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2013年3月29日金曜日

Fw: 【キプロス危機 特集号】 「背景には貧しいドイツの家計資産?」「実はアメリカとロシアの戦い?」

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>Webで見る(バックナンバー) ⇒ http://melma.com/mb/backnumber_190011/
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>【にわか日本好きが選ぶ、気になるニュース】
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>【キプロス危機 特集号】
>「背景には貧しいドイツの家計資産?」「実はアメリカとロシアの戦い?」
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>●● 2013年3月29日 気になったニュース ●●
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>【キプロス危機 特集号】
>「背景には貧しいドイツの家計資産?」「実はアメリカとロシアの戦い?」
>
>
>●【キプロス危機を読む1 三橋貴明】
>「資本移動の規制をかけ続ける限り、「事実上、ユーロから離脱した」も同然」
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3513.html
>
>
>●【キプロス危機を読む2 RPE 北野幸伯】
>「クレムリンは、「キプロス危機」の黒幕は「アメリカだ!」と確信」
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3514.html
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>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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>
>今日、一番気になったニュースは、こちらです。
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>〜★〜★〜
>
>●【キプロス危機を読む3 柴山桂太】
>「背景には、貧しいドイツの家計資産。金融資産はスペインよりも低い」
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3515.html
>
>プロス危機って、ちょっと日本人にはピンとこないですよね。。
>
>本日は「キプロス危機」について、
>いくつかの記事をアップしたいと思います。
>
>一つ目は三橋貴明さん
>
>●【キプロス危機を読む1 三橋貴明】
>「資本移動の規制をかけ続ける限り、「事実上、ユーロから離脱した」も同然」
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3513.html
>
>
>2つ目は、「ロシア政治経済ジャーナル」の北野幸伯さん
>
>●【キプロス危機を読む2 RPE 北野幸伯】
>「クレムリンは、「キプロス危機」の黒幕は「アメリカだ!」と確信」
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3514.html
>
>
>そして3つ目は、
>
>メルマガ『三橋貴明の「新」日本経済新聞』から
>柴山桂太先生の記事「落とし穴」からです。
>
>
>これまた面白い内容です。
>背景にはドイツの国内事情もあると。
>
>
>〜〜(引用はじめ)〜〜
>
>また銀行預金に課税する(=負担を預金者に求める)という今回の措置は、
>次の危機国にも取られるのではないか、という不安が生まれています。
>
>キプロスよりも規模の大きな国で同様の「救済」が取られたら、
>取り付け騒ぎで大変なパニックになるでしょう。
>
>そうなる危険をおかしても厳しい条件をつきつけたわけですから、
>ドイツの意志は本当に強固と言わざるをえません。
>
>
>背景には、ドイツの国内事情があります。
>キプロス問題の交渉が佳境にさしかかった3月21日、
>ブンデスバンクが「意味深」な報道発表を行いました。
>
>
>http://www.bruegel.org/nc/blog/detail/article/1053-wealth-distribution-in-the-eurozone/#.UVL6rr8X7FZ
>
>上のリンクには、欧州中央銀行の家計調査の結果が載っています。
>
>ドイツの一般家庭は決してお金持ちではない、とのデータが示されています。
>
>ドイツの家計が保有する金融資産は、
>フランスやイタリアよりも低いどころか、
>債務危機で救済されたスペインよりも低い、という内容です。
>
>
>特に平均値ではなく中央値で見ると、
>ドイツの家計資産は、イタリアやスペインの三分の一しかありません。
>
>その理由は(データにも示されているように)旧東ドイツが貧しいからですが、
>それを勘案してもずいぶん低い数字です。
>
>こういうデータを、このタイミングで発表した意図は明らかでしょう。
>
>「なんで南欧・地中海の国々を支援するのに、
>普通のドイツ人が犠牲にならなきゃいけないんだ」
>という不満のメッセージが込められているのです。
>
>確かにドイツ経済は比較的好調ですが、
>
>儲かっているのは大企業と金持ちだけです。
>賃金は増えていませんし、
>(上のデータにもあるように)持ち家比率も南欧諸国に比べて低いままです。
>
>ドイツはバブルにも踊りませんでした。
>それなのになぜドイツだけが悪く言われるのかという不満が渦巻いているわけです。
>まるでアリとキリギリスの寓話ですね。
>
>ドイツは今年、総選挙を控えていますからメルケルも簡単には妥協できないでしょう。
>
>どんなに経済統合が進んでも、国家主権と民主主義は消えません。
>
>むしろ、こういうトラブルが起きると国家が前面に出てきて、
>統合への推進力より遠心力の方が強く働くのです。
>
>何十年もかけて自由貿易と経済統合を慎重に進めてきたはずのEUでさえ、この有様です。
>
>「世界の流れに取り残されるな」とばかりに
>TPPだRCEP(東アジア地域包括的経済連携)だと慌てて突き進む日本は、
>どこまでリスク・シナリオを検討しているのでしょうか。
>
>国民性の違う国同士の多国間連携には落とし穴がいっぱいあります。
>
>ユーロ危機から学ぶべきは、そのような教訓でなければならないでしょう。
