住民票ガイド

2012年2月2日木曜日

Fw: [MM日本国の研究683]「作家 猪瀬直樹の思想」後編

>                  2012年02月02日発行 第0683号 特別
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> ■■■    日本国の研究           
> ■■■    不安との訣別/再生のカルテ
> ■■■                       編集長 猪瀬直樹
>**********************************************************************
>
>                 http://www.inose.gr.jp/mailmaga.html
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>     ■□■ 『東京からはじめよう』(MXテレビ) ■□■    
>
>       2月4日(土)21:00−21:55(毎月第1土曜日)
>       ゲスト:後藤 謙次(ジャーナリスト)
>
> 今月のゲストは元共同通信の政治部長でジャーナリストの後藤謙次さん。消
>費税国会の行方や解散総選挙の時期など、今年の政局の展望をテーマにトーク
>を繰り広げました。
>
>———————————————————————————————————
>
> 今週は1月21日土曜日に明治大学で行った講演録「作家 猪瀬直樹の思想」
>後編をお送りします。
> 前編を未読の方はこちらからどうぞ。http://bit.ly/A99cov
>
> 作家・猪瀬直樹の本質に迫る貴重な講演録です。お楽しみください。 
>
>———————————————————————————————————
>
>「作家 猪瀬直樹の思想」後編
>
> 1983年に上梓した『昭和16年夏の敗戦』という作品が、今は中公文庫になっ
>ておかげさまでロングセラーで売れています。
>
> 2年前の夏、菅直人さんが総理大臣の頃、NHKで国会中継を放送していま
>した。菅直人さん国会初答弁の日です。昼くらいにふとテレビをつけたら、石
>破茂さんが僕の『昭和16年夏の敗戦』を持って、しゃべっている。あの人もい
>い意味でちょっと変わっているから著者である僕に連絡してこなかったですね。
>石破さんは「菅直人さん、これ読んだか」と迫っていた。石破さんは以下のよ
>うなことを言っていました。
>
>「若い方々に『何を読んだらいいですか』と聞かれることがたまにありますが、
>『ぜひこの本を読んでください』と言います。
> 
> 昭和16年、開戦の年です。当時の帝国政府は、いまの首相官邸の裏あたりに、
>総力戦研究所という研究所を立ち上げました。軍や官庁やマスコミから主に30
>代の選りすぐりの俊才を集めて「もし日米が戦えばどうなるか」というシミュ
>レーションをやりました。そして昭和16年の夏、近衛総理や東條陸相、居並ぶ
>閣僚を前に結果が発表されました。
>
> 詳細は申しませんが、その結果はほとんど実際と同じことでした。原子爆弾
>の投下、それ以外はシミュレーションの通りになったのです。日米戦わば必敗
>です。この戦争は何があっても避けねばならない。こういう結論が出ました。
>いろいろな資料が明らかで、検証すればわかることなのです。何が言いたいか。
>それは文民統制がいかに重要か、ということを申し上げたいのです。私は、軍
>事と安全保障、外交は車の両輪であると思っています。軍事や安全保障知らず
>して平和を語ることが絶対にあってはいけない」
>
> けれど菅さんは本を読まない人だから、未読だった。だから僕は、「そうか、
>読んでないか」と思って、菅直人さんに本を送った。送ったら、「ご送本あり
>がとう」と印刷された紙が送られてきましたけど。
>
> その国会質問は2010年の8月2日です。約2カ月後の9月26日、大相撲秋場
>所千秋楽で菅首相に会いました。その時、尖閣諸島問題が起きていた。
>
> 僕は石原知事の代理で、東京都知事杯を渡すんです。総理大臣と都知事の升
>席は並んでいる。菅直人さんが来たから「読みましたか」と聞いたら、彼は誤
>魔化した。読んでないんだね。でも、尖閣諸島問題が起きてしまった。あの時
>に、どんな対処をすべきだったか。その辺、自民党はうまかった。侵略者を逮
>捕してすぐに返すんです。それを、菅さんは逮捕して起訴しちゃった。それで
