住民票ガイド

2011年12月21日水曜日

Fw: メルマガ・日本一新第80号(予備会員)

>日本一新の会 メルマガ配信
>━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>                    第80号・2011/12/22
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>顧問:戸田邦司
>発行:平野貞夫
>編集:大島楯臣
>
>☆本号は無限拡散希望につき、一切の転載許諾を必要としません
> ので、ブログをお持ちの方はよろしくお願い申し上げます。
>
>☆重ねてではありますが「維持会費」のご協力を、よろしくお願
> い申し上げます。
> 子細は、http://nipponissin1.blog136.fc2.com/ 「入会申込」
> を参照してください。
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>      <メルマガ・日本一新第80号>
>
>◎「日本一新運動」の原点—87
>
>              日本一新の会・代表 平野 貞夫
>
>○ 続・『平野貞夫』の消費税制度物語!
>
> 前回の「消費税制度物語」には多数の会員からご意見をいただ
>いた。憲法違反の「小沢裁判」が、次々と新しい展開をみて、司
>法の不条理さが国民の前に現れているが、まずは「消費税制度物
>語」を続けたい。
>
>(消費税導入論議の始まりを知ろう)
>
> 昭和40年代になって学会や専門家の中で、EC型付加価値税
>(消費税)をめぐって論議が行われるようになる。
> 昭和41年3月、福田赳夫大蔵大臣が「直接税を軽減し、財政
>需要に応ずるという二つの側面から間接税を増税したい」と発言
>した。この年に「新経済社会発展計画」が閣議決定され、その中
>に「消費支出と経済取引につき、広範囲・低率の負担を求める一
>般売上税、ないしは付加価値税の適否」を検討すべきとの方針が
>あり、政府税制調査会で議論されるようになる。
> 私が消費税問題に関わるようになったのは、昭和48年5月、
>前尾?三郎氏が衆議院議長に就任し、議長秘書を務めるようになっ
>てからである。前尾議長は大蔵官僚で、敗戦から占領時代に大蔵
>省主税局長を勤めた人だ。衆議院議長に就任したものの、肝心の
>国会運営に関心を持ってくれないので苦労した私は"戯歌"(ざ
>れうた)をつくった。「1に酒、2に書物、3に消費税、4・5
>がなくて、6に国会」と・・・・。
> とにかく、毎日消費税の必要性について聞かされた。占領軍か
>ら進駐費を賄うための増税を強要され、それに抵抗したために造
>幣局長に飛ばされた人で、『税金の神様』といわれた人物である。
>「一般消費税導入論者」で、議長公邸に、「キャッシュレジスタ
>ー」(=スパーなどのレジー)を持ち込んでテストをするぐらい
>の熱心さであった。
> 昭和48年秋、与野党国対委員長を伴って、西欧諸国の議会制
>度や国会運営の調査に行った。前尾議長が最も熱心に調査したの
>は"消費税の実態"であった。スウエーデンの首都、ストックフ
>ォルムを訪問中、国会の前でデモをやっている集団に出くわした。
>聞いてみると、チョコレートの消費税20%を23%に上げるこ
>とに反対するデモであった。よく調べてみると、スウエーデンの
>消費税は複数税率でビスケットは15%とのこと。それより高級
>で美味しいチョコレートは20%で、それをさらに3%あげると
>いうことだった。要するに、贅沢品や高級品・嗜好品の消費には
>高い税率を負担して貰おうという思想である。
> 大平首相は、昭和54年9月に行われた衆議院総選挙で「消費
>税の導入」を自民党の公約としたが、これには裏話がある。前尾
>元議長と大平首相は、ともに池田勇人元首相と深い関係で、宏池
>会という自民党派閥に属していた。池田さんの参謀というか、相
>談役が前尾さんで、池田大蔵大臣の秘書官が大平さんで、いわば
>弟子であった。宏池会の初代会長が池田さん、二代目が前尾さん、
>そして三代目が大平さんとなるが、前尾さんから大平さんに交代
>するとき、必ずしもスムーズなものでなく、クーデター的なもの
>であった。
> 前尾議長と大平首相の軋轢を正常にすることが、周囲の人たち
>の念願であった。さまざまな根回しが行われ、最終的には昭和5
>4年8月の末、二人が会談し、前尾さんの要請で「一般消費税の
>導入」を総選挙の公約とすることになる。会談の直後、前尾元議
>長が私に話してくれたことは、
>
>(1)法人所得税による財源確保が、国際化によるタックスヘイ
>   ブン(税避難)で困難になっている。
>(2)社会保障費が増大しており、直接税による増収は限界であ
>   る。
>(3)日本の税制の基本は占領下のシャープ勧告にあり、豊かな
>   社会になり個人消費が経済に大きなウエイトを占めるよう
>   になった。
> ことなどを挙げ、早い機会に消費税を導入すべきだということ
>で合意し、総選挙の公約となった。
> ところが、総選挙が始まるや「消費税の導入」はきわめて評判
