住民票ガイド

2012年5月31日木曜日

Fw: 頂門の一針 2625号  12・5・31(木)

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>  わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2625号
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>        2012(平成24)年5月31日(木)
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>  首相、小沢切りをようやく決断:渡部亮次郎
>
>  問責2閣僚の交代で与野党協議:古澤 襄
>
>  中国バブルがはじけ始めた:宮崎正弘
>
>  殷王朝最後の暴君・紂王:平井修一
>
>  蘖(ひこばえ)知ってる?:渡部亮次郎
>
>                          話 の 福 袋
>                         反     響
>                         身 辺 雑 記
>
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>□■■□ ──────────────────────────□■■□
>第2625号
> 発行周期 不定期(原則日曜日発行)
>             
>               御意見・御感想は:
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>首相、小沢切りをようやく決断
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>       渡部 亮次郎
>
>産経新聞が31日に報ずるところによると、野田首相は30日の小沢一郎氏
>との会談が決裂したのを受けて、来週にも、かねて参院で問責決議をう
>けた田中直紀防衛大臣、前田武史国土交通大臣に加え、鹿野道彦の薄い大
>臣らを交代させるなど中規模の内閣改造を決意した。
>
>この改造では党役員の交代もけんとうしているといわれるが、これは幹
>事長輿石東氏の更迭を意味するかも知れ無い。とにかく、これで首相は
>小沢切りを決断したことを表明したに等しい。
>
>野田氏の性格について私はかなりの愚図だと思っていたが、最近の一連
>の言動をみると極めて慎重、と言い換え無ければならないようだ。つま
>り小沢氏との会談を輿石幹事長にお膳立てさせるのは愚図のしょうかだ
>なとかんがえたが、そうではなかった。輿石に会談決裂の責任をかぶせ
>たのである。
>
>さらに会談に先立つ会見で「乾坤一擲」という言葉を使った。絶対後ろ
>には下がらぬという意味である。愚図にしては明快すぎる決意表明をし
>たな、といぶかっていたが、今になって考えると、既にこの時小沢切りを
>表明していたのだ。
>
>まず2閣僚の更迭は輿石幹事長が断乎反対である。その後ろには小沢氏が
>いる。それを来週、更迭するというのだから、小沢との決別はもちろん、
>場合によっては輿石幹事長も更迭ありうべしの意味である。
>
>いまさら小沢氏は首相の消費税率引き上げに賛成するわけにはゆかない。
>採決に反対すれば党規違反で追放されるだけである。もはや展望は絶無
>である。脱党して新党を立ち上げる以外に途はなくなった。
>
>しかも新党を立ち上げても石原慎太郎は「一緒にやるのは死んでも厭だ」
>と嫌悪しているし、大阪の橋下市長もおいそれとは組むまい。
>
>一連の野田決断の背後にいるのは前原政調会長ら、自民党の森喜朗らで
>はないか。これからドンデン返しがあるか。ない。小沢氏は策士ではあ
>るが、寝技は全くできない。
>
>一方、これで解散が先送りでもされれば、自民党谷垣総裁の再選が怪し
>くなる。党内不満分子の造反が激しくなるからである。
>
>いずれにしろ愚図の野田は党代表再選を優先させる心算だろうという私
>の予想は大きく外れた。2012・5・31
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━━━
>問責2閣僚の交代で与野党協議
>━━━━━━━━━━━━━━
>
>
>         古沢 襄
>
>海外メデイアは30日の野田首相と小沢元代表の会談を相次いで報道して
>いるが、"平行線"と伝えただけで、先行きの見通しについては触れな
>い。しかし夜回り取材の中から、野田首相が目指す消費増税法案の成立
