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2011年11月25日金曜日

Fw: 衆議院議員 山内康一 『蟷螂の斧』

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>            『蟷螂の斧』            
>        衆議院議員 山内康一 メールマガジン       
>         2011年11月25日(金)発行           
>                               
>─────────山内康一公式サイト http://www.kou1.info/───
>
>■もくじ
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>□1  2011年11月20日 (日) 提言型政策仕分けの?
>□2  2011年11月22日 (火) 政策仕分け:傍聴録
>□3  2011年11月24日 (木) 仕分け:勧告から感想へ
>□4  2011年11月25日 (金) 過小評価も問題:国力観
>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
>□1  2011年11月20日 (日) 提言型政策仕分けの?
>-----------------------------------------------------------------------
>
>今日(11月20日)から「提言型政策仕分け」が始まります。
>
>野田総理の肝いりで政府の行政刷新会議が実施にあたります。
>原子力政策や農業政策等の政策を公開の場で議論するそうです。
>
>私は、今週の水曜日にインターネットの討論番組に呼ばれて、
>この「提言型政策仕分け」について議論することになってます。
>
>しかし、ちょっと困っています。
>
>私の「提言型政策仕分け」に関する意見はいたってシンプルです。
>おそらく1分半くらいで言い尽くしてしまうくらいシンプルです。
>
>箇条書きするとこんな感じです;
>
>○これまでの「事業仕分け」と「提言型政策仕分け」は全く別物。
> 少なくとも「事業仕分け」では、「必要」「廃止」等を判断したが、
> 「提言型政策仕分け」では、単に議論するだけになっている。
>
>○従って、「提言型政策仕分け」は「仕分け」でもなんでもなくて、
> 単なる「公開の審議会」でしかない。「事業仕分け」よりさらに無力。
>
>○一般市民も傍聴できる「オープンな審議会」としては評価できるが、
> 「提言型政策仕分け」の結果は、あまり役に立たないだろう。
> あるいは役所に都合の良い発言だけが強調され、悪用されるだろう。
>
>○「事業仕分け」という手法は、ミクロのプロジェクト向きだが、
> マクロのプログラム向きではない。シンプルな案件は扱えるが、
> あまりにも複雑で包括的な案件は扱いにくい。
> 「提言型政策仕分け」の対象は、「事業仕分け」向きじゃない。
>
>○「提言型政策仕分け」は、野田総理の「肝いり」というよりも、
> 野田総理の「思いつき」である。ムダな作業に終わるだろう。
>
>○野田総理は、2年前の「事業仕分け」の人気を思い出して、
> 二匹目のどじょうを狙ったのだろうが、ムダな努力になった。
> 多少目先を変えたところで、改革意欲のなさは隠せない。
>
>以上のコメント以外は思いつきません。他に言うことはありません。
>
>1時間の討論番組で2分位しか話さなかったらまずいかも・・・
>
>
>このブログのURL
> http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e07e.html
>
>
>□2  2011年11月22日 (火) 政策仕分け:傍聴録
>-----------------------------------------------------------------------
>
>11月20日(日)に「提言型政策仕分け」を傍聴しました。
>行政刷新会議の「提言型政策仕分け」は2チームに分かれて、
>同時並行で議論が進みます。
>
>日曜の目玉は「原子力・エネルギー政策」を担当したAグループ。
>裏番組のBグループでは「農業」と「外交」を議論していました。
>
>Aグループには閣僚も参加し、テレビカメラも多数入りました。
>Bグループは傍聴者も少なく、ほとんどがスーツ姿の関係者でした。
>
>私は外交問題に関心があるので、地味なBグループを傍聴しました。
>そこで得た印象は、事前に書いたブログ(*下記参照)の通りです。
>行く前に予想した通り、毒にも薬にもなりそうにない内容でした。
>
>農業に関しては、評価人(大学教授や農業関係者)が持論を述べて、
>それに対して農水省側が補足説明をしたり、反論したりというもの。
>みんなそれぞれの持論を熱く語るのですが、まとまりません。
>そもそも行政刷新会議には、まとめる意思がありません。
>
>つまりは「提言型」なので、言いっ放しでよいということです。
>評価人の皆さんが、それぞれ好きなことを言って、農水省が答えて、
>最後は「こういう議論がありました」と締めるだけのことです。
>
>言いっ放しの拡散した議論で、いわば公開の「時事放談」です。
>
>少なくとも「事業仕分け」には、「廃止」とか、「予算縮減」とか、
>それなりに結論を出し、各省庁に勧告する機能がありました。
