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2013年5月28日火曜日

Fw: 永井荷風のラジオ嫌い from「ガツンと一発」

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>平成25年('13)5月27日 第1814号
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>永井荷風のラジオ嫌い
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>平井修一
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>都会の住宅街が騒々しくなり始めたのは昭和(1925年)に入ってからだろう。それまでは東京でも午後8時ころになればずいぶんひっそりしていたはずだ。朝から夕方まで住宅街で聞こえてくるのは子供と物売りの声くらいだったかもしれない。夕食後は、ときたま三味線の爪弾きがどこらからか聞こえてくるくらいではなかったか。電灯はついていてもほとんど江戸時代のままだった。この静寂を破ったのがラジオである。
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>日本のラジオ放送は大正14年:1925年3月22日、社団法人東京放送局(JOAK:現在のNHK)により始まった。最初の4か月は芝浦の東京高等工芸学校に間借りした仮放送所からの放送で、愛宕山の東京放送局から本放送が始まったのは7月12日のことである。
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>ラジオは速報性と同時に大量伝達できる新たなメディアとして期待が大きかったそうだが、初期の評判は良いとはいえなかった。むしろ最悪だった。
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>萩原朔太郎の「ラヂオ漫談」から——
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><東京に移つてから間もなくの頃である。ある夜本郷の肴町を散歩してゐると、南天堂といふ本屋の隣店の前に、人が黒山のやうにたかつてゐる。へんな形をしたラツパの口から音がきれぎれにもれるのである。
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>「ははあ! これがラヂオだな」
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>と私は直感的に感じた。しかし暫らくきいてゐると、どうしても蓄音機のやうである。しかもこはれた機械でキズだらけのレコードをかけてる時にそつくりで、絶えずガリガリといふ針音、ザラザラといふ雑音が響いてくる。何か琵琶歌のやうなものをやつてるらしいが、唱に雑音がまじつて聴えるといふよりはむしろ雑音の中から歌が聴えるといふ感じである。
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>ラヂオといふものを、大変ふしぎなもの、肉声がそのまま伝つてくるものと思つてゐた私は、この不自然な器械的の音声を、どうしてもラヂオとは思へなかつた>
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>寺田寅彦の「ラジオ雑感」から——
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><東京で一般的放送が開始されて後も、しばらくの間は全く他所事よそごとのように何の興味も感じなかったので、自宅へ受信機を備えるどころか、他所のでちょっと聞いてみようという気も起らなかった。
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>ある日偶然上野の精養軒の待合室で初めてJOAKの放送を聞いたが、その拡声器の発する音は実に恐るべき辟易すべきものであった。そのためになおさら自分のラジオに対する興味は減殺されたようであった>
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>大正14:1925年のラジオ番組表によると、午前9時の天気予報から始まり、相場、物価、献立、新聞記事、講演、娯楽、午後8時55分の天気予報で終わりだった。放送時間は合計で210分(3時間半)。日曜祭日は午前10時から午後9時だった。
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>番組内容と受信機の性能は向上していき、ラジオは娯楽の手段として、また昭和6:1931年には満州事変が始まるなど不安な世相を背景に情報入手手段として急速に普及していく。放送開始からわずか4年後には受信契約数は60万人を突破、7年後の昭和7年には160万人を突破した。
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>いつの時代でも夜は「灯火、静かに読書をしたい」という人はいる。永井荷風もその一人であるが、彼の日記「断腸亭日乗」の昭和7:1932年9月16日にはこうある。
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><隣家の人、このごろ新たにラヂオを引きたりと見え、早朝より体操および楽隊の響き聞こえ出し、眠りを妨ぐること甚だし>
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>夏になると戸は開け放しになるからもろにラジオの騒音が荷風を襲う。浪曲や歌謡曲にはうんざりさせられたろう。このために荷風は夕方から夜にかけて家から逃げ出し、銀座や浅草、隅田川を渡って深川などの下町を散策、観察するのである。名作「墨東奇譚」はこうして生まれた。ラジオに功罪があるとすれば、これは予想外かつ皮肉な「功」だったろう。
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>ラジオの音が平気で一日中つけている人は、今では多くがテレビを一日中つけており、来客があってもつけている。視聴しているのかどうかは知らないが、BGMのようにつけている。小生はテレビを見ないしラジオも聞かないから、こうした騒音は荷風同様大嫌いである。それならばと荷風のようにあちこち歩き回れば興味深いネタにぶつかるかもしれないが、外出は散歩だけである。これではいい記事は書けないだろうが、まあ勘弁してもらうしかない。
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