>結局、起訴した検察官のせいにしちゃった。みっともないですね。しょっちゅ
>う領海侵犯なんてあるから、逮捕して返すものなんです。すると、国際問題に
>ならないし、来たら逮捕されるということで、ある程度抑止力にもなる。そん
>なの、三軍の長に会っていればわかったことです。これは海上保安庁だったけ
>れど、基本的には同じですから。
>
>
>■日本国の権力の構造に迫る
>
>
> 三島由紀夫の評伝『ペルソナ』(文春文庫)を1995年に書いて、三島由紀夫
>問題に決着をつけた。橋川文三さんと三島さんで1968年に論争していることも
>覚えていますから、なんで、自決したのだろうと、いろいろ考えることもあっ
>た。
>
> 三島由紀夫のお爺さんは官僚なんです。原敬に抜擢され、樺太庁長官になり
>ます。それからお父さんは農水省の官僚になります。三島由紀夫本人は大蔵省
>に入ります。
>
>「そうか、3代続いて官僚か。近代日本を作り上げてきた人々の中から、ひと
>しずくの文学の花が開いたんだな」とすごく面白かった。
>
> 日露戦争を描いた『坂の上の雲』も、軍人ですが、ある意味がんばっていた
>のは若い官僚です。三島由紀夫の評伝を書き上げてから、「日本を作り上げた
>のが官僚機構であるならば今の日本国の権力の構造はどうなっているのかな」
>と疑問を持ちました。そして1996年に、「文藝春秋」に連載して『日本国の研
>究』という本を書くんです。
>
> 実は、僕が18歳の時に、母親が脳腫瘍で虎ノ門病院に入院しました。すでに
>父親を亡くしていたので、これじゃあ孤児になっちゃうなと思った。僕は長野
>の出身ですが、当時は、長野市の日赤病院では脳外科がなく、全国でも少なか
>った。虎ノ門病院とあとひとつふたつしか、無かった。1960年代半ば。虎ノ門
>に霞が関ビルができたばっかりの頃です。
>
> 手術の間、屋上にいた。屋上から虎ノ門の風景を見ていると、「森32」と
>か「森43」とか、ビルにナンバーがある。なんでこんなに森ビルがあるのか。
>雑居ビルだけど番号がついていて、こんなにたくさんすごいな、虎ノ門のエリ
>アって一体なんなんだろうなと思った。これが18歳の時の心象風景なんです。
>たまたまそういう風景でした。
>
> それから飛躍しますが、1996年に日本の権力構造は何か、と思っていて、あ
>の時の虎ノ門の風景が浮かんできた。つまり、特殊法人だとか、財団法人だと
>か、社団法人だとか、虎ノ門の雑居ビルは全部それらが入居していたんです。
>森ビルは家賃をねぎらない顧客がどんどん増殖していくところに着眼していた
>んですね。
>
> 霞が関から虎ノ門に天下りし、虎ノ門が永田町のパーティー券を買い、永田
>町が族議員となって霞が関の各省の応援団になる。日本国の権力はトライアン
>グル構造なんだと気づいた。今までの政治学の本には、永田町と霞が関しか書
>いていなかった。
>
> 今では天下りという問題が当たり前に知られるようになりましたが、当時は
>誰も提起していなかった。
>
> 幾何学の問題が、線を一本引くと、すっと答えが解けるように、天下りとい
>うシステムを組み合わせることで権力構造が全部見えてきた。単なる特殊法人
>の研究ではなく、日本国の特徴なのだ。だから『日本国の研究』というタイト
>ルにした。
>
> そもそも霞が関の事務次官は1年たったら交代する。局長も1年、2年。課
>長になったあと局長になれない人は虎ノ門(特殊法人)に行く。局長になった
>けれど事務次官になれなかった人は、もうちょっとましな虎ノ門に行く。事務
>次官になった人はかなり立派な虎ノ門に行く。
>
> 1年ずつ交代して、動いていく。ということは、『昭和16年夏の敗戦』でな
>いけれど、その地位に一年しかいない人には個人の意思決定などできない。孫
>正義さんとかね、そういう人は決定権あるけれど、今の会社のサラリーマン社
>長、2、3年で交代する人には決定権はほとんどない。天下りも同じです。積
>極的なことは言いません。そういうのが日本のシステムで、ここに問題がある
>んだな、とわかった。
>
> 1996年ですが、当時の自民党の中で、郵政民営化と叫んでいる人がいた。小
>泉純一郎さんです。変人と噂されていて、あまり人が寄りつかないみたいだか
>ら、僕は虎ノ門の問題について質問してみようと思った。もうひとり民主党で
>石井紘基という人がいた。2002年に暴漢に襲われて刺殺されました。とてもシ
>ョックでした。石井紘基さんはもともと社会党で、特殊法人の問題を議員とし
>て調べていたんです。ふたりにそれぞれお会いした。