>その勧告は実際の政策には反映されないこともありましたが、
>是正勧告の結果として改善につながった例もあります。
>
>しかし、今回の「提言型政策仕分け」では、単に評価人が意見を述べ、
>持論を政府に対して「提言」するだけですから、効果はないでしょう。
>役所としては「貴重なご意見をありがとうございました」とでも言って、
>粛々と従来通りの政策の実行に邁進することでしょう。
>
>外交に関しては、まずテーマの選定から問題がありました。
>
>外交では「在外公館(大使館や領事館)」が取り上げられたのですが、
>そもそも大使館や領事館が「廃止」というのはあり得ません。
>民間企業やNPOで代替できるものでもありません。
>議論しても、その結果が政策変更にはつながりにくいテーマです。
>
>しかも評価者には、外交や外務省のことを知る人はいませんでした。
>NGO関係者やジャーナリストはいましたが、ODAのことはわかっても
>外務省の組織機構や外交のことはあまりご存じありませんでした。
>
>大使館や領事館が、どういうふうに動いているかも知らなくて、
>基本的な質問とそれに対する答えに時間がとられていました。
>役所にとって事実関係に関する基本的質問は痛くもかゆくもありません。
>
>評価者が、基本的な事実関係を勘違いしたような質問をすれば、
>役所としてはラッキーです。楽勝パターンです。
>
>評価者の認識を正し、評価者の発言の重みをなくすことができます。
>評価者は、少なくとも基本的な知識がないと、よい質問ができません。
>
>行政刷新会議の欠点は、専門家への敬意の欠如だと思います。
>何でもかんでも「市民感覚」でやればよいというものでもありません。
>市民感覚や国民の目線と、専門家の知見や経験のバランスが大事です。
>
>外交に関する「提言型政策仕分け」は、まったくの時間のムダでした。
>行政刷新会議は「税金のムダ遣いをなくす」が目的だったと思いますが、
>多くの関係者の時間と予算をムダにしています。
>
>私もせっかく傍聴に行ったのに時間のムダでした。
>
>2011年11月20日付ブログ「提言型政策仕分けの?」
>http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e07e.html
>
>
>このブログのURL
>http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-0112.html
>
>
>□3  2011年11月24日 (木) 仕分け:勧告から感想へ
>-----------------------------------------------------------------------
>
>野田総理の"思いつき"で始まった「提言型政策仕分け」は、
>昨日で4日間の議論を終えましたが、結果は予想通りです。
>
>税金のムダ遣いを洗い出すどころか、この作業がムダです。
>
>かつての「事業仕分け」では「廃止」とか「予算縮減」とか、
>それなりにメリハリのきいた「勧告」を出していましたが、
>
>今回の「提言型政策仕分け」はフワッとした「感想」だけです。
>霞が関と共存共栄を図りたい野田総理の意図が明確です。
>何にもやっていないのに、何かやっているフリをするための、
>いわば「政治ショー」以外の何物でもありません。
>
>蓮舫大臣はうってつけの「政治ショー」かもしれません。
>結論がひどいです。
>
>例えば、大学改革の方向性を巡る議論で出された結論は、
>なんと「各大学の自己改革によってその実現を図る」です。
>
>各大学の経営陣や教授会だってバカばかりじゃありませんから、
>それなりに自己改革をやってきたところも多いでしょう。
>
>そもそも大学というところは、保守的な人も多いですが、
>経営陣はみんな高学歴(大半は博士号取得でしょう)だし、
>その多くは欧米の大学等で研究したり、学位を取ったりで、
>高等教育分野の国際的な動向も知っている人が大勢います。
>
>そういう人たちが、それなりに汗をかき、知恵を出して、
>それぞれ大学の自己改革をやってきたのだと思います。
>
>私の母校(ICU)なんて、いつも自己改革をやってきて、
>いつの間にか私の出身学科は消えてなくなりました。
>
>私の出身学科は大学改革で作られ、私は2期生でしたが、
>わずか10年ちょっとで廃止になってしまいました。
>
>朝令暮改的なところもありますが、それで良いと思います。
>変化に対応していくためには、常に自己革新が必要です。
>
>ただ、「各大学の自己改革」が必要という当たり前のことは、
>わざわざ行政刷新会議に言われなくてもわかっていることで、
>余計なお世話だし、民主党政権に説教されたくないでしょう。
>
>私が傍聴していた外交関連の「提言型政策仕分け」では、
>
>次のような結論を出していました;
>
>-----------------------------------------------
>外交上の戦略的な必要性を踏まえた人員配分を進めるべき。
>
>外国語の能力や交渉能力、専門分野の能力等を適切に踏ま
>えた人材の配置を進めるべき。
>
>業務量に見合った人員配分を進めるべき。
>
>本省への情報伝達など従来の仕事の手法について合理化・効率化を図るべき。
>-----------------------------------------------
>
>あまりにも当たり前すぎてあきれるほどです。
>
>外務省員はアホばっかりだと思っているのでしょうか?
