>--------
>Webで見る(バックナンバー) ⇒ http://melma.com/backnumber_108241/
>--------
>
>□■■□──────────────────────────□■■□
> わたなべ りやうじらうのメイル・マガジン「頂門の一針」 2995号
>□■■□━━━───────────────────────□■■□
>
>
>
> 2013(平成25)年7月2日(火)
>
>
>
> 比例選投票先、自民42%・民主9%…読売調査:古澤襄
>
> 経済無視の反原発関連公約を拒否:前田正晶
>
> 恩師・吉田公彦先生のこと:平井修一
>
> 医学は科学ではない:渡部亮次郎
>
> 「夏目先生と私」補 :上西俊雄
>
>
> 話 の 福 袋
> 反 響
> 身 辺 雑 記
>
>
>□■■□ ──────────────────────────□■■□
>第2995号
> 発行周期 不定期(原則日曜日発行)
>
>
>
> 御意見・御感想は:
> ryochan@polka.plala.or.jp
>
> 購読(無料)申し込み御希望の方は
> 下記のホームページで手続きして下さい。
>
> http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm
> バックナムバーは http://www.melma.com/backnumber_108241/
>
> ブログアドレスは http://chomon-ryojiro.iza.ne.jp/blog/
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>比例選投票先、自民42%・民主9%…読売調査
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>
> 古澤 襄
>
>毎日に続いて読売も世論調査を実施したが、自民党は東京都議選でみせた
>圧勝パターンが続いている。参院での比例選投票先では自民党が42%で
>ヒトケタ台にひしめく民主党など野党を大きく引き離した。
>
>自民、公明両党が参院で過半数の議席を「獲得する方がよい」とする回答
>は52%と前回の46%を大きく上回った。終盤国会で野党が参院で安倍首相
>に対する問責決議を可決し、重要法案が廃案になったことをみて、「ねじ
>れ国会」を解消し政治の安定を求める意見が強まったとみられる。
>
>そのせいか、問責の旗ふり役を演じた「みんなの党」は維新と同じ5%に
>とどまっている。5%同士で争えば共倒れが免れない。
>
> <読売新聞社は6月28〜30日、参院選公示を前に全国世論調査(電話方
>式)を実施した。
>
> 比例選での投票先について政党名を読み上げて聞いたところ、自民党が
>42%(前回6月8〜10日は44%)で、1けた台の他の政党を大きく引き離
>した。自民党は、この質問を始めた今年1月以来、トップを維持。東京都
>議選で候補者全員当選を果たした勢いが続いている。
>
> 自民党に続くのは、民主党の9%(前回7%)、公明党の6%(同
>5%)で、日本維新の会は5%(同5%)となり、みんなの党の5%(同
>4%)と並ぶ4番目に後退した。共産党は4%(同3%)だった。
>
>参院選の結果、与党の自民、公明両党が参院で過半数の議席を「獲得する
>方がよい」とする回答は52%(前回46%)に上昇した。「ねじれ国会」を
>解消し、政治の安定を求める人が多かった。通常国会最終日に野党が参院
>で安倍首相に対する問責決議を可決し、重要法案が廃案になったことなど
>が影響したとみられる。
>
>安倍内閣の経済政策を「評価する」と答えた人は54%で、「評価しない」
>の31%を大きく上回った。投票先での自民党の優位は、「アベノミクス」
>が支持されているためのようだ。(読売)>
>2013.07.01 Monday name : kajikablog
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━━━━
>経済無視の反原発関連公約を拒否
>━━━━━━━━━━━━━━━
>
>
> 前田 正晶
>
>2日に産経が「主張」で自民党以外が掲げるこの種の公約を批判してい
>る。こんなことは私が民主党政権の頃から言っていたことなので、私に
