>■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■
>グローバル・エイズ・アップデート
>GLOBAL AIDS UPDATE
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>第229号(第9巻第24号) 2013年(平成25年8月29日)
>Vol.9-No.16(No.229) Date: Aug 29nd, 2013
>■GLOBAL■<□<■AIDS■>□>■UPDATE■
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>★「第229号」目次
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>●対策・課題別記事
>(ハイチ)HIV治療への普遍的アクセスは可能か
>世界肝炎デーにあわせ、活動家団体が声明:C型肝炎の治療促進を
>(インド)結核予防計画は食料安全保障と連携すべき
>多剤耐性結核の新薬の認可拒否に活動家たちが批判声明
>
>●地域別記事
>(ウガンダ北部)内戦の次は「性の戦争」を闘う?
>(ウガンダ)保健省、抗レトロウイルス薬の不足の理由について釈明
>(タンザニア)NGOが中心となり若者の生活習慣の変革を試みる
>(タンザニア)タンザニア人の60%しかエイズを知らない
>
>------------------------------------ Vol.9No.24号----
>◆発 行:(特活)アフリカ日本協議会
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>●対策・課題別記事
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>ハイチ:HIV治療への普遍的アクセスは可能か
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>【2013年7月22日】中南米・カリブ海でもっともHIV感染が拡大しているハイチにおいても、HIV陽性者の診療所でのケアへのアクセスを改善するための幾つかの追加措置を同時に講じることで、感染者のほとんどが、抗レトロウイルス薬治療を受けられるようになることが、シミュレーションにより判明した。
>
> WHOの新しいガイドラインでは現在、CD4値が血液1マイクロリットルあたり500まで落ちたら抗レトロウイルス薬治療が必要だとされている。今回の研究では、1マイクロリットルあたり350という、ハイチにおける以前の基準値に基づいて、5つの抗レトロウイルス薬治療実施計画の帰結が想定された。ハイチのデータを用いて、10年間5つの抗レトロウイルス薬治療実施計画を各々実行した場合の、HIV陽性者の総数と死亡率、抗レトロウイルス薬治療を受けるHIV感染者数、抗レトロウイルス薬治療向きの感染者の割合が予想された。
>
> 2010年の時点でハイチには10万3500人のHIV陽性者がおり、そのうち2万7300人が抗レトロウイルス薬治療を受けていた。その後も抗レトロウイルス薬治療を受け始める感染者の割合がこの時点と変わらなければ、2020年までに4万3千人が新たに治療を受け始めることになり、2020年の段階で感染者の56%が治療を受けることになる。この場合2010年から10年間で亡くなる陽性者の数はおよそ8万9700人となる。
>
> 誰もが抗レトロウイルス薬治療を受けられるようになるという最善のシナリオでは、上記の4万3千人に加えて、その17.1%に当る7400人が新たに抗レトロウイルス薬治療を受け始めるとされるのに対して、新規に抗レトロウイルス薬治療を受けられる感染者はゼロという最悪のシナリオでは、治療を受ける人の数は59.1%も低下して2万5600人まで減ってしまう。しかし最善のシナリオでは1万9500人が死なずに済み、抗レトロウイルス薬治療を受けられずにいる陽性者数も9900人まで減らせるのである。
>
> そのためには、症例を特定しそれをケアに活かすこと、抗レトロウイルス薬治療前の継続的なケアと治療といった、幾つかの追加措置を一度に講じる必要がある。
>
>
> これを実行するためにHIVケア従事者と資金提供者は、治療に必要な資源をより効果的・効率的に活用出来るようにならなければならない。この資源には、適切な人員、十分な保健施設、必要な物や人員の確保・管理・補給・輸送を実施するためのサポートも含まれる。
