>
> 兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相
>
>■■■■■■■■■■■ ■■■■■■ vol.51■
>
>内容のレベル:中高級者向け
>発行人 :兵頭正俊
>登録解除はここから
> http://www.mag2.com/m/0001332092.html
>
>・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
>
>このメルマガは、原則月刊です。
>しかし、これから少し発行頻度を速めてみます。
>
>なお別に有料メルマガ「兵頭正俊の優しさ出前
>〜3分でマスメディアとは違ったステージに招待します
>〜」を発行しました。
>月、水、金の発行頻度ですので、ほぼリアルタイムに状
>況を斬れます。
>ご登録・ご高読を心よりお願い申し上げます。「兵頭正
>俊の優しさ出前」の購読お申し込みは、こちらからお願
>いします。
>
> http://www.mag2.com/m/0001366752.html
>
>・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
>
>目次
>
>◆ マスメディアの正体
>◆ マニフェスト放棄の終着駅
>◆ 日中を分断してアジアを統治
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> ▼ マスメディアの正体 ▼
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>11月18日、NHKスペシャル「徹底討論TPP どうなる
>日本」を見た。TPP参加賛成派に政府代表者2名と田
>中均が出演。TPP参加反対派として榊原英資と鈴木宣
>弘が出演。政府からは国家戦略相の古川元久と外務副大
>臣の山口壯が出演。反対派は2名で、賛成派は3名の不公
>平「徹底討論」だった。
>
>いかにも御用メディアNHKらしい人数構成。番組は「徹
>底討論」と銘打ちながら、肝心の公平さが担保されてい
>なかった。しかも、野田は、まだ交渉の前段階で、関係
>国との協議を始めただけとの、二枚舌のスタンスをとり
>続けている。ところが参加賛成派は、司会者も含めて、
>交渉参加として発言していた。
>
>NHK番組で、TPP賛成派は、野田の二枚舌の、米国向け発
>言に沿って発言を繰り返した。しかも最後に司会者は、
>「賛否両論をよく踏まえて、政府にはしっかりと交渉し
>て欲しい」とまとめた。本人も自分が何をいっているか
>わからなかったに違いない。最後まで、交渉参加を前提
>とした司会であった。
>
>毎度だが、NHKのTPP報道は非常に偏向している。NHKは、
>必ず農業と他の産業との対立にもっていく。あたかも農
>業の対応策さえきちんとやれば、TPPは問題なしという
>狙いだ。この番組でも、しきりと司会者は、コメ、コメ
>といい続けた。ところがTPP賛成派は、農業の将来を展
>開できなかった。
>
>番組のなかで、TPP賛成派は、これまでも説明を国民に
>対してやってきた、TPPによってアジアの繁栄を日本に
>取り入れる、という根拠のない物語を展開。そのなかで、
>NHKは、画面に、TPPに参加した場合の10年間累積の国民
>総生産を、「10年間」の表示をせずに提示するお粗末。
>
>普通、視聴者は何の表示もなければ1年間の国民総生産
>増加と解釈するものだ。かろうじてTPP反対派の指摘で
>10年間の累積だとわかった。フジテレビで中野を怒らせ
>た構図と酷似している。番組で意味があったのは、榊原
>英資の発言。「米国は日本のマスコミをうまく使う。
>NHKなどはすぐに変わる」
>
>続けて榊原はNHKの番組のなかで、「(米国と交渉して
>いると)後ろから(マスコミの)弾が飛んでくる」と暴
>露。あわてた隣席の田中が、榊原の腕を押さえて発言を
>制するのを、カメラは映してしまった。さらに榊原は、
>「日米の交渉力の比較は2対8である」と日本の貧寒な交
>渉力を指摘した。
>
>NHKの番組のなかで、榊原は「米国は、米国のルールが
>世界のルールだと思っている。日本が独自の制度をもっ
>ているところは、必ず攻撃してくる」」と発言。榊原は、
>「民主党のなかでも、国会議員のなかでも反対派が多い。
>党内でも、国会でも、徹底討論をして、まとめる努力が
>必要」と発言した。
>
>
>NHK番組のなかで、TPP賛成派の意見は抽象的で具体性が
>なかった。もともとメリットなどないのである。日本の、
>実質的な参加表明以来、中国がTPPを警戒し始めている。
>日本のとるべき道は、繁栄するアジアを重視するべきだ。
>中国排除に向かうべきではない。
>
>ところが、このNHK番組でも、政府は、中国包囲網は考
