>■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>╋■┛ e−普及だより 普及活動事例第7号(通算814号)
>■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
> 平成25年5月28日
> 編集・発行 農林水産省生産局農産部技術普及課
>
>☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆
>
>━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━
>┌──────┴───────────────────┴──────┐
>│ ☆ 本号の内容 ☆ │
>│ ◎基幹用水施設の被災に伴う │
>│ 水稲作付不能地域への大豆集団転作の推進 │
>│ (福島県県南農林事務所農業振興普及部) │
>│ ◎モモ産地を守れ『犬山の桃』栽培サポーター │
>│ (愛知県尾張農業普及指導センター) │
>│ ◎ナシのカラス被害対策支援 │
>│ (高知県中央西農業振興センター高知農業改良普及所) │
>└─────────────────────────────────┘
>
>┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>┏┏┏┏ 基幹用水施設の被災に伴う水稲作付不能地域への大豆集団転作の推
>┏┏┏┏ 進 【福島県県南農林事務所農業振興普及部】
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>(成果の要約)
>・東日本大震災に伴い、県中通り南部を受益地区(3,228ha)とする基
> 幹用水施設(隈戸川水系パイプライン)が破損し、広範地域で水稲作付けが
> 不可能となりました。
>・県南農林事務所では、農業収入の減少を補完するための提案(作物選定、試
> 算等)を行い新規作物として大豆やそばの作付けを推進するとともに、地力
> 増進作物としてエン麦の作付けを推進しました。
>・地域の合意形成を図るとともに、必要な機械調達や技術等を支援した結果、
> 平成23年度は大豆113ha、地力増進作物305haなど約500ha
> の転作団地が新たに形成されました。
>・特に大豆については、平均単収250kg/10aとなり農家所得の確保に
> つながりました。
>・平成24年に基幹用水施設が復旧し水稲作付けが全域可能となりましたが、
> 大豆栽培は地域に定着し、取組が継続しています。
>
>(活動内容)
>・県南農林事務所は、JA、市町村等の関係機関と密接に連携し、推進体制を
> 調整しながら、農業収入の減少を補完するための提案(作物選定、試算等)
> や対象地域の合意形成を図りました。
>・大豆は新規の作付けとなるため、必要な機械調達に関する情報提供や技術等
> 支援を実施しました。
>・団地化を形成するため、各種制度を活用し、担い手組織等の受委託を推進す
> るとともに、適期作業のための作業計画の提案等を行いました。
>・集団転作を実施した地域及び周辺地域に対して、平成24年以降も大豆の作
> 付けを継続するよう重点的に働きかけました。
>
>(成果を上げたポイント:担当普及指導員からのメッセージ)
>・災害への緊急的な対応に当たっては、関係機関・団体との打合せや会議にお
> いて着実に次のステップへ進むよう、役割分担を明確にしながらコーディ
> ネートしました。
>・試験研究機関や現農業革新支援専門員と連携し、導入する転作作物の経営試
> 算や技術体系資料等、事前に必要とされる準備等を迅速に対応したことが、
> 今回の取組成果に繋がったと考えられます。
>・県内のあらゆるネットワークを活用し、大規模な作付けに必要な播種機・コ
> ンバイン等を県内の他の被災地区から調達(借受け等)する等、作業機械の
> 斡旋に関する調整等を早い段階で進めたことが団地形成を大きく後押しでき
> た要因となりました。
>
>※参考URL
> http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_zirei/pdf/7-07fuku_shima2.pdf
>
>※担当普及指導センター
> 福島県 県南農林事務所 農業振興普及部(0248−23−1562)
>
>┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>┏┏┏┏ モモ産地を守れ『犬山の桃』栽培サポーター
>┏┏┏┏ 【愛知県尾張農業普及指導センター】
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>(成果の要約)
>・農業改良普及課は、モモ生産者団体(70戸)、関係機関と連携して、平成
> 24年3月に「犬山の桃」栽培サポーター養成講座を開設しました。
>・講座は普及指導員が講師を努め、時期別の栽培管理に取り組みました。
>・園主やモモ生産者にほ場実習に参加してもらい、栽培管理に不慣れな受講生
> にアドバイスを行ってもらうようにしました。
>・ほ場実習がそのまま生産者の栽培管理支援につながり、生産者の負担軽減に
> つながりました。
>
>(活動内容)
>・尾張地方北部の犬山市で高齢化した生産者を支援するため、農業改良普及課
> では平成22年度から、新たな担い手対策として、モモ栽培に協力できる市
> 民を育成するモモの栽培講座開設に向けて、モモ生産者団体、関係機関に働
> きかけました。
>・平成24年には「犬山の桃」栽培サポーター養成講座を受講生14名で実施
> しました。この養成講座は、午前中に講義を、午後はモモ生産者のほ場での
> 実習を行い、「摘蕾」、「粗摘果」、「仕上げ摘果・袋掛け」、「収穫・調
> 製」、「整枝剪定」などの内容で8回開催しました。
>・平成25年は新たに19名が受講を希望し、講座を開催しています。さらに、
> 昨年の受講生の内5名がさらなる学習とモモ生産者支援を希望し、モモの栽
> 培管理に取り組んでいます。
>
>(成果を上げたポイント:担当普及指導員からのメッセージ)
>・ほ場実習では、普及指導員の実演指導だけでなく、園主やモモ生産者に参加