>とっては新鮮味はないが、是非とも主張して置いて貰いたい重要なことで
>ある。
>
>先日も産経は菅直人の最悪の置き土産である原子力規制委員会を、菅自身
>が誇らしげに簡単には外せない存在と自画自賛したと報じていた。菅は福
>島の事故発生時に対応が出来なかった(対応を誤ったのではない)。
>
>これを奇貨として「原発即危険極まりない存在」との観念を全国に浸透さ
>せただけに飽き足らず、こともあろうに孫正義と結託して太陽光パネルを
>恰も最善の再生可能エネルギーとして位置づけ、その高価買い取り制度ま
>で導入してしまった。私に言わせて貰えば経済を知らぬ彼独特の悪政の極
>みである。
>
>これまでに私が繰り返し主張してきたことだが、長引く不況下に電力会社
>にコスト高になるだけの火力発電依存態勢を採る以外ない形にさせ、産業
>界の負担を増加させ、景気回復を遅らせる手段を講じた。私は民主党政権
>は「国を滅ぼす気だ」と論じていたので、菅のこの一連のエネルギー関連
>の悪政を意図的だとすら見なしている。
>
>それにも拘わらず、原発がなくなれば安全だと思い込ませた菅の置き土産
>は、この度の参議院選挙に際しても「原発ゼロ」と「脱原発」を掲げる政
>党を数多く現出させ、安倍政権がアベノミクスを掲げて景気回復を推進し
>ていることに逆行するかの如きキャンペーンを張らせようとしている。
>
>原発を止めさせたことがインフレとは別種の物価上昇をもたらしたことを
>菅直人と民主党の責に帰すべきことでアベノミクスが原因ではない。
>
>私は菅を史上最悪の総理の上位にランクしたが、鳩山元総理も菅の向こう
>を張って外国に出て行っては国益を損なうどころか、我が国を貶める発言
>に生きがいを見出しているが如きである。これらが参院選挙に民主党に負
>の貢献をすることを期待するが、原発に関する出鱈目な公約は案外受けて
>しまうのではないかと密かに真剣に憂いている。
>
>
>
>━━━━━━━━━━━━
>恩師・吉田公彦先生のこと
>━━━━━━━━━━━━
>
>
> 平井 修一
>
>多分戦後から1960年代くらいの話だろうが、熊本県水俣市では「谷川家の
>4秀才」として有名であったらしい。次の4人である。
>
>■長男:谷川健一(けんいち、1921年7月28日 - )は民俗学者、作家、歌
>人。熊本中学、東京帝国大学文学部卒業。平凡社の編集者として『風土記
>日本』『日本残酷物語』などを企画編集し、1963年創刊の『太陽』初代編
>集長を務める。
>
>その後執筆活動に入り、1966年『最後の攘夷党』で直木賞候補になる。
>1970年代には民俗事象と文献資料に独自の分析を加え、折口信夫を彷彿と
>させる小説家的想像力と、柳田國男の影響を受けた民俗資料の編纂を手法
>とし、その業績は各界から注目された。
>
>■次男:谷川雁(がん、本名:巌、いわを、1923年12月16日 - 1995年2月2
>日)は詩人、評論家、教育運動家。旧制熊本中学、第五高等学校を経て、
>1945年、東京大学文学部社会学科卒。
>
>戦後、西日本新聞社に勤務。1947年、日本共産党に入党。社会主義的なリ
>アリズムを基調とにした詩人として知られ、評論集「原点が存在する」
>「工作者宣言」は1960年代の新左翼陣営に思想的な影響を与えた。
>
>1960年、安保闘争を機に共産党を離党し、吉本隆明らと「六月行動委員
>会」を組織して全学連主流派の行動を支援する一方、地元の大正炭鉱争議
>では「大正行動隊」を組織して活動した。
>
>「多数決を否定する」「連帯を求めて孤立を恐れず」という、個人の自立
>性、主体性を重視し既成組織による統制を乗り越えようとした組織・行動
>原理は、その後の全共闘運動にも大きな影響を与えた。
>
>■三男:谷川道雄(みちを、1925年12月2日 - 2013年6月7日)は東洋史学
>者、京都大学名誉教授。京都大学文学部史学科卒。1973年「隋唐帝国形成
>史論」で京大文学博士。名古屋大学教授、1978年京大文学部教授、1989年
>定年退官。
>
>■四男:吉田公彦(旧名谷川公彦)は日本エディタースクール、日本出版
>学会の創設者。エディタースクールは東京都にある編集者・ライター・校
>正者等を養成する専門学校。1964年(昭和39)開校。出版関係の専修学校
>としては日本有数の歴史を誇る・・・
>
