ジェームズ・スキナー講演会
スキナーの講演がただで聞けます。すごく面白いですよ。すこし,聞いた内容を紹介しますね。子供の教育に問題があります。子供が少し怪我したら親がどなりこんでくる。しかし、私は怪我したことのない人とビジネスしたくありません。リスクをとらない人とはビジネスをしたくありません。好きな人をデートにさそわないで自分とデートしてくれる人をデートにさそうタイプです。そんな人生は楽しいでしょうか?
ジェームズ・スキナー講演会
【今日の記事】
アメリカのデフォルトまであと9日
米財務省が定めた、財政赤字上限の引き上げの期限である8月2日まで、残り時間があと9日間を切りました。米国は、法律で政府の財政赤字の累積上限額が決まっており、これまで赤字が増えて上限に達するたびに、議会が法定上限額を引き上げて対応してきました。第二次大戦後、引き上げは100回近く行われてきましたが、今回は、昨秋の選挙で米議会下院に大量当選してきた共和党の「茶会派」(小さな政府主義者)の強い反対の結果、5月中旬に上限額(14兆2千億ドル強)に達しても上限が引き上げられませんでした。米政府は、財政赤字増ができないまま、8月2日以降、流用できる予備的な資金も枯渇し、完全な金欠(財政難)になると表明し
ています。
本日(7月25日)の時点で、8月2日まで9日残っています。まだ議論の時間は十分あるとする記事が乱発されています。これは非常にあぶない。実際には,残されている時間が非常に少ないのです。これまでの議論の流れからみて,赤字上限の引き上げ法案を,共和党の主張する大がかりな財政緊縮法案と抱き合わせにしないと議会を通らないと考えられるのでそれが8月2日に間に合う可能性は極めて小さいと思っています。
あとは,短期デフォルトで終わるのか?それとも長期化してしまうのかということですが,私は後者だと思います。ここで一つのたとえ話をしましょう。熱湯の中にカエルを入れると、あまりの熱さにすぐ飛び出すけれど、 今度はカエルを水の中に入れてからゆっくり温めると、 気持ちがいいのか気づかないまま茹で上がってしまうという話です。私は日本人がゆで蛙になる可能性があると思っています。
みんながデフォルトしないと言っているし,今まで同じようなことが何度もあったけど結局デフォルトしなかった。だから大丈夫。そうやってゆっくり構えているうちに茹で上がってしまう。アメリカがデフォルトして一番被害を受けるのはおそらく日本です。なぜなら,アメリカ国債の最大引き受け国である中国はもう十分対策を施しているのに対し,2番目の引き受け国である日本はアメリカのデフォルトに対し,何の対策もとっていないからです。日本がアメリカから1年にどれだけ国債の利払いを受けているのかご存知でしょうか?一説によると6兆円といいます。アメリカ共和党は国債の利払いをやめたいのです。国債の利払いがアメリカの財政を圧迫し
ているからです。アメリカは絶対デフォルトしないといっている人たちはドルが機軸通過であることを理由にあげます。利払いをドルでする限り,ドルを印刷し続ければいい。しかし,私はそれも限界に達しつつあると思っています。
さらにアメリカ国内の状況も変わりつつあります。アメリカの国内ではざっくりいってロックフェラー石油利権派とロスチャイルド原子力利権派の争いが絶え間なく続いてきました。中東の政変もあって,オバマを支援するロスチャイルド派がどうも戦いに勝利したようです。そうなるとアメリカ帝国主義にすがり付いてきたロックフェラー派の力が縮小していくようです。
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