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村上です、
ジュースの自動販売機で稀に
当たり付きってありますよね?
先日、缶コーヒーを買ったら
7777
と数字が並んで、生まれて初めて
当たりました。
かなり興奮しました。
「どれくらいの確率で当たるんだろう?」
と思って統計データを調べたのですが
確率は100分の1だそうです。
つまり100回買ったら1回は当たる計算なので
そこまで珍しくはない事が判明して落ち込みました。。
ちなみに『宝くじ』って買った事ありますか?
10年くらい前までは私もよく買っていたのですが
結構びっくりする統計データがあります。
総務省の発表によると2013年度の宝くじの
購入者数はなんと『5500万』人だそうです。
日本の人口は約1億2700万人。
という事は43%、つまり約2人に
1人が購入しているのです。
しかも『毎月』1回以上購入している人は
1200万人もいるそうです。
10人に1人は毎月1回は宝くじを
購入しているという計算になります。
ちなみに、
宝くじで1億円が当たる確率は『500万』分の1。
年賀状の1等が当たる確率は『100万』分の1です。
ちなみに競馬で最も難しいとされる
三連単が当たる確率は『5000』分の1。
こうやって比較して見るとどれだけ
宝くじで1億円を当てるのが難しいのか
よく解ります。
ちなみに宝くじの売上は主催団体(胴元)が
40%も奪います。
さらに13%がマーケティングや印刷に
使われますので、お客には残りの47%から
分配される仕組みになっています。
100-40-13=47
簡単に言えば宝くじは主催団体『だけ』が
儲る仕組みという事です。
宝くじで1億円を狙うのは確率論的には
かなり無謀なのです。
しかしここで
「宝クジなんて買う奴はバカだ」
と決めつけて無視するのは勿体ないです。
別に楽しければ買っても良いと思います。
宝くじを買う人で
「マジで1億当てるぞ」
と考えている人は殆どいないと思います。
「10万円くらい当たったらラッキーだな」
くらいの人が多いと思います。
宝くじとは簡単に言えば『ワクワク』を
売るサービスと言えます。
ディズニーランドだって『ワクワク』を
売っています。
ワクワクにお金を使うのは悪い事では
無いと思います。
病的に宝くじを買うのはお勧めしませんが
楽しければ良いと思います。
同時に日本の人口の43%が買っているという
事実は無視できません。
そして主催者である胴元が40%儲けている
ビジネスモデルも無視できません。
宝くじという秀逸なビジネスモデルは
鎌倉時代からあったと言われていますが
発明者さんは人の心をよく理解していると
思います。
私達も同じようなワクワクを売れば
同じように儲けられるという事です。
ワクワク楽しみながら宝くじを買いながらも
その裏側や本質を探って見ると以外と面白い
アイデアが浮かぶかもしれません。
村上宗嗣
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