の福祉ベースは維持をすることが前提となっていることから、今
>回は収入を増やす道を選びました。
> 本来、無駄を削減し、捻出した財源で社会保障を維持し、政権交代後の新た
>な施策への財源にあてがうことが出来れば、それが一番理想的です。この二年、
>事業仕分けや埋蔵金の発掘、公共事業の削減などを政権挙げて取り組んで参り
>ました。一年目に九兆円、二年目に七兆円の財源が捻出できましたが、一部が
>高校無償化など新たな施策にまわし、景気低迷による法人税収入減などもあり、
>結果として毎年、数十兆円の赤字公債発行を余儀なくされています。そうした
>現実から、「増税」が提起されたということです。
>
>≪結局、「真摯に」現実に向き合わねばならぬ≫
> 私が皆さんに訴えたいのは、「真摯に」現実を見据えなくてはならないとい
>うことです。打出の小槌があるわけでない、天からお金が降ってくるわけでは
>ない、厳しい現実を国民の皆さんに嫌な顔をされたとしてもお伝えし、解決策
>を提示するのが私たちの責務です。その意味では、我々が掲げたマニフェスト
>は「真摯」でなかったと指摘されてもやむをえません。
> 真摯でない具体的な例を挙げましょう。5年前の自公政権が「100年安心の年
>金プラン」とした一連の年金改革があります。厚生年金の積立総額の130兆円
>は100年後までその基金が枯渇せず続くという前提でありましたが、このまま
>のペースでは100年はおろか、30年で枯渇するといわれています。なぜこうし
>た事態に陥っているか。それは、前提の数値と実際の乖離に大きな原因があり
>ます。計画では基金の運用利率は4.1パーセント、賃金上昇率も2.5パーセント
>という前提ですが、実際の運用利率は1パーセント未満ないしマイナス、賃金
>はほぼ横ばいと、大きく見込みを下回っています。こうした数値が積もり積も
>って、最終的に計画が大きく狂っているわけです。
>
>≪「うまい話」は、気をつけねばならぬ≫
> 慎重派の中には、「無駄をもっと徹底的に削減すれば増税はしないでいいは
>ずだ」という議論もありました。そして、「歳入庁を創設すれば、保険料を中
>心に10兆円以上の収入が入る」と強弁する方もおりました。私は最初にその話
>を聞いたとき、そんな話が実現したら素晴らしい!、と感動して実際に調査を
>しました。しかし、その算出根拠はここで説明するにはあまりにも稚拙で無責
>任な試算で、実際は最大限見積もっても数千億円規模でしかないことがわかっ
>てきました。総選挙にて「うまい話」をしてしまった私たちが、その反省に立
>つならば、今後は「うまい話」を政党が競い合うような文化をここで断ち切る
>ことが何よりも肝要と考えます。
>
>≪もちろん、無駄削減と効率化は、徹底的に追及する≫
> それでも納得できない、その前にやるべきことがあるだろう、その意見もよ
>くわかります。私も今でもそう思っています。だからこそ、マイナンバー制度
>(社会保障と税の共通番号制度)の役員としてその導入に力を入れ、事業仕分
>けの延長作業を今でも続けています。一例として、マイナンバー制度が導入さ
>れれば、所得把握など国税庁、年金事務所で重複しているものが統合され、か
>なりの事務費削減となります。こうした、無駄削減と財源のねん出は、今後も
>徹底的に進めていくことになります。そして、この法案を決めたことで、より
>自分たちの外堀が埋まり、「徹底的にやる以外にない!」とした機運がまさに
>生まれています。
>
>≪低所得者と中小事業者への配慮は絶対にやらねばならぬ≫
> 慎重派と言われる方々の主張の多くが、低所得者への対策と中小事業者への
>配慮です。消費税が仮に10%にあがれば、単に消費を控えるという次元でなく、
>その人生すら考えざるを得ない、自らの生死にもかかわる方々がいる、特に我
>が国の事業所のうち99%を占める中小事業者に対する配慮なくして増税ありえ
>ない、そうした主張は全くその通りです。同時に、増税後のマイナスインパク
>トによって住宅に代表される高額な消費が委縮し、経済が冷え込むことへの対
>策はしっかりと講じなくてはなりません。こうした配慮がどれだけできるか、
>それが国民の納得感へとつながると私は考えています。これら対策は、まさに
>これからの議論です。ただ、これらが完全に煮詰まらないから賛成しかねる、
>というのも無理があるでしょう。
>
>≪福祉の効率化、水準の議論は避けられぬ≫
> 今回の改革は、福祉水準の現状維持のため、赤字を拡大させないための施策
>です。ほんの少しだけ社会保障の充実も含まれますが(1%分)、5%アップのう
>ち4%分は、「止血」のためです。一方で、これから、益々高齢化は進み、世
>界経済での我が国の相対的優位性は低下していきます。つまり、これから更に
>進む高齢化に、我が国の経済そのものが付いていけない懸念があります。そう
>なれば、更なる増税か、福祉のカットかが問われます。
> 私自身は、ある程度の「福祉カット」もやむを得ないと思います。そうでな
>ければ、若年層中心に今の施策が持つはずはありません。民主党は将来的に「
>基礎年金一律七万円」と言ってきましたが、負担と給付のバランスが十分に取
>れなければこうした夢物語も取り下げる英断がなくてはなりません。私が産ま
>れた1971年当時、我が国の平均寿命は73歳、2012年の平均寿命は83歳と、10歳
>上がっています。長生きはすばらしいことですが、福祉モデルが73歳での寿命
>をベースに考えられていたら、今の制度で間に合うはずはありません。また、
>医療の高度化=高額化も財政圧迫要因です。こうした現実と真摯に向き合う、
>それが今の我々に求められていることと思います。
>
> 増税はつらい話ですが、是非とも皆さんにご理解いただけるよう、頑張りた
>いと思います。
>
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>
>◇タウンミーティング開催のお知らせ◇
>
>■日 時:平成24年3月31日(土)午後2時から
>■場 所:西宮市民会館 大会議室
> 西宮市六湛寺町10-11 TEL:0798-33-3111
>■ゲスト:長妻昭(ながつま・あきら)元厚労大臣