>小生は道雄は知らなかったが、健一と雁は本で知り、末弟の公彦は小生の
>人生を変えてくれた恩師として今でも尊敬している。1974年春、とび職で
>蓄えた金で小生は日本エディタースクールに入学したのだ。入学式の際の
>吉田公彦校長の話は印象深かった。
>
>「編集者を目指す諸君の多くは、自分は人とは違うのだとの思いが強く、
>孤立や孤独をいとわない、むしろそれを良しとしている人が多いようで
>す。ここにいる諸君は皆似たような考え方でしょう。皆同じなのです。自
>らの垣根をとって同級生と親しく交わりなさい」
>
>この言葉で「青春彷徨」の真っ最中だった23歳の小生はガードを固めてい
>た両腕を解いていった。こちらが明るくなれば周囲も明るくなる。授業も
>興味深く、友人もガールフレンドもでき、遅ればせながらも多少は"明る
>い青春"を知ることができた。出版社に就職できたのもこの学校、引いて
>は吉田先生のお陰である。
>
>吉田先生の経歴はよく分からないが、先日調べものをしていたら偶然、先
>生の名前を見つけた。
>
><日本読書新聞は1937年から1984年まで刊行された書評新聞。1960年安保
>から1970年安保にかけての1960年代には、興隆した新左翼運動と随行して
>全盛期を迎え、「新聞の中の新聞」「出版社の中の出版社」と喧伝された。
>
>編集部には巌浩、定村忠士、「吉田公彦」、三木卓、稲垣喜代志、水澤
>周、渡辺京二、山根貞男、井出彰らが在籍。左翼系文化人の多くが盛んに
>執筆し、「吉本隆明・花田清輝論争」の舞台となるなど、紙面は活性化さ
>れた。最盛期の部数は十万部近かったという。
>
>1970年代の新左翼運動の急速な衰退により大きな打撃を受ける。また、
>1980年代の活字離れも打撃となり、最終期には部数は一万部以下に低迷。
>1984年12月号をもって、無期限休刊が宣言された>
>
>吉田先生の講演によると、日本エディタースクールの前身は「現代ジャー
>ナリズム研究所」。主として出版関係の編集者が中心で、他に新聞記者、
>大学の先生、評論家などが入っており、主に出版を中心にジャーナリズム
>を研究していこうということで始めた。
>
>大学でのジャーナリズム研究とは別に、民間で、しかも実際の現場の仕事
>を中心としてという趣旨だった。「当時私もまだ若くて32歳だったので、
>鈴木均さんや清水英夫さんという先輩編集者を立てて創ったんですよ」。
>
>現代ジャーナリズム研究所の設立起案書に「職能を確立しよう」という項
>目があり、その活動の中の事業部門としてエディタースクールが設立され
>た。「私個人の動機から言えば、エディタースクールをやりたいという気
>持ちは研究所をつくる前からあって、そのステップとして研究所を創った
>わけです」。
>
>「それともう一つは、岩波書店の藤森善貢さんという、この方は研究所の
>会員ではなかったんですが、『広辞苑』や『日本古典文学大系』を担当さ
>れた本づくりの第一人者でした。その藤森さんと知り合いまして、藤森さ
>んが出版学校をやろうということを強力にプッシュしてくださったんで
>す。亡くなられてもう12年余りになりますが、藤森さんは私の大恩人で
>す」・・・
>
>小生も藤森氏執筆の教科書で勉強させていただいたが、氏の薫陶を受けた
>のが吉田先生、吉田先生の薫陶を受けたのが小生で、小生の創った会社か
>らも何人か若い人が育って現在も活躍している。職能を次代へリレーして
>いこうという先輩たちの努力が連綿と続いているのは、何か不思議な気が
>する。生まれ変わっても編集者、物書きとして生きていきたいと思う。
>(2013/07/01)
>
>
>
>━━━━━━━━━
>医学は科学ではない
>━━━━━━━━━
>
>
> 渡部 亮次郎
>
>「医学は科学ではない」と喝破しているのは元医者の作家渡辺淳一氏であ
>る。『週刊新潮』に連載中のコラム「あとの祭り」239回(2009・3・12)でそ
>う主張している。
>
>「だが、最近は医学を科学だと思いこんでいる医師が増えてきたようであ
>る。患者の個体差を無視して検査データだけを見て、Aの病気だとわかる
>と、その病気に当てはまる注射や薬を機械的に投与して、こと足れりとする」
>
><渡辺淳一(出典: フリー百科事典『ウィキペディア』)わたなべ じゅ
>んいち、1933年10月24日-)は日本の作家。北海道上砂川町出身。1958年