>スケジュールの輪郭が見えてきた。
>
>!)首相は前原政調会長に対して、法案の採決に向けて与野党協議や今後
>のタイムスケジュールについて指示をしていた。
>
>!)総理周辺は、自民党の求める問責決議を受けた2人の閣僚を交代させれ
>ば、今後、与野党協議の条件も整いつつあるという見方を示してている。
>
>これに対して輿石幹事長は野田・小沢再会談に固執している。
>
><野田総理大臣は30日の会談の前に、2つの言葉を使って決意を示してい
>ました。乾坤一擲(けんこんいってき)、運命を賭して、のるかそるか
>の勝負をすること。そして、一期一会という1回限りの大勝負のはずでし
>たが、物別れに終わりました。
>
>小沢元代表との会談を終えたことで、野田総理は、法案成立に向けて自
>民党との調整に本格的に入る方針です。野田総理は前原政調会長に対し
>て、法案の採決に向けて与野党協議や今後のタイムスケジュールについ
>て指示をしていました。
>
>また、総理周辺は、自民党の求める問責決議を受けた2人の閣僚を交代さ
>せれば、今後、与野党協議の条件も整いつつあるという見方を示してい
>ます。
>
>ただ、会談に同席した輿石幹事長は、あくまで党内融和というものを目
>指しています。したがって民主党関係者は今後、野田総理と小沢元代表
>の再会談はあるとしていて、野田総理は党の分裂の回避に向けてはまだ
>努力を続ける方針です。
>
>30日に1回目の会談が終わりましたが、野田総理の目指す消費税増税に向
>けては、依然として民主党内、そして自民党という2つのハードルは残さ
>れたままです。(テレビ朝日)>
>
>2012.05.30 Wednesday name : kajikablog
>
>
>━━━━━━━━━━━━
>中国バブルがはじけ始めた
>━━━━━━━━━━━━
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
>     平成24(2012)年5月31日(木曜日)
>         通巻第3667号 
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>
>中国バブルがはじけた何よりも証拠は香港で顕著になった
>  有名ブランド品の売れ行きが激減、豪華不動産価格は30%台の下落
>********************************
>
>香港は免税天国、消費のメルクマールであり、次の中国の消費動向が如
>実に現れる。
>
>じつに香港居住民の4倍、2800万人が毎年、中国大陸から香港へ旅行す
>る(香港返還前まで香港旅行者の第一位は一貫して日本人だった)。
>
>スノビズム丸出しの頃、日本人が一目散に買ったのは、グッチの鞄、
>ダンヒルのライター、バリーの靴、セリーヌのスカーフ、ローレックス
>時計、ディオールの化粧品等々。
>
>最高級ホテルはペニンシュラだが、このホテル内にブランド品ショップ
>が集中していたため、ツアー客は「ペニンシュラで買い物時間」が謳わ
>れたツアーに参加するという時代もあった。
>
>発狂に近い欧米ブランド品への信仰は、いまも日本国内で燻っており、
>銀座はティファニーもルイビュトンも旗艦店をおくが、主なツアー客は
>中国からの団体様に様変わりしている。日本人はむしろ「ブランドオフ」
>(中古、質流れ)へ。
>
>ブランド品を買い漁る中国人のエネルギーは凄まじい。あの発熱減少は
>発狂したのか、と思えるほどである。
>
>香港は九龍半島の突端がチムチャチョイ地区、そこを南北に貫くネイザ
>ン通りは香港の銀座、日本語が通じるほどの盛況で、日本食レストラン
>も多く、駐在する日本人も1万人以上がいた。
>
>あの頃は、ほぼすべてのマスコミは香港に支局を置いていた。
>
>有名ブランドのみかわ、キヤノン、リコーのカメラを買って、日本に持
>ち帰って売っても利幅が取れた。デジタル製品も日本製が溢れ、世界か
>ら買い物客が香港に押し寄せた。免税天国の威力である。
>
>がらりと香港が変貌したのは返還後、数年をまって「一国両制度」の確
>定が予測され、社会に安定感が出て、カナダや豪へ逃げていた華僑がご
>っそりと舞い戻り、さらに2000年代にはいって、中国の経済が沸騰して、
>中国から買い物客が来るようになってからだ。
>
>あの貧乏な中国から、香港に買い物に夥しい旅客がやって来る時代がく
>るとは、誰も予想していなかった。
>
>
> ▼人民元が香港ドルより強くなって、消費傾向が様変わり
>
>人民元の札束をもって有名ブランドは手当たり次第、絵画・骨董からワ