>
>原題: NEAR-UNIVERSAL ART COVERAGE POSSIBLE IN HAITI: MODELING STUDY
>出典:International AIDS Society
>日付:2013/7/22
>URL:http://www.iasociety.org/Default.aspx?pageId=5&elementId=15331
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>世界肝炎デーにあわせ、活動家団体が声明:C型肝炎の治療促進を
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>【2013年7月25日アクト・アップAct Up バーゼルBasel支部(スイス)発】スイスでは世界肝炎デーの前日、アクト・アップ バーゼル支部 ACTUP Basel(編集部注:ACTUP (AIDS Coalition to Unleash Power) はHIV/AIDSに関する直接行動を旨とするHIV陽性者主体のラディカルな当事者団体で、世界各地につくられている) が世界保健機関 WHO に対し、必要とする人々誰もがC型肝炎の診断および治療を受けられるよう対策を講じることを求めた。
>
>全世界で、合わせて1憶8千5百万の人々がC型肝炎ウイルスに感染していると見られている。C型肝炎ウイルスは、放置しておくと肝機能障害や肝硬変その他の合併症を引き起こす。HIVを抱えている人々も例外ではない。こうした危惧すべき状況にもかかわらず、WHOがC型肝炎ウイルスの駆除に不可欠なペグインターフェロンをWHOの必須医薬品リスト Essential Medicines List(EML)の補遺に加えたのはつい最近のことだ。WHOは人々の健康に大きく関わるこの問題をそれほど重要視していないようだ。世界中で直接感染したコミュニティーや彼らを支持する人々が、圧力を加えているにもかかわらず、妥当な医
療実践や適切な診断および治療の推奨についてのガイドラインはいまだ提示されていない。
>
>ホフマン・ラ・ロシュ Hoffman La Rocheとメルク・アンド・カンパニー Merck & Co.の二つの製薬会社がC型肝炎ウイルスの治療薬を独占している状態にある状況で、WHOは指導的役割を果たすことをいっそう求められている。この治療は、ロシュとメルクが薬剤価格を高く設定しているため、特に低・中所得国(L/MICs)では地域を問わず実施が困難になっている。この問題は健康保険制度のない国でとりわけ顕著だ。C型肝炎が世界的に蔓延する中、ガイドライン作成や現場での音頭取りにおいて指導的役割を果たし、人々が治療を受けられる機会を増やすよう低・中所得国に呼びかけることを、今、WHOは求めら
れている。
>
>WHOは、いま実際に蔓延しているわけでもない新型インフルエンザの対策に指導力を発揮しているが、C型肝炎には及び腰である。WHOのマーガレット・チャン事務局長 Margaret Chanは、直ちに目の前の蔓延に策を講じなければならない。世界の至るところ、あらゆる国で、多くの人々が現にウイルスに感染しているのである。アクト・アップ バーゼル支部は活動家や専門家の示す懸念に応じるようWHOに要求している。同支部はまた、世界中のあらゆる感染者やその他当事者のコミュニティーに対し、世界保健機構の各国または地域の支局に直接投書を行うよう呼びかけてもいる。
>
>WHO事務局の詳細については以下のページに全て記載されている。
>
>http://www.actupbasel.org/actupbasel/?-Margaret-Chan-WHO-are-MISSING-
>
>請願書はアクトアップ バーゼル支部 Act Up-Baselの署名入りで、同じく上記のページにて複数言語で閲覧することができます(英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、アラビア語、ドイツ語、ロシア語)。
>
>原題:On the eve of World Hepatitis Day, Act Up-Basel is urging WHO to take action for access to HCV diagnostics and treatments.
