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>平成25年('13)7月1日 第1847号
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>日本における共産主義運動史
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>平井修一
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>2013年現在、共産主義(社会主義)は思想としても経済政策としても消滅した。かすかに残っている共産主義国はキューバと北朝鮮だが、瀕死の病人が呼吸しているだけのようで、事実上死んでいる。今、共産主義の信者はゼロで、いるのはせいぜい国家というシステムを嫌う「共産主義的人間」くらいである。
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>共産主義はマルクスが諸派雑派の論をまとめあげて19世紀半ばに創った。実に巧みに創ったのだが、核は「計画経済」で、資本主義市場経済を凌ぐ理論と自他ともに認めていた。ところが現実に計画経済を実行してみると全然うまく機能しないのである。
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>トロツキーはレーニンが率いたロシア革命(1917年)で赤軍の大将を務めていたが、スターリンに粛清され殺された。彼が革命から15年後の1932年10月にソ連の計画経済についてこう書いている。
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><『プラウダ』は、年間生産量が250トンから140トンに減少したスターリングラードのトラクター工場の状態を次のように特徴づけている。「機械設備は、基本的な恒常的技術管理がなされていないためにはなはだしく劣化している」「欠陥製品が35%にまでのぼっている」「工場の機械全体がほこりまみれである」「現場では、翌日のことがまったく考えられていない」「手作業的方法が連続的な流れ作業の生産よりも優位を占めている」。
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>ウラル地方の冶金工場は燃料輸送のための独自の馬車輸送隊を持っていた。この年の2月に、保有する馬の頭数は2万7000頭であった。この頭数は7月には1万4000頭に、9月には4000頭に減った。理由はまぐさの不足である。
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>計画化が正しくなされない場合、あるいは実施過程における計画の調整が正しくなされない場合、恐慌が発展し、克服しがたい困難を作り出す可能性がある>
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>トロツキーの懸念は適中した。小麦の播種面積から始まってシャツのボタンに至るまで、誤りのない完璧な経済計画を国家レベルで策定するなど、スパコンを使ったところで人間業では不可能なのだ。家計だって計画通りにはいかない。突然に冷蔵庫が壊れたりして出費は増える、旦那の給料がカットされたりして収入は減ったりする。想定外だらけなのだ。神の手か市場にゆだねるしかない。
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>ソ連では共産党の指示通りにしないと殺されるか収容所送りになるから、ノルマ通りかそれ以上生産したことにし、費用は少なく報告する。それを現場で確認することは不可能だから、嘘の数字がまかり通り、現実にはボタンやまぐさどころか食料もない、資材不足で9割できていた工場もまったく稼働しないという目茶目茶なことになり、1990年代にソ連も東欧も中共も共産主義を放棄し、資本主義市場経済へ舵を切った。
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>共産主義は実際に試してみて「全然使えない」と分かるまでに80年ほどもかかり、1億人ほどが殺されているから、マルクスはとんでもないものを創って世界中の善男善女を惑わしたのである。
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>過去の遺物となったのに「日本における共産主義運動史」を振り返るのは、分かりやすく簡潔な略史がないからで、自分のためにも、また、読者の参考なればと以下まとめてみた——
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>日本では明治維新から30年たった1897年、最初の労働組合が結成され、1900年に治安警察法が制定されて労働運動の弾圧も始まった。1904年には『共産党宣言』が初めて邦訳され、1923年の関東大震災の年には日本共産党が創立されたが、1925年の治安維持法により1945年までは非合法組織だった。
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>1945年の敗戦で日本はアメリカ軍(GHQ)の占領下に入り、GHQの民主化政策の一つが労働組合の育成であったこともあり、戦時中に投獄されていたり活動を沈静化させていた共産主義者や社会主義者、無産運動家、労働運動家が活動を再開、労働運動は活発化し、激しいストライキが頻発し、暴力行為が伴うこともしばしばあった。
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>この中で再建された日本共産党は、戦時中に帝国主義戦争に対して闘ったということから巨大な権威を持ち得、日本共産党の指導のもとに労働運動は急速に拡大した。戦後初期の労働運動は共産主義革命を目指すほどに高揚していったが、1947年には2.1ゼネストがGHQ命令で頓挫、また同年に始まった冷戦の下でGHQが反共を明確にし、1949年までに10万人の党員と30人以上の国会議員を擁した日本共産党はレッドパージにより勢力を弱めた。
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>このGHQの政策転換で右派系・中道系の組合の地位が強まり、また日本共産党の影響が強かった左派系の組合では共産党を排除しようとする産別民主化同盟(民同)が力を得ていった。
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>1950年、民同と右派、中道勢力が合同して日本労働組合総評議会(総評)を結成、その下に多くの組合が集結した。総評は中道・労使協調的な方向で設立されたはずだったが、朝鮮戦争や51年9月8日にサンフランシスコ平和条約が調印されたことに伴う日米安全保障条約をめぐって労働運動を活発化させ、総評は左派色を強めていった。
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>1952年4月28日にサンフランシスコ平和条約が発効、GHQの日本支配が終わる。日本の経済も拡大を見せるが、産業全般にわたる合理化も進められる。その中で左派系組合の運動が先鋭化し、炭労や電産などによる大規模ストが頻発するが、これらの多くが失敗に終わった。
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>1955年頃からの神武景気などで国民生活も戦前並に回復し、「もはや戦後ではない」とまで言われるようになった。労働運動も生活条件闘争に加え、労働環境の改善、権利闘争も多く行われるようになる。
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>戦後に発足した日本社会党は議会で多数派を占めることによる共産主義を目指し、1950年代に躍進した。1955年11月には保守合同で自由民主党が結成され、両党を合わせて「55年体制」とも呼ばれるようになった。
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>革命を志向する労働運動は1959年の三井三池争議と60年に最高潮を迎えた安保闘争で盛り上がったが、日本共産党と対立する社会党は主導権を総評から移して全精力を傾けた。三池争議は、総労働対総資本の闘いと言われた激しい争議の末に組合側が敗北、また安保闘争も激しい反対運動にもかかわらず日米安全保障条約の成立が強行されたことから、絶対反対から政策転換闘争、条件闘争へという方向転換が労働運動にもたらされた。高度経済成長に伴う生活水準の向上もこの流れを後押しした。
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>この間に日本共産党は「直面する日本革命は社会主義革命ではなく、日本の失われた主権を奪回するための民族民主革命」としたが、これに反発する学生を中心に共産主義者同盟や革命的共産主義者同盟など「反日共・反スターリン主義」を標榜して共産主義革命を目指す「新左翼」が支持を集めるようになり、60年安保闘争では社共に代わって新左翼やそれをとりまく市民グループ、学者、知識人の運動が主導権を握っていった。
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>1960年代中盤以降は新左翼が全共闘運動を起こして暴力的な反政府運動、革命運動を展開したが、経済成長により豊かになった国民の支持を得られないばかりか、70年代初頭には閉塞状況のなかで連合赤軍によるあさま山荘事件、日本赤軍によるイスラエルのロッド空港乱射事件、ハイジャック事件、さらには中核派対革マル派に代表される内ゲバ事件などで反発を受け、急速に影響力を失っていった。そして1990年代のソ連崩壊、冷戦終結により日本における共産主義運動は事実上終わった。
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>共産主義者の多くは社会の現実に合わせて変質していき、共産党は共産主義を捨て、社会党は事実上消滅、共産主義運動を職業としていた党員などは現在でも労働組合専従者、社会民主主義者、市民運動家、文化人などと称して細々と生存してはいるが、間もなく絶滅しそうである。(2013/06/30)
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