>えていないとする。これは甘い日本政府の願望だ。日米
>関係では、圧倒的に米国の意向で日本は行動を強いられ
>る。重要なのは米国のアジア戦略である。ISD条項も知
>らずにTPPに参加する平和ボケした日本の思いつきや、
>二枚舌外交などではない。
>
>TPPには参加しない方がいい。日本にとっては米国も重
>要だが、中国も重要だ。どちらについて他方を排除する、
>包囲するといった選択が、軍事的に強まれば、日本を滅
>亡に追い込んだ戦前の軍事同盟の悪夢をよみがえらせる。
>必要なのは東アジアに生きる民族の、しなやかな知恵で
>あり、歴史の教訓である。
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> ▼ マニフェスト放棄の終着駅 ▼
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>TPPに関して、民主党の全国会議員に説明する両院議
>員懇談会が、今月24日に開かれる。せめて慎重(反対)
>派は、次の点は主張し、追及してもらいたいものだ。そ
>れは、すでに「合意された」TPPの通商ルールのなかに、
>問題のネガティブリストやISDが入っていることの確認
>が第一。
>
>米国との交渉は、現在の対米隷属の劣化した政治・官僚
>の現実からして、無抵抗の、丸のみ参加になる可能性が
>大である。このことを慎重(反対)派には、しっかり追及
>して、あらためてTPPに反対してもらいたい。民主党の、
>そして国会議員の半数の反対を強権的に押し切れば、民
>主主義は死ぬ。
>
>民主党内の慎重(反対)派が諦めてしまえば、あとは、悪
>乗りした野田の独裁が続き、選挙がやってくる。野田の
>悪政の責任を、慎重派はともにとらされる。菅、野田と
>続いた対米隷属の、国民いじめの悪政を、民主党慎重
>(反対)派は、結果的には数的に補完したからだ。裁く側
>にも一理あるわけだ。
>
>TPPに反対しながら、すぐにおとなしく諦め、同調した
>じゃないか。所詮はお坊ちゃん、お嬢ちゃんの政党だ。
>すでに政治評論家の多くは、慎重(反対)派は諦めたと
>いっている。すると、同じ政党なのだから、結果的に野
>田の悪政を担ぐことになる。売国を実現する役割を、数
>的に担わされることになる。
>
>民主党の半数ほどは、小泉亜流の市場経済主義者だ。そ
>れが政治的には未熟で訓練されていない。選挙のたびに
>反小沢で動く。それが今回は売国で動いている。決別の
>時だ。次の選挙に賭けるなど、人がいいと侮られるだけ
>だ。国民の大方の願いは、TPPを阻止してほしい、と小
>沢の出陣を願っている。
>
>民主党は、小泉流の、弱肉強食が国をズタズタに破壊し
>た後に、その反省のうえに政権を託された。それが経済
>的にはフリードマン流の自由市場経済、新自由主義、グ
>ローバリズムに逆行し始めた。野田は、それをTPPの看
>板をかかげながら、実現しようとしている。これがマニ
>フェスト放棄の終着駅だ。
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> ▼ 日中を分断してアジアを統治 ▼
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>この世には専門家面した音痴、たとえば政治音痴の政治
>家というのがいる。野田や前原はほんとうの政治音痴。
>深読みなどする必要はない。国内でそれを証明し、外国
>でまた証明している。日本の繁栄は、中国、インド、韓
>国、インドネシアなどとの関係強化抜きにはない。これ
>らの国はTPPに入っていない。
>
>中国などが、将来TPPに入ると前原がいっている。どの
>国もそんなことはいっていない。12日の米中首脳会談で
>もそんな話はでなかった。前原本人が、偽メール問題で
>もわかるように政治音痴なので、聞く必要もない与太話
>だ。だいいち中国がTPPに入って何のメリットがあるの
>か。
>
>もし中国がTPPに入れば、ISD条約によって米国企業の訴
>訟の嵐に巻き込まれる。共産党一党独裁の、体制の最大
>の権益も危うくなる。米国の悪夢は、日本と中国が手を
>握り、米国抜きの経済的共同体が東アジアで完成するこ
>と。
>
>TPPへの日本参加巻き込みの、米国の真の狙いは、日中
>間にくさびを打ち込み、先にTPPに日本を取り込み、ア
>ジアに覇権を維持すること。日中を分断してアジアを統
>治する。この戦略は、米国にとっては、必要不可欠な戦
>略。だから、最後はどんなに敷居を低くしても、とにか
>く日本をTPPに巻き込む。
>
>TPPに一度日本を入れてしまえば、後で敷居はいくらで
>も高くできる。米国にとって、政治の劣化した金持ち国