>出典:Act Up-Basel
>日付:2013/07/25
>URL:http://www.actupbasel.org/actupbasel/?Dr-Margaret-Chan-Fung-Fu-chun
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>(インド)結核予防計画は食料安全保障と連携すべき
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>【2013年7月30日 ニューデリー(インド)発】インドでは、保健活動家らが、改訂国家結核予防計画Revised National Tuberculosis Control Programme (RNTCP)と、治療成果を上げるために近々立ち上げられる食料安全保障計画とを連携するよう提言してきた。
>
>栄養状態が良好であれば、広範囲にわたって健康に良い影響を及ぼす。RNTCPは、食料への権利をはじめとする栄養と食料の安全保障計画に適切に連携すべきだった。栄養は治療成果に影響を与える要因の一つとされてきたと活動家らは言った。
>
>「薬物耐性結核対策 Programmatic Management of Drug-resistant TB (PMDT)に関するインドでの成功事例」報告書もまた、2010年5月以降、結核がインドで届出義務のある病気にも関わらず、結核治療を行う全民間医療提供者が未だに届け出をしていないことに警鐘を鳴らしている。プログラムを通知し、結核治療と予防対策を改善するために、この情報は欠かせない。結核治療と予防に関わる全職能団体、法整備機関、メディアは、積極的に連携すべきだ。
>
>保健制度の課題や世界的に大きな結核の負担にも関わらず、インド国内の1,420万人以上が短期直接監視下治療 Directly Observed Treatment Shortcourse (DOTS)を通じて、WHOが勧告する標準的な抗結核治療を受けられるようになるまで、インドの結核対策は進展した。
>
>しかし、結核はインドでの公衆衛生の最優先事項に留まったままだ。薬物耐性結核は、主な懸念事項であり、インドでは今後5年間で薬物耐性結核の全患者が品質診断と治療を利用できるように進めている。今や最新の根拠に基づいた検査室や診断設備と、薬物耐性結核に対する質が保証された治療計画が、州ごとにインド全土に存在する。
>
>インドの市民メディアである市民ニュース・サービス Citizen News Service (CNS)は、インド国内の主要14か所のPMDT施設を訪問し、主要4テーマ(カウンセリング、感染予防、診断および臨床サービス、治療および介護サービス)について、インドのPMDTガイドラインの整備状況を再調査した。
>
>その結果、家庭での感染予防措置に関する認識と実施が不十分だということが分かった。このことが、薬物耐性結核の感染者が家庭内で見つかるケースが多いことの理由として考えられる。今後、家庭におけるPMDT対策を強化することが、対策を全体として進めるうえで大変重要である。
>
>原題:Link TB Control Programme with Food Security
>出典:THE HINDU
>日付:2013/07/30
>URL:
>http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-national/link-tb-control-programme-with-food-security/article4968460.ece
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>多剤耐性結核の新薬の認可拒否に活動家たちが批判声明
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>【2013年7月26日 ニューヨーク発】HIV/AIDS研究と政策を行う独立シンクタンクである「治療行動グループ」Treatment Action Group (TAG)は、欧州医薬品庁European Medicines Agency (EMA)の対人医薬製品委員会 Committee for Medicinal Products for Human Use (CHMP)が、多剤耐性結核の治療薬として開発が進められている新薬「デラマニド」Delamanid の販売承認を勧告しなかったことを遺憾とした。
>
>デラマニドは、ここ40年以上で初となる新規抗結核薬であり、これまでの臨床実験で安全で、多剤耐性結核に対して有効だった。今回のCHMPの決定は、2ヵ月間の臨床後期第?相試験(204試験)に基づくものだ。同試験では、他の抗結核薬にデラマニドを加えた場合、結核治療に対してデラマニドの有効性を確認するには実施期間が短すぎると判断された。
>
>臨床第?相試験の研究で効果と生存率の上昇が認められた後、現在デラマニドを用いた臨床第?相試験の患者を登録している。具体的には、多剤耐性結核のバックグラウンド治療レジメンを受け、かつ6ヶ月間デラマニドを服用した患者と、2ヵ月間以下でデラマニドを服用した患者と比べると、53%に治癒の傾向が見られ、2年後の追跡調査では、生存率は約7倍に上った。しかし、半年間のデータが無作為でない非盲目試験だったことから、EMAはこの見込みのある救命薬をEU諸国で入手できないようにしている。デラマニドを創製した大塚製薬株式会社 (以下、「大塚製薬」)が、EMAに申し入れをし、失敗に終わった場合、デラマニドはEMA
認可まであと3年間棚上げされてしまう。
>
>TAGは、EMAのような先端機関が、デラマニドの申請を許可しないというひどい過ちを犯したことに当惑している。世界が薬物耐性結核の緊急事態に直面する中、早急な規制緩和が必要だ。この決定はもう一つの兆候を示唆している。つまり、世界の大部分の規制機関が薬物耐性結核などの世界的な健康の脅威に対して適切に対処する準備が出来ておらず、結核分野の革新にも対応できないということだ。
>
>TAGは、デラマニドを開発した大塚製薬に対し、人々がこの治療を確保できるように、 大きな負担を抱える国々に対して、例外的使用Compassionate useプログラムを展開し、出来るだけ早くアクセス調査を拡大するよう要請する。例外的使用が承認されれば、患者が承認前プログラムを通じてデラマニドを入手することが可能となる。
>
>原題:Treatment Action Group Criticizes European Refusal of New Drug to Fight Tuberculosis
>出典:Treatment Action Group (TAG)
>日付:2013/07/26
>URL:http://www.treatmentactiongroup.org/tb/press/2013/tag-criticizes-european-refusal-new-drug-fight-tuberculosis
>
>●地域別記事
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>(ウガンダ北部)内戦の次は「性の戦争」を闘う?
