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>さて、都議会に送って頂き、三年目に入ることとなり、都議会活動においても、新たな役割を担うこととなりました。改めて、これまでの、そして、今後の都議会活動について、ご報告申し上げます。
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>これまで、都議会議員として、二つのテーマを掲げて、活動して参りました。一つは、『都民の税金の使い方を変える』という従来からのテーマの下、外郭団体改革や、都の入札・信託物件の契約適正化に取り組んで参りました。そして、都議会都市整備委員会副委員長に就任した昨秋以降は、『アジアの都市間競争に負けない東京づくり』というテーマを掲げ、東京の中古住宅市場の活性化、羽田空港の更なる国際化などを都議会で取り上げ、議論を重ねて参りました。
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>更に、先般、行われました都議会本会議では、教育と経済という両面から、東京の競争力強化策を提言いたしました。
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>また、築地市場移転問題については、汚染された豊洲への移転反対・現在地再整備というこれまでの主張に加え、
>『豊洲の立地条件』及び『経済的価値』に焦点を当てることで、豊洲には市場ではなく商業施設こそ誘致すべきであると新たな提言を致しました。（この都議会での質疑内容についてはホームページのブログ『アジアの都市間競争に負けない東京を目指してその１〜その６』に記しておりますので、是非、ご覧下さい。また、新たなに製作した都議会レポート２０１１VOL.2にも詳細をご報告しておりますので、ご覧頂ける方は是非、ご連絡下さい。お送り致します。）
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>そんな中、東日本大震災及び原発事故を目の当たりにし、首都・東京独自のエネルギー政策の必要性を痛感しております。
>その為、同僚都議と共に『省エネ確保条例』を作り、都議会に提案するに至りました。その結果、自民・公明の反対を受けるも僅か一票差で可決成立させることが出来ました。議員提案条例が成立したのは二十一年ぶりとのことですが、今後も、これまで放棄していたに等しい都議会の立法機能を最大限追及し、都民目線の条例作りに挑戦して参ります。
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>最後になりますが、先月八月一日、政策調査会副会長に就任し、会派の政策立案を担当することとなりました。
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>併せて、東京の都市政策を所管する『都議会民主党・都市部会』の事務局長に選任され、八ッ場ダムなどに関する議論を取りまとめる役割を担うこととなりました。
>ご案内の通り、八ッ場ダムは、群馬県に建設計画が策定されて以来、およそ半世紀近く経過するも、未だ、ダム本体事業に踏み出していない大型公共事業です。
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>二年前の政権交代後、一度決めた公共事業についても周辺環境等の変化を分析し、計画の変更や修正を断行していくという民主党政権の方針の下、八ッ場ダム建設計画は一旦、停止し、データを徹底的に検証した上で、今秋に建設するか否かの結論を出すということになっております。
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>我々は都民の生活に責任を持つ都議会民主党として、治水及び利水両面から、ダムが都民にとって本当に必要か否かを判断しなくてはなりません。
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>つまり、仮に民主党政権が八ッ場ダム建設に踏み切ったとしても、我々都議会民主党として必要なしと判断すれば、東京都が負担する建設費用の一部を、来年度予算に計上しないこともあり得ることを確認しております。
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>こうした極めて重要な案件について、部会の事務局長として、議論をまとめていくことも私の重要な役割となります。
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>以上のように、八ッ場ダム問題をはじめとして、オリンピック誘致問題、築地市場移転問題など、都政の重要政策課題が山積しておりますが、皆さまからお与え頂いた都議会議員としての職責を全うし、課題解決に全力で取り組むことをお約束申し上げます。
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>引き続き、ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。
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>平成二十三年九月吉日
> 東京都議会議員 関口太一
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