>札幌医科大学医学部卒業。医学博士。
>
>1964年札幌医科大学助手、1966年同大医学部整形外科教室講師。同大学の
>和田寿郎教授による和田心臓移植事件を題材にした『小説・心臓移植』
>(1969年3月。後に『白い宴』と改題、角川文庫)を発表し、大学を去
>る。1970年、37歳の時に総理大臣寺内正毅をモデルとしたとされる『光と
>影』で第63回直木賞を受賞し本格的に作家活動を開始した。
>
>直木賞、吉川英治文学賞、柴田錬三郎賞、島清恋愛文学賞選考委員。
>
>主題は、伝記(『花埋み』『女優』『遠き落日』など)、医療(『白い
>宴』『麻酔』など)、性的描写の濃い男女関係(『化身』『失楽園』『愛
>の流刑地』など)の3つに大別される。
>
>概ね初期においては医療をテーマとした社会派的な作品が多かったが、後
>期以降は中年男女の性愛を大胆に描いた作品で話題を呼んでいる。伝記は
>時期を問わず手掛けているが、これらのジャンルを融合したものも少なく
>ない。
>
>この他、医療や身体から恋愛論、身辺雑記にいたるまで、幅広いテーマで
>エッセーも多く手がけている。>
>
>渡辺氏に依れば「科学とは体系的で、経験的に実証可能な知識」と辞書に
>は説明されている。
>
>例えば化学の場合、同じ材料を同じ状態で反応させれば、同じ製品を幾つ
>も作ることができる。さらに同じ製品を分析すれば、みな同じ材料で作ら
>れて居る事が判ってくる。要するに体系的、経験的に実証可能なのである。
>
>しかし、医学で扱う人体が、かなりのバラツキというか個体差があるから
>医学は科学ではないのだ。
>
>同じものを食べても、下痢をする人も居るし、軽い腹痛だけで済む人もい
>るし、まったく異常の無い人も居る。
>
>また似たような症状の人に同じ注射や薬を施しても、良く効く人も居る
>し、少し効く人もいるし、全然効かない人も居る。要するに人によって違
>う。個体差があるからである。
>
>この人は他の人と同じ状態にいたのに、何故強く反応したのか、何故別の
>人は効かないのか。そうした個体差をよく見極めながら治療に当るのが名
>医なのである。
>
>この辺りは画一性の高い自動車やテレビの修理などとは違うところで、だ
>からこそ医師のしごとは難しいと思われているのである」。
>
>渡辺氏は以上のようにのべたあと、「ところが最近の医者は医学を科学と
>勘違いしている医者が増えてきた」と断ずるのである。
>
>「実際、この頃は、患者が目の前に居るのに、患者を見ず、机の上のパソ
>コンしか見ない医者が居る。そこに出ているデータだけを見て治療法を決
>めていく。
>
>これではいくら頭が良くても医学を科学と信じている"単純な人間修理工"
>としかいえない。
>
>医者たるもの、もっと人間を見て、その体と心を探って、治療して欲しい
>ものである」と渡辺氏。
>
>お説の通りの医者ばかりだ。しかも顔を大きなマスクでいつも覆っている
>から何回通っても顔を見たことの無い女性医師もいる。患者よりパソコン
>を見る医師は大学の教授に特に多い。
>
>私にいわせれば、確かに勘違いしている医者は増えてきたのは事実だが、
>これは「健康保険の欠点」によるものだと思う。医者は忙しすぎる。
>
>いちいち患者の身体や心を診ても診療報酬の点数は1点にもならない。歯
>医者が患者の痛みを止めても保険では1円にもならないと同様、患者の心
>配や悩み、副作用への疑いに配慮しても1円にもならないから、医者もつ
>い「科学的」にならざるを得ないのではないか。
>
>
>━━━━━━━━━
>「夏目先生と私」補
>━━━━━━━━━
>
>
> 上西俊雄
>
>2994號の「夏目先生と私」、末尾の注記に補足したい。
>
>孫の教材の「すぎの木山」が sugino kiyama でなく、suginoki yama で
>あるといふことを知ったとき、どこかで見たことがあると思ったのは『贋
>作猫』(昭和二十四年)ではなく『山高帽子』(昭和八年)の方であっ
>た。どちらにも顏の長い男の話がでてくる。『山高帽子』の方で顏の長い
>同僚に宛てた手紙、文案を練る爲に學校から歸って丸半日をつぶしたとあ
>るもの。
>
>// ここから
>
>長長御無沙汰致しましたと申し度いところ長ら、今日ひるお目にかかった
>計りでは、いくら光陰が矢の如く長れてもへんですね。長長しい前置きは