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>【2013年8月1日カンパラ(ウガンダ)発】(編集部注:この記事は、ウガンダの新聞「The Observer」に掲載された、ウガンダ北部に仕事に行ったあるIT技術者の手記です。)
>
>2012年12月及び今年の1月、IT技術者である私は、ウガンダ西部にあるカバロレ県Kabaroleとカセセ県Kaseseに滞在していたが、そこでたくさんの未成年の女性が、見知らぬ男性と、自ら望んで性行為を行っている光景を目撃した。
>
>そして数ヶ月前、私はオランダのNGO「オックスファム・ノヴィブ」Oxfam Novibが実施する「インターネット・ナウ」Internet Now 事業の技術チームの一員として選ばれ、ウガンダ北部にて活動する機会を得た。この仕事を通じ、ウガンダ北部内線の中心であったグル県 Guluをはじめとするアチョリ地方 Acholi sub-region に訪れることが多いのだが、そこでも同様に若い女性たちの無謀な振る舞いをみて、心を痛めることが多々あった。
>
>ウガンダ北部で、反政府武装勢力「神の抵抗軍」Lord Resistance Army (LRA)が紛争を起こしている最中、アチョリ地方では「夜の移動」と呼ばれる避難行為が頻繁に行われていた。夜になると、多くの子どもたちが、LRAの脅威を避けるため、より安全な市街地に睡眠をとるために避難したのだが、どうやらこの行為が紛争が終わった今でも習慣づいているようだ。
>
>若い女性たちは、今でも夜になると市街地に現れ、お金を得るためだけではなく、性欲を満たすために、性行為に及んでいる。グル県では、単純に性行為を楽しみたいという女性が多いというのは一般的に考えると驚くべきことかもしれないが、私はこのことを、とても人間的だと感じる。一方で、おかしいとも思う。さらに驚くことに、この女性たちは、妊娠の不安はあれど、HIVに感染することを恐れていないという。その理由の一つは、ウガンダ最大のAIDS対策NGOである「エイズ支援機構」The Aids Support Organization(TASO)の地域センターがグル県内にあり、そこで無料のARVを得られる限り、死ぬ
ことはないと考えているためかもしれない。このようにHIVの蔓延を恐れない人々がいることで、グル県内のHIV感染率はウガンダ全体の4倍近く高い22%となっている。
>
>なぜ特定のパートナーを持たず不特定多数と性行為を行うのか、複数の10代の女性に聞いてみた。すると、結婚は魅力的でないが、性欲を満たす必要もあるという答えが返ってきた。パートナーが性行為を拒む場合もあるとも言っていた。性欲を満たすため、パートナー以外の男性と性行為をするのだという。
>
>私は、グル県やウガンダの地方都市でHIVの感染の可能性がある行為を行っている若者たちの考え方を変え、HIV感染率を抑えることが急務であると考える。ウガンダ政府は、このような若者の性行為の事情を調査し、解決策を考えなくてはいけない。アチョリ地方やウガンダ北部のリーダー達は協力して、このような若者の無謀な行為を防ぐ方法を考えなくてはいけない。
>
>原題:Uganda: After LRA, Gulu Must Tackle the 'Sex War'
>出典:The Observer
>日付:2013/08/01
>URL:http://allafrica.com/stories/201308020699.html
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>(ウガンダ)保健省、抗レトロウイルス薬の不足を明らかにする
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>
>【2013年8月2日】ウガンダの保健大臣であるエリオーダ・トゥンウェシジェ博士 Dr. Elioda Tumwesigye は2013年8月1日に国内全体で発生している抗レトロウイルス薬不足は、保健医療施設に起因すると発表した。
>
>トゥンウェシジェ氏はウガンダの国家医薬品調達機関 National Medical Stores(NMS)が保健医療施設からの発注に対応するのに苦慮していることは認めたが、抗レトロウイルス薬不足に対しては次のように反論した。
>
>「NMSは十分な抗レトロウイルス薬を確保しており、保健医療施設からのウェブ発注に対して常時対応している。最大の問題は個々の保健医療施設が必要な医薬品量の見積もりを誤っていたため、十分な供給ができなかった。NMSはこれを過小発注とみなすべきだった」
