>┗■ 民主党 参議院議員 やまねりゅうじメールマガジン
> ▼ 2012年 2月16日発行号
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>◇ランチのお誘い(2月13日)
>
> モロッコのアルール大使とは奥様と名刺交換させてもらったりしていて、どこか波長が合いパーティーなど
>で出会った時、気軽に話をさせて頂いている。「今度、大使館においで下さい」とのお誘いを受け、「モロッ
>コ料理でご馳走して頂けるんですか」と冗談っぽく受け流させて頂いたら、スタッフを通じて、何度かご招待
>下さっていた。先日、正式にお受けさせて頂き市ヶ谷の大使館に伺ったら、気遣ってもらい、他に7名の大使
>も誘ってくれていてアフリカ、中東問題を幅広く意見交換、情報交換ができて、とても有意義なランチとなっ
>た。ランチといってもかなりボリュームのあるもので、太り過ぎを気にしている私にとっては、数日間かけて
>体重調整を心がける程のご馳走だった。
>
> 大使の令夫人は日本人で、飾ってある写真を見て改めて、「美しくてとても優しい方で、ご結婚されて幸福
>ですね」と言わせて頂いたら、心から『本当に!』という感じで「ハイそうです。ありがとうございます」と
>大きく頷いておられた。
>
> さて、ご馳走になった上、様々な話も聞けたのだからこんなラッキーなことはなかった。シリアのこと、イ
>ランのこと等々、各国大使の様々な見方や考え方は、大いに参考になった。外交上のことで出席者や話の内容
>は割愛せざるを得ないのが残念!
>
>
>◇クイズダービー元回答者 篠沢秀夫先生の主張(2月12日)
>
> クイズダービーに出ていた篠沢秀夫さん(学習院大学名誉教授)が難病で寝たきりの状態にあることは知っ
>ていたが、どんな人生を歩まれてきた方かは全く知らなかった。現在は筋萎縮性側索硬化症で話すことも出来
>ず、食べることもできないといった状況である。それでもテレビでクイズ問題に間違った回答でも笑顔で流し
>ていたあの姿勢と代わらない人生のとらえ方をしておられるようだ。奥様の協力によって寝たきりでも既に3
>冊の本を上梓し、今度はフランスの作家モーリス・ブランショの大長編小説『謎の男トマ』の翻訳の仕事にと
>りかかっているという。
>
> そのエネルギーと笑顔はどこからもたらされてくるのだろうか。
>
> 雑誌(致知)の中でご自身が告白されているが、大学院修了後すぐに結婚した奥さんとパリからイタリアへ
>の車でのドライブ中、事故を起こし、同乗していた奥さんは即死し、本人も腸が破裂して開腹手術をしている、
>とのこと。その後、再婚されたが先妻との間にできた長男を2人で大切に育てていた矢先、15才になった息
>子さんを今度はバスケットボール部の合宿中、高波にさらわれ水死するという、いたましい悲劇に襲われてい
>る。
>
> にも拘わらずのあの笑顔。
>
> 篠沢さんは「人生、何事も上手くいくとは限りません。一時の成功も振り返れば大したことではないと気づ
>いたり、失敗して打ちひしがれることもあります。けれども心の苦しみについては、語らないことで耐えるし
>かありません。悲しみはじっとこらえ、やり直して明るく前へ進めばいいのです」と語っているが、何故、そ
>うできるのかが解らない。
>
> 自分は古代の心で生きている、という。ありのままの自然環境を受け入れて、伸びやかに仲良く生きていた
>であろう古代人。古代の心では、目に見えることしか分からないけれど、それでいいのだと篠沢さんは言う。
>今ある環境を楽しみながら、一歩、又、一歩前進を続けるというこの方はもう、天使なのだと思う。
>
>
>◇気軽な昼食会(2月14日)
>
> キューバ、グアテマラ、ニカラグア大使による合同昼食会にお招きを受けた。各国大使とお会いする時は、
>ご本人のプロフィールやその国の現況などのレクチャーを受けた上での面談となる。3大使との会談も同じよ
>うに役所から一応レクチャーを受けたが、既に訪問時に勉強しているし、現地も見てきているので、気軽だっ
>た。
>
> そこで色々な問題で談論風発、かなり盛り上がって話し込めた気がする。
>
>
> さて、現地での要人との会談というものは、双方ともに事務方がしっかりメモをとっているので、以降は現
>地政府の事務方や日本側の大使等と懸案の事項につき、会談内容を基に新たな交渉を展開することができる。
>
> 外務省に入る前は感覚的にまだ理解できないでいたが、首脳や要人同士の会談の意味の大きさは改めて理解
>することができた。帰国して又、在京大使と話し合えたことは、より私にとって3国が身近なものとなった。
>
>
>◇漢字のこと(2月15日)
>
> "外務省"とは決して間違えることなくいつでも書いているが、時々、これがおかしくなる時がある。"務