>インのオークションにも参加して最高額で競り落とすのは、たいがいが
>大陸の中国人となった。
>
>ルィビュトンの旗艦店は番号札を発行して歩道に買い物客を待たせると
>いう措置を取らざるを得ないほどの異常事態がつづいた。
>
>80年代から90年代にかけてパリのルイビュトンでは日本人を店外にまた
>せ、順番を待って入店した客にひとり3品以内という制限をつけていま
>したっけ。
>
>こうなると利にさとい香港の両替商は機敏に動く。町の両替はインド系
>が多い。
>
>2005年が境になったと思う。
>
>人民元が香港ドルよりも強くなったのだ。しかも中国の銀行が発行した
>クレジットカードが使えるようになり、さらには銀連カードが闊歩する。
>
>中国人の嗜好は時計ならジャガール・クルトかIWC,買い物の平均が
>70万円台。バーバリのコート、マンションは豪華広大プール付きが好ま
>れて、次に金ショップに群がった。
>
>以前、小欄でも書いたが、「周大福」という金ショップには金塊、金棒、
>金時計、金宝飾品買いに長い長い列が出来ていた。
>
>突然、こうした消費動向が激減方向へ向いた。
>
>ウォールストリートジャーナル(5月31日、アジア版)に拠れば、金、
>宝石の売り上げが鈍り、2010年に47%増が、11年に19%増加とスローな
>ペースになる。
>
>2012年は旧正月までが増加傾向だったが、黄金週間は「なにかの陰謀で
>もあったかのように」、ピタリと客足が遠のきはじめ、減少傾向にある
>という。
>
>同、ティファニーもルイビュトンも30%台の増加ぶりが、11年には10%
>台に落ち込んだ。ということは2012年は前年比マイナスとなるのが明ら
>かである。
>
>時計の販売は15%減少、周大福など金ショップは18-19%激減、不動産も
>ワインも骨董も30%値下がりが普通の状況がでている。
>
>中国国内のバブル経済が明らかに破綻し始めた影響である。
>
>もっとも中国共産党トップは経済の急激な減速を知覚しており、いった
>ん中断した各地のハイウェイ、地下鉄、空港建設を再開し、新幹線プロ
>ジェクトも再開する。
>
>「政府は景気刺激策に転換したとは公表していないが、しずかに財政出
>動を展開している。ちかく公表されるプロジェクト計画の全容は3500億
>元(5兆円弱)に達するだろう」(ヘラルドトリビューン、5月31
>日)。
>      ◇
>
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
> 読者の声 どくしゃのこえ READER'S OPINIONS 
>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>  ♪
>(読者の声1)貴誌3666号の「(宮崎正弘のコメント)日本の特許法に
>「秘密条項」を設けるべしと四半世紀前から小生も訴えていますが、通
>産省傘下の特許庁は馬耳東風という状態ですし、特許戦争の先端にいる
>企業の特許部ですら、そういうパラダイム・シフトが出来ない、日本人
>全体の発想力の劣化ではないか、と思います」(引用止め)
>
>貴見に全く同感。劣化の所以を明らかにしない限り、日本の衰退に向う
>力学は止まらないと思います。反転の機は、シナ大陸での今後の在り様
>にありと観ているのですが?(SJ生)
>
>
>(宮崎正弘のコメント)尖閣問題以後、日本人のシナへの見方がすっか
>り変わっていますが。要人がつぎつぎと訪日をキャンセルしていますが、
>なぜかシナは「反日運動」を組織化できない。そりゃそうでしょうね。
>もし反日デモを許可したら、こんどは間違いなく反政府暴動となって社
>会騒乱に陥るのは火を見るよりも明らかですから。
>
>
>
>  ♪
>(読者の声2) 読売がスクープした「中国人外交官スパイ事件」で、チャ
>ンネル桜は特ダネ映像をもっていました。
>
>新聞報道では氏名が伏せられていますが、スパイ外交官の名前は、李春
>光。
>
>2006年10月に、岡崎研究所が主催した日中安全保障対話という会合にお
>いて、李春光が中国社会科学院日本研究所研究員の肩書きで司会をして
>いる模様をチャンネル桜が取材した。それを同局は2007年1月20日に放
>送していた。昨夜(29日)、その映像を三輪和雄キャスターのニュース解
>説のコーナーで流しました。
>
>地上波テレビ局が一斉にこの事件をカバーしましたが、TBSは「チャ
>ンネル桜提供」のクレジットを入れて映像を流しました。
>  (NF生、文京区)
>
>
>(宮崎正弘のコメント)松下政経塾のメンツ丸つぶれ、野田政権の崩壊
>に繋がるほどの震度をもつのでは?