>
>彼は保健医療施設に対してすぐに発注量を確認し訂正するよう呼びかけた。彼には公共医療サービス事務局長のジェーン・ラス・アッセン医師Dr. Jane Ruth AcengとNMSの部長モーゼス・カマバレ氏Moses Kamabare、そしてAIDS管理プログラムの国家治療コーディネーターのアレックス・アリオ医師Dr. Alex Arioが賛同した。
>
>この問題の対策として、保健省は現在、施設で働く医療従事者に対してウェブベースの医薬品発注システムの操作方法を訓練している。またNMSは医薬品不足に対処するため、地域センターを近い将来建設するよう計画している。
>
>トゥンウェシジェ博士は「NMSは2か月毎にAIDS管理プログラム(ACP)の認可を受けた1669件の医療施設に医薬品を届けている。2012年6月時点では抗レトロウイルス治療を受けている患者数は377,785人だったが、2013年6月時点ではその数が増加し、合計566,460人となった。医薬品は医療施設に届けられ、保健管理委員と警察か地区の検査官の立ち会いのもと、施設を預かっている人が受け取る」と述べた。
>
>原題:Health Ministry Clarifies On ARV Drug Shortage
>出典:New Vision
>日付:2013/8/2
>URL:http://www.newvision.co.ug/news/645677-health-ministry-clarifies-on-arv-drug-shortage.html
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>
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>(タンザニア)NGOが中心となり若者の生活習慣の変革を試みる
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>【2013年8月2日マラ(タンザニア)発】東アフリカの国タンザニアのNGO「開発と協力のためのタンザニア青少年連合」 TANZANIA Youth Aliance for Development and Cooperation(TYADCO)はHIV/AIDSや女性器切除に対する意識啓発の運動を推進する準備を行っている。同NGOはヴィクトリア湖とケニア国境に面するマラ県 Mara Region において、タリム地区 Tarime District をマラ地域における活動の最重要地区に定めた。理事のアロイス・ムウェマ氏 Mr.Aloyce Mwemaによると、プログラム実施の対象は中等および
初等教育を受けている子どもであるとのことである。
>
>このプログラムは先日、タリム地区議会議長のアモス・サガラ氏 Mr.Amos Sagaraが国会のタリム地区代表のニャンバリ・ニャンウィネ氏 Nyambari Nyangwineの名で開催した式典において始動した。
>
>様々な初等学校や中等学校から来た150人を超える子供たちが国立マイクロファイナンス銀行 National Microfinance Bank(NMB)の協賛するこの式典に出席した。ムウェマ氏 によると、サガラ氏 はタリムの学生たちに学校で勉強に励むよう熱心に説いていたという。
>
>NMB タリム支店の支店長であるアモス・ムブシ氏Mr.Amos Mubusiは、携帯電話の使用を控え、その分学業に注力するよう力説した。
>
>中でも特筆すべきは、近代的な情報センターを設立するというTYADCOの計画だ。設立が実現すれば学生たちは休日でも暇を持て余さずに済むだろう。「情報センターにはコンピューターが設置され、新聞や教科書が並びます。多くの若者は自宅から通学しており、情報センターが適当な場所にあれば路上での無益な活動に関与することも減るでしょう」と、プログラム始動後まもなくムウェマ氏 は『デイリー・ニュース Daily News』で語った。彼はさらに、職業教育訓練局(VETA)のセンターを金資源に恵まれたこの地区に設立することの必要性を強調した。
>
>この地区の女性器切除やHIV/AIDSに加え大麻の違法栽培を減らすためのプログラムについて、タリム地区議会を率いる人々と「実り多い話し合い」ができたとムウェマ氏は述べた。タリムは何年もの間、湖沿いの地域での大麻の違法栽培で名が通っている。
>
