>Webで見る(バックナンバー) ⇒ http://www.melma.com/mb/backnumber_188863/
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>★労働者の政治的進出を断固勝ち取ろう!
>★社会主義とマルクス主義の旗を高く掲げよう!
>★闘う労働者の政党を新しく創り上げよう!
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>「海つばめ」ダイジェスト 第48号 2011年7月24日
> マルクス主義同志会 http://www.mcg-j.org/
> ——嵐よ! 強く強く吹き荒れろ!——
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>今こそ菅内閣打倒の旗を高く掲げよ——民主党政権はどんな正当性も失った
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> 2011年7月23日 マルクス主義同志会代表委員会
>
>民主党政権は、子育て支援政策に「所得制限」を導入することに同意し、野党に
>「財源の見通しが甘かった」と謝罪しました。しかし政権獲得後2年にして、よ
>うやくそんな当たり前の立場にたどりついたのですから、この党の愚劣さには
>あきれます。しかも、自民党などの圧力によってようやくそんなことをやると
>云うのですから、民主党が自民党と似たり寄ったりのお粗末政党にすぎないこ
>とを自ら白状する様なものです。
>
>しかもこのマニフェスト修正はまるで些細なもので、例えば、世帯主の手取り
>年収が1000万円以上の場合に、一律たった9000円に減額するだけといっ
>たもの。ふざけているとしか思われませんが、「子供を親の所得で区別しないと
>いう民主党の理念は守られた」と云って自画自賛しているのですから、この党に
>救いはありません。一体なんのための「所得制限」だというのでしょうか。
>
>一方では、「所得制限」路線に転向し、マニフェストの立場を変えたに見せか
>けて自民党などの譲歩を得ようとしながら、他方では、その「所得制限」を単
>なる見せかけ、形だけのごまかしにしようとするのですから、いい加減なもの、
>不真面目なものにしかならないのは当然です。そして、民主党の原則は守られ
>たと開き直るのですから、労働者はこんな党をほんのわずかでも信用できない
>のは余りに明らかです。
>
>子育て支援だけでなく、高速道路料金の無料化、ガソリン税、17兆円も無駄
>な財源が隠れていると豪語した財政再建などの問題のどれ一つとってもすでに
>破綻と公約違反は明らかで、民主党に政権に居座り続ける資格も正当性もない
>のは自明です。マニフェストがそもそも、本気で実行する政策ではなく、ただ
>国民を幻想で釣り、ペテンにかけてでも政権をかすめ取り、盗みとる手段にす
>ぎなかったのですから、こんな卑しい党が政権についた途端から破綻の道を歩
>み始めるのは避けられませんでした。
>
>こんな党を選挙で選んだことが厳しく反省され、またこんな愚劣な党しか選ぶ
>ことが出来なかったような小選挙区制などの制度は直ちに廃止され、また「政
>権交代」等をアジって民主党を政権に押し上げた朝日新聞などのえせマスコミ、
>腐れインテリらは断固として糾弾され、一掃されなくてはなりません。
>
>何よりも、民主党は直ちに政権の座から去るべきです、あるいは自ら去らない
>なら、労働者人民の実力闘争で打倒し、一掃すべきです、というのは、民主党
>にはすでに政権を担っていくどんな正当性もないからであり、しかも民主党は、
>菅政権を見ても居座りを策しているだけだからです。
>
>奇妙なのは朝日など、民主党の応援団の役割を果たしてきたマスコミです。朝
>日は菅内閣をいまだ支持しながら、「代表選への論戦を始めよ」とアジり始め
>ています(23日、社説など)。「菅内閣降ろしに時間と力を使うな」と云い
>ながら、菅内閣を追放した後の「代表選に進め、その準備をやれ」と云うのは
>矛盾も甚だしいのですが、そんなことも分からないまでに混乱しています。朝
>日は菅を、民主党を支持していいのか、それにあいそをつかすべきかで右往左
>往するだけです。えせ進歩的なマスコミの破産はすっかり暴露されてしまいま
>した。脱原発をするなら、菅を支持してもいいかに云い始めていますが論外で
