住民票ガイド

2012年9月3日月曜日

Fw: 峰崎直樹「官邸お庭番日誌」Ver.2第52号

>皆さんこんにちは!峰崎直樹です。
>今まで名刺等交換させて頂いた方々や、御支援を頂いた方々に配信させて頂きます。
>恐縮ですが、メールの配信をご希望されない方は「配信停止」をsapporo@minezaki.net までご連絡ください。
>また、ご質問、ご意見がございましたら、あわせて上記のアドレスまでご連絡ください。
>☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆◆☆
>官邸お庭番日誌ver2第52号 
>2012年9月3日
> 野田内閣が成立して1年を迎えようとしている。ちょうどこのお庭番日誌がver2として発行したのが
>昨年の9月5日で、以降52週間経ったことになる。時間がたつのは早いものである。先週参議院で野田総
>理に対する問責決議案が提出され、野党側は公明党が棄権する中で賛成多数をもって可決された。不可
>解なのは自民党の態度であり、自民・公明両党を除く野党が提出していた「三党合意が問題だとする問
>責決議案」に対して賛成するという、常識では考えられないような対応には、正直言って自民党内の内
>部矛盾も相当高まっていることを予想させてくれる。
>        □問責への自民党の対応は無責任、公明党の信頼感高まる□
>先週号では、民主・自民・公明三党が合意した意義について、大連立の萌芽ではないか、と評価をしたの
>であるが、率直に言って自民党内での三党連立に対する評価があまりにも弱かったことに唖然とせざるを
>得ない。公党間で約束したにもかかわらず、その合意を公然と批判する問責決議に対して賛成するという
>ことは、「天に向かって唾する行為であり」どう考えても理解しにくい。谷垣総裁は、昨日のNHKの日曜
>討論でのインタビューでは、問責はありながらも三党合意については守っていくことを言明されている。
>どうにも歯切れが悪く、まことに理解しかねるわけで、この問責に対して棄権をした公明党の方が筋は
>通しているし、はるかにわかりやすい態度であった。この間の公明党の対応は、自民党に比べて一貫して
>おり、責任ある政党としての信頼感が高まっている。
>               □谷垣総裁の再選には赤信号が□
> おそらく、自民党内の事情を察するに、一つは参議院自民党が衆議院自民党に対して暴走したというこ
>とはあるのだろう。かねてより、参議院自民党は、細川連立政権を参議院での攻撃によって打倒したとい
>う成功体験から独自性を強める傾向にあったし、民主党政権樹立以降には、野党になっても参議院での与
>野党逆転状況を作り出しているだけに、鼻息が荒くなったこともあろう。ただ、それを含めて谷垣総裁の
>下で自民党としての態度は決定されているわけで、今後の自民党総裁選挙において、今回の問責賛成に断
>を下したことには批判が強まり、自らの再選に問題が残るに違いない。本来的には谷垣総裁になって、参
>議院選挙をはじめ各種選挙でも勝利しているし、大きな落ち度があったわけでもない。また、民主党に対
>するマニフェスト違反の追求を含めて、その論理は一貫していただけに、どうして次の自民党総裁候補と
>して盤石な力を示されないのか不思議であったが、最後の局面にきての今回の決断は、やや致命的なこと
>なのかもしれない。民主党政権が弱体化する中で、自民党が再び政権が取れそうになっているだけに、野
>党時代の総裁には谷垣さんでよいとしても、総理になれる総裁となると、そこは激しい党内の権力闘争に
>なっていくのであろう。
>         □自民党総裁選挙による「三党合意の行方」が心配□
> ただ、考えたいのはこの三党合意の行方である。今、自民党内からは安倍元総理や石破元政策調査会長
>なども名乗りを上げておられ、報道によればこの二人の候補間で提携していこうという動きがあるやに聞
>く。また、安倍元総理については、大阪維新の会との提携をしていくことを、双方の側の関係者が認めて
>きている。それだけに、安倍総理誕生ということになれば、民主党と合意した消費税の引き上げすら破棄
>されかねないわけで、今度の自民党総裁選挙の行方は実に重大である。石破元政調会長が、三党合意にど
>ういう態度を取られているのか、いまだ不明ではあるが、安倍・石破連合が成立すればそのあたりが怪し
>くなる。自民党総裁選挙の動向は、まだいろいろな方たちの出馬が予想されており、今後どのように展開
>していくのか不明な点が多い。今後の動向について十分ウオッチしていく必要がある。
>          □民主党代表選挙後、政界の流動が続く可能性大□
>他方、民主党の代表選挙の動向であるが、野田総理は先週のNHKの報道特集に出席し、代表選挙の出馬につ
>いて国谷キャスターから聞かれ、「想像はつくでしょう」と事実上の出馬を表明されている。問題は、対