>
>1984年でしたか、あのレフチェンコ事件のようにKGBスパイが米議会
>で証言した途端、それまでにも臭いと言われていた日本の代理人等があ
>ぶり出され、社会的に制裁された。今回の中国人スパイは、どの程度の
>パージで済みますかね。
>
>他方、石原慎太郎都知事は、29日、外国人記者クラブで講演し、「中国
>は強盗である」と明言し、さらに「シナ人」と発言したところ、新華社
>のみならず在米華僑や香港のメディアが一斉に「シナ人とはけしからん」
>という論調で騒ぎ立てています。
>
>在米有力紙で反共産党の『博聞新聞網』(5月30日付け)は、やや冷静
>に次の報道をしています。
>
>「日本の極右政客」である石原都知事は「放狂言」を繰り返し、日本人
>が民族精神を忘れ、国家意識を忘却してしまった。日本が尖閣諸島を自
>分で護らなければ、いずれ日本は中国か米国の植民地になる」としつつ
>「このままでは日本は中国の五星紅旗の6番目に陥落する」と言った
>(「中国国旗上適第六顆星」)。顆粒のように小さな星という意味は、
>自らが五星紅旗の大きな星が漢族、他の四つの顆星は満州、ウィグル、
>蒙古、チベットを意味しますが、もし全部で六つとなれば、倭族が入る
>、って意味です。
>
>同紙は記者会見で「フランス人記者から『戦争中の道義的責任を感じな
>いのか?』という質問に石原都知事は『それならフランスは(ベトナム、
>カンボジアなど)東南アジアを侵略したが?』と切り返した」ことも公
>平に伝えています。 
>
>
>
>   ♪
>(読者の声3)中国の特許問題について投稿者と宮崎先生との示唆に富
>むやり取りを拝見し大変参考になりました。
>
>中国人の特許に関して先生は「ダボハゼ型」としそれほど問題視されて
>いないようですが特許問題と無関係とは言えない最近の次のような報道
>をどのようにご覧になるかご意見をお聞きしたいと思います。
>
>(報道1)2012.5.21米上院軍事委員会は米軍装備で100万個以上の大
>量の偽造電子部品が見つかり、「ほとんどの供給源は中国だった」と結
>論づけた。これらの部品は日本へも流れている。
>
>(報道2)2012.5.28付産経新聞上で環球時報の5.24記事を紹介する中で、
>この人民日報系の同紙の解説を次のように引用しています。
>
>「今でも模倣やパクリが、事業を興そうとする中国人の第一の選択肢だ」
>
>中国共産党の息のかかった環球時報の中国人の現状に対する危機感の現
>れとも見られ、自国民にモノマモ脱却を指示していると考えられます。
>
>新聞が問題を指摘するということは中国共産党指導部自身も問題の所在
>をよく認識しているということでしょうが、モノマネ、パクリが中国人
>の国民性であり文化であるとすると果たして簡単に脱却できるものかど
>うか。
>
>つい最近、在日中国大使館の1等書記官のスパイ疑惑の発覚と同時に当
>人は出国逃亡してしまいました。何か身に覚えがあるからでしょう。
>
>生産現場でモノマネされ、情報やノウハウがパクられ、国家機密が盗ま
>れるのは被害に遇う方が悪いのか。
>
>結局、アメリカ人も日本人も対中ビジネスにおいては性悪説に基づき念
>には念をいれた厳しい態度で臨むほかないのでしょうか?
>(ちゅん)。
>
>
>
>(宮崎正弘のコメント)創造は模倣から始まる、というのは真実です。
>しかし模倣からの応用技術にしか、思考の範囲が及ばない人々には、そ
>れなりに限界があるのでは?