>が悪く、大平首相が遊説先で「消費税導入」の公約を撤回するこ
>とになる。それは同年9月26日のことだった。前尾さんは「そ
>れでも政治家か」と怒り、自分は公約を撤回しないとして、京都
>の選挙区で「消費税導入」の必要性を訴えた。結果は落選で、わ
>ずか120票の差であった。大平首相率いる自民党は振るわず、
>かろうじて過半数を維持したものの、"40日抗爭"といわれる
>党内抗争が起きる。大平首相の続投を阻止するグループは、福田
>前首相を首班に擁立した。第89回特別国会では自民党から二人
>の首相候補を出して衆・参両議院で決選投票まで行った。大平首
>相が勝ったものの、自民党の対応は議会政党といえるものではな
>く、厳しい批判を受けたが、これも消費税導入論がもたらした混
>乱であった。
> この年の12月には衆・参両議院の本会議で『財政再建に関す
>る決議』が行われ、「財政再建は一般消費税によらず、行財政改
>革・税負担公平の確保、税制の見直し等を財源とする」という趣
>旨であった。
>
>(中曽根首相の売上税失敗は国民を騙したこと)
>
> 大平内閣の失政で「一般消費税」(間接税)問題は数年足踏み
>した。中曽根内閣の「売上税問題」として政治の場に出るのは、
>昭和60年代になってからになる。中曽根首相は昭和61年6月
>に、憲法違反の疑いのある衆・参同日選挙を断行し両院で過半数
>を得て、政局のイニシアチブを握る。選挙中には「国民が反対し、
>党員も反対するような大型間接税と称するものは、やる考えはな
>い」と公約した。ところが選挙で勝利して、総裁任期を一年延長
>し、年末になって「売上税の導入」方針を決める。
> 昭和62年の第108回通常国会に「売上税法案」を中曽根内
>閣は提出し、国会は大混乱となる。野党各党は「中曽根首相は嘘
>つきだ」と抵抗し、売上税法案は議長斡旋で廃案となる。そして
>各党間での「税制改革協議会」で抜本的改革について報告書をま
>とめる。この年の10月に中曽根首相は退陣し、竹下登氏が自民
>党総裁・首相となり、竹下首相の手で本格的税制改革に臨むこと
>になる。
>
>(竹下首相の消費税に対する真摯な姿勢)
>
> 竹下首相は消費税を国民に理解してもらうため政治生命を懸け
>た。その代表的な努力は自ら消費税に対する「6つの懸念」を提
>示したことである。
>
>(1)逆進性。
>(2)不公平感。
>(3)低所得者への加重負担。
>(4)税率引上げの容易さ。
>(5)事務負担の増加。
>
>(6)物価の引上げ(便乗値上げ)
> について、丁寧に説明した。さらにその後、
>
>(7)商品価格に転嫁できるか。
>(8)消費者が負担した税が確実に納付される保証があるのか。
>(9)地方税の減収により地方財政運営に支障が出るのではない
>   か。
> の3つが増えて「9つの懸念」となった。これらの懸念を解消
>するため、竹下首相は消費税法案を審議中の昭和63年10月に
>「行財政改革の推進」について政府の基本方針を決定した。
> 竹下首相は平成元年4月1日に消費税制度を施行したが、4月
>25日、本予算成立を担保にリクルート事件の責任をとって退陣
>を表明した。
> 竹下首相の消費税に対する思いは「9つの懸念」を解消するた
>めの「抜本的見直し」と、「財政の赤字を理由に税率を上げる癖
>がつくと国は潰れるよ」という警告であった。現下の消費税増税
>論議にはまったく活かされてなく、実に残念である。
>
>(野田首相と藤井税制調査会長は反省すべし)
>
> 消費税制度は、税率のありかたも含め、抜本的改革が必要であ
>ることは誰よりも私自身が理解している。それは消費税問題の入
>り口から関わり、関係者の苦悩をよく知っているからだ。
> 税制改革は行政ではなく、歴史観に基づく高度な政治判断が必
>要であり、そのためには次の絶対条件が前提となる。
>
>(1)西欧諸国で高税率の消費税が実施されているのは、政治や
>   行政がすこぶる健全で、国民の信頼性も高く、特に公正公
>   平の税制が機能しているからだ。我が国では、そのための
>   統治に関わる人たちの姿勢ができていない。政治家も、そ
>   して財務官僚もまずそこを改めること。
>(2)国民を騙して大幅に税率を上げることは、絶対に行っては
>   ならない。政権交代の公約をことごとく踏みにじり、先の
>   参議院選挙で否定された、消費税増税を強行することは、
>   消費税制度そのものの信頼性を失わせることになる。
>(3)竹下首相の懸念にもあるように「税率引上げの容易さ」に
>   乗じて、財政赤字の解消というなら国民生活をどん底に落
>   とし、国を潰すことになる。赤字の原因(抜本的行財政改
>   革)を治癒することが先だ。
>
> 野田首相の育ての親は、藤井税制調査会長だ。私とは40年来
>の知り合いで、内12年は政治的同志だった。行政については優
>れていたが、政治的見識に欠け、官僚的発想が抜けない人だった。
>それがクリアーできずに、首相の椅子を逃した人物であった。
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>事務局雑話
>
>年が明けると、代表の著作が次々に上梓される。1は「議会史」、