>
> 石井紘基さんはもともと社会党にいてソビエトに憧れていた。モスクワに留
>学し、なぜソビエトが停滞しているかというと、全部特殊法人で、採算が合う
>わけがない、とわかって帰ってきた。ロシアに憧れて行ったけれどひどい社会
>主義を目の当たりにして、社会主義はだめだ、と思って帰ってきた人です。
>
> 小泉さんは、郵政というものが200兆円、300兆円の預貯金を預かりな
>がら、名寄せもしていない。これが虎ノ門に流れているという問題を指摘して
>いた。その金で虎ノ門は、コスト意識もなく、新しい道路、住宅公団、無駄な
>ホテルを作っていると問題提起していた。
>
> 小泉政権が誕生したのは2001年。それまで僕は一切政治に触らないできた。
>だけど、小泉さんが首相になったので、構造改革というなら、僕の本を小泉さ
>んは読んでいるわけですから、道路公団民営化を入れないといけませんね、と
>企画書を書いてお渡ししました。
>
> すると、渡したままでは誰もやる人がいないから動かない。もちろん国会議
>員は誰もやらない。しょうがないから、小泉さんの所にもう一度行きまして、
>「第3者委員会を作れば動き出します」と言った。「あ、そうか」ということ
>で、「民営化委員会という名前をつけて作りましょう」「わかった」と。小泉
>さんは、話が早い。
>
> ただ、どこまで「わかった」かが、わからない。だから、「わかった」と言
>ったら、秘書官がメモしていますから、「今、わかったと言ったよな、どれく
>らいわかったと思う?」と聞くんです。「さあ、どうでしょうかね。わかった
>と言っているのだから、わかったんでしょうね」と答える。「だったら、わか
>ったで進めますからね」と念を押しておく。それで客観性が出る。勝手に言っ
>ているのではない。「小泉さんはわかったと言っている」というふうにして、
>話を進める。そうやって、民営化委員会を作り、そこで初めて公開して、議論
>をする。
>
> 昭和16年の夏のシミュレーションのように、客観的な正しいデータ、それは
>発掘することによってのみ、はじめてこの世に出てくるのですが、それを分析
>することで道路公団民営化ができていきます。
>
> 僕は、車が好きだったので、わりとよく道路を走っていた。はじめから運転
>手さんがいて後ろの席にしか乗ったことのない人はわかっていないですから。
>僕は、サービスエリア・パーキングエリアがどれだけまずいカレーライスを食
>わせているかわかっている。そういうことを前提にしながら、はっきりイメー
>ジを提起した。
>
> 御殿場のアウトレットモールはものすごい繁盛しています。高速道路に車が
>はみ出て、渋滞するくらいです。そこで僕は今のサービスエリアもパーキング
>エリアも全部、御殿場のアウトレットモールになりますよと言ったのです。こ
>れはビジョンです。実際に今、そうなっているでしょう。
>
> 当時はそんな風な未来が来るとは想像できなかった。なぜならば、まずいラ
>ーメンやカレーライスを食べさせるのは、ファミリー企業ですから。ファミリ
>ー企業は儲けても儲けなくても、給料をもらえるから努力しないんです。道路
>公団民営化でそのファミリー企業を一掃して、民間参入を促した。今やサービ
>スエリアには有名なレストランやコンビニ、普通の店舗も入って繁盛している。
>さらにスマートインターと言って、そこから近くの道に出られるようになった。
>
> それまでの国土交通省の発想は、そもそもインターチェンジの数が少なかっ
>た。少ないと、また戻ってこなくてはいけない。お客さんのことを考えていな
>い。作ることしか考えていない。だからサービスエリアからETCで出られる
>ようにした。
>
> 僕は、道路をつくることに反対しているわけではない。非常にコストのかかる
>つくり方をしようとしていることが問題だった。建設予定の第2東名は3車線だ
>った。まっすぐですから、えんえんと3車線でいくと5兆円かかる。しかも期間
>はふつうの道路の何倍もかかる。ということは道路が利用できない。
>
> それを僕が2車線にした。第2東名はほとんどトンネルです。3車線のトン
>ネルはどういう形になるか想像できますか。深さのあるお皿をうつぶせにした
>感じです。2車線のトンネルはふつうの丸い形。
>
> 3車線トンネルのコストは2車線の1.5倍だと思うでしょ? 違うのです。
>3車線のトンネルは2倍かかる。けれど2車線にしたことやその他の改革でコ
>ストは半分になり工事期間も短縮し、第2東名はもうすぐ開通です。そういう