>抗馬であり、今のところ有力視される候補が見当たらない。それでも、どうしても対抗馬を立てようとす
>る動きは続いており、これまた今週の会期末を過ぎるまでにはその動向も定まるだろう。野田代表の勝利
>はほぼ確実とはいえ、問題はその後の動きであろう。消費増税に反対し、原発の稼働に反対し、TPPへの参
>加に反対するかなりの議員が民主党から離脱する動きが予想されている。特に、衆議院議員は秋の解散・
>総選挙に向けて、このままでは戦えない、として別の党からの出馬に動く議員が出てくるとみられている。
>すでに、大阪維新の会の政党化に向けて、元官房副長官などが離党を表明されているし、8日にも予定され
>ている大阪維新の会の東京での拠点づくり以降、様々な政党・政治家の離合集散が進められ、選挙直前に
>はそれらの動きが収斂されるのだろう。その際、三党合意を維持し、それを前進させていく「社会保障・
>税一体改革」の路線なのか、それと真っ向から批判をしていく路線なのか、明らかになってくるに違いな
>い。
>         □消費増税に賛成48%、反対48%、NHK8月の世論調査の意味□
>その時、公明党が三党合意の当事者としての責任を自覚して行動することを明言しており、選挙協力をす
>る自民党との関係を維持するとすれば、自民党の総裁が誰になるのかによっては混乱するとしても、方向
>としては三党合意の方向に進んでいく以外にはあるまい。とはいえ、政治の世界は一寸先は闇なのであり、
>どのように展開していくのか、まったく予断を許さない。日本の行く先は、巨額の財政赤字を累積させて
>おり、どのようにして少子高齢社会の進展する中で社会保障の拡充と効率化を図り、財政と社会保障制度
>の持続可能性を実現させていけるのか、まことにナローパスしか残されていない。そうした中で、景気さ
>えよくなれば、とか、予算編成の仕組みを変えれば、とか、無駄を省けば、といった無責任な財政運営に
>政治を委ねるわけにはいかないのだ。ここは、何としても三党合意の継続とともに、引き続いて日本の国
>に対する責任を持てる政治勢力が力を合わせる以外に道はない。NHKが実施した8月の世論調査では、三党
>合意をした「消費税の引き上げ」に対して、賛成48%、反対48%とあい拮抗している。国民に増税をお願い
>することに対して、半数の方たちの賛成があるという事実に国民の成熟度を見る思いがする。日本国民の
>健全性が、いかんなく発揮されているとみてよい。
>         □「三党合意」、世界の中の立ち位置は誇って良い□
> 目を海外に移してみるとき、日本の野田内閣が実現した消費税率の引き上げや社会保障改革の道筋をつ
>けたことが、画期的なこととして浮かび上がってくる。アメリカでは、大統領選挙を前にして激しい選挙
>戦が繰り広げられているのだが、オバマ大統領にとっても失業率が8%台と高止まりしており、経済政策の
>評価は厳しい。一方のロムニー候補の方は、小さな政府、減税というかつてのレーガン時代に戻そうとす
>る政策姿勢を鮮明にしてきている。いずれにせよ、「財政の壁」といわれる危機的状況が放置され、今の
>まま議会の対立が続けば来年からの緊縮財政は不可避となっており、アメリカ経済を大きく低下させるこ
>とは間違いないわけで、議会での妥協の余地がどのように進められるのか、多難な状況である。また、EU
>においてもギリシアからスペインへと財政・金融危機が飛び火し、EUとして有効な対策を打てないまま今
>日に至っている。そうした中で、今月12日ドイツ最高裁判所の判決が注目されている。それは、ギリシア
>やスペインなどに対する財政支出をドイツ政府として容認できるのかどうかが争われており、もしドイツ
>最高裁がNOを突き付けられれば、EU経済危機の解決が遠のき、さらなる金融危機が進展すると言われてい
>る。日本も安心はできないのであるが、決められない政治からようやくきめられる政治へと転換しつつあ
>るわけで、この流れをさらに一層進展させることこそ、世界に対する貢献でもある。この秋には、G20とIMF、
>世界銀行の合同の会議が東京で開催されることになっている。野田総理は、堂々と胸を張って出席し、世
>界の経済危機に対してその解決に向けたリーダーシップを発揮しうるポジションに立っていることを自覚
>すべきだろう。
>
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>峰崎直樹プロフィール
>1944年10月14日生
>1992年参議院北海道選挙区初当選
>〜2010年 参議院議員3期18年任期満了
>2009年財務副大臣
>現在 
>内閣官房参与
>◎峰崎直樹 官邸お庭番日誌
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