>■テーマ:医療福祉ネットワーク構想について
>
>*入場は無料です。
>
>お問合先 石井としろう事務所
> 〒662-0915 西宮市馬場町1-4-6F
> TEL:(0798)33-3600 FAX:(0798)33-4000 Email:office@toshiro.jp
>
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>★☆★おすすめの一冊★☆★
>
> プリンシプルのない日本 白洲次郎著 新潮文庫
>
> 白洲次郎と言えば、私の選挙区・芦屋生まれ!数々のエピソードがあります
>が、そのすべてが「プリンシプル=原則」にそった、理にかなったものである
>のが白洲次郎のすばらしいところです。GHQとの間のエピソードや東北電力会
>長時代の話は諸々有名ですが、私が一番、白洲次郎の「プリンシプル」を感じ
>るのは終戦間際の行動です。それは、あの大戦を「どうせ負ける戦争だ。」と
>あっさり断じ、食料が足りなくなるはずだとして鶴川にこもり、農作業に従事
>していたというんですから、何たるリアリストでしょう。もちろん、赤紙招集
>がかかり出兵を余儀なくされた人からすれば思いは複雑でしょうが、「プリン
>シプル」を持って行動すれば、一時の勢いや世論に流されることなく、本質的
>な判断ができることを教えてくれる一冊です。
>
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>〜個人献金に支えられる政治活動の基盤〜
> 活動支援金ご協力のお願い
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> この度、「活動支援金システム」を導入いたしました。活動支援金をお願い
>するのは、企業団体献金や政治資金パーティーに頼らない政治基盤を作りたい
>からです。そして、個人献金主体の基礎を作りたいと考えています。例年の
>「石井としろうを育て、世に尽くさせる会」は開催しますが、資金集めを目的
>としない会として開催します。
>
> 今後はこの活動支援金を中心にしていきたいと思います。一ヶ月に一口1,000
>円からとなっております。お問い合わせやご質問など、直接私か事務所にまで
>ご連絡ください。どうぞよろしくお願いします。
>
> 石井としろう西宮事務所 0798-33-3600
>
>■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□
>■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□Toshiro■□
>
>※その他、日々の活動はhttp://ameblo.jp/toshiro141 を通じて是非チェック
> してください!
>
> ブログの記事を一部紹介します
>
>・阪神大震災直後の5%への消費増税を踏まえ、議論を進める(2012.3.18)
> http://ameblo.jp/toshiro141/entry-11196642472.html
>
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>石井としろうプロフィール
>
>1971年5月29日生まれ(芦屋市楠町出身)
>
>衆議院文部科学委員会委員、衆議院倫理選挙特別委員会理事、
>衆議院海賊・テロ対策特別委員会委員。
>
>民主党成長戦略・経済対策プロジェクトチーム事務局次長、
>民主党男女共同参画調査会事務局次長、
>民主党社会保障・税番号検討ワーキングチーム幹事。
>
>民主党兵庫県連選挙対策委員長。民主党兵庫県第七区総支部代表。
>
>原子力バックエンド問題勉強会事務局長、奥山水源の森 保全・
>再生議員連盟事務局長(超党派)、民主党日本文化の伝統和紙を
>推進する議員連盟事務局次長、民主党日本スリランカ友好議員連盟
>事務局長、衆議院日本モンゴル友好議員連盟事務局次長(超党派)
>
>慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)
>
>早稲田中・高等学校卒、慶應義塾大学総合政策学部卒。
>米国ペンシルバニア大学公共政策学修士課程修了(M.G.A.)。
>(株)神戸製鋼所勤務、国会議員政策秘書、日本総合研究所研究員等を経て、
>2009年8月の第45回衆議院議員総選挙にて176,017票獲得し初当選。
>現在、西宮市日野町在住。趣味は園芸(初心者)、テニス、マラソン、読書、
>映画鑑賞。
>
>========================================
>【政治信念】
>The essence of the government is to subsidize the market failure.
>〜市場にできないことをすることこそが、政治の本質である〜
>========================================
>
>■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
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>情熱通信メルマガ版 としろう奮闘記 2012年3月第2版 通巻第72号
>発行責任者 石井としろう
>
>http://www.toshiro.jp Email to office@toshiro.jp
>
>西宮事務所:〒662-0915 兵庫県西宮市馬場町1-4 6F
> Tel.0798-33-3600 Fax.0798-33-4000
>
>国会事務所:〒100-8982東京都千代田区永田町2-1-2
> 衆議院第二議員会館220号室
> Tel.03-3508-7220 Fax.03-3508-3220
>
>■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
>◎石井としろうE-演説会 西宮芦屋から、未来への選択。
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