>考え方は役所にはなかった。道路公団民営化は4年くらいかかりました。
>
> 道路には年間6000億円かかっている維持管理コストというのがありました。
>日産のゴーンさんは15パーセントカットしましたが僕は、3割カットしました。
>ファミリー企業をつぶしたり、全部チェックして、毎年一割ずつ、対02年度比
>で03年度、04年度、05年度と、6000億円の3割というのは、2000億円ですから、
>2000億円分の料金を安くした。これが改革なのです。
>
>■東京と大阪で薩長同盟を
>
> そういうことがあって、その後、安倍さんで地方分権改革、つまり、地方に
>お金を渡し、自主権を与える流れでしたが、安倍さんが道半ばで退陣しさらに
>つぎからつぎへと総理大臣が変わってしまうようになってしまった。けれど橋
>下さんが出てきたので、少しできるかなと。この間、橋下さんに会って、橋下
>さんは関西電力に行き、僕は東京電力に行き、薩長同盟を結ぼうという話には
>なっているんです。
>
> 福島の原発が壊れて、900万キロワットの電力が失われ、新潟の柏崎刈羽
>から800万キロワット来ているが、点検に入るので、今年の3月に止まりま
>す。震災直後から、電力供給をどうしようということを考えて、川崎天然ガス
>発電所という独立系の発電所を視察したりしてコスト分析をしたら、100万
>キロワットの発電所を東京湾につくれるとわかった。そのプロジェクトを現在、
>進めているところです。
>
> いろんなことがわかってきました。IPPは民間の卸会社、PPSは民間の
>小売会社、真ん中に、東京電力の原子力、火力、水力がある。発電所があり、
>送電網があり、お客さんに電気を送る。
>
> 有価証券報告書を眺めていて、ある日、『日本国の研究』の時と同じように
>補助線が一本出来た。送配電網は高速道路だと。
>
> 送電網より発電所の方が資産があると思うでしょ? けれど電気事業固定資
>産を数値化したら、東京電力の送配電網は5兆2000億円。発電所は原発入れて、
>たった2兆4000億円。つまり、東電の本質は送配電網にあるのです。皆、発電
>所が偉いと思っていたかもしれないがそれは違う。高速道路とサービスエリア
>の関係と似ている。送配電網というのは地球を100回周るくらいの長さで、
>これが緻密に配置されていて、東電の一番の権力。ですから、東電を改革しな
>くてはならないが、改革すると行っても、そう簡単ではない。この送配電網を
>持っていることをどうするか、なんです。
>
> PPSというのは小売もやります。IPPというのは卸電力ですが、こうい
>うものはどんどん民間でつくっていきますが、ただ民間でつくっていくだけで
>は、この送配電網の問題はそう簡単に解決しないので、それをどうするか、今
>日は入り口だけお話しました。
>
> とにかく東京都で100万キロワットの発電所をつくりますが、これから原
>子力発電所はだんだん動かなくなっていく。すると、電力が足りなくなる。自
>由競争を起こしたいのです。自由競争を起こして、たくさんの民間の発電所が
>東電の発電所と並んで出来て行くと供給量が増す。
>
> 問題は東京電力が送配電網を持っているから利用料金を取られる。コストを
>いかに透明化させ、公平性を持たせる、あるいは送配電網自体を、公共機関に
>するか、何かやり方があると思っています。
>
> 石原さんに副知事やってくれ、と言われたが、都議会は絶対に民間人を認め
>ようとしなかった。あの石原さんを持ってしてもです。だから僕が副知事に就
>任するときは無任所でないと駄目だとなった。
>
> 就任した時、机と椅子と部屋しかなかった。そこでプロジェクトチームをつ
>くればいいと考えたんです。局を横断したプロジェクトをつくると権限が僕に
>集まる。クリエイティブな形で横串をさして、すると各縦割りから人が来る。
>そうやって仕事はつくるもの。はじめから、権力は無い。権限は自分で仕事を
>つくることで生まれるのです。
>
>
>                *
>
>
> 「日本国の研究」事務局 info@inose.gr.jp
>
>
>猪瀬直樹の新着情報━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>■出演情報
>
>・2月4日(土)21:00〜21:55 MXテレビ『東京からはじめよう』に出演し
> ます。ゲストは、後藤謙次氏(ジャーナリスト)です。
>
>・2月9日(木)テレビ朝日「ワイドスクランブル!」に出演します。東電値
> 上げに待ったをかけます。