>
>日本のサービス精神という民族固有の伝統的立ち居振る舞いを、性悪説
>の中国人が完全にマスターすることはできないように。いま、ホテル、
>観光業などの中国人は必死で日本のサービスマナーを学んでいますが。。。。
>
>それから中国では軍のハイテクには優秀な人材があつまっていて、民間
>のハイテクとの間には巨大な乖離が存在します。
>
>しかし、その軍とてチームワークが取れないという「特質」があり、神
>舟五号はまるっきりロシアの衛星技術、空母はウクライナ、いまから開
>発するステルス戦闘機は米国からの盗んだ技術。ペンタゴンが大げさに
>予測するように、2020年までに開発できるというのは、大きな疑問符が
>付きます。
>
>
>
>━━━━━━━━━━━
>殷王朝最後の暴君・紂王
>━━━━━━━━━━━
>
> 
>      平井 修一
>
>我が国には民から心底憎まれる悪逆非道な暴君というのはほとんどいな
>かった。ましてや天皇は尊崇されこそすれ憎悪されることはなかった。
>2000年以上もひとつの王朝が連綿として続いていることは奇跡であり、
>"天皇を最高権威として頂点に戴く"という国体の発明は画期的だ。
>
>ウィキによれば、現在の歴史学においては天皇の発祥時期について明確
>な結論が出されてはいないが、少なくとも6世紀前半に即位した継体天皇
>以降、今上天皇に至るまでの皇室系譜は信憑性が高いため、現存する世
>界の王朝の中で日本の皇室が最長の歴史を有していることは確実視され
>ている。
>
>英国の国王は「君臨すれど統治せず」という。日本でも基本的にはそのよ
>うであり、天皇は日本の歴史において君主として重要な権威を有してき
>たが、実質的な統治権を行使していた期間は在位期間と比べると短く、
>ほとんどが天皇以外の貴族や武家、官僚などによって行使されてきた。
>
>とりわけ鎌倉幕府成立以後は武家の棟梁の一族が代々世襲で征夷大将軍
>に就任し、少なくとも基本的に内政や外交では日本の最高権力者として
>君臨してきた。
>
>しかし、天皇の地位がそれらの権力者によって廃されたことはなく、時
>の権力者も形式上は天皇の権威を尊重し、それを背景に地位に就いてい
>たことが多い。
>
>例えば征夷大将軍への就任も形式上は天皇の宣下によって行われ、その
>権力者は天皇の権威を利用して統治権を正当化することが多かった。
>
>天皇制という穏やかな大気圏の中で、穏やかな日本人が創られていった
>と言える。
>
>広大な土地と長い歴史を持つ中国では王朝が立っては消えるということ
>を繰り返してきたが、民の怨嗟の的となった暴君も少なくなかった。殷
>(いん)の紂(ちゅう)王はその代表格だ。
>
>殷(商=しょうとも。紀元前17世紀頃 - 紀元前1046年)は夏王朝を滅ぼ
>して王朝を立てたとされ、考古学的に実在が確認されている最古の王朝
>である。最終的に紀元前11世紀に周に滅ぼされた。
>
>殷王朝の中興を果たした王武丁の功績を称えて彼は高宗と称されたが、
>高宗以降の王は概ね暗愚な暴君であった。殷王朝最後の帝辛(紂王)は
>即位後、妲己(だっき)という美女に溺れ、暴政を行い、遂には周の武
>王に誅されて31代、600年以上続いた殷王朝は滅亡した。
>
>司馬遷の「史記」の解説にはこうある。
>
><一説によれば「紂」とは義を残(やぶ)り、善を損なう意で、死後に
>諡(おくりな)されたのだという>
>
>夏桀殷紂(かけついんちゅう)と言い、"酒池肉林"の元祖紂王は夏の
>桀とともに暴君の代名詞となった。
>
>現代の中国の暴君は中共=紂狂である。建国から60余年で3000万人とも
>6000万人ともいう民の命を悪逆非道の悪政により奪ってきたから、歴代
>最悪の"王朝"だろう。ソ連に続き中共の瓦解を我々は目にすることが
>できるのだろうか。
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━
>蘖(ひこばえ)知ってる?
