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2012年2月2日木曜日

Fw: 【号外】  【ベラルーシのヨウ素131汚染地図】

>一昨日【小児の甲状腺結節(シコリ)は大変稀】を報じたところ中には煽りだとの主張もあったので本日は更に厳しい事実を報じる。われわれは、調査報道をしており、科学的背景の検証せずして報じることはない。寧ろこのところ、原発放射能安全論者は、詰まるところ国際機関の見解に逃げ込むことが多いようである。しかしながらチェルノブイリ小児甲状腺がんでさえ最初の10年間は真っ向から否定されて来たのである。
>それが実証されたのは、10年後から発生が下がり始めたことによる。
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>図1=ベラルーシにおける甲状腺がん発生推移
>http://bit.ly/zMEx6I
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>だが小児甲状腺がんが下がり始めたら次は思春期の子どもの甲状腺がんが増え始めた。
>政府の専門家の見解は「問題なし」に終始するが、果たして外周的な環境精査はなされているのであろうか。一昨日は、そのベラルーシに於ける疫学データを発生州別、年齢別で示した。政府は、昨年の患者調査から福島県を外し、今もって県内に於ける詳細な核種測定をしていない。
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>健康調査はせず、核種調査はせず、どうして安全だと云えるのか本紙は全く理解に及ばない。
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>図2=チェルノブイリ事故翌日4月27日から5月末までの地表面空間線量率データ
>http://bit.ly/zMEx6I
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>図2は、チェルノブイリ事故翌日4月27日から5月末までのガンマ線による地表での空間線量率データである。(1000マイクロシーベルト=0.1レントゲン=10万マイクロレントゲン=100ミリレントゲン)各々の地名が何処に対応しているかは図3を参照して頂きたい。チェルノブイリ原発は、★の場所である。
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>原発近郊のブラーギン市での放射線量の最大値は4月30日の48ミリレントゲン/時(480マイクロシーベルト毎時)、チェチェルスク市では4月29日10ミリレントゲン/時(100マイクロシーベルト毎時)であった。
>ゴメリ市では4月28日2ミリレントゲン/時(20マイクロシーベルト毎時)であった。
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>図3=ベラルーシのヨウ素131汚染地図
>http://bit.ly/zMEx6I
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>図3は、ベラルーシのヨウ素汚染地図である。
>(※参照値1キュリー/km2=37000ベクレル/m2、100キュリー/km2=370万ベクレル/m2)
>なおセシウム汚染地図とヨウ素汚染地図は異なっており、セシウムは湿性沈着性向が高く降雨によって地表面に沈着するが、ヨウ素は気体として多くが拡散することから大気の挙動によって沈着する点において違いがある。
>
>チェルノブイリでは、セシウム137による汚染がほとんどない地域でも、ヨウ素131による汚染が認められており、フクシマとの違いはない。セシウム137やヨウ素131の物理学的性質は、チェルノブイリもフクシマも一緒であり、両者が違うということには根拠がない。
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>東京電力が膨大な放射性物質を大気中に放出したことは紛れも無い事実であり、やはりチッソ同様の措置は不可避であろう。
>
>以上
>
>http://bit.ly/zMEx6I
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