>農事メモ9月
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> 秋冬野菜の種まきの季節となりました。夏野菜は植え付けが少し遅れても成長が追いつきますが、これからは気温がだんだん下がっていくので、植え付けが遅れると成長も遅れ、1週間ずれるだけで成長にかなり差がでます。今回は、今月に播種時期をむかえる作物(暖かい場所では10月中旬まで蒔ける品種もあります。)とその際の留意点を紹介します。
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><9月に播種時期をむかえる作物>
>�葉菜類
>*コマツナ (アブラナ科)
> 条蒔き。発芽後10日くらいで本葉が1〜2枚になります。多少は密生しても支えあって丈夫に育ちますが、密すぎて重なり合っている場合は間引きしていきます。20日後には本葉が4〜5枚になり、間引き菜が充分食べられるようになります。混み合っているところを大きい株から間引いていくとよいでしょう。また間引きする時、引き抜くと土がたくさんついてきますが、残した株の生長を妨げるのでハサミか鎌で根元から刈り取りましょう。
>*チンゲンサイ(アブラナ科)
> 条蒔き・点蒔き・広い面積でのバラ蒔きいずれでもよく、わりと良く発芽します。覆度はうっすらと種のかくれる程度にし、上から軽く押さえます。適温と湿りがあれば3〜4日で発芽します。間引きの目安は、葉と葉が触れ合う程度の間隔で、随時行うようにします。大きくなったものから食べて次々と収穫します。生長の過程で、葉色が黄色がかっていてなかなか大きくならないような場合、株の周囲に薄く補い(追肥)をします。(決してやり過ぎないように、虫のつく原因となります。)
>*シュンギク(キク科)
> 葉の形様で、大葉種・中葉種・小葉種があります。涼しい気候を好み、独特の風味があるせいか虫の食害は少ないですが、秋の種蒔きが遅れると霜などの寒さにあたって生育が悪くなります。条蒔きで覆土は薄く(種がかくれる程度)し、軽く押さえます。適温で5日くらい経つと発芽します。ギザギザの形の本葉が2枚ほど出てきたら、少し間引いていきます。また間引きした幼苗は移植することもできます。収穫は株が少し大きくなったら、まず中心を摘み、次々に出てくる腋芽を適宜摘んでいくと、花芽ができる頃まで長く収穫してゆくことができます。
>*レタス・チシャ類(キク科)
> レタス(チシャ)の種類はたいへん多く、大きく分けると玉チシャ(結球する一般的なレタス)、かきチシャ(サラダ菜やサンチュのように、外側の葉から順にかきとって食べていく種類)、チリメンチシャ(葉がチリメン状になっているサニーレタスやグリーンレタス)、茎チシャ(茎を食する種類)に分けられます。本葉4〜5枚になった頃、苗を株間約25cmくらいとって定植します。植え付け半月後くらいに、葉の色・つや・全体の生長の具合を見て、補い(追肥)をします。
>*ホウレンソウ (アカザ科)
> バラ蒔きあるいは条蒔きで。発芽の際、適度の湿気を好むので、雨が少なく乾燥しているときは、蒔く場所にたっぷり水をやってから蒔くとよいでしょう。土は厚め(種の2〜3倍)にかけて少し押さえます。発芽が1週間後ぐらいから始まり、細長い双葉がでてきます。ホウレンソウは直根性で意外に根を深く張っているので、間引くときは周りの株に注意して、あまり土を動かさないように引き抜くか、鎌の先で刈り取ります。
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>�根菜類
>*種まき時の留意点
> 根が深く伸びるものは、根の先端が水につくと成長が悪くなることがあるた
>め、畝をやや高くして栽培します。また、根の真下に肥料が多いと葉は大きくなりますが、又根の原因になったり、根の太りが悪くなる場合があります。
>*ダイコン(アブラナ科)
> 初心者でも栽培しやすく、土壌をあまり選ばず、連作の心配も不要です。条間40〜50cmの2条とし、株間約25cmで1ヶ所に4〜5粒の点蒔き、または3〜5cm間隔の条蒔きにします。覆土をしたら軽く土を押さえ、乾燥を防ぐため、刈った草を発芽の妨げにならない程度ふりまいておきます。
> 本葉が出てきたころに1回目、その後、頃合を見て数回間引きをします。その際、生育の良くないものや葉の形の良くないもの、病害虫に侵されたものを引き抜きます。間引いたものはまだ茎葉がやわらかく、さっと茹でるだけで根もおいしくいただけます。
>*ニンジン(セリ科)
> 病害虫の少ない野菜なので、発芽がうまくいけばよく育ちます。条蒔きにし、種が隠れる程度にうっすら覆土したあと、上から押さえて種と土を密着させ、その上から草などをばらまいてかぶせます。
> ニンジンは幼いうちは競い合って生長するので、よほど混み合ってないかぎり、本葉4〜5枚になるまで間引きはしなくてもよいでしょう。発芽して20日〜30日頃になると、本葉が4〜5枚になり、ニンジンらしくしっかりしてきます。混み過ぎているところはそっと抜き、葉と葉が軽く触れ合うくらいに間引いていきます。間引き菜は、細い根もついたままよく洗って、ザクザク切ってかき揚げに・さっと茹でてゴマ和え・きざんでケーキやクッキーにいれてもよし、大いに利用したいところです。
>*コカブ(アブラナ科)
> 蕪(カブ)には地方色豊かな多数の種類があります。漬物にされている「ひのな」も、細いダイコンのように見えますが蕪の仲間です。蕪のなかでも栽培しやすいコカブの栽培方法を紹介します。
> 条間40cmの条蒔きとし、種を蒔く部分のところを平らに整え、手や鍬などで軽く押さえます。種が隠れる程度に覆土したあと、乾燥を防ぐため再び手などで軽く押さえます。早ければ3〜4日で発芽します。蒔き方によりますが、密にならないよう混み合っている所から数回に分けて間引きをします。
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>※播種時期は一般的なものです。土地の条件や品種によって若干変わりますので、詳しくは種苗店、その土地で長年作付けをされている方などに尋ねてください。
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><秋冬野菜の病害虫対策>
> 秋冬野菜の主役は、葉を食べる葉菜類です。そのため、害虫が発生して葉を食害されると、結球しなかったり、肝心の葉がなくなってしまったりと、収穫に大きな影響が出ます。また、秋冬野菜は生育できる期間が限られているため、まだ暑いうちから種まきや植え付けをしなければなりません。暑い時期は病害虫が発生しやすく、しかも株が小さな時期ほど被害が甚大になりやすいので、夏野菜以上に注意が必要です。
> 虫害を防ぐには、種まきや植え付け直後から防虫ネットのトンネル掛けをし、成虫の飛来、産卵を防ぐのが一番です。害虫の種類に合った目合いのネットを使いましょう。野菜が育ち、ネットに触れるようになったら外しますが、成株になれば多少害虫がついても大事には至りません。
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>今月の農事メモは、滋賀県農業試験場はるた会発行の「家庭菜園」・および南方新社「自然農・栽培の手引き」を参考にし、一部抜粋して紹介しています。
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>大津市役所 農林水産課
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>Tel 0775282757
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