>━━━━━━━━━━━━
>
>
>      渡部 亮次郎
>
>少年の頃、実家はまだ囲炉裏だったし、炊事はすべて薪に頼っていた。
>だから春になったら里山での柴刈りに動員されたものだ。何年も前に刈っ
>た柴の根元から生えた新しい芽を鉈で切り取る作業である。
>
>やがて上京して大学に入った。その頃から実家でも燃料はプロパンガス
>になり暖房は石油に代わったから、山での柴刈りのことはすっかり忘れ
>ていた。
>
>最近、散歩する都立猿江恩賜公園では、昨年秋、直系30cmぐらいに育
>った植木を何本も伐採した。ところが新しい春とともに切られた株のね
>もとから横へ新しい芽が吹き出した。これを蘖(ひこばえ)と呼ぶ。
>
>子供のころに里山で刈っていた柴もあれはじつは蘖だったのだ。
>
>蘖(ひこばえ)とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。
>(以下「ウィキペディア」による)。
>
>太い幹に対して、孫(ひこ)に見立てて「ひこばえ(孫生え)」という。
>春から夏にかけて多く見られるが、俳句では春の季語となっている。
>
>森林伐採の後、切り株からの蘖によって新たな森林ができるようにする
>ことを萌芽更新という。かつての里山はこれによって維持された。
>
>カシ類などは種子からの株は単独の茎をまっすぐに立てるが、切り株か
>らでた場合はやや斜め、切り株から外向きにでることが多い。
>
>芽が大きな木にまで成長する頃には切り株自体は枯れて腐って消失する
>が、わずかに間を開けて複数の幹が、それぞれやや外向きに伸びていれ
>ば、その内側に切り株があったのだと分かることもある。
>
>幹を切らなくても、環境悪化などによって主茎が弱った場合などには蘖
>が多数でることがある。2012・5・30
>
>
>
>━━━━━━━
>話 の 福 袋
>━━━━━━━
>
>
> ◎<渋谷駅刺傷>「ストレスが一気に爆発した」渡辺容疑者供述
>
>東京メトロ副都心線渋谷駅で男性が刃物で刺された事件で、警視庁に殺
>人未遂容疑で逮捕された埼玉県朝霞市、アルバイト、渡辺知宏容疑者
>(32)が、動機について「人生がうまくいかず、ずっといらいらして
>いた。そのストレスが(被害男性に)ぶつかられたことで一気に爆発し
>た」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。
>
>捜査関係者によると、渡辺容疑者は事件前の生活について「話し相手が
>あまりおらず、バイトの収入も少なかった」などと説明。人生に不満を
>感じていたことが、事件を起こした背景になったとの趣旨の供述をして
>いるという。
>
>一方、凶器とみられるサバイバルナイフについては「以前から道で人と
>ぶつかることが多かった。文句を言われることもあり護身用に持つよう
>になった」と供述。その後の調べでインターネットで3月上旬に約50
>00円で購入していたことが確認された。
>
>.毎日新聞 5月30日(水)12時6分配信
>
>
> ◎女子バレーで五輪逃したタイ 「日本が八百長」
> 【NECOS (Thailand)】2012/5/29 (20:16)|
>
>【タイ】5月19—27日に東京体育館で開催されたバレーボール女子
>のロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選大会で、日本は最終日にセル
>ビアに2—3で敗れ、勝ち点でタイと並んだが、セット率でタイを上回
>り、大会4位で五輪出場を決めた。
>
>僅差で初の五輪出場を逃したタイでは、日本がセルビア戦で2セットを
>取って出場を決めた後に手を抜き、わざと負けという見方が広がってい
>る。
>
>セルビアが負けていれば、日本が3位、タイが4位で本戦に出場できた
>可能性があったとして、タイ・バレーボール協会は国際バレーボール連
>盟に調査を要求。
>
>タイの新聞、テレビは「日本の八百長疑惑」を一斉に報じ、交流サイト
>の「フェイスブック」には「許せん!日本料理はもう食べない!」といっ
>た怒りのコメントが多数投稿された。
>
>国際バレーボール連盟はこの問題について28日、「調査の結果、八百長
>を裏付ける証拠はなかった。日本とセルビアのバレーボール協会、一部
>観衆も同意見だった」と発表した。ただし、大会のシステムがこうした
>疑いを招いたことを認め、八百長の可能性を減らすよう、システムを変
>更する方針を示した。〔情報収録 − 坂元 誠〕
