Fw: 年頭所感�自民党政権復活について

> 昨年末の総選挙は一年を締めくくるにふさわしいビッグイベントであったが、結果は少しも目新しさを感じさせない安倍自民党内閣という旧来の勢力の復活であった。
> それ故、この政権交代は、３年前の民主党政権交代時のような熱気も感動も無く、劇的な出来事として、時代の躍動を感じさせるものが無い。これは、一度就任した人間の再臨である事もさることながら、自民党政権という旧来の変わりばえのしない勢力の復活だからである。はっきり言って、これは反動政権であって、その本質は役人によるカウンタークーデタの総仕上げであり、この安倍自民党内閣はカウンクーデターによってできた政権である。そして、早速、原発新規建設・オスプレイ自衛隊配備・ＴＰＰ参加交渉の表明と、反動の反動たる所以の政策を次々と打ち出しては、国民に対してキバをむき出してきている。経済に関しても、日銀に金融緩
和の圧力をかけ、意図的に金融バブルを演出しようとしている。経済と言えば株高・円安を演出する事だと勘違いし、国民所得の向上と、実体経済の消費を拡大する事には頭がいかない経済オンチぶりである。国民生活を破壊するのみでまさに暗澹たる気分にさせる内閣である。護民＝国民の生命・身体・生活の保護という政治の本質から目を逸らし、領土問題を煽る報道に乗せられ、形だけの似非国防論議を説き、金融グローバリズムの観点から株・為替の金融操作のみを語るだけで、国民経済の発展という観点が無い。行き着く先は、デフォルトが予想される欧米経済と共倒れの未来である。昨年の衆議院選挙は、こうしたアメリカ追従一辺倒守旧派勢力とのしが
らみを切る絶好のチャンスであったが、残念ながら、守旧派勢力そのものの安倍自民党政権の復活という結果に終わった。
> しかし、この反動政権は必ず行き詰まる。彼等のよって立つ金融グローバリズムは既に終わりを告げる時代に来ているからだ。
> そもそも、この安倍政権を不正をしてまで成立させなければならなかった時点で、彼等守旧派の自壊現象は始まっているのである。
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