>外務省の職員だって、いろんなことを考えているはずです。
>考えているけれど制約があって実現できないこともあれば、
>既得権益を守るためにあえてやらないこともあるでしょう。
>
>背景を知った上で切り込んでいかないと改善されません。
>こんなフワッとした「提言」というか、「感想」だったら、
>外務省の事務方としては、痛くもかゆくもありません。
>それこそ「貴重なご意見ありがとうございました」と聞き流し、
>外務省にとって都合の良い部分だけをしっかり抜き出して、
>財務省と総務省へ人員増を要望するときに引用するでしょう。
>
>時間と手間と予算をかけた「提言型政策仕分け」は徒労に終わり、
>新たな税金のムダ遣いの事例をつくっただけでした。
>
>ブラックジョーク以外の何物でもありませんでした。
>
>
>このブログのURL 
> http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-2af0.html
>
>
>□4  2011年11月25日 (金) 過小評価も問題:国力観
>-----------------------------------------------------------------------
>
>自分の能力を客観的に評価するのは難しいことです。
>自己の過大評価も問題ですが、過小評価もやはり問題です。
>
>現代の日本人は、過小評価する傾向があるように感じます。
>日本の国の先行きに関しても悲観的な見方がほとんどです。
>
>日本では、世を憂い沈痛な顔をした悲観主義者が知的とされ、
>明るい顔した楽観主義者はアホのように思われがちです。
>
>しかし、過小評価の結果、消極的な姿勢に終始するのも問題で、
>過大評価でも過小評価でもない、バランスのよい評価が必要です。
>バランスのとれた評価の一助となるのが、統計だと思います。
>
>いま「世界統計白書2011年版」を読んでいて思うのですが、
>日本は小国でもないし、国際競争力が弱いわけでもありません。
>いまでも世界第3位の経済大国ですし、人口も世界で10番目、
>面積や領海だって決して狭い方ではありません。
>
>ダボス会議で有名な世界経済フォーラムの2010年データでは、
>日本の国際競争力ランキングは6位でした。
>1位はスイス、2位はスウェーデン、3位シンガポール、4位米国
>5位ドイツに続く、ランキング6位でした。
>韓国は22位、中国は27位というランキングでした。
>
>同じデータの「ビジネスの洗練度」では、なんと世界1位でした。
>「市場規模」では世界3位でしたが、これはGDP3位だから。
>「技術革新」の項目でも、世界4位と大健闘でした。
>
>ものすごく悪いのが「マクロ経済の環境」の105位で途上国並みです。
>これは政治が原因で、民主党政権と日本銀行の罪と言えるでしょう。
>裏を返せば、「マクロ経済の環境」は政治の意志で変えられます。
>
>もう少し自信をもって過小評価を改めることも今の日本には必要です。
>過小評価とそれによる悲観からは、前向きな動きは出てきません。
>正しく等身大の自己評価を行い、攻めるところは攻めていくべきです。
>
>
>このブログのURL
> http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-2027.html
>
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