>
>
>
> ◎慰安婦碑撤去要請に抗議 NYタイムズに全面広告
>
>【聯合ニュース】2012/05/30 08:59 KST
>
>【ニューヨーク聯合ニュース】旧日本軍の元従軍慰安婦に対し謝罪や補
>償を求める全面広告が3月に続き、29日付の米紙ニューヨーク・タイム
>ズ(NYT)に掲載された。
>
>「覚えていますか?」という題の今回の広告は、最近、日本政府が米ニュ
>ージャージー州パラセイズ・パーク市公立図書館の慰安婦碑について撤
>去要請を行ったことに対する抗議の意味がこめられている。
>
>広告の背景は、1970年代に西ドイツ(当時)のブラント首相がポーラン
>ド・ワルシャワのユダヤ人虐殺被害者慰霊碑前でひざまずいて謝罪して
>いる写真。「心からの謝罪によって、ドイツは世界平和に大きく寄与す
>るようになった」と説明した上で、「日本はドイツの行為から学ぶ必要
>がある」と主張した。
>
>広告は、韓国の広報専門家として知られる誠心女子大学の徐敬徳(ソ・
>ギョンドク)客員教授が企画し、韓国の歌手キム・ジャンフンさんが掲
>載費用を出した。
>
>2人は慰安婦関連の動画広告を制作し、米CNNテレビなどのメディア
>で放映する予定だという。
>
>ニューヨーク・タイムズに掲載された全面広告=29日、ニューヨーク
>(聯合ニュース)
>
>sarangni@yna.co.kr
>
>〔情報収録 − 坂元 誠〕
>
>
>
> ◎中国人にとって米国は「2番目の敵」に過ぎない、1番の敵は日本だ
>—米メディア
>
> 【Record China】 2012年05月30日12時00分
>
> 27日、米メディアは「中国とは衝突する運命なのか?」と題した記事で、
>中国人にとって米国は「2番目の敵」に過ぎず、1番の敵は日本だと説い
>た。写真は中国でも人気のスターバックス。5月現在、中国全土に600店
>舗を展開中。
>
>
>2012年5月27日、米紙シカゴ・トリビューン(電子版)は「中国とは衝突
>する運命なのか?」と題した記事で、中国人にとって米国は「2番目の敵」
>に過ぎず、1番の敵は日本だと説いた。29日付で環球時報が伝えた。以下
>はその要約。
>
>ソ連はすでに存在せず、アル・カーイダは有力な指導者を失い、イラン
>も永遠に核兵器を持てないかもしれない。だが、安心するなかれ。世界
>平和を脅かす要素を探してみると、やはり「中国」の存在は無視できな
>い。
>
>歴史上、台頭中の国は自己の利益を確保したいがために他国との流血・
>衝突を招くケースが多い。だが、筆者は実際に訪中してみてこう感じた。
>緊張と見解の相違は避けられないが、必ずしもそれが軍事衝突や全面戦
>争につながるとは限らない。
>
>喜ばしい事実が1つある。中国人は生まれつき米国に敵意を抱いているわ
>けではないらしい。中国の市場調査大手・零点研究諮詢集団(Horizon)
>の袁岳(ユエン・ユエ)会長によると、中国人は政治を除き、米国に対
>してかなりプラスのイメージを持っている。米国系の企業で働きたいと
>思っているし、米国の映画や音楽も大好きだ。
>
>米国に学ぼうと、今も13万人が米国で留学生活を送っている。中国人に
>とって米国は「2番目の敵」に過ぎないのだ。1番の敵は、日本である。
>
>中国が本当に危険な国なのかどうか、それは過去の行動から判断すべき
>だ。マサチューセッツ工科大学の中国問題専門家テイラー・フラベル
>(Taylor Fravel)准教授は「1949年以降、中国が解決した領土問題の大
>半は中国側が大きく譲歩している。過去10年、武力行使で領有権を主張
>したり、国力の向上を良いことに新たに主張したりしたことはない」と
>指摘する。
>
>中国は国連平和維持活動への参加や世界貿易機関(WTO)への加盟など、
>問題の平和的解決に積極的だ。急激な変革は求めていないし、過激な手
>段を用いたこともない。もちろん、過去の結果は未来の行動を保証する
>ものではないが、今は平和な状態が保たれている。そして、それは今後
>も続いていくとみてよいだろう。(翻訳・編集/HA)
>
>〔情報収録 − 坂元 誠〕
>
>
>
> ◎CO2「25%削減」見直し 岡田氏明言
>
>岡田克也副総理は30日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会で、温室
>効果ガス排出量を2020(平成32)年までに1990(同2)年比で25%削減