>2は「消費税」で、この2冊は既に予告されていたものの、激務
>に並行する諸作業で出版が遅れている。
>事務局が最も期待するのは3の「平野貞夫日記」である。60年
>安保当時、在学中は学生運動に没頭し、その流れからデモ隊側に
>いるはずの若者が、衆議院事務局に奉職して、その一部始終を議
>会側から観察していた。おそらくは複雑な心中であったと思う。
>こんな思いから始まった奉職と、代表独特の在り方が相まって、
>衆議院事務局の中でも特異の存在となり、若くして副議長秘書、
>議長秘書に抜擢される。先の雑話に「他人事のように書いている
>が」と事務局は書いたが、この時期、与野党の様々な合意文書を
>始め、政策・提言に関わる文書の多くは平野代表が起草していた
>ことを知っている民主党国会議員は少数だろう。今号に出てくる
>「財政再建に関する決議」「行財政改革の推進」もその中の一部
>に過ぎない。「平野貞夫日記」にはそんな話題が無数に出てくる
>に違いない。数々の難事を差配し絶えず憲法と対比し続けた類例
>のない逸材を、混迷する国会は今こそ活かすべきではないか。
>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
>16日朝「今、定期検診をうけに行く車中だが、少し大事な話が
>あるので、帰ってから電話をかける」と連絡があった。
>私にとっては「ホホウ」である。あれほど医者嫌いの御仁が自分
>の意思で行くのだから、余程心境の変化があったのだろう。
>実は数日前、奥様との会話で「三つ児のわがままだったら、ほっ
>ぺをつねってでも連れて行くのですが、何しろ後期高齢の頑固者
>ですからね、ホホホホ」と二人して笑ったばかりだった。
>あの顔で、ほっぺたをつねられている画を漫画家の山藤章二さん
>に描かせたらと、不謹慎なことを夢想した。
>続けて「20歳前は、高知の片田舎の良質の食材で育っているか
>ら、基礎体力はあるんですよ」とのことだった。「そうです、野
>生ですから?」と私は返した。「まぁ、旨いことおっしゃる」な
>どの馬鹿話がしばし続いたが、落ちは「やっぱり野生の古狸」と
>二人して合意した。初回面会時に命名した「狸」が、戸田顧問と
>の会話で「古狸」に出世し、奥様との会話で「野生の古狸」まで
>上り詰めたから、これが最高位だろう。
>続けて奥様は「もう10年は現役で働いて欲しいと願っています」
>とのこと。やはり女性はツヨイ。
>
>因みに、主治医は東大内科卒の院長T先生で、メルマガの愛読者
>でもある。従って事情はご賢察であり、「取扱厳重注意」も首に
>ぶら下がっているから、暫しは安心である。
>
>と、ここまで書いて終わりのところに戸田顧問の電話。
>「平野さんが事務所にひょっこり現れて『実はなぁ、あの時は、
>肺炎だった』と今頃いうんだよ。まったくどうしようもねぇな」
>だった。私には、水沢からの電話の時、本人の弁で「軽い肺炎」
>といったのだから、やはりあしらわれていたようだ。
>
>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>
>週明け27日(火)の平野代表を囲む「日田ミニ懇談会」に、近
>在の某県議会副議長が出席することになった。しかも自民党在籍
>である。平野代表に伺いをたてると「民主党のための日本一新運
>動ではないのだから、大いに歓迎」とのこと。遠く宮崎からT氏
>ご夫妻、熊本3区候補者の本田浩一郎さんと、熊本女将ネットの
>堀女史。地元からは初期の日本一新運動参加者に加えて、小鹿田
>焼窯元のワルなど、顔ぶれも多士済々で、日本一新の会としては
>少し毛色の変わった「ミニ懇談会」となる模様・・・。
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>            次回の定期配信は、12月29日です。
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━END━━━━━
>
>
>配信不要の方は、下記アドレスより配信停止を行ってください。
>
>******************************************
>日本一新の会
>
>メルマガ配信登録・解除はこちら
>http://www.nipponissin.com/regist/mail.cgi
>
>******************************************


-----------------
sent from W-ZERO3
解除↓
00552428u@merumo.ne.jp

お小遣いサイト その�
ハッピーマイル
http://happymile.net/touroku.php?i=10247853

その�
トリプルポイント
http://triplepoint.jp/index.php?i=10276868


[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/

バックナンバー
http://bn.merumo.ne.jp/list/00552428

0 件のコメント:

コメントを投稿