>
>■掲載情報
>
>・日経BPネットの好評連載「猪瀬直樹の『眼からウロコ』」最新号。
> 「根拠不明の東京電力一律値上げに『待った』 ファミリー企業の整理で1
> 00億円捻出できると独自試算」はこちら。
> http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120130/297600/
>
>・1月16日発行「Lifework」第11号に、ロングインタビュー「我々は
> 災後社会をどう生きたらよいか」が掲載されました。
>
>・1月26日発売『一個人』3月号に、連載エッセイ「解決する力」の第6回が
> 掲載されました。「きっかけはつぶやきから…ツイッターの威力を知る」。
> 「地下鉄内でメールができるよう孫正義さんと協議する……都営地下鉄は一
> 刻も早く工事ができるよう約束しましょう……」(本文より)。
>
>・東浩紀氏が編集長の『思想地図β Vol.2』(税込2000円)に、村上隆氏・東
> 浩紀氏との鼎談「断ち切られた時間の先へ—『家長』として考える」が掲載
> されました。1冊あたり635円が義援金として被災地に送られます。
> http://www.amazon.co.jp/dp/4990524314
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>○   ○  ○ ○○○  最新刊です!  ●●● ●  ●   ●
>             
>   
>         □■『東條英機 処刑の日 』■□
>       〔アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」〕
>          (文春文庫 税込630円)     
>   
>        http://www.amazon.co.jp/dp/4167431173
>
>
>             猪瀬直樹氏は、
>      子爵夫人の日記に残された謎を解き明かしながら、
>           アメリカが日本に仕掛けた
>     対日占領政策の大きな構図を浮かび上がらせていく。
>    それによって、現代の日本と占領期の日本との間に漂う
>        霧のような薄闇を払っていくのである。
>
>                      梯久美子(「解説」より)
>
>                *
>
>         ●購入サイトはこちら●
>      アマゾン http://www.amazon.co.jp/dp/4167431173
>      楽天ブックス http://t.co/2Xx8GX4F
>      丸善&ジュンク堂 http://t.co/5lgjIHty
>
>
>———————————————————————————————————
>   
>              大増刷出来!
>
>     □■『言葉の力——「作家の視点」で国をつくる 』■□
>          (中公新書 税込777円)
>
>「東京都副知事で作家の言葉論。ツイッターで文章力を鍛えるには口語体では
>なく文章語で書くことだと説く。読書は『10ページ読書』を勧める。それだけ
>で頭の中に検索のキーワードができ上がると言う。また、小泉純一郎は<俳句
>のように凝縮した1行の力強さがある>が、菅直人は<ページに言葉が埋まっ
>ているだけ>といった分析等も興味深い」(読売新聞 8月14日付)
>
>                *
>
>     作家として、東京都副知事として進める「言語力再生」。
> サッカー界にも導入された「言語技術」やツイッターやフェイスブックなど
>のソーシャル・ネットワークのほか、三島や太宰の文体にいたるまで、グロー
>バル時代に不可欠なコミュニケーション力の目的・手段を独自の視点で解説。
> 
>  第一部 「言語技術とは何か」
>  第二部 「霞が関文学、永田町文学を解体せよ」
>  第三部 「未来型読書論」
>
>         ●amazonの購入サイトはこちら●
> 
>       http://www.amazon.co.jp/dp/4121503899
>
>———————————————————————————————————
>
>
>          □■『昭和16年夏の敗戦』 □■
>              (中公文庫)
>
>              8刷出来!               
