>http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/783.html
>HS 783 2012/1/30 00:31:46
>投稿者: ts
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>裁量が低下し、投資家にとって退屈になるのは問題はないが、
>日銀同様、FRBの人事が政治に左右される現状では、
>目先の選挙ばかり重視する政治家や、ロン・ポールのようなポピュリストに
>金融政策が左右され、再び金融危機が発生するリスクが排除できるわけではない
>
>http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/34415
>透明性を増すFRBは退屈になる
>
>2012.01.30(月) 1月27日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
>米FRB、追加緩和策決定 米国債6000億ドル購入
>
>物価目標の設定などで大きく方針を変えたFRB〔AFPBB News〕
>
>米連邦準備理事会(FRB)の動きを観察する「Fedウォッチャー」の黄金期が終わろうとしている。
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> FRBの行動に対する強い関心は1970年代に始まった。ブレトンウッズ通貨体制の終焉が経済が大きく変動する時代をもたらし、金利動向が急激にグローバル化する金融市場を刺激するニュースになったからだ。
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> そうした中で、米国の中央銀行の神秘性が生まれた。魔法使いの命令のように、FRBの高官は謎めいた話し方をし、自分たちの行動を公表せず、金融市場で生じる結果から世界がFRBの行動を推測するに任せた。
>Fedウォッチャーの存在意義
>
> FRBは、畏怖の念を抱かせる2人の議長が支配する領土だった。1979年から1987年まで議長を務めたポール・ボルカー氏と、1987年から2006年まで議長を務めたアラン・グリーンスパン氏だ。FRBの観察と分析に対する需要はどんどん大きくなり、何百人ものエコノミスト、アナリスト、ジャーナリストを実入りのいい仕事に就かせておく家内産業に発展した。
>
> だが、1月25日にFRBが2%という明確な物価目標を発表し、FRB自身の将来の金利見通しを打ち出したことで、市場が中央銀行の意図を誤解する余地がかなり小さくなった。
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> FRBが救済や量的緩和に乗り出したために、ベン・バーナンキ議長の任期はFRBウォッチャーの活動の最後の盛り上がりを意味するようになっていたが、経済情勢がいずれ正常な状態に戻った時には、FRBの金融政策の意図は非常に明確になる。FRBは退屈な存在になるのだ。
>
> 透明性の高いFRBはバーナンキ議長が残す最も永続的な遺産になる可能性が高いが、議長が整えたプロセスは別を結果ももたらすかもしれない。バーナンキ議長は、圧倒的な権力を持つ最後のFRB議長になるかもしれないのだ。
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> 透明性の向上はFRB内部に民主主義の拡大をもたらした。そして、これら2つの力は互いに助長し合っている。
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>グリーンスパン前議長と違って、バーナンキ議長は、金利決定機関である連邦公開市場委員会(FOMC)での議論や意見の相違を奨励している(もっとも委員たちは今もバーナンキ議長のリードに従っているが)。
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> 2010〜11年には、特に6000億ドル規模の量的緩和第2弾の前後に、こうした意見の違いがFRB全体のメッセージを混乱させるような形で公の場に溢れ出ていた。
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> それに対する対応策の一環として、FRBは昨年4月に記者会見——議長がFRBのメッセージをコントロールする方法——を開始し、それが今では、明確な物価目標と金利見通しという形を取ることになった。
>より民主的になるFOMC
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> だが、金利見通しそれ自体が、FOMCをより民主的にするだろう。FRBは現在、FOMCを構成する17人の委員全員について、2012年末、2013年末、2014年末の金利見通しを公表している。
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> 1月25日に公表された数字は、大きな見解の相違を明らかにした。FOMCの3人の委員は今年中に金利を引き上げるべきだとの見方を示す一方、別の2人は2016年まで金利を上げない方がいいと考えていたのだ。
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> バーナンキ議長は記者会見で、政策は金利見通しに機械的に従うものではなく、FOMC全体の決定は今後も国家の判断となると強調した。だが、金利見通しが、FOMCの大半の委員が金利を引き上げるべきだと考えていることを示しているのに、金利を据え置いたりすれば、新たなコミュニケーション体制を無意味なものにするだけでなく、かえって誤解を招くものにしてしまう。
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> 新体制はFRB議長を規則で縛ることにもなる。バーナンキ議長、あるいは議長の後継者らはもはや、自らの使命に関するFRBの解釈を簡単には変更できなくなった。
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> 物価目標が2%に設定されていて、物価が目標を超える、あるいは下回るというのがFRBの見通しである場合、FRBの失業率目標が物価見通しと逆方向に作用することがなければ、FRBに行動を迫る大きな圧力が生まれる。それが、明確なインフレ目標を設定するということの意味だ。
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> こうした状況を考えると、リック・ペリー氏、ニュート・ギングリッチ氏、ロン・ポール氏といった共和党大統領候補者による攻撃が体現しているような、FRBに対する国民の怒りが頂点に達しているのは皮肉だ。
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> というのも、批判派はFRBのことを、傲慢だ、尊大だ、通貨の価値を低下させていると非難している。FRBがまさにそうしたことをしないようにする規則で自らの手を縛ろうとしている時に、だ。
>FRB議長職の権威は低下?
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> 恐らくFRBはまだ落ち着いた状態になっていないのだろう。金利見通しの形式は今後、微調整されるかもしれない。
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> 一方、FOMC内の民主化の進展により、地区連銀総裁が地元の銀行家や実業家によって選ばれる方法により大きな焦点が当てられるようになるだろうし、地区連銀総裁により大きな正当性を与えるための改革がさらなる民主化の進展につながる可能性もある。
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> バーナンキ議長の遺産を本当に感じるのは議長の後継者だ。並外れて権威のある人物——その経済的手腕でFOMCを支配できるような思想家——でない限り、彼らは自分たちが、数の減ったFedウォッチャーに観察される、権威の低下したFRB議長職の継承者であることに気付くことになるかもしれない。
>By Robin Harding in Washington
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