>"の字の中にある「力」を「ホ」と書いてしまいそうになるのだ。又、"副大臣"という漢字にしても間違い
>のないものの筈だ。ところが、いざ、他人に注視されて何かの折りに記帳する段になると緊張して、副大臣の
>"副"を"福"と書いてしまいそうになったことがある。毛筆だから消すわけにもいかないので、直ぐに気づ
>き超太字にしてごまかした事が3度程ある。何とも恥ずかしい話だが、政治家はいつも平静でなくてはと記帳
>の折は、特に自分に言い聞かせている。
>
> メルマガを書く時も記憶が不確かな漢字の時、この頃、辞書も引かずカタカナにしておき、スタッフに調べ
>てもらっているので余計、漢字を忘れかけてしまっている。漢字の検定試験でも受けようとしない限り、改め
>て憶えようという意欲も出ない。しかし、チョットした折、支障が出てきている。反省。
>
>
>◇東日本大震災をどう受けとめるべきか(16)(2月16日)
>
> 私が副大臣に就任してから外国の要人で初めてお目にかかる方には、先ず冒頭、大震災に対し暖かなお見舞
>いのメッセージとご寄付を頂いた事に対して謝意を表させて頂いている。
>
> 世界で200ヶ国と地域を越えるところからの哀悼の意の表明と寄附が被災国一国に寄せられたのは、恐ら
>く人類史上初めてのことではないだろうか。これは単にODAで開発途上国を支援してきたことだけではなく、
>日本及び日本人の真摯さ、誠実さに対する世界の評価と私は受けとめることができるのだと思う。
>
> それは私自身、この半年間、世界中の指導者の方から被災後の日本人の在り方、振る舞いに対して多くの賞
>賛の言葉を頂いてきたから素直にそう思えるのだ。
>
> 前号ではイスラム教のことを書いたが、私は先月にはパレスチナとイスラエルを訪問し、両国に横たわる重
>い課題について論議してきた。そして、ここでも3・11と日本人に対し、心からなるお見舞いの言葉と賞賛
>の言葉を頂いてきた。
>
> さて、イスラム教徒の99%は、この世で良い行いをしていれば来世は天国に行ける、と信じているという。
>仏教も又、善因善果、悪因悪果を説いている。
>
> それでは、3・11で犠牲となられた皆さんは良い行いに欠けていたと言えるのだろうか。私は答えは否だ
>と思っている。
>
> 昨日、土・日ではこのところ床屋さんに行けず、髪の毛がかなり長くなってきたので議員会館内にある理髪
>店で髪を切ってもらった。そこの理容師さんは福島でご夫婦で理髪店を営んでいたが、津波で店を流され仕方
>なく上京して2人で別々に都内で理髪店に勤め始めたのだそうだ。もうすぐ50才に届こうという年齢に達し
>たご夫婦にとり、今更、人に仕えることには当初、抵抗があったというが、今では境遇を素直に受け入れるこ
>とにしたという。そこで私は聞きかじりだが、「易経ではそんな時、人に仕えるのではなく"今"という時に
>仕えるのだと説いてますよ」と話させてもらった。
>
>
> 議員会館勤めの理容師さんは奥さんの方である。その奥さんのご両親が津波に呑み込まれ亡くなっている。
>ご両親はお人好しで誰からも愛され尊敬されていたと涙ながらに語ってくれた。
>
> 私は二元論的に人間を良い人と悪い人に分けられるものではないと思っているが、良い人も悪い人も、老若
>男女も、豊かな人も貧しい人も、健康な人も病の人も、信仰の篤い人も無神論者も、区別なく津波は人間をさ
>らっていったのだと思う。
>
> それでは、イスラム教や仏教の説く因果応報はどうとらえるべきなのだろうか。
>
> 私は天のなされることは人智をはるかに超えたところで止揚されているように思えてならない。例えば今世
>という限られた時間の中では不条理と思えることも、時間を200年、300年の中で諸相が見えれば、きれ
>いに条理が尽くされているのかもしれない。
>
> あるいは、我々には過去世の記憶はないが、死後の世界はもっと穏やかな懐に包まれるような大安心が覚え
>られる幸福感に満ちたものなのかもしれない。
>◎民主党 参議院議員 やまねりゅうじメールマガジン
> のバックナンバー・配信停止はこちら
>⇒ http://archive.mag2.com/0001000777/index.html
>
-----------------
sent from W-ZERO3
解除↓
00552428u@merumo.ne.jp
お小遣いサイト その�
ハッピーマイル
http://happymile.net/touroku.php?i=10247853
その�
トリプルポイント
http://triplepoint.jp/index.php?i=10276868
[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