>
>       http://www.amazon.co.jp/dp/4122053307
>
> 1983年に世界文化社から刊行され、文春文庫になり、『猪瀬直樹著作集』に
>入り、ロングセラーとして版を重ね昨年6月に中公文庫に収録された作品です。
>
> 巻末には勝間和代さんとの特別対談「日米開戦に見る日本人の『決める力』」
>が収録されました。
>
>         ●amazonの購入サイトはこちら●
>       
>       http://www.amazon.co.jp/dp/4122053307
>
>———————————————————————————————————
>
>  □■『突破する力』青春出版社 税込800円■□
>
>              7刷出来!  
>
>
>  道路公団民営化をはじめ、作家として、東京都の副知事として、
>      さまざまな世間の"壁"を突き破ってきた著者が、
>     自らの体験を踏まえて綴る、人生を面白くする
>          本気の仕事&生き方論。
>
>        ●amazonの購入サイトはこちら●
> 
>      http://www.amazon.co.jp/dp/4413043065
>
>———————————————————————————————————
>
> □■『地下鉄は誰のものか』ちくま新書 税込735円■□
> 
> 本書についての猪瀬ツイートを紹介します。
>
>  「大江戸線建設で1兆円の投資をし、その結果、乗客も増えて2006年度以
>  来、都営地下鉄は単年度黒字に転じている。したがって一元化は借金の返
>  済のツケをメトロ側に回す画策ではないかという俗説には根拠がない」
>
>  「通勤苦をよしとする既得権益者との戦いが必要であり、利用者自身もい
>  まどんな不合理にさらされているか、よくしらなければいけないし、声を
>  あげなければ改革は実現しないだろう」
>
>  「『地下鉄は誰のものか』(ちくま新書)は、『ミカドの肖像』『土地の神
>  話』以来の日本人のライフスタイルの歴史にもとづき地下鉄一元化の思想
>  を説いています」
>
>        ●amazonの購入サイトはこちら●
> 
>      http://www.amazon.co.jp/dp/4480065962
>
>———————————————————————————————————
>     
>◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
>  ◇◆「水道の海外進出」「地下鉄一元化」「空港」「すまい」◇◆
> ◆◇◆       東京はドーンと成長する。       ◆◇◆
>       
>         『東京の副知事になってみたら』   
>      (小学館101新書)      
>
>  2007年6月、石原慎太郎・東京都知事からの「特命」は突然だった。
>  東京が国との間に抱えるさまざまな問題を解決すべく、突破口となる
>  役割を託された作家は、都庁の中で、何をみてどう感じ、どう動いて
>  きたか。作家の想像力が行政に与えた影響とは?
>
>  就任から4年、永田町・霞が関との戦いから都職員との触れ合い、東京発
>  の政策提言に到るまで縦横無尽に綴る。
>
>               *
>
>  猪瀬直樹からのメッセージ。
>  
>「副知事になって初めて都庁の内幕を描きました。結局、東京が成長戦略を描
>けばよいということがわかりました。東京水道の海外進出、メトロと都営地下
>鉄の一元化、羽田空港のハブ化、東京湾の民営化、高齢者のケア付きすまい。
>東京はこれからもドーンと成長する」
>  
>        ●amazonの購入サイトはこちら●
>
>      http://www.amazon.co.jp/dp/4098250888 
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>バックナンバーはこちら。 http://www.inose.gr.jp/mailmaga.html
>ご意見・ご感想はメールでどうぞ。 info@inose.gr.jp
>配信解除の方はこちら。 http://www.inose.gr.jp/mailmaga.html
>まぐまぐの配信解除は  http://www.mag2.com/m/0000064584.html
>
>猪瀬直樹の公式ホームページはこちら。 http://www.inose.gr.jp/
>
>○発行 猪瀬直樹事務所
>○編集 猪瀬直樹
>○Copyright (C) 猪瀬直樹事務所 2001-2012
>○リンクはご自由におはりください。ただしこのページは一定期間を過ぎると
> 削除されることをあらかじめご了解ください。記事、発言等の転載について
> は事務局までご連絡くださいますよう、お願いします。
>
>

-----------------
sent from W-ZERO3
解除↓
00552428u@merumo.ne.jp

お小遣いサイト その�
ハッピーマイル
http://happymile.net/touroku.php?i=10247853

その�
トリプルポイント
http://triplepoint.jp/index.php?i=10276868


[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/

バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00552428

0 件のコメント:

コメントを投稿