>止めて、要件に移りたいのですけれど、生憎なんにも用事 gana いので
>す。止む無く窓の外を長めてゐると、まっくら長ラス戸の外に、へん長ら
>の著物を著た若いをん長たってゐるらしいのです。
>
>びっくりして起ち上がらうとすると、女は私の方に長し目して、それきり
>消えました。私はふしぎ長っかりした氣持がしました。同時に二階の庇で
>いや長りがりと云ふ音が聞こえました。をん長のぞいたのは、家の猫のい
>たづらったのでせう。秋の夜長のつれづれに、何のつ長りもない事を申し
>上げました。末筆長ら奧樣によろしく
>
>// ここまで
>
>ここでは「長」といふ記號が完全に表音文字として用ゐられてゐる。gana
>とあるのは「長」をさかさまに書いたところ。とにかく「すぎの木山」で
>suginoki yama と讀むのはとてつもなく高級なことだといってよいだらう。
>
>筑摩書房刊現代日本文學全集第75卷の解説「内田百間論」を書いた高橋義
>孝は獨文學者。
>
>「心理學の方では、外交型、内向型といふことをいふ」と書き出して、内
>田百間が極端に近い内向型の人間であるらしいこと述べ、次に「作家とし
>の永い生涯において「個性的・市民的」世界から「類型的・神話的」世界
>へ歩いて行った」といふトーマス・マンを借りて、内田百間もまたこの二
>段階を經過到達したとする。だから作品も前期後記に分類される。
>
>最後に「以上一般に永く創作活動を續ける作家の誰にも一應は妥當する作
>家の歩みの變遷を、この作家の作品系列のうちにも探ってみたのである
>が、特にこの作家の特色といふべきものは何であらうか。」との問を發し、
>
>「ところで藝術・文學のジャンルを考へてみると、能や俳諧では、西歐の
>近代小説とはくらべものにならぬほどに無意識の發言が大きいといふこと
>は誰もが承認される一事實であらう。」と受けて、「内田百間には永年に
>亙る俳諧の修行がある。」と結ぶ。
>
>かういふ段落のあとに「内田百間がかたくなに歴史的假名遣を守り、漢字
>の正字體を印刷所に要求してゐるのも、ただの保守的ペダンテリーでない
>といふことがわかるやうな氣がする。それは、作家としての彼の奧深いも
>のとつながった欲求であるらしい。」と表記のことがでてくるのだ。
>
>『實説艸平記』(昭和二十五年)には漱石全集に關係して「全集の樣な大
>部の物の校正をするに就いては、校正が出てから送り假名等で問題を起こ
>し、その度に直し直しする樣では捗らない。原稿を印刷に廻す前に、先づ
>原稿の内に校正をしてから渡さなければいけないと云ふ私の意見が容れら
>れた。」とある。
>
>もっと具體的には『十三號室』(昭和十一年)に「拙著『鶴』に收録した
>「動詞の不變化語尾に就いて」の中の一節を抄出する」としてあげてある
>ところ、その一節は以下の通り。
>
>// ここから
>校正は原作者の原稿通りにするのが本當である。しかし新著の場合でも、
>その時原稿として與へられるのは、新聞の切拔である。新聞社のルビ附活
>字で都合よく植ゑられた語尾は、全然信用することは出來ない。ルビ附活
>字は初めから附いてゐるルビを語幹として、その餘りを勝手に語尾に出す
>のである。
>
>原作者の原文の語尾とは何の關係もない。翻刻の縮刷版の校正の時は、な
>ほ更である。勢ひこちらで、何かの機會に得た材料によって、例へば、新
>聞の切拔に書き入れをしてゐられる先生の文章とか、書きつぶしの原稿の
>文章とかによって、先生の文章癖を觀察する外はない。
>
>さう云ふ觀察によって知り得た先生の癖は、大體「聞こえる」、「恐ろし
>い」と云ふ風な書き方であった。
>
>この「こ」や「ろ」を見つめてゐる内に、又度度手にかけて、語尾として
>校正する間に、不變化語尾と云ふ事を考へ始めた云々
>
>// ここまで
>
>漱石は不必要なまでに假名を送ってゐる。ルビ附活字に對する斟酌もあっ
>たのかもしれないが、表音主義者に近いものがある。内田百間はそれを觀
>察した。
>
>假名に分かち書きはない。假名の用法について思ひをこらせば、歴史的假
>名遣における同音の假名の存在理由とくにハ行假名ワ行假名の離合の機能
>の重要性に、すなはち新假名遣の迷妄に氣附かざるを得なかったはずだ。
>
>高橋義孝の内田百間論、作品についてはさうなのだらうが、假名使につい