> してもらい、生産者が実際に作業するところを見せながら受講生にアドバイ
> スすることで、栽培技術の理解を深めることができました。
>・一般市民に対する果樹栽培の講座では、年間を通じて作業を学ぶ講座は少な
> いですが、この講座では年間を通じたモモの栽培管理を学ぶことができるた
> め、受講生の学習意欲を高めることができ、受講生の出席率は80%を超え
> ました。
>
>※担当普及指導センター
> 愛知県 尾張農業普及指導センター(愛知県尾張農林水産事務所農業改良
> 普及課) 稲沢駐在室 (0587−21−2511)
>
>┏┏┏┏ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>┏┏┏┏ ナシのカラス被害対策支援
>┏┏┏┏ 【高知県中央西農業振興センター高知農業改良普及所】
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>(成果の要約)
>・地域住民も参加するカラス対策協議会を設立し、地域住民のウォーキングを
> 活用したカラスパトロール隊を結成したことで継続的な追い払いが可能とな
> りました。
>・爆音機の使用を廃止したことで、地域住民から出ていた騒音問題は解決しま
> した。
>・地域ぐるみのカラス対策に取り組んだことで約3万個、1,500万円あっ
> た被害は取り組みの翌年には3分の1以下に減少しました。
>
>(活動内容)
>・果樹担当普及指導員が中心となり、鳥獣対策の専門家と連携しカラスの生息
> 数、ナシへの被害、カラスのエサ場状況及び爆音機の騒音被害の実態調査を
> 実施し、爆音機の廃止とそれに代わる総合対策技術およびエサ場の除去に関
> する指導を徹底しました。
>・カラス対策協議会員を対象に鳥獣対策に関する研修会を開催し、爆音機を使
> 用しない総合対策の有効性を啓発しました。
>・地域住民代表、ナシ組合、畜産農家、JA、行政機関を調整してカラス対策
> 協議会を設立し、住民と農家の相互理解による地域ぐるみの活動となるよう
> 支援しました。
>
>(成果を上げたポイント:担当普及指導員からのメッセージ)
>・普及指導員のコーディネート機能を発揮し、ナシ組合、JA、行政機関と密
> 接な連携活動を行うことで、住民を巻き込んだ地域ぐるみの活動に発展させ
> ることができました。
>・地域住民を巻き込んだ活動により、パトロール隊の結成など持続性のある取
> り組みが実現しました。
>
>
>※参考URL
> http://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp
>
>※担当普及指導員
> 高知県 農業振興部 環境農業推進課(担当:古味)
> (088−821−4535)
> 中央西農業振興センター高知普及所(担当:又川)
> (088−861−0711)
>
>☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆
>
>***********************************
> 編集後記
>***********************************
> 先週配信したe−普及だよりの編集後記で梅雨ネタを書きましたが、本日
>28日、「東海、近畿地方は5月27日ごろに梅雨入りしたと見られます」と
>気象庁から発表がありました。
> これからは、梅雨と併せて気温が上がってきますが、熱中症に気を付けて普
>及指導活動に取り組んでいただけますようお願いします。
> 梅雨、夏を乗り切りましょう!!水分補給を忘れずに!!
> ◎ 編集担当S ◎
>∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
> このメールマガジンは、普及事業に関する情報などを、登録された皆様に
>無料でお届けするものです。もし、まわりに登録されていない方がいました
>ら、ぜひ登録をお勧めください。
> 登録先は、http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.htmlをご覧ください。
>∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
>
>※メルマガの配信登録はこちら
> http://www.maff.go.jp/j/pr/e-mag/index.html
>
>※バックナンバーはこちら
> http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_mailmag/index.html
>
>※PDF形式のファイルの閲覧について
>
> メールマガジンに記載したURLで、一部PDF形式のものがあります。
> PDFファイルをご覧いただくためには農林水産省ホームページ
> ⇒ http://www.maff.go.jp/j/use/link.html
> 「3 PDFファイルについて」をご覧になり、「Get Adobe Reader」
> のボタンでAdobe Readerをダウンロードしてください。
>
>
>
>
>
解除↓
00552428u@merumo.ne.jp
お小遣いサイト その�
ハッピーマイル
http://happymile.net/touroku.php?i=10247853
その�
トリプルポイント
http://triplepoint.jp/index.php?i=10276868
この号が気に入ったら押して下さい
▼イイネ☆彡
http://merumo.ne.jp/like/00552428/b29839/?guid=ON
[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/
バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00552428
配信元:メルモ byGMO
http://merumo.ne.jp/
スマートフォンの方はこちらから登録端末変更をしてください。
http://cgi.merumo.ne.jp/reader/subsc_change.do
0 件のコメント:
コメントを投稿