住民票ガイド

2011年8月9日火曜日

Fw: 峰崎直樹「官邸お庭番日誌」第44号

>皆さんこんにちは!峰崎直樹です。
>今まで名刺等交換させて頂いた方々や、御支援を頂いた方々に配信させて頂きます。
>恐縮ですが、メールの配信をご希望されない方は「配信停止」をsapporo@minezaki.net までご連絡ください。
>また、ご質問、ご意見がございましたら、あわせて上記のアドレスまでご連絡ください。
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>官邸お庭番日誌 第44号 
>2011年8月8日号
> 官邸お庭番日誌を語っているものとして、見逃せない事態が発生している。というのも、官邸の中庭
>にある孟宗竹が枯れ始めているのだ。お庭番と称しているおまえは、いったい何をしているのだ、とい
>うご批判を浴びそうであるが、風通しの悪さが原因のようで、こんなところに孟宗竹を植栽したのが問
>題だと思うのだが、それ以上に官邸と国民の間の風通しの悪さも原因なのでは、と思ったりしている。
>世界は再び金融・財政危機が火を噴き始めたようだ。お盆休みに何か起きそうな予感がする。
>□ふるさと呉市で講演
> 先々週になるのだが、7月29日から30日にかけて広島に出張した。29日には小生の生まれ故郷で
>ある呉市の税理士会で税・社会保障共通番号制度と消費税の10%への引き上げ問題を中心に講演し、翌
>日は広島市で租税訴訟学会の夏季研修会が開催され、その基調講演を頼まれた次第である。小生が呉市に
>在住したのが15歳の8月までで、その後は広島市の隣の府中町に移ったため事実上半世紀前のことであ
>り、ほとんど知らない人ばかりであったが、それでも懐かしい思いを込めて講演させていただいた。人口
>も合併したことで20万人を越えたと思われるのだが、呉駅前のあたりはそれほど感じないのだが、やは
>りいずこも同じで衰退しつつあるようなたたずまいが寂しい。戦艦大和の10分の1の模型が「大和ミュ
>ージアム」に陳列されているのだが、なんだかチャチなものに感じてしまった。実際の威容を知る由もな
>い者にとっては、写真や映画の上映のほうが迫力を感じてしまう。30日の夜には呉港の夜空を花火大会
>が明るく照らし出すので、見物に来たらどうですか、というお誘いをいただいたのであるが、先約があり
>残念ながら観覧することができなかった。
>□租税訴訟学会で講演、「幸福度に注目」を訴える
> 翌日の租税訴訟学会での講演は、いったい何をしゃべったらよいのか、迷ってしまった。だいたい学会
>というものに加盟したことがなく、基調講演などという格調の高いものを経験していないため、迷ってしま
>ったのだ。そこで、今後の税制を考える際に必要な日本社会の変化、という問題を提起し、最後にこれから
>の経済を計測していく指標として国民総生産、いわゆるGDPだけでなく、幸福度というものが必要になる
>ことについて問題提起をさせていただいた。幸福度についてはブータンというアジアの小国で、国王が熱心
>に進めてきたという記憶を持っていたのだが、実はフランスのサルコジ大統領が2008年にノーベル経済
>学賞を受賞したスティグリッツ教授やアジアで初めて受賞したアマーティア・セン教授らに幸福度の指標作
>りを依頼し、その報告書は2009年9月に報告され国際社会から大変注目されていたものである。その報
>告書をサルコジ大統領が高く評価しフランス公務員の必読文献になり、さらに翌年2010年3月ドイツの
>メルケル首相と合意をしてEUの「2020年戦略」として取り入れられるに至ったのだ。ちなみに、この
>EUの「2020年戦略」には、GDP成長率の数値目標が示されていない。
>□2010年3月、アメリカ・EU同時に幸福度を戦略目標に格上げへ
> 同じ2010年3月、オバマ政権のもとで大変な困難な議会内外情勢の下で成立した国民健康保険法が成
>立し、国民皆保険に向けて第一歩が踏み出されたのだが、その中の第5906条の中で、主要全国指標シス
>テムKNIS開発法が成立し、GDPに代わる新指標作りを全国科学アカデミーに依頼をして2018年ま
>でに幸福度に関する指標作りを作るよう法律の中で明記し、予算上の措置もとられることになり現在進行中
>である。アメリカ国内では、草の根のレベルで幸福度の指標作りの運動が展開されていたことが大きな力に
>なったとされている。奇しくもEUとアメリカで同時期に同じような目標を持つにいたったことは、残念な
>がら日本ではあまり知られていない。小生の大学時代からの友人である福島清彦立教大学特任教授からその
>経過を聞き、福島教授の書かれた『国富論から幸福論へ』(税務経理協会2011年5月刊)をいただき、その重
>大性を知った次第である。日本では、経済のこととなるとGDPの成長率がいくらになったのか、というこ
>とが注目されるのだが、それはそれで重要な指標には違いないのだが、それ以上に人間の幸福がどのように
>進展したのかがもっと強調されてしかるべきだ、というのが先進国の標準になりつつある。幸福度の指標は
>もちろん単一の指標ではなく、幾つかの指標、例えば健康、教育、雇用、余暇時間、環境などについての目
>標値への到達度などであらわされるのだろうが、経済の量的な拡大としてのGDPから、経済の質的な目標
>としての幸福度というものが今後の大きな課題になることは確実であろう。おそらく、今後はGDPの成長
>率と並んで、幸福度の統計数値の整備を進め、その達成度を真剣に論議をし、国際的な比較も進めていくべ
>きであろう。
>□幸福度の中身は全要素生産性に直結することに注目
> それでは、GDPの成長は無視してよいのか、といえば無視しないどころか幸福度の達成は、GDPの成
>長にも大きな関係を持っているのだ。それは、成長会計という観点から見たとき、成長率が資本の伸びと労
>働力の伸びは数値として明確に計測できるのだが、それを合計しただけで実際の成長率になるのではなく、
>それ以外の要素として全要素生産性というものが先進国経済の伸びの大きなウエイトを占めている。EUの
>国々では労働力の伸びや資本設備の伸びの合計よりも、全要素生産性のほうが高く、成長の50%以上を全
>要素生産性が占めている。では、全要素生産性とは何なのだろうか。それは、一人一人の働く方たちの能力
>のアップであり、また社会全体の信頼度の向上による生産への寄与といった要素も大きく作用している。能
>力のアップには、教育や職業訓練が大きく影響してくるし、人々の信頼の向上のためには健康や環境、さら
>には格差問題などの解決が重要になる。つまり、社会保障や教育の経済成長に与える影響は、このような形
>であらわれてくるわけで、幸福度の中で大きな焦点になっている健康、環境、貧困、雇用問題などの向上こ
>そが経済成長の大きなエネルギーになっていることを知る必要がある。民主党がこの間の選挙でスローガン
>として提起してきた「国民の生活が第一」ということの内実を、幸福度という観点からもしっかりと提起し
>ていくことこそが、いま求められているのだと思う。
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>峰崎直樹プロフィール
>1944年10月14日生
>1992年参議院北海道選挙区初当選
>〜2010年 参議院議員3期18年任期満了
>2009年財務副大臣
>現在 
>内閣官房参与
>◎峰崎直樹 官邸お庭番日誌
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