>て内田のの奧深いものを引合ひにだすべきではなかった。歴史的假名遣へ
>のこだはりを内田の個人的な特色から説明して、自らを含む知識人一般の
>言語規制への屈服を免罪した。まさか「すぎの木山」のやうな結果になる
>とは思ってゐなかったに違ひない。
>
>出原佃「夏目先生と私」にうかがへる英語の教へ方、一語一語の發音を疎
>かにしないこと、一つの語根から派生する語を同時に覺えさせようとする
>こと、科學系の教科書、つまり既知の内容についての外國語表現を對象に
>すること、これらはいづれも筆者が中學校時代に教はった方法に通じる。
>
>まことに語學に王道なしである。2863(25.1.30)所載「語學に王道なし」
>では單語の發音ではなく、アルファベットの發音のことを言ったのは入門
>期において身につけるべき基本であるからで、これが出來てゐなければ
>oasis の發音を語ることはできない。漱石も朗讀をさせたのだと思ふ。
>
>
>━━━━━━━
>話 の 福 袋
>━━━━━━━
>
>
> ◎朴大統領訪中:中国人の関心集めたキーワード「文・縁・色」 【朝鮮
>日報】記事入力 : 2013/07/01 10:20
>
>朴大統領訪中:中国人の関心集めたキーワード「文・縁・色」
>
>訪中初日の先月27日、朴槿恵大統領が公式夕食会に韓服(韓国の民族衣
>装)を着て登場し、出席者と談笑している。韓国大統領府(青瓦台)は当
>初、朴大統領の韓服姿の写真をマスコミに配布すると説明していたが、公
>式夕食会を非公開とする中国の慣行を知り、説明を撤回するなど対応が一
>時混乱した。
>
>
>
> ◎中国公船4隻が尖閣沖領海侵入 衆院議員ら、現場海域に
>
>1日午前5時ごろ、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島沖で、中国の海洋監視船
>「海監」4隻が領海に侵入した。付近には自民党の山田賢司衆院議員(兵
>庫7区)ら約30人を乗せた日本漁船4隻がおり、主催した東京都内の政治
>団体によると、海洋監視船と目視できる距離まで近づいたという。
>
>漁船にはほかに、長尾敬前衆院議員や報道関係者らが乗船。尖閣諸島周辺
>での漁業を目的に、30日夜に石垣島を出港し、1日早朝に尖閣周辺に着い
>た。尖閣周辺への漁船の派遣は、5月に続き15回目だという。
>
> 第11管区海上保安本部の巡視船が中国公船に対して領海からの退去を求
>めたのに対し、中国公船は「釣魚島は中国固有の領土だ」と無線で応答し
>ている。
>
> 11管によると、漁船はいずれも昼ごろに現場海域を離れ、中国公船4隻
>も領海を出た。
>朝日新聞デジタル 7月1日(月)13時57分配信
>
>
>
> ◎中国、尖閣「棚上げ」迫る…首脳会談の条
>
>沖縄県の尖閣諸島を巡る日中両政府の対立に関連して、中国政府が〈1〉
>日本政府が領土問題の存在を認める〈2〉日中双方が問題を「棚上げ」す
>る——ことを、日中首脳会談開催の条件としていたことが1日、明らかに
>なった。
>
>「解決すべき領有権の問題は存在しない」とする日本政府の見解を変更す
>るよう求めたものだが、安倍首相は中国政府に対し、拒否する考えを伝え
>た。中国が条件にこだわる限り、首脳会談の早期実現は難しそうだ。
>
>日本政府関係者によると、中国政府は6月中旬、日本側に首脳会談開催の
>条件を伝え、受け入れを求めた。これに対し、谷内(やち)正太郎内閣官房
>参与が訪中した際、戴秉国(ダイビングオ)(たい・へいこく)前国務委員
>との会談で「日本政府として、認められない」と回答した。
>読売新聞 7月2日(火)3時12分配信
>
>
>
> ◎猪瀬知事書き込み「不穏当」…裁判長が削除促す
>
>ツイッターの書き込みでドラマ脚本を批判した猪瀬直樹・東京都知事(66
>)が名誉毀損(きそん)で訴えられている訴訟の口頭弁論が1日、東京地裁
>であり、裁判長が問題の書き込みを「不穏当」として知事側に削除を促した。
>
> 係争中の訴訟で裁判所がこうした忠告をするのは異例だが、知事側は応
>じる意向を示した。
>
> 訴えているのは、脚本家の伴一彦さん(58)。自分が脚本した2000
>年のテレビドラマについて、猪瀬知事がツイッターで「自分が原作を担当
>したマンガをアホ脚本家が換骨奪胎して安っぽいドラマにした」などと盗
