>> 昨日は、函館市内で、
>> 恒例のハーフマラソンが開催された。
>>
>> 4千人をこえるランナーが、
>> 秋晴れの函館を走り抜け、
>> 市内の随所で、
>> 来函されたランナーが交流する姿が見られた。
>>
>> ランナーにとっては、
>> 気温は高めだったかもしれないが、
>> 街を歩く市民には、
>> 暑くも寒くもない最高の一日だった。
>>
>> 一方、今日は沖縄を除いて、
>> 全国的に雲が多く、下り坂の天候となる。
>>
>> 夜明け前の函館も、弱い雨が降っている。
>>
>> 気力を充実させて、
>> 9月の最終日を過ごしたい。
>>
>>
>>
>> 1)原子力問題
>> 27日の衆院経産委員会での
>> 原子力問題に関する閉会中審査の内容を
>> 報道で知るにつけ、
>> 何とも不十分で物足りない。
>>
>> もっと広範囲にしっかりと突っ込んだ、
>> 具体性のある議論をしなければならない。
>>
>> 特に総理は、
>> 国が前面に出て対応すると大見えを切ったのだから、
>> 国会においても、総理をはじめ閣僚が、
>> 真正面から答弁に立つべきだろう。
>>
>> 閉会中審査は今日も続くが、
>> 私だったら、次の様な点を質問したい。
>>
>> ====
>>
>> ・
>> 汚染水タンク用地が不足しているが、
>> どう対処するか
>>
>> ・
>> タンクの管理、新設、
>> 不具合のあるタンクの取替えなどの
>> 見通しはどうなっているか
>>
>> ・
>> 多核種除去装置(ALPS)が稼働しても、
>> トリチウムが残るが、それはどう処理するのか
>>
>> ・
>> 汚染水処理で大量の放射性廃棄物が発生するが、
>> その処理はどうするのか
>>
>> ・
>> 原発事故対応、廃炉処理などに対する、
>> 国と東電の役割分担、責任はどう位置付けられているのか。
>> また法的にはどう整理するのか。
>> 加えて今回支出を決めた470億円、
>> さらに今後支出が見込まれる国費の位置づけはどうなるのか
>>
>> ・
>> 東電は事故処理と、平時の電力供給、あるいは経営改善、
>> これらのことを同時並行に実現できるのか
>>
>> ・
>> 事故処理対応等に追われる東電、
>> あるいは事故処理もままならない東電に、
>> 柏崎刈羽原発を再稼働する資質があるのか
>>
>> ・
>> 凍土遮水壁の実現可能性はあるのか。
>> 凍結方式によって、
>> 均質で、永続的な遮水壁ができるのか。
>> 遮水壁完成までの間は、どう対処するのか
>>
>> ・
>> 状況はコントロールされているの意味はなにか
>>
>> ・
>> 汚染水が完全にブロックされているの意味はなにか
>>
>> ・
>> 海洋と空気中に出た放射性物質の総量は、
>> どの程度か
>>
>> ・
>> 海水に関し基準値以下を繰り返しているが、
>> 海水に薄められる濃度規制よりも、
>> 総量規制が大事なのではないか
>>
>> ・
>> 汚染水問題も極めて重要な課題だが、
>> 今後の廃炉にはどう取り組むのか。
>> どんな手法により、
>> どの程度の期間と費用が必要と予測しているのか
>>
>> ・
>> 地下水のバイパス計画は、
>> 新規12本の井戸からの地下水が既に汚染されており、
>> 計画変更が必要ではないか
>>
>> ・
>> 事故前も福島第一原子力発電所敷地には、
>> 一日850トンの地下水が流入していたという。
>> この土地は、そもそも原子力発電所に
>> 適さない土地だったのではないか
>>
>> ・
>> 今後の日本のエネルギーの
>> 全体像をどう考えているか。
>> その全体像が定まらない中での、
>> 原発再稼働は不適切ではないか
>>
>> ====
>>
>> 朝のひととき、ちょっと思いを巡らしただけでも、
>> 以上のようなことを質したいと思い浮かぶ。
>>
>> 原子力に関する審査は、閉会中審査ではなく、
>> 国会を開会して、あらゆる委員会で実施する必要がある。
>>
>> その理由は明白だ。
>>
>> 原子力の問題は、
>> 国民生活のあらゆる分野に影響を及ぼしている。
>>
>> ・
>> 日本のエネルギー全体
>>
>> ・
>> 科学技術問題
>>
>> ・
>> 金融問題
>>
>> ・
>> 経済問題
>>
>> ・
>> 自治体財政
>>
>> ・
>> 地域振興
>>
>> ・
>> 国際問題
>>
>> ・
>> 軍事問題
>>
>> ・
>> 教育問題
>>
>> ・
>> 人体への影響
>>
>> ・
>> 環境への影響
>>
>> ・
>> 倫理上の課題
>>
>> ・
>> 原子力人材の確保
>>
>> などなど、
>> 論点を上げ出すとキリがないのが、
>> 原子力問題なのだ。
>>
>> ====
>>
>> だから閉会中の経産委員会での議論では、
>> そのホンの極一部しか議論できない。
>>
>> 早急に国会を開会して、
>> 国会の総力を挙げて
>> 多角的な議論を行うべきなのだ。
>>
>> 原子力問題から逃げ回っていると、
>> 日本の将来に、計り知れない禍根を残すだろう。
>>
>>
>>
>> さあ今日も、しっかりと前進します。
>> =============
>> 2013・9・30 Seiji Ohsaka
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