>す。問題は単に原発のことだけではなく、民主党と菅内閣の政治、政策の全体
>に関わっているのです。
>
>自民党も民主党もすでにとことん破綻し、一日といえども政権の座においてお
>くことはできません、というのは、それが労働者にとって恐るべき災厄につな
>がるからであり、すでにつながっているからです。そしてこんな政党ばかりが
>はびこるような民主主義とか選挙(小選挙区制など)とかはインチキであり、
>少しも民主主義ではなく、即時に決定的な変革が実行されるべきです。しかし
>民主党と自民党といった、二大政党ならぬ、二"大愚"政党が自ら退陣すると
>か、自ら改革をするとかいうことは決してありません。
>
>今こそ、労働者自身の政権の樹立こそが必要であり、要請されているのです。
>そのためには、労働者の本当の政党が組織され、闘いを開始する必要があるの
>です。
>
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>活発な議論呼んだ二つの報告——原発問題を考える討論集会
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>7月9日に東京で「原発問題を考える討論集会」が開かれました。以下は、鴨
>下伸三氏と林紘義氏の報告です。それぞれ約30分の報告を、録音テープから
>起こしましたが、鴨下氏の報告は録音状態が悪く、要旨ということになりまし
>た。
>
>・放射線被曝は特別な問題——原発はなぜ危険なのか
>
>東京の多摩地区で活動している鴨下です。私は原発の専門家でも、核物理学の
>専門家でもありません。たまたま学生時代の最後に、「金属材料に中性子を照
>射したらどうなるか」を勉強しなさい、と言われて本を読んでから原発のこと
>が気になり、それに関した本を読んできました。ですから専門家ではないとい
>う点を了解して下さい。
>
>日本の原子力政策の最初は、1954年に、当時改進党で後に総理大臣になる
>中曽根が原子炉の予算として、2億3千万円あまりを国会に出してきた事では
>ないかと思います。中曽根は茅誠司に「学者がぐずぐずしているから札束で頬
>をひっぱたくのだ」と言ったと、武谷三男の著書で読んだ記憶があります。そ
>の翌年、1955年に「原子力基本法」が制定され、本格的に原子力推進の元
>が作られました。原子力基本法には三原則が書かれています。公開・民主・自
>主という事だそうです。自主については良く分かりません。他国とは独立に、
>と言うことでしょうか。公開・民主については、裏切りの連続だったことは、
>皆さんは良くご存じでしょう。特に1990年代には、原発の事故隠し・デー
>タ隠し・データ改竄など、良くこれだけやったものだと思うくらい、次々とボ
>ロが出てきました。これが、この間の電力資本と政府が共同で推し進めてきた
>結果と言っても、いいでしょう。
>
>原子力発電は既成の水力・火力発電と比較し、特別ではないと林さんは主張し
>ます。しかし私は特別だと考えます。
>
>一つは、核エネルギーそのものが、特別大きなものという事です。水力は水の
>位置エネルギーを運動エネルギーに変化して、それで水車を回し発電します。
>水そのものには何の変化もおきません。火力は炭化水素を酸化して、その発熱
>のエネルギーで蒸気を発生させ、その運動エネルギーでタービンを使い、発電
>します。石油や天然ガスはなくなりますが、それらを構成していた炭素、水素、
>酸素などは変わりません。一方核エネルギーによる発電では、物質の質量とエ
>ネルギーは等価である、と言うことを利用した画期的な事です。物質を構成し
>ている原子核そのものが別のものに変わってしまいます。化学反応の数百万倍
>というとてつもないエネルギーを出すことが出来ます。
>
>また、政府・電力資本は、原子力委員会、原子力安全委員会、原子力安全・保
>安院など、いくつもの組織を作り、原子力発電所に関した交付金を出したりし
>ています。
>
>そして原発の立地条件も、「安全神話」にも関わらず様々な制約があります。
>
>さらに、核エネルギーの利用には放射線の問題があります。ウラン鉱の採掘か
>らウラン235の濃縮、発電、使用済み核燃料の再処理、核廃棄物に至るまで、
>すべての作業において被曝があります。被曝労働を前提に発電が成り立ってい
