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2013年8月29日木曜日

Fw: asyu SEN 『日本を疑うニュースの論点』 若い人へ , 何故政治に無関心なのですか。貴方達にはね返ります 孫崎享  : 赤かぶ

>『日本を疑うニュースの論点』 若い人へ,何故政治に無関心なのですか。貴方達にはね返ります 孫崎 享 
>http://www.asyura2.com/13/senkyo153/msg/207.html
>SEN 207 2013/8/29 00:32:01
>投稿者: 赤かぶ
>
>http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/64136830.html
>★孫崎享氏の視点ー<2013/08/28>★  :本音言いまっせー!
>
>
>『日本を疑うニュースの論点』が8月26日出版された。
>
>  「おわりに」を若い人用に書いた。若い人に政治に関心持ってもらい
> たいと思って書いた。
>
> ********************************
>
> 今年7月、70歳を迎えた私は、ほぼ毎日、皇居一周5キロをジョギング
> している。マラソンの完走が目標なのだ。
>
>  体力には自信がある。とはいえ、自分の姿を鏡で見るたび愕然とする。
> 気づかない間に年齢を重ねてしまったものである。
>
>  幸いにして私は、若い世代と話す機会が多い。大学のゼミで講義をする
> こともあるし、講演には若者もたくさんやって来る。
>また、私のツイッターは、大学生なども多くフォローしてくれている。
> 本書のもとになった「ニコニコ生放送」のチャンネルを立ち上げたとき
> にも、会員登録してくれたのは20代が最も多かった。
>
>  将来の日本を背負うのは、こうした若い世代である。彼らには是非、
> 世の中の動きに関心を高めてもらいたいと願っている。
>
>  一昨年に行われた内閣府の世論調査によれば、
> 「今の生活に満足している」人の割合が最も高いのが20代なのだという。
>その割合は75パーセントに及ぶ。つまり、4人に3人の若者が
>生活に「満足」している。
>
>  日本の経済は不況から脱してはいないが、世界的に見れば、生活水準は
>平均をはるかに上回る。犯罪も少なく、戦争やテロの恐怖に怯えて暮らす
> ようなこともない。そう考えれば、満足に値する環境なのかもしれない。
>
>  それでも私は「75パーセント」という数字に驚いた。
> 自分が20代だった1960年代を振り返ると、若者の意識は今と大きく
>違っていたように思う。
>
>  私が東京大学で受けた英語の授業では、ジョン・オズボーンの戯曲
> 『怒りをこめてふりかえれ』を教材に使っていた。
> 英国の階級社会を痛烈に批判し、大きな話題となった50年代の作品である。
>オズボーンら若い作家たちは英国で「怒れる若者たち(Angry Young Men)」
>と呼ばれ、社会現象を巻き起こしていた。
>
>  日本には英国のような階級社会は存在しないし、当時は今ほどの
>「格差社会」でもなかった。それでも私たちの世代は「怒れる若者たち」
>の空気を吸い、社会や体制に対する強い問題意識を持つに至った。
>
>  50人ほどいた大学のクラスで、支持政党を尋ねられたことがある。
> 当時は自民党の一党支配が盤石な時代だったが、自民党支持と答えた
>学生はわずか2人に過ぎなかった。私を含め、学生運動に熱を上げていた
> ような学生は多くない。ごく普通の学生の間でも、安易に体制を
>肯定しない雰囲気があった。
>
>  私が外務省に入省したのは1966年である。入省後、研修所で受けた
>英語の授業ではこんなことがあった。講師を務めていた米国人女性が、
> 「ベトナム戦争で米軍を支持するか」との質問を投げかけてきた。
> 当時はベトナム戦争の真っ只中である。授業を受けていた同期は24人
>いたが、「米軍支持」と答えたのは2人だけだった。
>しかも多くの同期たちから、米国批判の意見が次々と飛び出した。
>そんなクラスの様子を前に、女性講師が顔を真っ赤にして怒りだした
> ことを懐かしく思い出す。
> 彼女には、"同盟国日本"の外交官の卵としてあるまじき姿だと映った
> のであろう。
>
>  外務省に入った私たちは、「体制」側のパスポートを手にしたばかり
> だった。だが、「怒れる若者たち」としての矜持も同時に持ち合わせて
> いた。
>
>  あの頃、日本に溢れていた「怒れる若者たち」は、いったいどこに
>行ってしまったのか。確かに時代は変わった。
>しかし現在でも——いや今だからこそ、若者たちが怒るべきテーマは
> たくさんあるはずだ。
>
>  政府は今、原発の再稼働に向けて着々と準備を進めている。
> 福島であれほどの事故を経験したにもかかわらず、原因究明すら十分に
> なされないままで「再稼働ありき」の方針が独り歩きする。
>
>  TPP交渉への参加も決まった。ISD条項によって日本の主権は
>侵害され、世界に誇る国民皆保険制度も実質的に崩壊していくだろう。
> 貧富の差によって受けられる医療が違い、平均寿命までも所得水準に
>影響を受ける。そうした米国の社会を日本が後追いすることになって
> しまう。
>
>  安倍政権は国民の高い支持を背景に、集団的自衛権の行使容認や
>国防軍の創設を目指している。それが実現すれば、自衛隊は米軍の
>下働きの部隊に成り下がる。イラク戦争のような戦場に、日本の若者
>が派遣される可能性もずっと高まってしまう。
>
>  私自身に残された時間はそう長くない。原発問題にしろ、国防軍の
>創設にしろ、また憲法改正にしても、すべて最も大きな影響を受ける
> のは若い人たちなのである。自分たちの人生が、政府によって狂わ
> されてしまうかもしれない。だが、若者たちの危機感はあまりにも
>薄い。
>
>  もう一度、悲惨な原発事故が起きて自らが被害にあったり、
> 必要な医療が実際に受けられなくなったりしない限り、我が事として
> は考えられないのだろうか。そのとき初めて危機が存在したことに
>気づいても、もはや手遅れである。
>
>  未来予測とは、目に見えるものではない。自分で考えて、初めて
>立ち現れる現象である。考えない人には、無縁のことであると
>言ってもよいだろう。そして、本書で私が繰り返し行ってきたように、
> 目の前の情報を「疑う」ことがその第一歩となる。
>
>  歴史とは、現在、そして未来を理解するためのものだ。
>だから私たちは、過去から学ばなければならない。
>とりわけ若い人には、歴史に目を向け、そこから将来について考えて
> もらいたいと思う。
>
>  価値観や関心を共有する身近な人たちとだけ付き合い、ツイッターや
> フェイスブックで日々の生活について語り合う。
>そんな生活を送っていれば、とりあえず居心地は良いかもしれない。
> 誰かとぶつかり、傷つくこともなく、今の生活も悪くないと感じても
>当然だ。
>
>  だが、その居心地の良さとは、私たちの先人がつくってくれた環境の
> おかげなのである。しかし、社会や政治に関心を持たず、自らの努力を
>怠っていれば、居心地の良い環境は砂のように私たちの手のひらから
>零れ落ちていってしまうだろう——。
>
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>
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