>水俣病の発生機序は、メチル水銀による中毒性の神経系疾患であるとされている。
>しかしながら水俣病は、1956年に熊本県水俣市で発生が確認されたものの、メチル水銀が病気の原因であると国が認めたのは1968年であり、この時には相当程度被害が広がっていた。水俣病は、周辺海域や河川において、工場から排出されたメチル水銀が魚介類等に蓄積し、それを周辺住民が摂取することによって発病するものである。
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>当時、チッソ水俣工場側は無機水銀しか排出していないと抗弁し、東京大学医学部なども因果関係において反論を行なっている。
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>この水俣病は、1960年になって新潟でも発生し、新潟水俣病と呼ばれている。
>これは、阿賀野川上流の昭和電工鹿瀬工場が廃棄したメチル水銀によるものであった。
>しかし、排水と水俣病との因果関係が証明されない限り工場に責任はないとする考え方は、被害の拡散を防ぐための有効な手段をほとんど打てずに経年していく、という重大な問題を抱えることになり、結果として大量の被害者を生みだし、地域社会はもとより補償の増大などで企業側にとっても重篤な損害を生むもとになった。
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>それは、原因となるメチル水銀が排水され、それを魚介類が摂り込んだとしても、それは微量であり、人体に影響を与えるとは思えないとの先入観に支配されていたことに起因している。本紙が、なぜ水俣病を取り上げるかと云うと、福島第一原発事故に於いて海洋に放出された放射性物質量が膨大であり、ここにきてノルウエーの科学者たちが更に2.5倍の量が放出されているとネイチャーに公表していることも背景にある。
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>現在は、野田民主党政権であるが、福島県の汚染地帯住民の避難要求にも応えず、除染の一点張りである。以下は、福島市の高濃度汚染地帯住民と福島市の交渉の模様である。福島市長は、『私は除染でいきます。徹底した除染。(勧奨地点を設けてくれとの要望に)そんなことは思わない』と断言する始末。
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>政府の【低線量被曝のリスク管理に関するWG】でも、原子力推進系学者が今から何十年も前の広島・長崎の原爆研究データを取りあげて、100ミリシーベルトでも大丈夫と云う。本紙は、この調査はむしろ100ミリシーベルト以下の低線量被曝に対し、適用することは難しいと判断している。アリス・スチュワート博士の業績に対する反論は、1962年、ハーバードの公衆衛生学のブライアン・マクマホン博士の研究により強力な確証を得るものとなっている。
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>マクマホンは、妊娠中に骨盤にX線を浴びた7万人の子供達を、X線を浴びなかった母親の子供達を比較した。X線検査を受けた母親の子供たちにはガン死が40%高かった。
>これはスチュワートの調査結果を確認する驚くべき結果であり、放射線論争における重要な転換点となった。
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>1974年夏、ワシントン州の公衆衛生部門の疫学者サミュエル・ミルハム博士が、ハンフォード核複合施設の労働者には、同州の非核部門の労働者よりもガン罹患率が25%高いことに気づいた。1976年、AECや政府の妨害を撥ねつけ、トマス・マンクーゾ博士が最初の調査報告を公表した。(マンクーゾ調査)
>英国のX線研究者アリス・スチュワート、同じく英国の統計学者、ジョージ・ニールにデータ解析を依頼、同年夏、それ以前安全と見なされていたものの30分の1ほども低いレベルでの被曝で、5〜7%の放射性ガンの過剰死亡が完全に認められることを示した。
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>1970年代半ば、連邦政府および企業に所属しない主流派放射線専門家たちの多くは100%安全な被曝レベルを定めることは全く不可能であることに同意した。子供たちの極めて高い脆弱性、遺伝子損傷可能性、個々人の放射線への脆弱性における差異がごく微量の被曝ですら致死的になりうるものにした。1978年2月、ジミー・カーター大統領は、特別な症状のみられない患者に対する定期的なX線スクリーニングは、特定の状況を除いてはやめるべきであると、ことさらに勧告する指令を認可している。
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>ブリタニカ百科事典の1980年版は「放射線被曝に「安全な」レベルはないと結論でき、放射線量がいくら低くてもリスクゼロにはならない」と載せている。
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>政府は、海洋や山林、河川を含む環境に放出された放射性物質のうちプルトニウムやストロンチウムを微量だと云う。しかし本当にそうだろうか。
>ストロンチウム90は、環境中に140兆ベクレル放出されている。
>ストロンチウム90は、腸管を通して摂り込まれ、カルシウムと似た性質のため骨に沈着し、ベータ線を放出する。
>では胎児期に、カルシウムは摂り込まれないのであろうか。
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>水俣病では微量と云われながら、メチル水銀が魚介類の生体濃縮を介して人体に摂り込まれ、神経疾患を引き起こした。このように人体に摂り込まれ、長期間体外に排出されない放射性物質は、詰まるところ水俣病と同じ結果を産む可能性があると云えないか。
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>除染を強調する福島市長が如何なる根拠を持って、除染を云うのか住民ときちんと話し合いをすべきである。山林に降下したセシウム、ストロンチウム、などの放射性物質は、水溶性であり、降雨の度に市街地に流出して来る。そこには『微量の』ストロンチウムが確証的に含まれ、飲料水や植物を通じて人体内に摂り込まれる。
>給食のストロンチウムは測定されているか。
>
>また中には、放射性物質による低線量被曝について、健康影響への因果関係が示せないと高をくくった発言も散見される。しかし今日は、21世紀であり、広島・長崎の原爆の時代ではなく、われわれは、アリス・スチュワート博士やゴフマン博士の先人に学びながら、より科学的な手法によって、犯人を立証できると確信している。
>だが被害が発生したときには既に遅く、それは悲劇でしかない。
>だからこうして警告している。
>毒性化学物質の微量を侮ってはならない。
>
>人間は歴史に学ぶことが必要である。
>
>以上
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