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>中国の軍拡目標はアジア太平洋での覇権確立。そしてその第一段階が台湾併呑。
>もしこの島が「中国の不沈空母」と化せば日本は・・・。中国膨張主義に目を向けよ!
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>高校教科書検定問題—中国宣伝工作に加担する文科省「教科書検定調査課」がデタラメ釈明
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>ブログ「台湾は日本の生命線」より。ブログでは関連写真も↓
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>2013/03/28/Thu
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>■地理教科書では文科省が誤記載を強要
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>文科省は三月二十六日、平成二十六年度から使用される高校教科書の検定結果を発表したが、日本史では慰安婦、南京虐殺、集団自決などに関し自虐的記述が強まり、政治経済では尖閣、竹島などの領土に関する記述が明確さに欠けるなど、反日的な執筆者による内容への検定の寛容さに批判が高まっている。
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>それは文科省の所謂「近隣諸国」(中国、韓国)への迎合体質の表れでもあるのだろう。
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>中国迎合と言えば、世間ではほとんど話題にならないが、地理でもあいかわらず台湾は中国領土扱いのまま。台湾を台湾入りの中国地図や、台湾を含む中国統計に修正をさせなかったのだ。しかもこうした地図、統計は文科省の教科書検定を受けてのものだから、文科省が執筆者に甘いのではなく、文科省がこの誤記載を強要しているのだ。
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>いったい文科省は何を考えて日本の子供たちを騙し続けるのだろう。私は二十八日、それを探るために同省の教科書検定調査課第一係に電話を入れた。
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>そしてそこにおいて、不可解な釈明をさまざま聞かされた。
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>■教科書検定調査課の馬鹿げた説明
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>応対に出たのは男性職員だった。
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>私が「なぜ台湾を中国領土と記載する教科書を放置するのか」と聞くと、こう答えた。
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>「本文でそのような記載はないはず」
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>「地図や統計の場合、その出典(一般に流通している地図、統計)が明らかにされていれば検定意見を付けないことにしている」
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>つまり一般的に流通しているものであれば、中国発行の地図などの誤った内容の引用でも意見は付けないということだ。
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>そこで私が「万が一フィリピンを中国領土とする地図、統計が教科書に引用されても、意見は付けないのか」と聞くと、「そうだ」と答える。
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>そんな馬鹿なことがあるだろうか。何のための検定なのかと言いたくなる。
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>■東京書籍「地理A」を例にとって反論
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>出典云々など、ごまかしである。そこで私はそれを実証するため、現在使用されている東京書籍の「地理A」の例を挙げた。
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>その二十八頁には「第二次世界大戦直後の世界」「東西冷戦体制時代の国家群」という二つの世界地図が掲載されている。
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>その前者において台湾は、終戦直後の段階での「独立国」として緑色が塗られている。当時はまだ日本領土だったから当然にも見えるが、実は違う(なぜなら朝鮮は別の色だ)。「終戦で中国に返還された」と主張する中国のプロパガンダに従い、中国領土として緑色を付けているのである。
>
>後者において台湾は、東西冷戦時代における「社会主義国」として茶色が塗られている。言うまでもなく、これも台湾を中国領土と看做したものだ。
>
>しかもこれらの地図には出典が明らかにされていない。つまり発行元の東京書籍が独自に作製したものなのだ。
>
>それであるなら検定の対象となるはずである。私は職員に聞いた。「このような誤った地図に、なぜ意見を付けなかったのか」と。
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>■日中共同声明の曲解で欺く責任は誰が取る
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>このような証拠を突き付けられたものだから、職員も困惑せざるを得なかった。「ちょっと待って」と席を立ち、上司の下へ相談に行った。
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>数分後、受話器に戻り、「実は小さなところ(出典が明記されているか否かなど)まで見ているわけではない」と認めた。そして話を変えて来た。
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>台湾を中国領土として扱う記述を検定が容認する理由として、日中共同声明を引っ張り出してきた。
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>まずその第二項を持ちだした。「日本国政府は、中華人民共和国政府が中国の唯一の合法政府であることを承認する」とあると。