>原題:NGO Seeks to Transform Tarime Youths' Lives
>出典:Daily News
>日付:2013/08/02
>URL:
>http://m.dailynews.co.tz/index.php/local-news/20663-ngo-seeks-to-transform-tarime-youths-lives
>
>
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>(タンザニア)タンザニア人の60%しかエイズを知らない
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>【2013年 8月6日 ダルエスサラーム(タンザニア)発】東アフリカの国タンザニアでは、国内で蔓延するHIV/エイズに対する人々の関心を高めるため、国が政策を開始したにも関わらず、国民の6割しかこの感染病について詳しく知らない。国民の4割はこの感染病についてまったく知らないのだ。そのため、HIV/エイズの新規感染を減らすための活動が足踏み状態となっている。
>
>タンザニア国家エイズ委員会 Tanzania Commission for Aids(以下TACAIDS)のコミュニケーション責任者のミス・グローリー・ミズレイ氏 Ms Glory Mzirayはダルエスサラームで「現在、TACAIDSはHIV/エイズについてあまり知られていない農村部へ、さらなる直接的な取り組みをしている」と述べる。
>
>彼女は「すべての人たちが、この病気の感染原因と防止策に関心を持ってくれたなら、HIV/エイズとの闘いを完全に終わらせることができます。今、私たちは都心や農村部の人たち両方にHIV/エイズに関心をもっと持ってもらおうと必死で活動しています。この取り組みを通して、この国はあの恐ろしい感染症に簡単に勝つことが出来るでしょう」と述べた。
>
>彼女は「タンザニア政府と共同で取り組んでいるTACAIDSは、HIV感染が増加している地域へさらに焦点を当ててきた」と述べた。
>
>2011/2012年タンザニアのHIVとマラリア感染率の指標となる調査結果で、ンジョンベ県 Njombe がもっとも感染率が高いことが判明した。それ以下はイリンガIringa(9.1%)、ムベヤMbeya(9%)、ルヴマRuvuma(7%)、ダルエスサラームDar es Salaam(6.9%)と続く。一方で、島しょ部であるペンバPemba(0.3%)はもっとも感染率が低く、次にウングジャUnguja(1.2%)となる。
>
>そのような中、HIV/エイズが抱える深刻な問題をもっとも世間に伝えた、TACAIDS は地方のラジオ局で活躍する3名のトップジャーナリストを表彰した。
>
>グローリー氏は「彼らは自分たち独自の方法であるメディアを駆使してこの現状を地域社会に伝えた」と述べた。
>
>表彰されたのは以下の3名である。
>
>ルヴマ州のラジオ・マリア局Radio Mariaからママ・アフリカ氏 Ms Mama Afrika。キゴマ州のTBC・セントラル・ゾーン局 TBC central zoneからはエリシア・イザベラ氏 Ms Elisia Isabula、同州のラジオ・クイゼラ局 Radio Kwizeraからウィニフリダ・セレスティン氏 Ms Winniefrida Celestine。
>
>原題:Only 60 Percent of Tanzanians Aware of HIV/Aids
>出典:Tanzania Daily News (Dar es Salaam)
>日付:2013/08/06
>URL:http://allafrica.com/stories/201308060305.html
>
>
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>編集後記
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>こんにちは、編集員Yです!朝起きると時々肌寒さを感じたりと、段々と秋の気配が感じられるようになってきました。先日富士登山に行って参りました。世界遺産に登録されたからか、いつも以上に外国の登山者が多かった気がします。それにしても七合目から八合目は何度登っても辛い・・頂上で戴くあったかいラーメンだけを考えながら登っておりました。皆様も暮れ暮れもお身体ご自愛ください。
>
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