>日本ほど、おいしい国はないのだ。日本としては、TPP
>には入らず、アメリカによる日中分断策は受け入れられ
>ないと、米国を説得すべきである。
>
>日本の戦略の基本は、日米中のどの国も排除されない、
>三国の対等の友好関係の構築におくべきだ。米国を排除
>してもいけないし、中国も排除しない。それが東アジア
>で生きる民族の知恵である。愚かな野田は、そのような
>国家戦略もなく、ネガティブリスト(例外リスト)さえ
>持たずに手ぶらで出かけた。
>
>野田はオバマの懐に飛び込んだ。もしTPPに参加すれば、
>ISD条約を盾に強欲な米国の会社・投資家に裁判を起こ
>され続け、国内法の改正を義務付けられる。TPP参加に
>よって国家主権の侵害が簡単に、しかも合法的に行われ
>ていくことになる。
>
>ISD条約によって、カナダやメキシコ、中南米の国々が
>訴えられ、巨額の賠償金を支払わせられている。TPPに
>参加すると、米の一企業(一投資家)が日本の法律を変え
>る権限を持つことになる。つまり、日本全体が外国の金
>持ちの利害で変えられてゆく。いやとはいえない。
>
>TPP参加後の国内の惨状に気付いて、もとに戻そうと
>思ったとしよう。しかしラチェット規定で、もはやもと
>に戻せないのだ。人間は間違う存在。間違わない人間な
>んていない。しかし利口な人間は反省して、修正する、
>後に引き返す。しかし、元に戻るのを許さないのがラ
>チェット規定なのである。
>
>この規定は、銀行、保険、法務、特許、会計、電力・ガ
>ス、宅配、電気通信、建設サービス、流通、高等教育、
>医療機器、航空輸送など、ほぼ全分野を網羅している。
>つまり野田ジャパンは、虎の檻の入り口に立たされたの
>である。一度檻に入ったら、二度と引き返せない鉄の扉
>が閉まるTPPの恐ろしさ。
>
>TPPは、実に傲慢で、強欲で、理不尽な仕掛けである。
>よほど圧力をかけられるか、間抜けでなければ入り口に
>すら立たない仕掛けである。振り返ると、先の参議院選
>挙の惨敗、それに続く地方選の惨敗にも民主党は誰一人
>責任をとらなかった。TPPにも責任はとらないだろう。
>
>民主党の姿勢は、国家の将来などどうでもいい、今の自
>分たちがよけりゃそれでいい、好きにやるから黙ってお
>け、といっているように聞こえる。民主党の慎重(反対)
>派の国会議員は、野田が外国に行く前に、集団離党して
>おけば、TPP参加表明はなかったことを知るべきだ。次
>はあるのか。ほんとうか?
>
>
>
>今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
>
> 年々にわが悲しみは深くして
> いよよ華やぐいのちなりけり
> 岡本かの子
>
>また、面白い文章を書きますね。
>みんな、あしたこそ、幸せになあれ!
>
>0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0
>
>あとがき
>
>感想はツイッターでください。
>返事はできるだけ書きます。
>現在、多い日で1日に3、40人ほど。
>少ない日は10人ほど。
>これ以上は物理的、時間的に無理。
>内容はどんなことでも結構です。
>
>0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0∞∞0
>
>メルマガ「兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相」
> (無料・ほぼ月刊)
>
> http://www.mag2.com/m/0001332092.html
>
>Seesaaブログ「今日から始まるデジタル達人への道」
>
>URL : http://dankaiblog.seesaa.net/
>
>E-Mail : mhb-mama1@memoad.jp
>
>発行人 :兵頭正俊
>
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>◎兵頭正俊の知らなきゃ滅ぶニュースの真相
> のバックナンバー・配信停止はこちら
>⇒ http://archive.mag2.com/0001332092/index.html
>
>
-----------------
sent from W-ZERO3
解除↓
00552428u@merumo.ne.jp
お小遣いサイト その�
ハッピーマイル
http://happymile.net/touroku.php?i=10247853
その�
トリプルポイント
http://triplepoint.jp/index.php?i=10276868
[メルモPR]
メルモでメルマガ発行しよう!
http://merumo.ne.jp/
0 件のコメント:
コメントを投稿