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>そこで私は「それは中華人民共和国を合法政府と認めるとしただけで、台湾をその領土と認めたものではない」と反論。
>
>これに何も言えなくなった職員は、今度は第三項を持ち出した。「中華人民共和国政府は、台湾が中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを重ねて表明する。日本国政府は、この中華人民共和国政府の立場を十分理解し、尊重する」とあるから、台湾を中国領土として差し支えないのだと。
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>これに対しても私は「それは中国の立場というものを理解し尊重するとしただけで、台湾をその領土と認めたものではない」と反論した。
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>私の反論はすべて正確だ。日本政府は日中共同声明において、台湾を中国領土などと承認していないのである。
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>実は職員も、そのことは分かっているようだった。分かっていて、こんな詭弁を弄したのだろう。このように国民を欺いた責任は、この職員自身が取るべきか、それともそう言わしめた上司が負うべきか。
>
>■逃げる職員の姿に「文科省の仕業だ」と確信
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>以上の職員の話を聞く限り、教科書が自主的に台湾を中国領土と記載しているような印象を受けるが、実際には上述の通り、文科省が中国領土と記載せよと指導しているのである。このことは私自身、複数の教科書会社編集部から直接聞かされている。
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>そこで最後に職員に聞いた。「本当はあなたたちが中国領土と書かせているのだろう」と。
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>これに対し職員は「私はそのような指導をしたことはないし、私が知る限りそのような話は聞いたことがない」と答えた。
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>「あなたは今の部署には何年いるか」と尋ねると、「一年」と言う。そこで「それでは長年検定に携わっている上司に聞いて見て」と求めると、「ここにいるのはみな新しい人ばかりだから、過去のことについては答えられないと思う」と言う。そのように話を打ち切ろうと試みる職員の姿に、私は自分の指摘の正しさを確信した。
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>検定意見は「最終的には教科書審議会の先生たち(大学教授など)が判断するもの」とも言っていた。「行政官である自分たちはタッチしない」と強調したわけだが、「そんなことはあるまい」と言っておいた。
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>■文科大臣には誤りを訂正させる義務がある
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>おおよそこのようなやり取りだった。
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>文科省教科書検定調査課は台湾を中国領土とする教科書の記載が不正確であることを知っていること、そしてそれがために国民からの批判にビクビクし、詭弁を弄して逃げることに汲々としていることがわかるだろう。
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>文科省は中国のために自国の子供たちに嘘の地理情報を教えることの罪深さを知っているからこそ、保身に走って非を断じて認めようとしまい。
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>そしてほとんどの国民がこの問題に関心を寄せていないのを好いことに、これからも子供たちにあの国のプロパガンダを押し続けて行くのだろう。
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>国民がこの問題への関心が希薄なのは、一つは自身が中国の宣伝に洗脳され、台湾を中国領土であるかのような印象を抱いてしまっているためと、台湾問題は日本にとっては重要でない外国の問題と見ているためだ。
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>しかし台湾問題は日本自身の問題でもある。文科省が加担するところの中国の対日プロパガンダの狙いは、日本国民に台湾は中国領土といった誤認識、誤印象を植え付け、台湾有事の際に日米同盟による台湾救援に反対する日本世論を形成することにあるからだ。
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>いずれにせよ、文科省の省令である教科書權的規則の第十四条は「検定を経た図書について、誤記、誤植、脱字若しくは誤った事実の記載(中略)を発見したとき」は、発行者は「文部科学大臣の承認を受け、必要な訂正を行わなければならない」と同時に、文部科学大臣も「発行者に対し、その訂正の申請を勧告することができる」と定めている。
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>この場合は文科省の指導で「誤った事実の記載」を強要された教科書発行者の申請を待つのではなく、文科大臣の側から申請を行うよう勧告するべきだろう。
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>台湾を中華人民共和国の領土と記載する地理教科書の誤記訂正を文科省に求めよう!
>
>文部科学省教科書検定調査課第一係
>電話 03−5253−4111(代表)
>メール https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry06/
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>台湾を「中国領」と誤記述する小・中・高「社会科教科書」の是正を文科大臣に求める署名に協力を!
>http://taiwanisnotchina.org/wp-content/uploads/2012/10/tnc_shomei1.pdf
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