>する目標について「従来のような原発依存を望めない中で全体の見直し
>が必要になるのは間違いない」と述べ、撤回は不可避だと認めた。政府
>は、今夏にも新たな目標を打ち出す考えだ。
>
>岡田氏は、25%削減について「原発にかなり依存することを前提にはじ
>かれた数字だ」と説明。政府のエネルギー・環境会議を中心に新たな目
>標を検討していることを明らかにした上で「どこかのタイミングで数字
>を決めて対外的に発信する」と述べた。
>
>25%削減は、政権交代直後の平成21年秋、鳩山由紀夫首相(当時)が国
>連演説で国際公約として打ち出したが、当初から実現困難との見方が強
>かった。竹本直一氏(自民)への答弁。
>産経新聞 5月31日(木)7時55分配信
>
>
>
>━━━━━━━
>反     響
>━━━━━━━
>
>
> 1)中国の歴史は4000年とか5000年とか、日本の歴史のなんと2倍程
>もあると教科書で教えられ、またシナ人の口からも出て、本当はどこか
>にすごい所がある国なのか?と、多くの日本人が思って居ると思います。
>あるいは世界の多くがそのような印象を持っているのかもしれません。
>
>それが、宮脇淳子、監修 岡田英弘 李白社の「真実の中国史」を読み
>ましたら、日本人が騙されていた事が明らかにされていました。この本
>を教科書にしたいものです。
>
>100年程前、日本に留学したシナ人が、日本の歴史が2600年あるなら自分
>達はその倍にしようと、それは現代中国がつくった嘘の歴史というより
>嘘だらけの歴史だったわけですね。
>
>嘘をつく方も悪いけれど、嘘を信じてしまい単純な言動をする方も悪い
>のだとつくづく思いました。久々に手ごたえのある本に出会いました。
>                          (三毛猫)
>
>
>
> 2)野田総理にとってのPriorityは何か:前田 正晶
>
>30日、O元代表のぶら下がりの中継が出てきた。O氏は非常に神妙なとい
>うか緊張したかの如き表情で、折角のON会談で何を主張したかを語って
>いた。
>
>聞くまでもないことで、その内容は平行線というかすれ違いであると、
>解説の後藤氏が表現したものだった。これは全く想定内であり、予想を
>確認しただけに終わった。
>
>私は、このON会談で折れるようなO氏ではないだろうと見ていたし、N総
>理の方も「命を掛けて」いる以上、妥協などはないと決まっているので、
>最後に出てきた会談を設営した輿石幹事長も、語るべきことがないよう
>で、冴えない記者会見をやっていた。
>
>民主党が時間の浪費としか思えないON会談を行って何を得るのかが、余
>り判然としなかった。N総理が「O切り」の姿勢を会談で明確に表明し、
>法案を通過させるために自民党と公明党に明瞭に接近を図っていくのだ
>ろうと、テレ朝の河村氏は言っていた。
>
>それが総理大臣の命を掛けることである以上、そうする以外ないのだろ
>う。だが、瓦礫の処理も進まず、原子力規制庁の案件も進まず、自民党
>に3.7兆円ものナマポ問題を衝かれ、中国の書記官に妙な行動をされ、沖
>縄問題では石井一が新案を出す等々、彼には裁くべきでありながら無為
>に過ごしてきた案件が多過ぎる。それにも拘わらず、増税には命をかけ
>ることにだけ熱心である。
>
>また、自らが最高顧問を委嘱した元総理が、これも想定通りとは言えば
>その通りで、事故調で自己の責任を回避し、全ては前政権のせいであっ
>て自らはそのために謝らざるをえないのだと言わんばかりの釈明をされ
>ては、菅氏を任命したというか委嘱した責任は免れないだろう。
>
>O氏は「呼ばれれば何度でも会う」と言ったとか。このコインの裏面には
>「もう会いたいと言ってくる訳がないだろう」と書いてある気がする。
>野田総理は命をかける気ならば小澤切りなど容易いことではないか。切
>った後で自民党がどう対応するかに少し興味がある程度だ。
>
>
>
> 3)『城内 実(きうちみのる) オフィシャルサイト』、ブログ「自
>民党法務部会と人権救済法案」(2012年5月24日)。
>
> ・人権擁護委員および地方の法務局の努力で身近な人権救済がしっか
>り行われている(99%以上の人権侵害事案が現行制度で処理されている)
>のに、なぜ現行制度で対応できないのか。なぜわざわざ強力な三条委員
>会を設けるのか
>
> ・新たな巨大機関を設
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