>作だったかのように記載していることに対し、「ドラマはオリジナル作品
>だ」と主張している。
>
> 訴訟で知事側は「論評であり、名誉毀損に当たらない」と反論。小林久
>起(ひさき)裁判長は「正当な言論かどうかは別として、いきなり『盗作』
>と言われることの重大性は作家でもある被告には分かるはず。削除した方
>が望ましい」と述べた。知事側の代理人は「削除しても、書き込みの違法
>性を認めたという意味ではない」と裁判長と原告側に確認した上で、「真
>摯(しんし)に対応したい」と応じた。
>読売新聞 7月2日(火)8時13分配信
>
>
>
> ◎盛岡の老舗料亭が廃業へ 朝ドラ「どんど晴れ」のモデル
>
>【田渕紫織】岩手県盛岡市清水町の老舗(しにせ)料亭「大清水多賀(お
>おしみずたが)」が7月いっぱいで140年の歴史に幕を下ろす。不況や接
>待の自粛、相続税の負担などが理由で、建物は取り壊され、跡地にはマン
>ションが建つ予定だ。今夏が最後になる土用のうしの日前後には、名物の
>ウナギのかば焼きで常連客をもてなす。
>
>大清水多賀は明治5(1872)年創業。はじめは近くの北上川でとれた川魚
>料理を出し、今ではウナギのかば焼きが名物料理となっている。建物はヒ
>ノキ造り2階建てで、庭と合わせた敷地面積は約1300坪。
>
>■跡地はマンションに
>
>多賀によると、建物などは2007年に放送された、盛岡の老舗旅館を舞台に
>したNHKの連続テレビ小説「どんど晴れ」のモデルにもなった。178畳
>の大広間から見える日本庭園は、市の保護庭園にもなっている。
>朝日新聞デジタル 7月2日(火)7時40分配信
>
>
>
> ◎「どうしてワタミを候補者にするんだ?」 過労死した社員の両親、
>自民党に抗議 田中龍作
>
>社員に月141時間もの残業を強いるなどして過労死に追い込んだ居酒屋
>チェーン店「和民」。創業者で苛酷労働を賛美していた渡邊美樹元会長
>(53歳)が、参院選全国比例区に自民党公認候補として立候補する。
>
>過労の末に自殺した元和民社員、森美菜さん(26歳)の両親がきょう、渡
>邊氏の立候補取り消しを求めて自民党本部を訪れた。
>
>両親は選挙対策の政治家との面談を求めていたのにもかかわらず、自民党
>は職員を出して対応した。それも門の外側で、だ。
>
>あまりにも不誠実な対応に父親の豪さん(65歳)は職員の胸ぐらをつかん
>で詰め寄った。「どうしてワタミを候補者にするんだ? 私たちは5年
>間、毎日毎日苦しんできたんだ…」。
>
>母親の祐子さん(59歳)は、美菜さんの遺影を抱いて夫に寄り添った。
>「私たちは政治家に会いに来たんです」。もの静かな口調に深い怒りが込
>められていた。
>
>「門の外ではなくて党本部の中で(選挙対策の)政治家に会わせろ」。両
>親と支援者が中に入ろうとしたが、制服警察官がピケを張って入れさせま
>いとした。自民党本部の正門前は緊迫した雰囲気に包まれた。
>
>母親の祐子さんは娘の遺影を抱いて抗議に訪れた。後ろのプラカードは
>「和民 殺人企業」。
>
>週刊文春によると、渡邊氏はグループ全社員に配る社内文書で「365日24
>時間死ぬまで働け」「勤務時間にとらわれず仕事をしろ」と呼びかけている。
>
>森美菜さん(当時26歳)は、入社後2ヶ月余の2008年6月、抑うつ状態に
>なり自殺。時間外労働が月141時間あったとして、2012年2月、過労による
>自殺と労災認定された。
>
>NPO法人・労働相談センターによれば、「娘を死に至らしめたワタミの業
>務を知る会長、本社の社長、ワタミフードサービスの社長と直接話し合い
>たい」として、昨年9月ワタミ側に面談を申し入れたが、実現していない。
>
>参院選後、労働法制の大幅緩和を目指す安倍政権にとって、渡邊氏は是が
>非でも当選させたい候補だ。渡邊氏が当選すれば、「残業規制の撤廃」も
>「首切り自由化」も、国民から御墨付きを与えられたことになるからだ。
>
>「法律違反を重ねて若者を過労死させた経営者が国会議員になる資格があ
>るのか?」。父豪さんの抗議を安倍首相が聞いたとしても意に介さないだ
>ろうが、多くの有権者の心には重く響いたはずだ。【Livedoor】6月28
>日18:33
>〔情報収録 − 坂元 誠〕
>
>
>
> ◎外国人の間で 日本は社会福祉が最高だ、と話題に。日本に移住した
>い外国人でいっぱい!