>なにしろ日本の向こうにいるのは、アメリカという「最強のキリギリス」なのですから。
>
>
>〜〜(引用おわり)〜〜
>
>
>なるほど、、、
>ほんと興味深い内容です。
>
>なんかしら、日本人は、
>ドイツはいつも正しいことを選択しているイメージを持っていますよね。
>
>本当はこうです。↓
>
>かなりヤバいドイツ経済(賃金低下、輸出主導型、高い電気代)
>しかも、財政の均衡を憲法で義務付け
>
>とても分かりやすく解説されいます。↓
>
>【東田剛】ドイツ経済は優等生ではない
>http://www.mitsuhashitakaaki.net/2012/10/24/korekiyo-14/
>
>
>
>(拙ブログ参考)
>●【必見】ドイツ環境政策史上最大の失敗 太陽光発電推進
>(ウォール・ストリート・ジャーナル)
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-2517.html
>
>
>ドイツに学ぶなら、こちらですね↓
>
>(拙ブログ参考)
>●【ドイツに学ぼう!】
>「武器を輸出している世界のトップ5の中の、第3位はドイツ」
>http://kopiruakkun.blog.fc2.com/blog-entry-3490.html
>
>
>柴山桂太先生のするどい解説の全文をどうぞ↓
>
>■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
>
>『三橋貴明の「新」日本経済新聞』 2013/03/29
>
>【柴山桂太】落とし穴
>http://www.mitsuhashitakaaki.net/2013/03/29/shibayama-6/
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>
>FROM 柴山桂太@滋賀大学准教授
>
>キプロス問題で、欧州がふたたび揺れています。
>
>キプロスは小国ですから、
>ささっと救済してしまえば良さそうなものですが、
>またしてもEU(中心は間違いなくドイツ)は支援に厳しい条件を課しました。
>
>その結果、キプロス政府は銀行預金に課税するという
>「荒技」を採らざるをえないところまで追い込まれたのです。
>
>問題は、キプロスがロシアの企業や金持ちの租税回避地になっている、
>という点にありました。
>
>なんでロシアの金持ちを救うのに、EUがカネをださなきゃいけないんだ、
>という不満が今回の厳しい救済措置につながったようです。
>
>もちろんロシアは黙っていません。
>キプロス問題は、欧露関係の緊張をこれまで以上に高めてしまいました。
>
>
>また銀行預金に課税する(=負担を預金者に求める)という今回の措置は、
>次の危機国にも取られるのではないか、という不安が生まれています。
>
>キプロスよりも規模の大きな国で同様の「救済」が取られたら、
>取り付け騒ぎで大変なパニックになるでしょう。
>
>そうなる危険をおかしても厳しい条件をつきつけたわけですから、
>ドイツの意志は本当に強固と言わざるをえません。
>
>
>背景には、ドイツの国内事情があります。
>キプロス問題の交渉が佳境にさしかかった3月21日、
>ブンデスバンクが「意味深」な報道発表を行いました。
>
>
>http://www.bruegel.org/nc/blog/detail/article/1053-wealth-distribution-in-the-eurozone/#.UVL6rr8X7FZ
>
>上のリンクには、欧州中央銀行の家計調査の結果が載っています。
>
>ドイツの一般家庭は決してお金持ちではない、とのデータが示されています。
>
>ドイツの家計が保有する金融資産は、
>フランスやイタリアよりも低いどころか、
>債務危機で救済されたスペインよりも低い、という内容です。
>
>
>特に平均値ではなく中央値で見ると、
>ドイツの家計資産は、イタリアやスペインの三分の一しかありません。
>
>その理由は(データにも示されているように)旧東ドイツが貧しいからですが、
>それを勘案してもずいぶん低い数字です。
>
>こういうデータを、このタイミングで発表した意図は明らかでしょう。
>
>「なんで南欧・地中海の国々を支援するのに、
>普通のドイツ人が犠牲にならなきゃいけないんだ」
>という不満のメッセージが込められているのです。
>
>確かにドイツ経済は比較的好調ですが、
>
>儲かっているのは大企業と金持ちだけです。
>賃金は増えていませんし、
>(上のデータにもあるように)持ち家比率も南欧諸国に比べて低いままです。
>
>ドイツはバブルにも踊りませんでした。
>それなのになぜドイツだけが悪く言われるのかという不満が渦巻いているわけです。
>まるでアリとキリギリスの寓話ですね。
>
>ドイツは今年、総選挙を控えていますからメルケルも簡単には妥協できないでしょう。
>
>どんなに経済統合が進んでも、国家主権と民主主義は消えません。
>
>むしろ、こういうトラブルが起きると国家が前面に出てきて、
>統合への推進力より遠心力の方が強く働くのです。
>
>何十年もかけて自由貿易と経済統合を慎重に進めてきたはずのEUでさえ、この有様です。
>「世界の流れに取り残されるな」とばかりに
>TPPだRCEP(東アジア地域包括的経済連携)だと慌てて突き進む日本は、
>どこまでリスク・シナリオを検討しているのでしょうか。
>
>国民性の違う国同士の多国間連携には落とし穴がいっぱいあります。
>
>ユーロ危機から学ぶべきは、そのような教訓でなければならないでしょう。
>なにしろ日本の向こうにいるのは、アメリカという「最強のキリギリス」なのですから。
>
>
>PS
>「世界の流れに取り残されるな」と"改革派"は言いますが、
>日本がグローバル資本主義の植民地になる可能性については、
>深く考えていないかもしれません。
>
>滅茶苦茶に改革されないようにするには、何が必要か?
>その答えは、こちらにあります。
>
>http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_980_2013_03/index_tp.php
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>(転載終わり)
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>
>以上です。
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>日本再生を祈りまして。
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