>るのが、現状です。炭鉱の落盤事故、炭塵爆発、一酸化炭素中毒、じん肺(発
>電所でも)など、悲惨なことがあります。しかし、ウラン鉱の採掘から廃棄物
>の保管までの放射線の危険性は、核エネルギーを利用するに当たり必然的であ
>り、"本来的な"危険性というべきものです。
>
>こうした点から、私は原発は特別な存在だと考えるのです。
>
>核エネルギーの利用には、"本来的な"危険が伴うと言うと、林さんは「人知
>を超えた危険性を問題にするのは、宗教的タワゴト」と主張します。しかし、
>核エネルギーの利用に当たり一番の問題は放射線であり、それは生物にとって
>極めて危険であり、"本来的な"現実的危険ではないでしょうか。また、林さ
>んは「核エネルギーが危険なものであると思い込んでいる人々は、この宇宙そ
>のものが、核エネルギーによって輝いている、という一番根底的なことを忘れ
>ている」と主張します。もちろん宇宙は核エネルギーで輝いています。我々は
>その核エネルギーによって生命を与えられました。核エネルギーの発生に伴う
>放射線は、距離の二乗に反比例して弱まります。エネルギー源との距離は放射
>線を大幅に減らします。また、地球には大気があります。大気に含まれる様々
>な物質は、放射線を弱めます。また地磁気も一部の放射線を極地方に持って行
>きます。こうした条件下で、様々な形で放射線から防護された中で、地球に生
>命が誕生しました。こうして太陽から供給された、また地球自体から得られた
>エネルギーにより、普段は放射線を恐れることなく生きていけるのです。決し
>て「根底的なことを忘れている」という訳ではありません。
>
>現在、原発の稼働には採鉱から廃棄物保管まで沢山の被曝労働者を生み出して
>います。その例として、岩波ブックレットの『知られざる原発被曝労働』から
>一部を紹介したいと思います。「原発被曝労働者の場合には、被曝すること自
>体が労働の本質でありノルマですらある。原子力産業はある一定の人数の労働
>者が死んでいくことを前提にして存在する。労働者の使い捨てによって成立し
>ているといっても過言ではない」。「労働の本質」というのが正しい言い方か
>疑問ですが、原発の現場労働者の実態をよく言い表していると思います。原発
>労働者は高い放射線量の中では、ボルト一本固定するのに何人も労働者を並べ
>て、一人あたりの時間を決め、次々に人を入れ替えて作業をしています。こん
>な事をしていると、すぐ一年間の許容量5ミリシーベルト(今は何と250ま
>で上限を上げられた)を超え、一年間働けなくなってしまいます。そうならな
>いようにするために、線量計が「故障」していたり、「無」かったりします。
>今度の福島でもこうしたことがあったと、報道されていました。もちろん政府
>や電力資本が知らないはずはありません。かつて労働省の役人は被曝労働を、
>電力の供給のためには仕方ない、と発言してひんしゅくを買いました。まさに
>原発の労働者は使い捨てなのです。
>
>核廃棄物について林さんは、「ブルジョア達にまかせておけばいい。労働者人
>民はこれが有害な結果をもたらす形で"捨てられる"ことを許さないだけであ
>る」と主張しますが、これは"反原発運動"の一部ではないのでしょうか。単
>独で核廃棄物だけ取り上げるのも、良く分かりません。
>
>林さんは次のように主張します、「原発もまた一定の意味で、大資本の支配の
>結果でありその限り歴史的、必然的であった」、「最も危険なものは、生産力
>自体にあるのではなく、資本の利潤を優先させ、人々の"安全"を最後に考え
>る資本の支配である」。わたしは全くこの意見に賛成です。一番危険なのは、
>まさに資本の支配です。しかし原発自身も本来的な危険を持っており、資本の
>支配下では原発の安全を保てないから、今は原発を止めろ、という要求は正当
>ではないかと、私は考えます。
>
>資本の支配下での原発の危険性に対して、技術の発展がある、という意見があ
>るなら、太陽光発電等のいわゆる「自然エネルギー」にも技術の発展が認めら
>れるべきでしょう。
>
>しかし、私は専門家では無く、本当に「自然エネルギー」で人類の生活をすべ
>てまかなっていけるのか、分かりません。私の立場は中途半端ですが、以上が
>私の言える事です。
>(鴨下伸三)
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