>
>【木原稔】民主党の置き土産、外国人への社会福祉問題
>
>一泊二日の日本観光にきた外国人にまで5年間国民保険と子ども手当が支
>給されている。
>
>一度日本を訪れれば本国に帰っても医療費を日本の国保で負担。子ども手
>当ももらえる。
> http://www.youtube.com/watch?v=DScjGw87gws#t=6m20s
> (情報収録・中山)
>
>
>
> ◎弁護士の友人によると、いったん侵害された権利を取り戻すにはそれ
>を予防する時間・金・エネルギーの 何十倍何百倍も必要とする、と。
>
>日本はいったい 何をしてきたのだろうか?
>
>今後、予算・人員、戦略を充実させ、腰をすえてかからねば。同時にスパ
>イ防止法や秘密保護法などで、売国勢力の一掃も必須であろう。
>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>日本の情報・戦略を考えるアメリカ通信 http://www.realist.jp
> 2013年07月01日 「イメージ」こそ「戦略」の要
>共同管理人の和田です。
>
>さて、読者の皆さんも既にご存知かと思いますが、野中広務氏と鳩山由紀
>夫氏の、"売国"的な発言が話題になっています。
>
>自民党OBであり、かつて官房長官も務めた野中広務氏が「尖閣問題は棚上
>げでいくのがいいと、周恩来とも話し合って決めた」と、田中角栄から直
>接聞いたと発言しました。
>
>「私が生き証人だ」という論法は、いわゆる「従軍慰安婦」問題の件で
>の、自ら「慰安婦だった」と名乗り出た、韓国の女性の方と同じ物の言い
>方です。
>
>裏付けのない証言は、証拠としての要をなさない、ということは言うまで
>もありません。
>
>そして、鳩山由紀夫氏は、わざわざ中国に行って、「中国側が(返還すべ
>き領土の中に尖閣諸島が)入ると考えるのも当然だ」と。なぜこの時期
>に、彼はわざわざ中国にご注進をしにゆくのか・・・。
>非常に理解に苦しみます。
>
>いわゆる「従軍慰安婦」問題の件では、当時の河野洋平官房長官が河野談
>話として残してしまい、結局、この点が今に至っても大きなネックとなっ
>て、日本の国益に大きな害を与えています。
>
>このように、あたかも"国内から外国勢力に呼応する者"が後を絶たない以
>上、日本は、これからも、ずっと悩まされ続けることになります。
>
>これまで、日本国内でいわゆる「サヨク」と呼ばれてきた人たちは、要す
>るに、欧米中韓のプロパガンダに乗せられてしまっていたわけです。どう
>いう人がプロパガンダに引っかかるのか?と言えば、
>
>・その知能の低さゆえに、自らの頭脳で考えることができないタイプ。
>
>・良識(偽善)派知識人を気取り、卑屈な精神構造のまま
> そのポジショニングをしたいタイプ。
>
>・外国より何らかの利益供与され操られているタイプ
>
>といったところかと想定されます。
>
>いずれにせよ、これらのタイプの皆さんに共通なのは、日本が嫌いで、と
>にかく日本人を混乱させ、外国発の日本バッシングを継続して欲しい、
>という精神構造をお持ちのところです。
>
>-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
>
>戦後の日本は、GHQによる検閲や公職追放などの制作により実質的に言論
>統制されてきました。
>
>それに伴って、学者達は変節し、主要メディアも、ある意味で"オール・
>サヨク"となってしまいました。その悪しき伝統が、新たな"売国"政治家
>を育てていき、現在に至ります。
>
>私が尊敬する渡部昇一氏が言うように、日本の政治、歴史の分野で、「保
>守」の学者はいないという指摘はかなり的を射ている、と思います。
>
>事実、渡部氏も専門は英文科であ
>↓続きを読む↓
>http://www.melma.com/backnumber_108241_5850127/
>
>--------
>メルマガ解除やバックナンバーは↓
> http://melma.com/backnumber_108241/
>
-----------------
sent from W-ZERO3
解除↓
00552428u@merumo.ne.jp
お小遣いサイト その�
ハッピーマイル
http://happymile.net/touroku.php?i=10247853
その�
トリプルポイント
http://triplepoint.jp/index.php?i=10276868
[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/
バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00552428
配信元:メルモ byGMO
http://merumo.ne.jp/
スマートフォンの方はこちらから登録端末変更をしてください。
http://cgi.merumo.ne.jp/reader/subsc_change.do
0 件のコメント:
コメントを投稿